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3月、ウクライナ この国にこそ春を

2022年03月01日 | 雑記

今日から3月、長かった冬からお別れする季節に。立春とは名ばかりで厳しい寒さが続いたこの1か月。これからは寒の戻りがあっても三寒四温の暖かさを実感できるはずだ。近所の荒川土手では菜の花が勢いを増し、黄色のカーペット織り込みに忙しい。河津桜も数輪、花びらが開き始めた。今月下旬には主役のソメイヨシノが満開の時期を迎え、この一帯は心弾む風景に彩られるだろう。しかし、浮かれてばかりではいられない。日々報道される今の悲惨なウクライナを思うと暗澹たる気持ちになる。大国ロシアを夢想し狂気の沙汰としか言えないプーチンの軍事侵攻。他国の領土に力づくで侵入、ロシアの意に沿う政権樹立を狙うという主権侵害も甚だしい。短期決戦を目論んでいるのか、停戦交渉中にも容赦なくロケット弾を撃ち続ける非道ぶり。市街中心部や住宅地を破壊尽くし、軍人だけでなく子供を含む多くの市民が殺されている。核の威嚇をも、ちらつかせるプーチンに対抗策は無いのか。だが、ここは平和を願う世界的な包囲網の強化でプーチンを孤立化、その野望を阻止しなければならない。最新ニュースでは、戦火から逃れるため僅かの手荷物を携えて国外へ脱出するウクライナの人々は70万人近いともいう。雪がちらつく寒々しいホームでの家族との別離シーンを見ていると、この国にこそ春が待ち望まれるのだ。自分に出来ることは言えば殆ど無い。ウクライナに思いをはせ続けること、そして人道支援の募金活動している国連UNHCR協会に協力。衣食住の少しでも足しになればと思う。ウクライナの国旗は青(空)と黄(大地を染める小麦)、ソ連時代から「独立ウクライナの旗」として使われてきたとのこと。この旗が今までどおり、青空にのびのびとはためくことを切に願って。(ネットでは他に在日ウクライナ大使館、ADRA Japan、ユニセフなどが募金呼びかけしている)