晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

清雲寺のしだれ桜に会いに

2019年04月10日 | 写真&旅

仙元山麓のカタクリから秩父市の清雲寺に移動する。午後なので反対車線は帰り車で渋滞中。こちらは市内を抜けるときに多少混む程度。秩父鉄道武州中川駅の手前、案内板に沿って進むと手招きする駐車場が見えてきた。そのひとつに停め、歩いて5分くらい。売店も多く出て、賑やかな境内に入る。周囲一帯は薄紅やピンク色のしだれ桜、ピークを少し過ぎた感じもあるが見事な景色だ。ひと通り眺め歩いた後、近くの長泉院まで足を延ばす。ここは秩父札所29番、桜は遅かったが傾きかけた陽にミツバツツジがきれい。先ほどの喧騒から離れ、静かな時を過ごす。そして清雲寺に戻り、夕闇を待つ。先ほどより見物者が増え、6時から今期最後のライトアップ。見上げれば妖艶な姿に変わり、その放つ色香に呆然と立ち尽くす人たち。案内チラシのコピーにこうあった。<秩父を彩し600年。貴方は桜に、何を問う。>