日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

ツケの付け回し

2011-02-03 | 危機管理
久しぶりの大型粉飾決算倒産と言って良いでしょう。
私達中小企業経営者も他人事と笑って見ていられない実情があります。

粉飾決算がいけない事はこれまでにも口が酸っぱくなるほど言ってきましたし
お読み頂いてる方々も耳にタコならぬ目が膿んでしまうほど読んで頂いてきました。

粉飾決算「昭和の時代から」 バイオの林原、更生法申請(朝日新聞) - goo ニュース

今回の倒産劇で最も大切なことは「粉飾決算をしていたためADR(私的再建)の手法がとれなかった」ことに有ります。
即ち、「ウソを吐(つ)く者を生かしておくほど世の中甘くはない!」という事なのです。

小さなウソを吐(つ)けば、そのウソを隠すためにもう一つウソを吐かなければならなくなります。
そしてそのもう一つのウソがばれそうになるとさらにもう一つウソを吐かなければならなくなります。
ウソがウソを増長させて行く
そんな悪しき輪廻に嵌り込んで行ってしまいます。

仕事を始めた時
会社を始めた時
人を雇い始めた時
そんな最初の頃の思いに「ウソを吐いてでも金儲けをしてやれ!」なんて思いはなかった筈です。

ツケのツケ回し
止めませんか?
出来ない事はありません。
私にはたくさんの企業様を悪しき慣習から抜け出させた実績があります。
そして、ウソの無い経営をして頂く切っ掛けをたくさん提供してきた自負があります。

もしも心の奥底に「粉飾決算」の文字を気にする自分がおられるのなら
思い切ってご相談なさってみてはいかがですか?
誠心誠意応援させて頂きますよ。
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だから働きたくない!

2011-02-03 | 危機管理
昨夜、私が勝手に心の師と決めている「中村文昭」さんの講演会に参加させて頂きました。
主催者は「拓新会」という税理士法人拓新さんのお客さまの会でした。
私は拓新さんの所長先生にお誘いを頂き参加させて貰いました。
当初180名定員予定だったらしいのですが、
会場に入ると300名ほどの参加者だったように思います。

これからしばらくは、中村文昭さんの講演会を通じて感じたことを書きたいと思います。

それでは第一弾で「なぜ若者は大人になりたがらないか?」という事についてです。
氏のお話しを聞いて、私達大人が子供達の夢を奪っている事が良く分かりました。
「大人になっちゃダメ!大人は楽しくないよ!大人は疲れるよ!大人になってもけんかばかりだよ!」って
日々教えてしまっているというものです。

どこの家庭にでもありそうな大人達の発言は
①仕事がつらい
②日曜くらい休ませてよ
③お前(我が子)達の為に仕事をしなきゃならないんだよ
④お金、お金、お金・・・、あ~あ、お金がないなあ
⑤また今日も残業だった・・・。あ~、しんど
⑥なんで私にばかり子供を押しつけるのよっ!
⑦あなたの収入が少ないからこんなひどい生活しなきゃいけないのよ
⑧働けど働けど我が暮らし楽にならずかあ~
これ以外にも、口をきかぬ両親、ケンカばかりの両親
これに暴力など飛び交っていようものなら
子どもたちは絶対に大人になりたくないと思ってしまうでしょう。

今日からは
①今日も仕事が楽しかった
②俺の仕事がこんなに世の中の為になっている
③仕事のお陰でお父さんの笑顔が自然と湧いてくるんだ
④稼ぐのも大切だけれどお金の出口も大切なんだよ
そしていつも明るく笑顔でいる事が出来れば
きっと子供達は「だから働きたくないっ!」なんて言わないのでしょうね。

さてさて先ずは私自身が、光り輝く大人となりましょうか(*^^)v
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