KORG/DS-DAC-10Rの導入し、気づいた事はLS3/5aでの試聴はタンノイと比べ能率が若干悪く真空管アンプでの試聴はプッシュプルアンプが宜しいのかもしれない。LS3/5aでの試聴はもっぱらLUXKIT A3500プッシュプルで聴いている。
但し筆者の好きなカンタータ等人の歌声はKORG/DACが自然に響き心地よく聴こえる大人しく聴こえるがこれが自然だと気づかせるところは憎い。
しかし家庭で音楽を楽しむ程度なら、出力は3〜5Wもあれば充分とは思うが、例えばオーケストラの音の厚みまでの追求はプッシュプルアンプの導入が必要になるのかもしれない。その辺りがオーディオマニアの匙加減が腕が試されそうで人の装置の音を聴く楽しみな所かも知れない。
どの様な音楽を楽しんでいるかも装置を拝見すれば解るのかも知れない、同じ装置で弦楽器を聴くのとオペラを聴くと何れかに変化を付けて聴く場合もあるようである。音楽の楽しみは千差万別で、目で音楽を聴く、頭で音楽を聴く、身体で音楽を聴く、本来の耳で聴く人其々であろう。
最近筆者が思うに希望はKT88等の程度の良いプッシュプルアンプで聴きたい要求が強いが、暫く静観し製品を眺め探してみたい衝動に駆られる。所有するLS3/5aを2年間色々補修しやっと聴ける音になったスピーカーLS3/5aは骨までしゃぶって見たい物だと感じています。
一般的には『シングルアンプの音質はプッシュプルを上回る」という説をご紹介します。(説であって、事実ではないかもしれません!)高能率のスピーカーを使用している場合、こういったシステムにプッシュプルアンプを使うと無駄が多いという説です。
プッシュプル回路は出力段に同じ真空管が2本(ステレオでは4本)必要なだけでなく位相反転回路が必要になります。まず真空管アンプには「シングルアンプ」(以下”シングル”)と「プッシュプルアンプ」(以下”PP”)という大きな2つのグループに分かれます。
簡単に言えばシングルはのように大きな真空管(「出力管」といいます)が2本,PPは出力管が4本並んでいます。一般に出力管が多い方がパワーが大きいことはご理解いただけると思います。電気的な解説は別の機会に譲るとして、シングルは「球それぞれの音色(ねいろ)」をストレートに表現し、PPは「厚みと豊かな響き」を楽しむことが出来ます。
筆者などは貧困ゆえ古いLUXKIT A3500のアンプの配線をWEのケーブルに交換しメンテナンスして使っているが、お馴染みマッキンの真空管パワーアンプ、マランツの真空管アンプもプッシュプルで構築され未だ大切に使われています。
次に真空管には「三極管」と「多極管」(ビーム管,五極管の総称)の二種類に大別できます。代表的なところでは三極管は「300B」,「2A3」,「845」、多極管では「KT88」,「EL34」,「6L6」等がよく知られています。単純にどちらが優れているということは決められませんが、分かりやすく表現すると”三極管は柔らかく拡がりのある音”、”多極管はトランジェント(音の立ち上がり)が俊敏で、エッジ(音の輪郭)が明晰な音”という事が出来ます。
以前ブログ掲載しましたが、KORG/DS-DAC-10Rに機種変更してどの様に聴けるかを試したく筆者なりに考えるとプッシュプルでの使用が明晰な音が聴けるように感じる追求すると奥は深そうである。
良く言われる言葉で目の前で演奏している等と言われるが、其処の装置をお持ちならそれは当然である、その先はピアノなら如何にグランドピアノのペタルを踏んだ音かまで聴き分けたくなる、大人の音の追求も楽しからずやの世界です?
フィリップ・ピエルロ(指揮)、リチェルカール・コンソートの好きなアルバムを聴く。J.S. バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲/結婚カンタータ/ヘンデル:オルガン協奏曲第6番/炎の中で(リチェルカール・コンソート)バロックの美しき歌姫、以前聴いたオーディオインターフェイスよりKORGは大変良いバランで鳴る、特にヌリア・リアルの歌声も美しく気分は晴れやかになります。
LS3/5aからの音質も女性ボーカルの透明度があり据え置き型のスピーカーに比べ若干低音不足気味ではあるがこの辺りで十分であろう。
兎に角KORG/DACの替えて一番はヴォーガルご自然に聴こえる事はこのDACのの特質に思う、勿論、オペラ、ジャズヴォーカル、カンタータと全ての声が良い。
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント, Ricercar Consort, Philippe Pierlot, Maria Keohane & CARLOS MENAベルギー出身の指揮者Philippe Pierlotは、特にバッハ作品の演奏において優れた実績を上げてきた。彼は本作『Soli Deo Gloria』で、バッハのおよそ200に及ぶ教会カンタータの中から2つの作品にスポットライトを当てており、いずれもPierlotならではの魅力的な輝きを放つパフォーマンスとなっている。
1700年代初頭のヴァイマル時代に書かれた『Cantata No. 21』では精妙かつ美しい広がりを感じさせる演奏を堪能でき、1723年にライプツィヒの教会の指揮者、オルガン奏者、作曲家を担う役割であるカントルに就任した1週間後に作曲された『Cantata No. 76』では光輝に満ちた響きに酔うことができる。この作品以降、バッハは数年間にわたって毎週のように新たなカンタータを制作し続けた。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントの合唱とソロ歌手たちの巧みで気品あふれる歌声も、このアルバムを宝物のような作品に昇華させた重要な要素だ。
J.S.バッハ: オーボエ協奏曲 BWV.1055、結婚カンタータBWV.202、ヘンデル: ハープ協奏曲、他
【曲目】
J.S.バッハ:オーボエ協奏曲BWV1055
同:結婚カンタータ「今ぞ去れ, 悲しみの影よ」BWV202
ヘンデル:ハープ協奏曲
同:カンタータ「炎の中で」HWV170
【演奏】
フィリップ・ピエルロ(指揮)、リチェルカール・コンソート
ヌリア・リアル(S)
ジョバンナ・ペシ(Hp)
パトリック・ボージロー(Ob)
ヘンデルとバッハのオペラを意識したカンタータと器楽作品を対照させて採り上げたプログラム。スペインのソプラノ,リアルのドイツ語はときに怪しいこともあるが,一応及第点。ただ,もう少しゆとりが欲しい。それ以外の奏者は悪くないが,とりたてて何か新しいものを与えてくれるというわけではない。録音はRicercarレーベルの懐の深さを感じさせるものに比べると明らかに物足りない。
もう一つ歌詞の問題がある。それぞれ原語とフランス語訳はあるが英語訳はない。どうでも良い解説には英語訳があるのにもかかわらずだ。いかにも自己中心的だ。
特に筆者の好きな世俗カンタータBWV202(結婚カンタータ)な再現、280年ぶりに甦った、幻の結婚カンタータ!ともニュースでも取り上げ2004年4月3日、毎日新聞の1面を飾った大ニュース、JSバッハのオリジナル・パート譜の発見。80年間ほど行方不明になってしまった世界中の音楽学者が探し続けていたカンタータ「満足」すべての音楽ファンを狂喜させたこの発見ですが、おそらく「実際の音を聴いてみたい」と思うのが実際、この発見に立ち会いました礒山雅氏のもとには、多くの要望が寄せられたそうです。しかしながら、発見されたのは、ソプラノとアルトのパート譜。の完全な現象を復元するのが困難な作業かは、想像に難くありません。普通であれば、ここであきらめたかもしれないかもしれませんが、この発見は非常に幸運だったと判断します。
フィリップ・ピエルロ(Philippe Pierlot)指揮者
率いるリチェルカール・コンソートとコレギウム・ヴォカーレ・ゲントによるバッハのカンタータ2篇と、リチェルカール・コンソート創設メンバーでもあるベルギーのオルガニスト、ベルナール・フォクルールの演奏によるオルガン作品を収めたアルバム。
ここに収録されたカンタータはワイマール時代とライプツィヒ時代に書かれ、その10年にわたるバッハの進化を示しています。 21番は2部構成、全11曲から成る初期の大作。バッハの生涯に何度も演奏された名曲です。
嘆きを歌う第1部、救いの喜びを歌う第2部の対照も見事な、きわめつけの美演です。76番は、ライプツィヒのトーマスカントルに着任後の初仕事だったBWV75 「貧しきものは饗せられん」の翌週に初演された作品。
トランペット による華やかな始まりが印象的です。 カップリングのオルガン作品では、バッハとブクステフーデ両大家のオルガン曲全曲録音を果たした、豊富な知識と技量を持つ現代最高峰のオルガニスト、ベルナール・フォクルールの見事なテクニックと感性を存分に堪能できます。
【収録内容】
《J.S.バッハ~ただ神の栄光のために》
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)
[1] カンタータ第21番 「われは 憂いに沈みぬ」BWV 21
[2] カンタータ 第76番「もろもろの天は神の栄光を語り」 BWV76
[3] コラール「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639
[4] 「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV663
[5] 「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」BWV617 [6] 「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV 715
【演奏】
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
リチェルカール・コンソート
フィリップ・ピエルロ(指揮)
マリア・コヘイン(ソプラノ)
カルロス・メーナ(アルト)
ユリアン・プレガルディエン(テノール)
マティアス・フィーヴェク(バス)
ベルナール・フォクルール(オルガン)
録音方式:ステレオ(デジタル)
一貫したスタイルと音楽性の深さピエルロ&リチェルカールによるバッハフォクルールのオルガン演奏も必聴
フィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートとコレギウム・ヴォカーレ・ゲントによるバッハのカンタータ2篇と、リチェルカール・コンソート創設メンバーでもあるベルギーのオルガニスト、ベルナール・フォクルールの演奏によるオルガン作品を収めたアルバム。
ここに収録されたカンタータはワイマール時代とライプツィヒ時代に書かれ、その10年にわたるバッハの進化を示しています。第21番は2部構成全11曲から成る初期の大作。バッハの生涯に何度も演奏された名曲です。嘆きを歌う第1部、救いの喜びを歌う第2部の対照も見事な、きわめつけの美演です。第76番は、ライプツィヒのトーマスカントルに着任後の初仕事だった『貧しきものは饗せられん』(BWV.75)の翌週に初演された作品。トランペットによる華やかな始まりが印象的です。
カップリングのオルガン作品では、バッハとブクステフーデ両大家のオルガン曲全曲録音を果たした、豊富な知識と技量を持つ現代最高峰のオルガニスト、ベルナール・フォクルールの見事なテクニックと感性を存分に堪能できます。
フィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートとコレギウム・ヴォカーレ・ゲントによるバッハのカンタータ2篇とリチェルカール・コンソート創設メンバーでもあるベルギーのオルガニスト、ベルナール・フォクルールの演奏によるオルガン作品を収めたアルバム。
ここに収録されたカンタータはワイマール時代とライプツィヒ時代に書かれ、その10年にわたるバッハの進化を示しています。
21番は2部構成、全11曲から成る初期の大作。バッハの生涯に何度も演奏された名曲です。嘆きを歌う第1部、救いの喜びを歌う第2部の対照も見事な、きわめつけの美演です。76番は、ライプツィヒのトーマスカントルに着任後の初仕事だったBWV75「貧しきものは饗せられん」の翌週に初演された作品。トランペットによる華やかな始まりが印象的です。
カップリングのオルガン作品では、バッハとブクステフーデ両大家のオルガン曲全曲録音を果たした、豊富な知識と技量を持つ現代最高峰のオルガニスト、ベルナール・フォクルールの見事なテクニックと感性を存分に堪能できます。
LS3/5aでのカンタータ(ボーガル)の人の声の良さを改めて見直す声が聴けて様に思う、勿論据え置き型の音もホール感豊かで良いが、目の前で歌を聴く感じはLS3/5aが勝る様である。
勿論以前購入したバッハ:教会カンタータ全集アーノンクール、レオンハルト、ウィーン少年合唱団、テルツ少年合唱団、の演奏も良いが、フィリップ・ピエルロ率いる少し違ったカンタータのニュアンスを求めたくなる。ブラボー!