晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

愛車プリウスとの別れ

2020年03月21日 | 雑記

次の車との引き換えに明日渡すことになった愛車プリウス。先日洗車したばかりだが、その後に秩父の山へ出かけたのでもう一度念入りに化粧直し。ボディ、ガラス、タイヤそして車内のインテリア周りやシート、フロアーカーペットに見えないところも。こんな丁寧に磨き上げたのは購入以来、初めてのような気がする。7年間乗って来週に3回目の車検を迎える車。燃費はもちろん乗り心地にも満足しているのだが何せ99000kmの走行距離。出来ればあと10年くらいは運転を続けたい。そうなると無理そうだし、これから下取り価格の急激な低下もある。それで思い切っての車の乗り替え。このプリウスには百名山の最終コーナーも一緒に走ってくれた。98・99座目の南アルプスの光岳・聖岳、そして100座目の大朝日岳。長野・岐阜の県境や山形県までの遠くまで。感謝とともに、新しいドライバーさんとこれからも元気に走り続けてほしい。

 

 

 


磯野剛太さんの死を悼む

2020年03月16日 | 雑記

全国紙の訃報記事で知り合いを見かけることは全くと言っていいほどない。その欄で先日亡くなったことを知った磯野剛太さん、知人というほどの関係ではないが以前お世話になった方だ。八ヶ岳山麓で行われた山岳ガイド資格習得の講習会でのこと。磯野さんが講師で受講生は我々3人という少人数。マンツーマンに近い中身の濃い数日間を寝食含めて過ごした。基礎的知識の座学も少しあったが中心は実技で安全管理、専門的知識と技術、ガイド業務など多岐にわたった。2万5千分1地形図とコンパスを使用して野外での読図、ロープ技術と登山道で滑落者を救助するセルフレスキュー、杣添尾根から横岳の往復登山では受講生一人づつが先頭を歩いてのガイド実務も行なわれた。初日の夕食は磯野さんの手による鍋料理、翌夕は山荘庭でビバーク訓練を兼ねた野外料理の実習。社会人山岳会に在籍中の他の二人に比べて何かと失敗を重ねる受講生。だから磯野さんの豊富な体験を交えた山談義で過ごす夜が一番楽しかった。人柄がうかがえる柔和な笑顔と活躍ぶりはその後もテレビ・雑誌などで何度か拝見しており、まだお若いのに残念というほかない。厳しくも優しく指導いただいたあのときの感謝をあらためてお伝えしたい。

 (朝日新聞3月14日掲載記事より)

 

 


春3月、梅満開も心は冬

2020年03月01日 | 雑記

気象庁の季節区分では2月までが冬、3月からは春。早速、それにふさわしい4月並みの陽気の日で始まった。我が家の梅も相当早く満開を迎え、そよぐ春風にもう散り始めている。喜ぶべき季節の到来だが浮き浮きしていられない。新型コロナウィルス感染の不安が広がっている。学校の全国一斉休校の要請など政府の方針が示されたが、肝心の検査体制や関連施策の中身がお粗末。疑われる症状が出ても検査してもらえない。その前に予防のためのマスクが買えない。なぜかトイレットペーパーやティッシュペーパーに続き米も売り切れ。近くにある花と農産物販売のパンジーハウスで精米してもらい、やっと確保。ここでお目にかかったのは中止となった「びっくりひな祭り」のひな人形。サテライト会場なのでこれから片付けされるらしい。バタバタで迎えた3月、心は冬のままだ。身体の免疫力低下でウィルスに侵入されないよう自己防衛するしかない。

 

    

 

    

 

    


補正予算は成立したが

2020年02月07日 | 雑記

今年度補正予算が1月末に国会で可決、成立して「サポカー補助金」事業が正式に行われることになった。近年、高齢運転者の交通事故が問題となっている。それを減らすため措置で、安全装置が搭載された車の購入に対して補助するというもの。今まで補正予算などには全く関心が無かったが今回だけは別で、まずは一安心。というのも昨年末に買い替えを決めた車も対象となり、申請で10万円が補助される。間もなく手続きの詳細が決まり、補助金の申請受付が始まる。そこで気になることがひとつ。補助金が予算総額に達した段階で終了となってしまう。契約時に説明を受け、了解しているものの納車予定が何と3ヵ月先。3月末から4月の初旬、車を手にしてからの申請。大丈夫とは思うが内心穏やかではいられない。ディラーからの最近の連絡でも納車予定時期の変更は無いとのこと。こうなると補助金の受付開始が少しでも遅れてくれないだろうか。勝手ながらそう思ってしまうのだ。

  


選抜高校野球、北海道十勝から2校出場!

2020年01月25日 | 雑記

高校野球シーズンの先陣を切るセンバツの出場32校が決定。嬉しいことに郷里北海道の十勝から2校も出ることになった。白樺学園は昨秋の北海道大会で優勝しており順当な選出、もう1校は21世紀枠3校に全国9候補の中から帯広農業高校が選ばれたのだ。同一地域での2校目は難しいと思われたが、日々の農業実習など練習環境を乗り越えての秋季大会4強入りが評価されたようだ。この2校は十勝で過ごした中学・高校時代の記憶の片隅にある。白樺学園は高校受験の際に実力を試す友人らとともに特待生入試を受けたところ。帯広農業高校は昨年のNHK朝ドラ『なつぞら』で主役が通った「十勝農業高校」のモデル校であり、ドラマでは「勝農」(かちのう)と呼んでいた。同級生が入学した当時、今の校名になっていたはずだがそう言っていたような気がする。地元の風景とともにドラマを半年間、懐かしく観させてもらった。両校とも選抜初出場、70年以上も出場のない母校に代わって甲子園での活躍を期待したい。

 (下:朝日新聞2020年1月25日記事)

 

<帯広農業高校の感動のYouTube(部活ピーポーさん)を見つけた。昨夏の北北海道大会で流した涙を1・2年生が受け継いで今回のセンバツ甲子園出場の夢につないだ。”泣くな!”前を進もう。>


今年の休肝日は飲酒ゼロを

2020年01月03日 | 雑記

娘三家族がさみだれ式に訪れ、その度に乾杯を繰り返した正月。定番のビールに焼酎やワイン、ウィスキーも用意したが一番多く飲んだのは日本酒。手土産として貰った「門外不出」という名の酒を加えて3種類となったので飲み比べを。結果、この”大胆不敵”とも言うべき「門外不出」の軍門に下ってしまった。栃木県小山市の酒造会社で造られたこの酒はチラシのコピーどおり<やわらかく優しい味わいの純米吟醸酒>。スッキリしていながら程よいコクがあって美味い。ほとんど一人で飲み干してしまったようだ。飲み過ぎ特有の頭の痛みは無いが胃が重い。数年前から始めている週に一度の休肝日。だが缶ビール1本やワインのグラス一杯は飲むうちに入らず、と最近は有名無実化している。週一はアルコール1滴も飲まないことにしょう。国の有形文化財指定の蔵まで出向いて「門外不出」にまた会うために。

 

 

 

 


2020初ウォークで初日の出!

2020年01月02日 | 雑記

前日の大晦日からの強風がまだ残っている2020年元旦の朝。近郊の山からの初日の出は諦め、ウォーキングでさきたま古墳へ行くことにした。支度に手間取って5:30の出発。さきたま緑道の遊歩道には風に折れた木枝が転がっている。ヘッドライトで足元を確認しながら歩く。夜空の星がいつの間にか消えて5kmの終点、さきたま古墳群の公園に到着。日の出時刻まで15分。車で来た多くの人とともに丸墓山に登り、寒さに我慢しながら日の出を待つ。地平線に伸びる雲に遮られて遅れること10分。上端に輝きが見え始め、間もなく陽の光が差し込む。ぐんぐんと広がる火の玉は力強く、満ち溢れた温かみを届けてくれる。いい初日の出だった。平穏な1年を確信した。いやそう思いたい。

       


年の瀬、柚子とミカンの収穫

2019年12月24日 | 雑記

先日の冬至の日、柚子風呂で少し採っただけの庭の柚子。今年は形が小さく、数も少ない。裏年なのか、それとも去年収穫後の剪定が悪かったのか。近くのさきたま緑道沿いにある無人販売で見かけた柚子も確か小さかった。紅葉の色づきや野菜の出来具合と同様に今年の気候のせいかもしれない。しかし、もう年の瀬。これ以上待っても大きくなりそうにないので採ることにする。枝にトゲがあるので手袋をはめ、脚立にあがって手を伸ばす。柚子の香りを楽しみながら20分ほど、少ないのですぐに終わった。ついでにミカンも収穫。こちらも実った数が少なく、時々味見してきたので残りは十数個。冬の味覚に加えて、もう間もなくの正月を待つ。

 

    

 


天気に期待、庭のミカンと柚子

2019年12月07日 | 雑記

この時季、我が家の小さな庭で待ち望んでいるミカンと柚子。6月の梅とともに楽しみにしている果樹だ。ところが今年は夏から秋まで例の異常気象続き。元々、この2つの樹は陽射しが少ないところに植えている。どうなることかと気をもんでいたが、遅いペースながらミカンが色づき始めた。試食してみると、早すぎたのか酸っぱい。柚子のほうは、数は例年並みだが形が小さい。それぞれ夏の天気はともかく、秋以降の低気温と陽射しの不足にあるのではないか。どうやら真冬の寒さも明日からは平年に戻り、陽も降り注ぐらしい。人も果樹も気になる天気、その予報に期待したい。

 

    

 

    

 


パソコンにお茶を飲ませてしまった

2019年11月09日 | 雑記

先日、起動中のパソコンに食後のお茶を飲ませてしまった。ほかの物を取ろうとしてカップに手が当たり、あっという間にパソコンのキーボードは大浸水。すぐさまタオルで被せてあったカバーも外して拭き取る。濡れた痕跡からすると左側を中心にカバーのすき間から内部に入ってしまったようだ。間もなくパソコン画面が消えたり、点いたりするので電源をオフ。さらに念入りに拭いて、電源を入れようとしたが反応なし。この間、スマホで対処方を検索、パソコンに詳しい知人にも連絡。その仰せによれば「電源を切り、パソコンをひっくり返して自然乾燥。電源を入れるとショートして復旧困難になる」。早速、風通しの良い部屋に運び、タオルを敷いた上での自然治療。1週間程度というネット情報もあったが、知人は乾けば試行しても良いと言う。”乾けば”といっても中の状態が分からない。不安のまま過ごし、念のため買い替えも考えてパソコンのチラシもチエックする日々。そして3日後、思い切って電源を入れてみた。やったー!無事に起動した。十数万の出費やらデータ消失の心配も消えて、胸をなでおろす。ジュースやコーヒー等の場合はもっと面倒だったようだ。以降、パソコン周りでの飲物には注意を、飲酒後は特に気を付けているのは言うまでもない。

 


大型台風の一夜が明けて

2019年10月13日 | 雑記

関東を直撃した大型台風。各地に河川の決壊や土砂崩れなどの大きな被害を残こした。我が家周辺も激しい雨や風が終日続き、雨量の多さに一番心配したことは洪水。だが近くの元荒川は低い位置だし、武蔵水路は流水量を調整するはず。もうひとつの荒川は川幅日本一で2.5kmもあるが、これは両岸の堤防間のことで実際に流れている川幅は狭い。と、安心しきっていたら、防災放送で何度も荒川氾濫の可能性ありとの避難勧告。大丈夫と思いながらも念のため、浸水時には2階に避難しょうと貴重品、ヘッドライト、ラジオなどを準備。幸い夜半には雨も収まり、大事に至らずに済んだ。朝になって早速、その荒川に。いつもは30mほどと言われる川幅がその何十倍も。こんな時に不謹慎だが、同じく日本一の水管橋とともに普段は見れない光景。しかし、河川敷のパークゴルフ場や関連施設は水没、間もなく満開予定のコスモス畑も全滅だ。その後に畑の様子を見ようと市民農園に向かった道路が冠水、引き返すはめに。人災無くとも自然災害の脅威の一端を見た思いがした。

 

    

 

 

 

 


今年の緑のカーテンは50点

2019年08月25日 | 雑記

どうやら猛暑は終わりつつあるようだ。今年の夏を振り返るのはまだ早いが、我が家の緑のカーテンの結果は出た。1階の居間のガラス窓2面にゴウヤ、そしてガラス戸1面に朝顔。しかし3面とも緑の葉が広がらずスカスカ。ゴウヤの実は僅か数個で朝顔の花も多く咲かなかった。実や花はともかく、陽射しを遮ってくれるカーテンの役割が欲しかったこの夏。採点すれば50点ぐらいだろうか。今までも地植えではなくプランター栽培だったので、原因は昨年採取した種の問題か長梅雨か。周囲のお宅にも聞いて来年に備えよう。その前に、天気予報が伝える暑さのぶり返しがほどほどで願いたいものだ。

 

       

  

        

 


熊谷の夏に、熱い思いー時効迫るひき逃げ犯の情報を!

2019年07月05日 | 雑記

しばらく太陽に会えない日が続いている。曇天と雨の日が多い今年の梅雨だが、それももう少し。隣り街の熊谷にもうすぐ暑い夏がやってくる。涼しさを感じてもらおうと熊谷駅の北口・南口には今年も階段アートが出現。そんな時季、特に今年の夏を特別な思いで過ごしている人を知った。それは、この地で10年前に起きた”ひき逃げ事件”で我が子を失った母親その人。癒えることの無い悲しみに加えて、息子をひいた犯人が捕まっていないという残酷な状況が続いてきた。そして夏が終わりとなる9月30日にその時効を迎える。この事件の情報を集めようと母が開設したブログには、チラシ配り・署名活動や真相究明のための事故の再現など、これまでの奔走が綴られている。「いきなり引っ越しした」「車を突然に廃車」「車を突然に買い換えた」「何年も車を放置している」など、 犯人逮捕に繋がる少しの手がかりでも、との必死の訴え。時効が日一日と迫る中、多くの人の目に、耳に届けられ、母の願いが叶えられることを切に祈りたい。

 

   

 

        

 


京都からの便りは北国の初夏

2019年06月29日 | 雑記

S氏から久しぶりのメール。現役時代に同僚だった彼は、畑違いのIT企業に転職して京都に長いこと単身赴任している。時折、周辺の季節の情報を送ってくれるので勝手に京都支局長と呼んでいる。今回は休みが取れたとのことで珍しく京都・奈良を離れ、北海道旅行のレポート。添付写真の「積丹ブルー」「神威岬」は数年前に訪れた懐かしい場所。そして「青い池」「白ひげの滝」は今年9月、大雪山麓の紅葉撮影の際に立ち寄る予定のところ。一緒に仕事していた時はもちろん、ロサンゼルスへの職場旅行の際もメキシコ国境の街サンディエゴへ二人で出かけるなど、気の合う仲だったことを想い出させてくれた。転勤で付き合いが減ったころ、ヘッドハンティングされたと聞いた。幹部社員とは言え異業種、そうでなくとも胃部切除の前歴ある彼が相当な苦労を重ねたことは想像に難くない。ひととき、初夏に向かう北海道の大自然にふれて多少でもリフレッシュできたことを共に喜びたい。近い将来の引退時期にむけ、そろそろ始めるという彼の言う“ボクの細道探し”、今度ゆっくり聞きたいものだ。(写真は全てS氏撮影のもの)

 

    

 

       

 

   

 

 


カナダ行く前のeTA申請は慎重に

2019年06月23日 | 雑記

eTA(電子渡航認証) とは、カナダへ航空機で入国の際に取得が義務づけられているもの。3年前に導入され、一般の観光客は全員が取らなければいけない。旅行会社等に代行申請してもらう方法もあるが、取得料7カナダドル以外に代行手数料がかかる。パソコン申請で比較的簡単とのこと、2か月先の旅行だが早速取ることにした。パスポートとクレジットカードを用意、ネット検索で見つけたサイトに入る。基本的に英文と聞いていたが日本語での入力。トップページは正規のようだし最近、入力方法が簡単になったのだろうと勘違い。問われるままに入力を進め、最後にカード情報を打ち込んで決済。と思ったら、料金が6千数百円になっている。取得料は円換算で600円前後のはずだ。急遽取り止め、もう一度探すとカナダ市民権・移民省の公式サイトが別にあった。そして手順を分かりやすく説明してくれるサイトもあり、参照しながら入力。現住所のハイフンの入力不要だけが分からず、手間取ったが何とか完了した。支払いも7カナダドルのみ。すぐにメールで<You are now authorized to travel to Canada by air.>が届いた。あらためて最初のサイトをよく見ると、下のほうに極小の文字で<代行申請>の記載が。このような大事なことは最初に、字も他と同じ大きさで<代行申請のご案内です>など分かりやすい表現すべきだ。やれやれ、北極圏から400キロの地・イエローナイフは遥か遠い。