晴耕雨読、山

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殺し文句には弱い

2015年01月12日 | 雑記

年明け早々のメール。件名が「不要不急のメールです」。うっかりすると迷惑メールとして削除しかねない。茶目っ気たっぷりのこの差出人は現役時代にお世話になった方。以前も同タイトルの本の出版案内があったが、その2巻目。前回は内容が業界関係のものであり、デジタル版なので購入を見送った。メールには前回の販売結果について、人望と人情を嘆きながらも購買者リストを見て<感涙が止まりませんでした>と。続けて、デフレ脱却への意気込みを期待、法律的な思考法は身につくなど。但し<その読む時間を別のことに使った方が有意義と言われれば、その通りですと答えるしかありません>。振込め詐欺の被害予備軍と言われるかもしれないが、情に訴えられることにはめっぽう弱い。“法律的な思考法も身につく”(かもしれない)。もちろん、現役離れても相談事に気安く乗ってくれる好人物からの要請、迷わず購入することに。いつもの年賀状・暑中見舞いも大体こんな調子で、商売柄の口達者が文章にも発揮されている。民事専門のはずだが、殺し文句も大得意だ。