2日続きの東京は霞が関にある東京高等裁判所。友人の娘さんが病院で亡くなったのは医療過誤であると訴えての控訴審。提訴から6年間も費やした1審判決は訴えの棄却、敗訴となった。麻酔薬投与の量や経過措置に対して病院側の過失を認めたものの死亡との因果関係は無しと断定した。その判決の根拠は、わずか半年前に出てきた自ら権威者と名乗る鑑定人の意見にもとづいたもの。昨年から始まった控訴審では1審鑑定を誤りとする友人側医師の鑑定書を取り上げて振り出しの審理に。早速の病院側の反論に再反論の提出することで次回の裁判に。医療過誤の裁判は長いと言われるが今年で7年目となる。亡くなって13年目の墓前に中立公平な結果を、と願う友人を応援し続けたい。
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