現在GX7を所有して細々と撮影をたのしんでいますが、
カメラ”を追求していくと必ず行き当たるのが「ライカ」という存在。
究極のカメラはやはり此のカメラのようです。
筆者が此のカメラを知ったのは40年前のことでした。
代理店に勤めていた時代に友人だったカメラマンのB君がある日嬉しそうに、
やっと銀一カメラからライカのM3の中古を購入して、
僕の前で自慢してのがライカの出会いでした。

高精度に磨き上げられたレンズが描き出す柔らかで滑らかな映像、
精巧に組み上げられたメカが生み出す操作感などを理由に「ライカこそ至高」と断言するカメラファンは少なくない。
中でも一般に「M 型ライカ」と称されるレンズ交換タイプのカメラは、
フイルム時代も含めると60年以上に渡り、幅広い層に愛好されてきた。
2006年に 発売された初のデジタル版M型ライカとなる『LEICA M8』以降も、
その人気は全く衰える気配がない。
その上で、ここ4~5年はデジタルならではの魅力を前面に押し出したカメラも多数投入。
APS‐Cセンサーを採用したコンパクトカメラ 「LEICA X」や、
新世代のレンズ交換式カメラ「LEICA T」などを意欲的に開発している。
競合と比べて数倍という価格設定になっているが、
それでも成立しているのは製品にそれ以上の価値があると判断されているからこそ、
ぜひその“魅力”に触れてみたい。
又ライカ独特の雰囲気も魅力のひとつであるようです。
愛用機でオクラ花を撮影しましたが、淡い黄色の花がライカでと、
やはり違うように映し出されるかもしれません。
淡くやさいい感じの花びらと雄しべ雌しべのコントラストがより自然に撮れるかもしれません。

此の写真はLEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.のレンズで撮りました。
又筆者は特に下記の写真のライカが好きで愛機GX7も此のような色のツートンカラーを所有しまいます。
前のコンタックスはブラックで友人のライカM3を見て凄く誘惑に駆られた思いがあります。
次にGX8を所有したら、勿論此のカラーを選ぶと思います。
それがライカでしたら当然下記の写真と同様なライカを所望します。

でもなぜライカは高額なのか?
工業製品の性能は価格で判断することは出来ません。
なぜなら工業製品の価格は工賃によって大きく異なりますし、
販売計画によってもまた大きく違ってきます。
ライカのコンパクトカメラを製造しているのはパナソニックです。
Made in Japanと書かれたモデルは全てパナソニックが製造しています。
Made in Germanyと表示されるモデルはソルムス(ドイツ)のライカの工場で生産されており、
最低価格のモデルでも30万円以上します。

ではこのパナソニックモデルはといいますと、
パナソニックが既に自社ブランドで発売済みのものをライカブランドにして製造したものです。
ただ しパナソニックブランドではボディがプラスチックでも、
ライカブランドではアルミ製にしてプレス型も専用のものを用いて少々デザインを変更しています。
また電源OFF時にモニターにライカロゴが表示されるのは伝統で、
ほかにも写真の写りがライカの上級機種のような色合い、トーンに 近いものになっています。
ではそれを皆さんが写りが良いと思うかですが、
それは解像力などは基本性能が同じなため変わりがないとしかいいようがないでしょう。
しかし確 かにライカの雰囲気に写るので、
それだけでも別ものの写真だと感じてしまうのは確かだと思います。
カメラは高解像度であれば高いとか、高精細であれば高いというものではないというのが、
ライカを使うとわかるでしょう。
最近発売して人気のGX8是非欲しいカメラです。
20Mに高画素化した新開発のLive MOS センサーを搭載。
有効画素数を2030万までアップしたことにより、解像力が従来機(GX7)に比べて、
約15%アップ。より立体感のある画が撮影可能になりました。
今後が楽しみです。

話は戻りますが、ではなぜ高いのか。
パナソニックブランドで売っているものと基本的に同じなのに、
ライカブランドでは倍以上の価格になるものもあります。
これは やはり少量販売で計画しているからでしょう。
パナソニックには台数を決めてOEM供給してもらうのでしょうから、
ハジメから生産台数が決まって いて、生産が間に合わなければ待たされますし、
予定数販売してしまえばそれ以上はつくりません。
その決められた台数の中で、専用のプレス型の償 却も行わなければなりませんし、
パッケージも上級モデルに似せて非常に手の込んだデザインになっていますので、
それらの生産部材つま
りパッケー ジング部材も専用ですし、ビク型、エンボス型も専用で、
それらもまた償却しなければなりません。
少数生産は、単価が非常に高くなってしまうもの です。
ライカも超大量販売すればいいのでしょうが、
それだけ販売してアフターフォローする体制はもっていません。
直営店もごくわずかですが、そ こでは国産メーカーにない非常に丁寧な対応をしますので、
そこにもコストがかかっています。
調整や修理に出すときは、同等の代替え機を出してくれ ますし、
ひとりひとり非常に丁寧に対応します。
日本のメーカーではとてもできないおもてなしです。
生産や販売、アフターサービスに対する考え方が日本のメーカーとライカでは大きく異なりますので、
日本のデジカメと比較すると不当に高価なのかも しれませんが、
ライカに対して日本のメーカーの価格をぶつけると、
日本のデジカメは異常なまでの超低価格です。
どちらが正しい価格なのかわかりま せんが、これらが価格が異なる理由だと思います。

又先日テレビ放映で池上彰さんがドイツと日本の違いを解説しているときに、
「製造強国」「勤勉」「几帳面」は日本とよくにているが、
根っこの部分で 大いに違って、日本は安くて良い物。がベストですが、
ドイツは良い物はそれなりに高額だという、これは実に、全く違う解釈なのであります。
デジカメについて言えば日本製品は安すぎだそうです。
オーデオでもその傾向はあり、やはり趣味の価値観の違いが歴然とします。
確かに「おもてなし」という日本人らしさが一杯のメーカーサービスを行って成長してきましたが、
日本がアジアのトップから世界のトップとなる 試練を体感しなければならないと思います。

ライカM-Aは、高精度なメカニズムを備えた純粋な機械式カメラです。
無駄を徹底的に省き、撮影に必要な基本的な要素だけを残した設計により、
こ れまでにない新しいクリエイティブな表現が可能です。
液晶モニターも露出計もなく、バッテリーさえも必要としませんが、
その代わりに高度なメカ ニズムが凝縮されており、
これまでの100年の歴史でライカが培ってきたノウハウの重みを感じることができます。
シャッタースピードと絞り値はカ メラ本体とレンズで直接設定できるため、被写体だけに集中できます。
心地よいシャッター音も、高精度なカメラづくりの技術の高さを裏付けています。
とのこと。ドイツでは50万円のカメラをエントリーモデルという
ライカM-E初のエントリー機種と位置づけられ発表されたのが、「ライカM-E」だ。

ライカ社の伝統的なレンジファインダーカメラにつけられるMの
文字にエントリー機種であるEの文字がつけられたライカM-Eは、エントリーといっても、
スペック、製品クオリティのどの点においても、
従来のデ ジタルのM型カメラと比べて遜色のない、
文字通りの最新モデルとなっている。センサーには、
35mmフルサイズの有効1,800万画素CCDセンサーを 搭載。
同様の仕様を持つライカM9から、USBポートやフレームセレクターレバーなどを省略。
真鍮製のトップカバーとベースカバーのカラーには、
ライカMカメラとしては初めてアンスラサイトグレーペイントを施し、
外装にはホールド性の高いレザーを採用した。

ライカM-E 「ライカM-E」の主な仕様は、
撮像素子はライカM9と同様の有効1,800万画素・フルサイズ(約35.8×23.9mm)のCCD、
対応感度ISO160?ISO2500 (ISO80の拡張設定も可能)、
シャッタースピードは1/4,000?240秒。
ファインダー倍率は0.68倍、
背面のモニターは2.5型約23万ドット表示の液晶方 式、
利用可能な記録メディアはSD/SDHCカード、
バッテリーはリチウムイオン充電池を採用。
本体サイズは約W139×D37×H80mm、重量は585gとなっている。

撮像素子の有効1,800万画素だけ見ても日本製のどのメーカーよりも少ない
最近発売したSONYのα7R IIなどは有効約4240万画素まさにライカの2. 5倍も細かい数字です。
でも本体価格もライカの半額で購入でき、レンズもカールツァイスのレンズが使用できます。
一般的には随分高価なカメラですがかなり興味をそそるカメラです。
本体レンズと合わせ100万以上は必要のようです。
でも一度は手元におきたいカメラのようです。

やはりライカを ライカ『LEICA M MONOCHROM』(直営店価格=93万9600円)。
専用に開発された35mmフルサイズのモノクロCCDセンサーを搭載したM型ライカ。
カラーフィルターを排したことで解像力を大幅に高めたことが最大の特長(詳細左記)。
撮影感度に関してもベースとなった『LEICA M9』のISO6400か らISO10000にまで向上している。
<DETAILS> news20150306_a レンズ
マウントは「ライカMマウント」。
60年に渡って愛好されてきた数々の名玉をそのまま利用できる。
news20150306_b 天面軍艦部にはシャッタースピード設定ダイヤルと電源/シャッターボタンのみ配置。
極めてシンプルな構成だ。
news20150306_c 背面には四方向ボタンとダイヤルを配置。
ダイヤルでは項目のすばやい選択や撮影画像の拡大縮小などが行なえる。
news20150306_d モニタ左側には再生や削除など5つのボタンを用意。
それぞれ1つの機能が割り振られているためわかりやすい。
ココがM型ライカの魅力】レンジファインダーで被写体を news20150306_002
M型ライカ最大の個性と言えるのが「レンジファインダー」。
左右に離して配置した2つの窓から取り込んだ画像をファインダー上で重ね合わせる
ように表示させることでピント合わせを可能にする。
一眼レフと比べて本体サイズを小さくできること、
レンズや絞りを問わず明るいファインダー でピント合わせできることなどがメリットとされている。
news20150306_003 レンジファインダーカメラでは、
ファインダー中央の二重像をレンズのフォーカスダイヤルを回して重ね合わせることでピントを合わせる。
【技術的にも大きなメリットあり】モノクロームは解像力に優れます!

news20150306_0205 news20150306_0205b カメラで利用される撮像素子
(CCD、CMOS)は本来光の強弱しか検知できない。
そのため、センサー表面にRGBカラーフィルタを格子状に配置 し、
得られた情報をカメラ内で合成することで色を再現している。
その結果、解像力が損なわれてしまうのが弱点とされてきた。
『LEICAM MONO CHROM』が採用するモノクロセンサーはこのカラーフィルタを排除することで、
撮像素子本来の解像力を取り戻した。
又コンデジに至っては
最近SONYのRXなど有効画素数2020万画素24−200mmF2.8下手な一眼より勝ってます。

又最近発売のキャノンのPowerShot G3 X随分よくなっているようです。
一度は手にとって見たいカメラです。
概要もSONYと同様です。あとは形のすききらいでしょうか?

このようなカメラがあれば、一眼レフは不要に思えます。
こうして見ますとやはり日本製品のデジカメは安価に思えます。
今後ますますの日本製品に期待しましょう。
やはり多少高くても良い製品が良いようです。
最近電気売り場の店員さんの対応がデジカメが欲しいというお客様に対応していましたが、
一眼レフの説明を丁寧に説明して
一度帰ってゆっくり考えることを進めていましたが、凄く親切な対応が気に入りました。
でもライカからこのようなタイプのカメラもライカが発売してました。
やはり基本はここライカにあるようです。
まさにミラーレスに至っては長年ライカ基本的にカメラ道をとった物のような気がしまして。
実はこの製品も25−200mmもコンデジで現在のSONYキャノンに影響を与えてのかもしれません。

このカメラは以外とライカでは安価でV-LUX TYP114が18万前後で買えるのは現在上記の価格とあまり変わりません。
でも筆者は個人的にはやはりデザインがあまり好きではないのですが、
やはり原点の主流はライカに始まっているようです。
今後日本製品もますます良い製品が出てくることを期待して見守りたいと思います。
ルミックスからもFZ1000でこれはライカと凄くにてます、価格は6,5万ほどです。

まるでコピーです表面の皮の質感が違いのと名前の違いでけです。
それで価格は半分って凄いことのようです。
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