忙しい中にも僅かな暇はあるものだということ。
また、忙しい中でこそ、心に余裕を持つべきであるということ。
今日も夕方から仕事が入っている中で、筆者は朝の散歩に、冬の日だまりの歩道でも
意外と外は寒い 早に戻り早速アンプのスイッチを付け、音楽を・・・・・・・
五味康祐氏の本が気になりよみだしました。中で気になり
ジョルジェ・エネスク(George Enescu [ˈd͡ʒe̯ord͡ʒe eˈnesku], 1881年8月19日 - 1955年5月4日パリ)
はルーマニアの作曲家、 ヴァイオリニスト、ピアニスト、指揮者、音楽教師。
フリッツ・クライスラー(Fritz Kreisler, 1875年2月2日:ウィーン - 1962年1月29日:ニューヨーク)は、
オーストリア出身の世界的ヴァイオリニスト、作曲家である。
後にフランスを経てアメリカ国籍となった。ユダヤ系。
ジャック・ティボー(Jacques Thibaud, 1880年9月27日 - 1953年9月1日)は、フランス出身のヴァイオリニスト。
フランコ=ベルギー派の代表格として知られ、フリッツ・クライスラーと並び称された。
偉大なヴァイオリニストの演奏は昔はモノーラルレコードで音質は悪く、
余り聞く機会はありませんでしたが、 今日はiTunesでジャック・ティボー聴いて見ようと探してみますと、
有名な モーツァルト : バイオリン協奏曲 第5番 イ長調 KV 219 があります。
そしてOrchestral Suite No.3 in D major, BWV 1068いわゆる「G線上のアリア」
聴いて思わず・・・・この様な素晴らしい演奏・・・・感激しました。
長生きはするものですね?(笑)
現在の音響の環境は筆者の知っているところを遥かに超越してしまっています。
昔では考えれません、最近の環境変化にはついていけませんね(笑)
中には昔オヤジの膝の中で聴いた蓄音機(竹針)の音がします。 甘くせつないヴァイオリンの音色
、幾分ポルタメントのかかるまろやかな歌いまわし、ティボー(1880-1953)
の演奏にはカンタービレの美しさが存分に味わえる。
1922年から46年までイギリス・グラモフォン(HMV )に録音した演奏のCD化は画期的。
フランク、フォーレらフランス音楽は白眉だろう。
コルトーやロンたちとの音楽的相性のよさ、ロマンティシズムあふれるノステルジックな演奏スタイルは、
現代ではもはや失われつつある情緒のようにも思える。
芳醇なワインを嗜むごとく彼のヴァイオリンに酔える人、
生い立ちや楽旅中の活き活きとしたエピソードをはじめ、ティボーの広範な教養が示された好著であり、
詩的飛躍に富んだ想像力は、文学的にも大変興味深いものです。
そして秋の大雨の降りしきるパリでの、或る詩人との出逢い。 ティボーの音楽に見られる、
あの陰影ある「語り」を象徴しているようで、最も心に残る場面です。
ティボーは名門パリ音楽院の出身ですが、家が貧乏だったため、
学生の頃からカフェでバイオリンを弾いて生活費を稼いでいました。
主席で卒業後もすぐには仕事がなく、また別のカフェでシャンソンなどを演奏していたと言います。
そんなティボーに幸運が訪れました。
たまたまカフェに来ていたあるオーケストラの主宰者がティボーの演奏に惚れ込み、ソリストとして楽団に迎えたのです。
それからティボーの快進撃がはじまります。ベルリン・フィルとの共演。カーネギー・ホールへのデビュー。
やはりフランス人の名ピアニストであるアルフレッド・コルトーとのコンビ。
そこにかの偉大なチェリスト、パブロ・カザルスが加わった史上名高いカザルス・トリオ…。
またティボーは日本を気に入っていたようで、1928年と36年の二度、来日しています。
しかし53年に予定されていた三度目の来日は、 ついに果たされぬままに終わりました。
日本に向かうために彼が乗ったエール・フランス機は、途中アルプスに激突。
世界中に多くのファン を残して、世紀の名バイオリニストは帰らぬ人となったのです。
勿論最新の演奏最新の装置での音は素晴らしい物がありますが、
音質も悪く、装置もそれほど良くない、
でもその演奏が素晴らしい、音楽とは怖い物のようです。
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