日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

保証人ということ

2007-05-21 | 税金・節税・資金繰り
「借入の保証人さんに会社の現状を説明したいので同行して欲しい。」
某企業の社長様からこんなご依頼がありました。

保証人さんへの説明は正直気乗りがしない仕事のひとつです。
それは、「こんなことは自分は知らなかった。」というパターンが多いからです。

以前は、借入の際の保証人徴求時に
どんな種類の保証人なのか
どんな内容の借入なのか
返済できない場合、保証人はどのような役割を担うのか
このようなことは一切知らせず
ここにサインをしてください。
ここに実印を押してください。
はい、ありがとうございました。
こんな感じで保証人に成らせていたのが実情でした。

従って、何も知らなかったと言い張る保証人による
最近になって「保証人トラブル」が増えてきたのです。

ある借入のみの保証なのか
一定額までの借入の保証なのか
連帯保証なのか
根保証なのか・・・
すべて保証人の覚悟は違わなければならないのです。

もしも保証人に成っている方があれば
自分がどのような保証人に成っているのかを
金融機関に問い合わせてみて欲しいものです。
企業に聞いても分からないことが多いものです。

自分の身は自分で守る。
そんな気構えが欲しいものです。
コメント
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