熱発?いや風邪であります。
熱はそれほど無いようですが、たんが絡み、鼻が詰まる!
憂鬱です。
おとなしく2日間すぎ薬も飲み
やっと起きられる状態を維持することができそうなので、
旨い珈琲を入れ
マーラー: 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 バーンスタイン / ニューヨーク・フィル
マーラーの交響曲の中で、最も演奏される機会が多いのがこの1番「巨人」であるそうです。
演奏時間は約50分と、マーラーにしては短い方だし、
特に3楽章は有名な童謡の旋律がモチーフであり、全体的に「聴きやすい」。
ジャン・パウルの「巨人」という小説から標題を付けているが、
マーラーは後にこれを破棄している。
あまり考えず、単純に絶対音楽として聴いても良いのではないかと思う。
こうして考えるとマーラーをよく聞いたのは中学三年の時に遡る
当時友人のA君と音楽の話をよくしてました。
彼は幼少のころ小児麻痺で片足が不自由でも 明るく勉学も成績優秀で、
僕の友人が東大に同格は自慢でした。
そんな彼とよく僕の自宅で聞いたのがマーラーの復活でした。
当時はこの巨人が聞きたく 中学の音楽室にて先生のご指導の元に
二人で聞いて感動した覚えがあります。
でも最近は、私はマーラーの音楽をほとんど聴きません。その理由は、
長そうだし面倒くさそうだし、という先入観がもたらす純然たる食わず嫌いです。
私が唯一持っているマーラーのCDがこの「巨人」ですが、
あまりマーラーっぽくないと言われているようです。
それだけにマーラー入門には良いらしいのですが、
私は今のところ入門する気はないので「巨人」でお腹いっぱいです。
なんでもこの曲はもともと交響詩として作られて、
その時に「巨人」と名付けられたそうです。
この「巨人」というのはドイツ・ロマン派の作家ジャン・パウルの
「巨人」という小説を読んで感激し、それに由来しているとのことです。
交響詩の時のプログラムとして、現在の第1~2楽章は第1部「青春の日々」
第3~4楽章は第2部「人間喜劇」とされており、
さらに第1部には「花の章」という楽章がありましたが、
改訂をした最終稿ではタイトルの「巨人」を含む全ての標題と「花の章」を取っ払って
特定の意味を持たない純粋な交響曲としました。
しかしながら現在でも「巨人」という標題を残したまま演奏されるみたいですね。
第4楽章はシンバルの一撃で始まり、金管楽器ががなり立てて、
「自分は今まで一体何をやっていたんだ!!」と絶叫します。
そんなんだからこそわかりやすくて入門者向きなのでしょうけど、昔はそんな所に感動したんだ。
この前会った時も彼とその様事で音楽の花が咲きましたが。
「巨人」だけでマーラーを語るな、とマーラー好きは言うかもしれません。
最近A君にも会ってなく暇に任せてそんな事考えながらマーラーを久々に聞いた次第です。
風邪からの復活ってことで体調を整える為に 明日は復活かな?
マーラー: 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 1963 バーンスタイン / ニューヨーク・フィル
たまに聴くのにはいい曲かもしれません。次聴くのはいつなんだろう?
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