伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

コードをBELDEN スピーカーケーブル 8460に変更する

2016年12月30日 | クラシック音楽・オーディオ

現在拙宅の音楽はLINNとKEFの安価なシステムで音楽を楽しんでいますが、

音楽は昨日スピーカーケーブル を変更したが、 本日休みが取れたので、

実験のつもりで,今お休み中の東芝SC-M15/SC-M15K BTL接続でモノラルパワーアンプとしての使用も可能なステレオパワーアンプ。

勿論BTLで2台をモノーラル使用にしてスピーカーケーブルを変えて、音出しをしました。

小一時間はどスイッチを入れてから音出しします・・・・・・・・

あ!音源が近づいた!高音部はより一層高く、切れ込みよく、実に良い塩梅で鳴るんです。

何か薄モヤが取れたようです、特にチェンバロの高音部がスッー出たんです。

LINNのアンプより勝っているように思えます。やはり、このアンプは只者では無い様です。

聴き比べテストしてみます、Goldberg-Variationenを聴いて見ます。

皆様はご承知かと思いますがバッハ自身による表題は、

「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」「アリアと種々の変奏」 と題されているが、

バッハが音楽を手ほどきしたヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク が不眠症に悩む

ヘルマン・カール・フォン・カイザーリンク伯爵のためにこの曲を演奏したという逸話から

「ゴルトベルク変奏曲」の俗称で知られている。しかし演奏には高度な技術が必要で、

当時ゴルトベルクは14歳の少年であったことなどから逸話については懐疑的な見方が多い。

 

最初はWanda Landowskaでしょう・・・・

 

BACH - VARIAZIONI GOLDBERG - Cembalo: Wanda Landowska (First Rec 1933)

 

流石に古い録音ですが、やはり基本ですかね、実に説得力がある。

安心して聴けるGustav Leonhardtの音?

前より何か鍵盤の動きが見えそう?

前もう少し高音部が欲しいと思ってましたが・・十分聴けます。

何か前聴いた時より、音源が近くなり、説得力さえ出てきたような感じです。

チェンバロという楽器は実際に叩いてみるとわかるのですが、

元来やさしい、大変音の小さな楽器です。

そのためか、はっきり音をとらえようとしてマイクを近づけて録音することもよく行われるようで、

そうなるとワタ リガラスの羽軸かデルリン樹脂かの爪で真鍮や鉄の弦を引っ掻くその構造から、

大変金属的な音に収録されてしまう ことも多いように思います。

とくに速いパッセージではガシャガシャとせわしなく、耳に痛く感じます。

しかしレオ ンハルトの使用している楽器は18世紀前半のフランドルの

製作者ドゥルケンを模した マルティン・スコウロネック 製作のものと記され、

現代ドイツのものであるにもかかわらず音は大変繊細です。

 

Gustav Leonhardt plays Bach Goldberg Variations BWV 988 (1/6)

 

 

Edith Picht-Axenfeldを聴くやはりいい感じします。

 

続いてTon Koopmanやはり安定感はあります。

そしてPierre Hantaï凄くキレがあって実に良く、音質も良く当に万人向けの演奏です。

最初のAriaの出だしの音から凄くキレッキレの音源。

確かにBELDENのスピーカーケーブルは凄いのかもしれない。

はたまたSC-M15/SC-M15Kとの相性が良いのか、

驚いた事に鍵盤の足で踏む感じも解り、可成りアキュレットな感じに聴こえる。

当分メインアンプはSC-M15/SC-M15Kで聴いてみましょう。

こうして聴いてみると解るのですが、音楽の凄さがわかります。

音じゃなく音楽なのでしょう。

Wanda Landowska、Gustav Leonhardtが格上なんです。

最後に話題の曽根 麻矢子の演奏、 でも筆者には余り良くは思えない・・・正直格下なんです。

そんな意味での音って怖いと思うこの頃です。

 

曽根 麻矢子

 

聴いてみると、しかし録音は古く音質も悪いWanda Landowskaがやはり一番ですかね?

全くオーディオとはなんでしょうネ!一体何のために苦労してるのでしょう!

又修理に出したオールドタンノイの梱包も解いてないのですが、

新年は開封して回り道して音楽を聴いていこうと思ってます。

最後にもう一度LINNのアンプにBELDENを繋、聞きましたが、

やはりJAZZ系統は断然良くなってます。次はご指摘を頂いた9497を使用して見ます。早速注文しました。

じっくり聴くとやはりLINNの良さが伺えます、スピーカーケーブルでこんなに音が違うのって?正直驚きです。

皆様良い年をお迎えください。来年も宜しくお願いします。

いい音、いい音楽 を目指します。

来年ほ釣りブロクを少しでも増やせるように出撃チャンスを伺いたいと思います。


大枚60円の音のチューンアップ、いい音になりました。

2016年12月28日 | クラシック音楽・オーディオ

筆者は現在LINNとKEFの安価なシステムで音楽を楽しんでいますが、

どうも納得の音が出ていない様な気がする、

色々音の良くなる事を調べて インシュレーターについても思考錯誤してみました。

今回の問題点は、どうしてもスピーカーから音が離れない、

物の本には コードをBELDEN スピーカーケーブル 8460に変更する、音は良くなる!

バナナプラグ 24k 金メッキに 変更し 早速繋ぎ変える、

すると音の変化は前の音より少しワイドレンジになった様な気がする。

此れは変更したから音が多少変化するという自分への暗示か? 変化は微妙な感じです。

現在のシステムの最高の音が聴きたい、の欲求だけが残る。

後はインシュレーターの改造です。

此れはある雑誌からのヒントで、

インシュレーターの 下に10円玉の上にインシュレーターその上にスピーカーを設置する。

実に簡単な作業です、音出しをすると、スピーカーから音が離れたようです、

筆者のスピーカーのインシュレーターは1本に3個使用していますので

60円の投資でやっとの望む音が出せた様におもいます。

ヴォーガルはふわっと真ん中に定位する、此れで随分聴きやすくなったようです。

此のスピーカーを購入して8ヶ月が過ぎようとしてますが、

ようやくまともな音が・・・・低音はフワッとして高音部はキッチリ位置を示し分離が良くなった。

ある程度は納得の行く音が出せる様になりました。

後は奥行きですが・・・ 此のシステムの限界を感じました。

その後このインシュレーターはあまりよくないことに気づくが、何もしないで直置きより効果はある程度

本当のインシュレーターの効果は突き詰めて行くともっと違うことで音が素直に伸びることが判明した。

スピーカーの自重、サイズ、設置の仕方等細かな注意点は多く使用している部屋によっても違う

当に奇々怪々の世界です。同じスピーカーでも驚く程違ってくるのがオーディオの面白さです。

新しい装置を購入より、現在の装置で最新のテクノロジーを導入して、バージョンアップすることを

お薦めします。例えばスピーカーケーブルの交換だけでも驚くほど音質が変わってきます。

 次はオールドタンノイTANNOYIIILZとの格闘が始まります。

現在もTANNOYⅢLZで聴いていますが、オールドのスピーカーのコードはインターホーンのコードと

相性が良く、最新の銀メッキ製のコードとは相性は良くなかった。しかしアンプの交換

カートリッジの交換で違うコードとの相性がよくなるかも知れず、装置、個人の趣向により

これが良いという、判定が出来なく、今部屋で鳴っている音が静粛で音質も上等ならBestと考えます。

30年以上のブランクより又オーディオ趣味に戻りましたが、3年でやっと聴ける音がしています。

実にこの世界には魔界で、つい深みにはまる世界です。一曲でも良い音楽を聴くことをお薦めします。

 

 毎年この時期にクリスマス・オラトリオ、等聴くことがおおいのですが、

今年はクリスマス時期に是非聴きたかったリチェルカール・コンソートの

Antonio Vivaldi、1678-1741スタバット・マテリアルRV621

実にこの時期に聴く音楽としては心に残ります。

これほど悲哀に満ちて、そしてこれほど音楽が美しいとは・・・・・

全曲聞いても20分程で聴け実心地いいのです。

内容は直訳ですがこの様な物を見つけました。

 

ヴィヴァルディ スターバト・マーテル Vivaldi Stabat Mater

 

母は悲しそうに立っていた

十字架の隣、涙ぐましい

彼女の息子がぶら下がっていたので。

誰の魂、うめき声、

悲しい、悲しい、

剣が突き抜けている。

ああ、悲惨で苦しんでいる

それは祝福された

唯一の息子の母親。

彼女は嘆き悲しんで、

聖母は、彼女が見たときに

彼女の栄光の息子の痛み。

泣かない男は誰ですか?

彼はキリストの母親を見ていた

そのような苦痛の中で?

誰が悲しんでいないだろうか

キリストの母の思いで

彼女の息子と悲しんでいる?

彼の民の罪のために

彼女はイエスが 悩みや悩み

彼女は甘い息子を見た

瀕死の 彼は彼の精神を諦めた。

お母さん、あなたの愛の泉、

あなたの悲しみの力を感じさせてください

わたしはあなたと悲しむことができます。

私の心を燃やす

キリストの神に対する愛をもって

私は彼と和解することができます。

聖母は、この恩恵を与え、

十字架の傷を刻む 深く私の心の中に。

あなたの負傷した息子、

誰が私のためにそんなに苦しんでいるのか、

彼は私の痛みを分かち合うかもしれない。

私は本当にあなたと泣きましょう。

十字架につけて苦しむ 私が住んでいる限り。

十字架の上にあなたのそばに立つ

悲しみの中であなたと一緒に参加し、

私の願いです。

ああ、ヴァージン、処女の間で著名な、

私に向かって苦しくならないでください。

私と一緒に泣きましょう。

私はキリストの死を耐えさせましょう。

彼の情熱を分かち合いましょう。

彼の傷を熟考する。

彼の傷で私を傷つけさせてください。

十二宮に酔う あなたの息子の血と。

私は燃えて燃え尽きますが、

私はあなたによって守られるかもしれません、

オ・バージン、

審判の日に 私が十字架で守られるようにして、

キリストの死によって強化された、

恵みによって強化されました。

私の体が死ぬと、

私の魂を与える パラダイスの栄光。

アーメン。

この様な内容なのですが、実に美しく歌う歌声に感謝します。


爽やかで濡れた涸れ声のソフィー・ミルマンSophie Milman

2016年12月24日 | JAZZ・ボサノヴァ

今年も愈々今週で終わる、

釣りブログから全く違う方向へと向かってしまった内容ですが・・

久しぶりの好天のためLEICA D VARIO-ELMAR 14-50mm / F3.8-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.のレンズで

早速冬の空を撮ってみました。 久しぶりのカメラを取り出しましたが、やはりスマホとは違いますね(笑)

LEICAのレンズがいいのか?

やはりLEICA独特の少し派手目の色付けは好きな色で昔から色がいい感じです!

スカッとした青空の色って実にいい色しています。早速帰ってRW2より現像します。

熱い淹れたての珈琲のみながら、何気なくiTunesを聴いていますと、

凄くいい感じで歌う女性美人歌手発見!若くって美人なんです。

バックの演奏ももキレッキレでJAZZしてます。只の美人歌手じゃなく・・実力も十分です。

最近歳のせいか、JAZZ演奏もヨーロッパの装置で鳴らした感じの音が、

大人の感じがして 行けるんじゃないか?思います。

昔は輸入の制約等がありタンノイのラッパにマッキンやマランツの組み合わせをベストとしてましたが、

今や大変疑問を感じるこの頃です。

今年筆者がヤフオクで仕入れたLINN LK100を聴きだして聴きだして約7ヶ月経ちますが、

小音量で鳴らして聴いていますが、まずまずの音で鳴ってます。勿論KEFとのバランも良いんでしょう。

なるべく癖の無いアンプを選んだのが素直な音をだす、LINNのアンプも多少癖はあるが

ラックス、マッキンより癖が少ない

バランスのいいナイーヴなしかもエレガントな音が彼女の魅力を醸し出してるのかしれませんが・・・

 

黒い瞳 他、全2曲ジャズ

 

名前はソフィー・ミルマン(Sophie Milman)は、ロシア・ウラル山脈出身のジャズ・ボーカリスト。

現在はカナダに住み、トロント大学経営学部の学生でもある。凄く若いんです。

キレのある4ビートから、感情溢れるバラード、そして軽やかなボサノヴァ、ラテンまで、

洗練されたアレンジが、彼女を高めています。

曲ごとに、ホーン、ヴィブラフォン、アコーディオンなど様々な楽器を配し、聴く者を飽きさせない構成も注目。

1990年代前半の冷戦崩壊後の混乱の中、7歳の時に家族と共にロシアからイスラエルに移住し、

幼少期の大半を同地で過ごし、ジャズについて学んだ。その後、15歳の時に家族と共にカナダに移住した。

彼女自身の名前を付けたデビューアルバムは2004年10月12日にカナダで発売され、

2006年3月21日には米国でもリリースされた。

2007年にリリースされたアルバム「Make Someone Happy」は、

2008年のジュノー賞で最優秀ボーカルジャズアルバム賞を受賞した。

 

Sophie Milman - Agua De Beber

 

瑞々しくも深い歌声と可憐なルックスで人気のジャズ・ヴォーカリスト、ソフィー・ミルマン。

冒頭小粋でミステリアスなイントロから曲が始まるあたり、

ムーディーな楽曲がはまりにはまる彼女のファンなら思わずニヤリとしてしまう事でしょう。

相変わらずの魅力的なハスキーボイスに一つステップアップしたかに思える表現力、

巧みでシックなバックサウンド、 なぜ彼女が世界中で支持を受けるのか、

”ジャズ”が持つ”粋”が詰め込まれている本作を聴けば考える必要も無いでしょう。

ノリよい4ビートからアップテンポなワルツ、しっとりとした極上のバラードから、

渋いスタンダードまで飽きさせることなく聴かせてくれます。

ジャズ・ボーカルファンなら期待通りのハイクオリティなボーカル作品です!!!

Sphie Milman(vo),

Paul Shrofel(P),

Rob Pitch(g),

Kieran Overs(b),

John Fraboni(ds)

ソフィー・ミルマンのセカンドアルバム。

ミルマンは、このアルバムで2008年のジュノー賞で最優秀ボーカルジャズアルバム賞を受賞した。

 

 Sophie Milman - People Will Say We're In Love

 

彼女の掠れ声は憂いを帯びたスモーキーヴォイスと呼んでよく、それはボリューム感溢れる声量と相成って、

活き活きとした『詩』をくっきりと浮かび上がらせる。

「爽やかで濡れた涸れ声」という相反する味わいが同居する、

一度聴いたら忘れられない魅力を持った「声」なのである。

それと最近の演奏は特に録音が優れていて音質的には全く問題無く聴く事ができる。

 

特に03. Rocket Love

云わずと知れたスティーヴィー・ワンダーの名曲のカヴァー。

低く抑えた歌い出しから、 徐々にドラマティックに盛り上げて行くのだが、最終的に熱くはならずに、

歌詞のとおりにクールに歌い切っている。 この歌は、

悲しみを抑えているからこそ切々と訴えるものが聴く僕等の胸にも届くのだ。

何度繰り返し聴いても、ソフィーの素晴らしいヴォーカル・パフォーマンスと深い表現力に感じ入ってしまう。

この曲が僕にとっては本作のベスト・トラック。

此の曲聞けたのが今年のクリスマスプレゼントでしょうかね!


TOHOシネマズ 柏でローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー を観た

2016年12月21日 | 映画・ビデオ

今年ジュニアにプレゼントされた『Xウイング』もどうやら完成間近です。

もう少し全体に汚れを出せばかなり雰囲気がでそうである。

前から上映が待ちどうしかった新作映画「ローグ・ワン / 」を昨日観てきました。

上映から日時が経ってなく、混み具合を心配したが、

やはり平日鑑賞が良いですね!

観客は10人前後でゆっくり観れました。

勿論勿論映像は3DでMX4Dまるでディズニーランドのスターツアー感覚で体験出来る!

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」予告 希望編

ローグ・ワンは、スターウォーズ・シリーズ初となるスピンオフ映画作品。

エピソード3『スターウォーズ / シスの復讐』とエピソード4『スターウォーズ / 新たなる希望』の中間を描く物語で、

反乱軍の戦闘部隊『ローグワン』が帝国軍のデススター設計図奪還に挑む。

ローグワンのメンバーにはアジア系のキャストもおり、

黒澤明監督をリスペクトした武士道的なキャラクターが登場するのではと期待が寄せられている。

予告編でも明かされているようにダース・ベイダーの登場が確定している感じです。

前半は静かな状況説明に徹底して、

後半は帝国軍からデス・スターの設計図を奪う決死のミッションに挑む姿が描かれる。

この映画は「希望」の映画なのだ。 そして、今作のキャラクターは決してローグワン(ならず者)ではない。

希望を持った者達の物語なのだ。 さらに、こう言い換えることも出来る。

この映画は単なる「希望」をもたらした映画ではなく、

紛れもなく「新たなる希望」の物語なのだ。

スターウォーズファンの方はご存知だろうが、

スターウォーズエピソード4の副題は「新たなる希望」である。

旧作ファンが怒るかもしれないが、ハッキリと言ってしまおう。

今作の原題の副題が「A star wars story」→「もうひとつのスターウォーズの物語」となっている事からも分かる通り、

今作は「もうひとつの新たなる希望」の物語なのである。

筆者は今回のローグ・ワンを観てSTAR WARSサーガは、まだまだ続きますね。

本編より面白く、何か武士道を感じます、

すなわちフォース? ジェダイも、ライトセーバー戦も、フォースの戦いもないSTAR WARSなのに、

こんなに面白いなんて、ローグワン、傑作ですよ!

 

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」特報

 

今後の展開が面白そうなスター・ウォーズ・ストーリーに期待ですね。

もう一つの楽しみ 『スター・ウォーズ・ストーリー』シリーズの次回作『ハン・ソロ』にも俄然期待が高まっている。

ルーカス・フィルムとディズニーは、既にこの”宇宙のならず者”ハン・ソロの若き頃を

アルデン・エーレンライク、悪友ランド・カルリジアンをドナルド・グローバーが演じることを発表しており、

2018年5月の公開予定としている。

 

Han Solo: A Smuggler's Trade - A Star Wars Fan Film

 

今後展開が続くもう一つの楽しみ『スター・ウォーズ・ストーリー』に目が離せません。

今回のどうも登場人物に花がないなあ、

主人公らしい女性も、どちらかといえば地味な感じだし今回の・・・・・

STAR WARSにおなじみのドロイドもなーんか地味な感じで・・・・

でも、です。圧巻の一言、でした!期待を裏切りませんでした。

それと今回初登場の黒色のストームトルーパー白色と何処が違うのか?疑問が残った。

尚今回撮影用機材はARRI ALEXA 65と代物で。勿論レンズはハッセルブラッドとタッグを組み

スーパー35の3倍以上でマンモス級の映像が処理されているそうです。

今回3D画面の質は高く遠近画像も良く最後まで楽しめました。


リュートの巨匠ホプキンソン・スミスのバッハと是非聴きたかったヴィヴァルディのヴィオラ・ダ・モーレ

2016年12月20日 | バロック音楽・オーディオ一般

先日衝動買いした某ステレオ誌を横目で見ながら・・・

本日は筆者も好きなリュート楽器の静謐な美しさとの音色に.聴き惚れました。

忙中閑ありの中の一服の清涼剤のようです。是非お楽しみください。

おなじみのリュート組曲の演奏です。

 

Hopkinson Smith : Chaconne de Bach (1988)

 

16~17世紀(ルネサンス初期~バロック期)を中心にヨーロッパのほとんど全ての国で愛用され

「楽器の王(女王)」とさえ呼ばれるほど人気のあった現代のギターに良く似た楽器バロックリュートです。

弦の種類はナイロン弦(当時は羊の腸を使ったガット弦)で「複弦」と言って2本ずつ張られた弦が

6~13コース (1コース又は、1・2コースを除く)と、とにかく驚くほど弦の本数が多い楽器です。

リュートの巨匠ホプキンソン・スミスHopkinson Smithアメリカ生まれスイス・バーゼル在住の

ルネサンス・バロックリュート奏者、ルネサンス・バロックギター奏者、テオルボ奏者、ビウエラ奏者。

今日のリュート界におけるもはや神の領域に達した存在ともいえる、ホプキンソン・スミス。

ハーバード大学で音楽学を専攻。ピリオド楽器の魅力に強く惹かれ73年ヨーロッパに渡る。

E. プホール、E. ドンボワら巨匠に師事し、80年代よりビウエラ、ルネサンス・リュート、

バロック・ギター、テオルブなど16~18世紀の撥弦楽器の研究と演奏に取り組む。

筆者は特にバッハの無伴奏チェロ組曲が好きです。

 

一聴して、あまりの美しさに私は息をのみました。

実に素晴らしい曲であり、演奏なのでしょう。

静謐な美しさと言えば良いのか、私には具体的に表現する言葉が出てきません。

まだまだ世の中には、私の知らない素晴らしい曲の演奏が沢山あるのですね。

音楽鑑賞を趣味にしていて、本当に良かったです。是非、一度聴いてみて下さい。

 

Bach - Hopkinson Smith - Suites n°1, 2, 3

 

勿論バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータも素晴らしいが

効き馴染んだ無伴奏チェロ組曲に軍配があがるが、

どちらも是非聴かせたい演奏のようです。

 

Hopkinson Smith: J. S. Bach, Violin sonata nº1 - BWV 1001

 

知られざる数多くの作品に光を当て、20枚を超えるソロ・レコーディングをおこなう。

リュートの名手として、また古楽界のリーダーとして国際的に高く評価されている。

現在はスイス・バーゼルのスコラカントールムの教授として後進の指導にあたる一方、

ヨーロッパ、アメリカ全土でリサイタルやマスタークラスなど意欲的な活動を展開している。

今回は幸いな事にホプキンソン・スミスつながりで刺激的な演奏で聴衆を魅了する

ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パインとの共演。

今作での彼女は、ヴァイオリンではなく1774年製のヴィオラ・ダモーレ「ニコラ・ガリアーノ」を操り、

センセーショナルで魅惑的な音色を聴かせます。

RV540のリュートを伴う協奏曲では、名手ホプキンソン・スミスが参加、

バックをかためるアルス・アンティグアと共に、

上品さとスタイリッシュさを併せ持つ親密な音楽を奏でています。

最近流行の過激なバロックではなく、典雅な音がとても美しい1枚です。

ヴィヴァルディの代表作と言えば、バイオリン協奏曲集<和声法とインベンションの試み>の中の

「四季」がよく知られていますが、筆者はヴィオラ・ダモーレ協奏曲全集をおすすめします。

アントニオ・ヴィヴァルディ:ヴィオラ・ダモーレ協奏曲全集

 

Vivaldi on viola d'amore - Rachel Barton Pine

 

YouTubeでの配信はありませんが、何にせよこのヴィオラ・ダ・モーレは、

音楽家ヴィヴァルディを知るのにまたとない作品であり、格調高く、エレガントで美しい。

 

ヴィオラ・ダモーレ(viola d'amore)は、バロック時代、特に17世紀の終わりから18世紀の前半に用いられた、

6ないし7弦の演奏弦と同数の共鳴弦を持つ弦楽器であり、イタリア語の amore は「愛」という意味。

ヨーロッパの楽器には「なんとかアモーレ」という名の楽器がたくさんあるが、ビオラ・ダモーレもそのひとつ。

愛のビオラという、少々照れくさい名前がついている。音も凄くチャーミンな音質です。

特にRV540の第2楽章Largoに感銘しました。

ヴィヴァルディはベネチアにあるサンマルコ大聖堂のヴァイオリン奏者の息子で、自身も司祭となり、

その髪が赤いために赤毛の僧侶と呼ばれたそうだ。

死後もウィーンの貧民墓地に埋葬されている。

こうした点を考え合わせると、ただの才能豊かな楽士ではなく、

その作品の湛える敬虔さは、 とりもなおさず人間ヴィヴァルディその人のものであることがわかる。

皆さんご存知の有名な四季より、ヴィオラ・ダモーレ協奏曲がヴィヴァルディを知る曲であるような気がする、ブラボー!