日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

凡百の意見

2011-01-18 | 世間知らずな私
凡百の意見を聞くな!
これはプレジデント誌で「リーダーの掟」のコーナーで
相談に乗っている飯島勲氏の言葉です。

飯島氏は言わずと知れた元首相小泉純一郎氏の秘書だった方です。
私には坊主の姿がとても堅気には見えず
政界の影のドンだと勝手に思い込んでいました。

凡百・・・ぼんぴゃく、ぼんひゃく、ぼんびゃくなどと読むようですが
いろいろのものや人、もろもろ、かずかずという意味だそうです。

また、同じ行の中で「凡百を驚かせる」ともありました。

確かに人に意見を聞くのは簡単で早道のように思われます。
しかし、本当にそれが良いのかというと
「聞く=思考省略」という事になると思われます。

思考省略になれてしまうといつも答えを聞きたくなってしまい
自分では工夫したり考えられない思考回路になってしまいます。

凡百の意見
聞いてはいけないのでしょうね。


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言えない雰囲気

2011-01-18 | つれづれ
上司・・・「何をしたいの?」
部下・・・「いや別に・・・。」
上司・・・「そんなこと無いだろう。何かしたい事があるだろう。言ってごらん。」
部下・・・「いや特にないです。」
上司・・・「本当か? 後であれがしたかった、これがしたかったって言うんじゃないよ。」
部下・・・「本当に何もないです。」
上司・・・「そうか…。じゃあ、とりあえず、これでもしようか?」
部下・・・「は、はい…。」

こんなやり取りがあちらこちらに散見されます。
結果、部下は「結局上司は俺に自分の意見を押し通して来るんだよなぁ。」なんて言葉を同僚に愚痴っていたりします。

上司の立場からすると「あれほど何度もやりたい事を聞いてやったのに」と思うのですが
部下からすると「自分の意見なんか言える雰囲気じゃないよな」という事になるようです。
この辺りが上司と部下との間の微妙な関係という事にもなるのかもしれませんが
どんなに上司が優しく接しようと
部下は怖い上司の呪縛に囚われ
言いたい事が言えない状況があります。

これは、
怖い上司
ものわかりの悪い上司
意見を取り合わない上司
歩み寄らない上司
そんな上司像を嫌というほど部下に見せてきたことが原因です。

部下が歩み寄るべきか
上司が歩み寄るべきか…
鶏と卵の話のように
どちらが先かは難しい問題のようです。

ただ…、
私なら、気付いた方が歩み寄るべきだとは思うのですが…。
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