日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

相互依存

2007-05-09 | 他人のフリ見て我が身を正す
一般的に通用するか否かということもあるのですが
私がいつも使う言葉に「綱引きの理論」というのものがあります。

綱引きは1対1で行なうときは、
左右の対戦者とも100の力を出し切ります。
しかし、2対2のときは
200対200にならず、180(一人当たり90)の力になってしまう
では、3対3のときは
300対300にならず240の力(一人当たり80)になってしまう

このように人は無意識のうちに
味方がたくさんになればなるほど
一人当たりの力は出さなくなってしまいます。

これがいわゆる相互依存という現象です。
生産性が上がらないからといって、従業員を入れれば入れるほど
相互依存度が上がってしまい
一人当たりの効率はどんどん下がってしまいます。

それどころか管理者が必要になり
更に効率は悪くなってしまう・・・。

相互依存させないためには
目標設定と徹底した話し合い、ルール化が必要です。

相互依存をさせないための工夫が必要ですね。

コメント
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