晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

春の雪山は楽し黒斑山(浅間山)

2020年03月09日 | 

高峰高原・車坂峠へ続く車道は乾いてスタッドレスタイヤも用無し。関東に前日降った雨が降雪とはならなかったようだ。駐車場周辺まで来てやっと雪景色。今日は暖かそうなので雪山支度も軽装備。ただし靴には6本爪アイゼンを装着、サングラス必須で出発。先ずは小手調べの車坂山。カラマツ林の中、固く締まった雪道を緩やかに登る。そして鞍部へ下り、急坂に取り付く。何度か樹林帯が切れたところに現れるビューポイント。春の陽光と景色を楽しみながらひと息入れる。高度を上げるにつれ八ヶ岳から南・中央・北アルプスの白い山なみラインに目を奪われる。アイゼンで足元を安定させつつ急登を続けて火山シェルター、その先に槍ヶ鞘。目の前に登場した堂々たる浅間山と2年ぶりの再会。これからの道は外輪山の縁をたどる。少し下って中コース分岐を過ぎ、雪が溶け凍土やぬかるみになった急斜面を登るとトーミの頭。再びカメラを手にして浅間山を撮りまくる。そして黒斑山へ、樹林帯の平坦な道から我慢の登りで到着。眼前に本日、三度めとなる威厳に満ちた浅間山。雪の山襞、前掛山山頂へ延びる登山道、遠慮気味の噴煙など飽きずに撮る。風が出てきたので先の蛇骨岳、仙人岳は止めてここまでとし、往路を下って帰る。稜線から離れれば風も無く、穏やかな春の雪山。照り返しを気にせず途中、勝手に命名の“展望カフェテラス”でゆっくりお茶を楽しんだ。新雪があれば被った樹々や浅間山が空のブルーに一層映えたのでは、との贅沢心はすっかり忘れて。2020年3月9日(月)(上信越道・佐久北ICより40分の高峰高原ビジターセンターに停める)駐車場1973m 08:45~(表コース)~09:05車坂山~10:05槍ヶ鞘10:15~10:25トーミの頭2300m 10:35~10:50黒斑山(くろふやま)2404m 11:10~トーミの頭11:30~11:45槍ヶ鞘(昼食)12:05~(表コース)~車坂山13:00~13:15駐車場<温泉入浴はすぐそばの高峰高原ホテルの展望風呂(500円/12~3月)、駐車場には10台少し、登山道では10数人+ワンちゃん一匹>