去年の秋以来の志賀高原の大沼池。秋と言っても10月下旬の一帯はすでに紅葉は終わっており、晩秋のたたずまいだった湖。今回は夏真っ盛りで緑の葉影濃く、エメラルドグリーンの湖面に絵の具を広げていた。駐車場から林道を1時間少し歩くので観光客もそれほど多くなく、この日もしばらくの間は一人きり。クマ出没が心配になるくらいだった。ビューポイントの池尻から湖畔沿いを少し歩いてみる。遠くに見えた朱色の鳥居が近くに見え始めると湖面はコバルトブルーに。その神秘さは伝えられている悲恋の大蛇伝説の黒姫を思い浮かべてしまう。今年の秋はぜひとも紅葉の真っ最中に訪ねてみたい。
樹影を写して
大蛇神社の鳥居
近づくとブルーに
でも、この色に