生れてきた理由

若かりし頃必要が無いのにしばしば考えた事
それは「自分はなぜ生まれてきたのだろうか？」ということです。

さすがにこの年齢になってしまえば
「生れてきた理由」は
それは夫婦の営みによって・・・

いえいえそんな事では無くて
生れてきた意義を見つめ直してみたくなっていたように思います。

生れてきた理由は
人を怨むため
人を羨むため
人の目を気にするため
悲しむため
哀しむため
見栄を張るため
モノを買い集めるため
お金持ちになるため・・・

生れてきた理由がそんなところにあるとすると
なんだか悲しくなってしまいます。

私なりの「生れてきた理由」それは
周囲の人たちに「ありがとう」を言うためだと思っています。
若かりし頃には持ち得なかった「生まれてきた理由」です。

「生れてきた理由」を周囲の人への
「ありがとう」を言うためという事に置いてしまえば
朝目覚める事が有難い
新聞を配達してくれる事が有難い
朝ご飯を作ってくれる事が有難い
笑顔で「おはよう」を言ってくれる事が有難い
顔を洗わせて貰える事が有難い
・・・

朝だけでも何十何百もの「ありがとう」を思う事、口に出す事が出来ます。
「生れてきた理由」を「ありがとうを言うため」に置いてしまえば
楽しい毎日が過ごせそうですね。