晴耕雨読、山

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哀しみのウクライナは、映画だけで

2014年03月06日 | 雑記

戦争の悲哀を描いた映画『ひまわり』に出てくる広大なひまわり畑。地平線まで続くその美しい風景はウクライナ南部が舞台になっているという。首都キエフから南へ500kmほどのヘルソン州、地図で確認すると今まさに緊迫のクリミア半島に接している。「ロシアは自らの国益とロシア語を話す住民を守る権利がある」とかの大統領は言う。かってソ連が「プラハの春」を軍事力で制圧した時と同じような理屈だ。この話は縁遠いものではなく、安倍政権が憲法解釈を曲げて行使を容認しようとしている「集団的自衛権」をも連想する。どちらも気になるが、7月下旬ころに咲き誇るというひまわり、何事も無かったかのように青空に黄色く輝いてほしい。

(数年前の9月、北海道網走郊外のひまわり畑)