伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

今回JSバッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻(24の前奏曲とフーガ) BWV.870-893)についての考察。

2024年11月24日 | J.S.バッハ制作音楽

バッハの晩年ライプツィヒ時代1736年以降の第3期では新作が減少し,過去の自作を推敲して体系的な曲集にまとめる作業に専念。オルガン曲も含め,名人級の技術を要する全4巻の《クラヴィーア練習曲集 Clavier-Übung》の第3,4巻を39,41年に出版した。47-48年頃には6曲の《シュープラー・コラール集 ‘Schübler’ chorales》,カノン変奏曲《高き天より,われは来れり Vom Himmel hoch da komm ich her》を出版,後者はミツラー・フォン・コロフ創立の音楽学協会に入会の際の寄贈作品である。《平均律クラヴィーア曲集》第2巻およびオルガン前奏曲《17(18)曲のコラール編曲》も編纂された。
その後フリードリヒ2世に謁見した際,王が与えた即興演奏の主題を基に帰宅後,曲集《音楽の捧げ物 Musikalisches Opfer》を作成した話は有名でもある。

ユニバーサルの子会社ドイツ・グラモフォンとデッカは、ドイツ人作曲家の生誕333周年を記念したボックスセット『Bach 333』のリリースに合わせて、かの有名な「2つのヴァイオリンのための協奏曲」の様々な演奏音源を集めて研究した。その結果、最近収録された音源は50年前の音源よりも1/3ほど尺が短く、10年で約1分ずつ短縮していることが明らかになった。こうした傾向は、昨今のより速いテンポの音楽の流れを汲んでいるといえよう。オーディエンスの関心の幅が狭くなる一方、ストリーミングによってアーティストや作曲家は、1秒1秒に神経をとがらせるようになっている。筆者の愛聴する鍵盤楽器の音楽もその傾向はあるのか、演奏者によっても短長はある様に思うが如何なものであろう。
正にJ.S.バッハはバロック時代の中心人物でもありその先に音楽を伝えた伝導者でもあろうと思う。



「うまく調律されたクラヴィーア第II巻、すべての全音と半音を用いて作られたプレリュードとフーガよりなる。ポーランド国王兼ザクセン選帝侯の宮廷作曲家にして楽長、ならびにライプツィヒの合唱音楽隊監督、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作曲」この言葉は、1744年に筆写されたアルトニコル稿の表紙に書かれている。自筆浄書は1742年頃に作成された。大判の紙の表にプレリュード、裏にフーガを記し、譜めくりをしなくてもよいルーズリーフの体裁をとる。この自筆譜は現在、ロンドン大英博物館にある。

曲集の成立に具体的な契機は証明できないが、《クラヴィーア練習曲集》を4巻まで出版した時期でもあり、出版の機会を窺がっていたことは考えられなくはない。20年前の第I巻に比べて多様性がさらに強まるのは、作曲期間の長さゆえであろう。その中にはバロックの様式を脱却し前古典派へと向かう傾向も見て取れる時代の移り変わる時期でもあった。



あまりにも有名なワンダ・ランドフスカ(Wanda Landowska)は、ポーランドのワルシャワ生まれのチェンバロ奏者、ピアニスト。1959年8月16日、コネティカット州レークヴィルにて没。チェンバロ音楽を現代に蘇らせた最大の功労者である。ワルシャワ音楽院でアレクサンデル・ミハロフスキに学んだ後、ベルリンに留学し、ハインリヒ・ウアバーンに作曲を師事する。
忘れられた楽器となっていたチェンバロを20世紀に復活させた立役者である。


1900年、パリに移り、作家、ジャーナリスト、ヘブライ音楽研究家でもあったアンリ・リューと結婚し、ピアニストとして演奏活動を続けた。その頃、バッハやフランス古典音楽を演奏するためにチェンバロに関心を持っていた彼女は、1903年、パリでチェンバロによる最初のリサイタルを開いた。ピアノ製造会社のプレイエル社が彼女のために近代的なメカニズムによる大型チェンバロを作ったこともあり、関心は一層高まった。1925年、パリ近郊に古楽学校を開校し、多くの演奏家を育てた。1941年には、第二次大戦の難を逃れてアメリカに渡ったが、ニューヨークのタウンホールのリサイタルでの「ゴールドベルク変奏曲」は熱狂的な支持をもって迎えられた。



筆者は聞き初めの頃J.S.バッハのうまく調律されたクラヴィーア第II巻をこれ迄は一般的にはチェンバロ演奏で多く聴いてきたが最初に聴くはオランダの鍵盤楽器奏者・指揮者・教育者・音楽学者でもある。ピリオド楽器による古楽演奏運動のパイオニアにして中心人物であったグスタフ・レオンハルト(Gustav Leonhardt)から始まり、自然体でバッハの楽譜に挑み先に強固な意思を感じさせる演奏が気に入り夢中で聴いた時期である。

次は「平均律」は戦う女史の真骨頂であるエディット・ピヒト=アクセンフェルト (Edith Picht-Axenfeld)音質的のも大変優れ前奏曲の流れるような美しい旋律線は他の追従を認めないだろう。
筆者がお勧めするチェンバロの豊かな響きを柔らかく捉えた録音も秀逸である。録音1979年5月/埼玉と記されているオリジナル・マスター・テープからの高品位リマスタリングで蘇る名演であり今も良く聴くアルバムでもある。



J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 24の前奏曲とフーガ

世界的鍵盤楽器奏者が到達した比類なき高みの演奏でもある、2001年、87歳で他界した偉大なピアノ、チェンバロ奏者であり、教育者としても20世紀の音楽界に大きな足跡を遺したエディット・ピヒト=アクセンフェルト。バッハの譜面のすみずみまで熟知したエキスパートである彼女が高度な技術でエレガントに奏でる比類のない音色は、どこまでも暖かく聴くものをやさしく包み込みます。



この曲を聴くのは最近になって何故かピアノ演奏での試聴がわかりやすい様に思うのである、ヴァルヒャのチェンバロもリヒターのピアノもいいのだけれど立派すぎて全部通して聴くのは辛くなる時がある、其処での登場は何と言っても注目はグレン・グールド (Glenn Gould)1932年、トロント生まれ。
14歳でピアノ部門の修了認定(アソシエイト)を最優等で取得し、ピアニストとして国内デビュー。グールドの演奏は言い古されているがノンレガートで、躍動感にあふれ、テンポやフレージングの解釈は斬新だが、今となっては普通に聞こえる。特にグールドと言えば有名な演奏はゴールドベルク変奏曲が有名でピアノ演奏者の教科書の様にもなっている。

グレン・グールドの演奏は、何よりCD4枚続けて聴いても退屈しない。BGMに聴いても邪魔にならない。



此処で最初に作曲した平均律は1721年12月、アンハルト=ツェルプスト侯国の宮廷トランペット奏者の娘で,ケーテン宮廷付きソプラノ歌手のアンナ・マクダレーナ・ヴィルケ(1701-60)と再婚。新妻は宮廷歌手の仕事を続けながら大世帯の家事をこなし,夫の作品を数多く筆写した。夫婦の筆跡は時に見分け難いほどの類似をみる。かけがえなき伴侶への感謝を込めて22年に着手された《アンナ・マクダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集 Clavier-Büchlein vor Anna Magdalena Bachin》第1巻は今日大半が紛失したが,《フランス組曲》の最初の5曲が含まれている。25年に着手された第2巻は,アリアやコラールなどの声楽曲も取り混ぜた家庭音楽帳である。
クラヴィーア作品は主として子弟の教育用に作曲された。20年1月より着手の《ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集 Clavier-Büchlein vor Wilhelm Friedemann Bach》は,期待をかけた10歳の長男の教材用に作成され,《インヴェンションとシンフォニア》の大部分と《平均律クラヴィーア曲集Das wohltemperirte Clavier》第1巻中11曲の前奏曲の初期稿が掲載されている。第二巻の間には相当の年数が必要でったのであろう。当社の目的は子供達の教育用として公開している。第二巻は1736年以降の作品となる。

次はJ.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869(シャンタル・スティリアニ)




シャンタル・スティリアーニ(Chantal & Stigliani)に於る情報は少なく調べた限りでは、ブリーヴ・ラ・ガイヤルドで生まれたシャンタル・スティリアーニは、父親と一緒に音楽を演奏することから始め、その後、市内の音楽院、特にイヴォンヌ・ルフェビュールの指導の下、パリ国立高等音楽院で授業を受けました。シャンタル スティリアーニがコンサートでのキャリアをスタートさせたのも、サン ジェルマン アン レー音楽祭内で後者によって設立されたドビュッシー賞とともにでした。彼女はパリでアーティストのワークショップ「Philomuses」も運営しています。

彼女は、 ライプツィヒのカントルのインベンションとシンフォニア(ソルスティス 1984、カリオプの再販)、彼の「パルティータ」の 2 枚の CD(ソルスティス 1988)、前奏曲とフーガ、半音階幻想曲、イタリア協奏曲(アルコバレーノ 1997)を録音しました。 「イングリッシュ」スイート(アルコバレーノ) 1997年)、(シュブリヨン・フィリップ1997年、カリオペ2012年再発)。 2003年、彼女はポール・デュカスのピアノ作品で幸福な裏切りを犯し(ナクソス、2003年)、その後この春、平均律クラヴィーア曲集の最初の本を携えてバッハに戻った。



他にフルート奏者ジェラール・ブルゴーニュ((gerard bourgogne)、シャンタル、スティリアーニ - と共にソナタ ロ短調 BWV 103等のフルートソナタのアルバムも筆者のお勧めの愛聴盤にもなっている。

但し実に残念な事は平均律クラヴィーア曲集 第2巻は作品がなく第1巻のみの演奏は後ろ髪引かれる気持ちでもある。



次はイリーナ・メジューエワ(Irina Mejoueva)ロシア出身。モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽大学(現ロシア音楽アカデミー)でウラジーミル・トロップに師事。1992年ロッテルダム(オランダ)で開催された第4回エドゥアルド・フリプセ国際コンクールでの優勝後、オランダ、ドイツ、フランスなどで公演を行う。平均律クラヴィーア曲集、待ちの続き(第2巻)今作も通り期待の、いや、期待を超えて素晴らしい出来栄え!作品への献身的なはそのままに、将来自由さを獲得したメジューエワのバッハ解釈は、姿勢を考えた響きとテンポ、ダイナミクス、フレージング、アーティキュレーション、ポリフォニーの扱い、すべてが自然で輝かしい説得力に充実しています。バッハ音楽の奥深い魅力をストレートに伝え、『平均律』の新たな名盤の誕生です1997年からは日本を本拠地として活動。イリーナ・メジューエワのピアノ演奏を聴きダイナミックな演奏はチェンバロでは味わえない曲のような気持ちになっていった。イリーナ・メジューエワ(ピアノ)録音2017~2018年録音場所富山県魚津市、新川文化ホール録音方式ステレオ(DSD/セッション)実に良い演奏でもある。



最近はディーナ・ウゴルスカヤ(Dina Ugorskaja)追悼盤の平均律クラヴィーア曲集第2巻を知ったのである。ロシアの名ピアニスト、アナトール・ウゴルスキの娘であり、自身も国際的なコンサート・ピアニストとして活動したディーナ・ウゴルスカヤ。2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めながらも、癌との闘病の末、2019年9月に46歳の若さでこの世を去りました。



ウゴルスカヤの追悼盤として、10年間に渡る充実のコラボレーションを築いてきたドイツの「C'Avi-music」の録音の中から、ウゴルスカヤの代表的名盤となっていたJ.S.バッハの『平均律クラヴィーア曲集』が新装再発売。元々リリースされていた5枚組の全曲盤は廃盤となり、第1巻(2枚組)、第2巻(3枚組)の分売となったそうです。その深い感受性と冷静なパフォーマンスから、「ピアノの哲学者(philosopher at the piano)」として称賛されたウゴルスカヤの大いなる遺産。スタインウェイでたっぷりと歌うバッハの「聖典」には感激ものである。

  J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV.870-893
 ディーナ・ウゴルスカヤ(ピアノ)
 2015年10月&11月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)

ベルリンのハンス・アイスラー大学に入学し、デトモルト音楽アカデミーに移り、再びガリーナ・イワンゾワに師事するとともに、ネリーヌ・バレットにも師事し、2001年には大学院レベルのコンサート試験("Konzertexamen")の学位に合格した。2002年から2007年までデトモルトでピアノを教え、准教授の職に就いていた。2007年から2008年にかけてはミュンヘンに拠点を移していたが、2016年10月、ウィーンの音楽・舞台芸術大学のルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン研究所のピアノとチェンバロの教授として招聘された。2019年9月17日にミュンヘンの自宅で、癌のために亡くなった。ドイツ、ロシア、フランス、オーストリア、ウクライナでコンサートを行い、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスのコンサートホールやシュヴェツィンゲン音楽祭で演奏したほか、「ヒッツァッカーの音楽の日」やディジョン音楽祭など誰の真似にもならないように意識して弾いてる感じしませんか?
良く言えば自分の感性の赴くままに弾いている。非常に優れた演奏で 好き嫌いは別としても、実際、この時代の人のバッハ演奏は、フィッシャーにしてもホルショフスキーにしてもロマンティックな点があり、抒情に流れる面が多々ありますが彼女の演奏は実に見事でもあります。 



最後に少し古い演奏ではあるが、エドウィン・フィッシャー(Edwin Fischer)スイスのバーゼルに生まれる。エドウィン・フィッシャーは、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノ音楽で最も優れた演奏家の一人だと言われる。

彼の演奏は作品に対する深い敬意、作品の中に自己を埋没させる能力、表現の深さと純粋さが特徴だった。エドウィン・フィッシャー演奏の芸術には偉大さと同時に簡潔さがあるとも思える演奏です。

バッハ没後百年眠るバッハの音楽は歴史的にもピアノの改良は進み、鍵盤のおおよその規模もリスト晩年に88鍵と大型化。1820年頃に木製フレームを金属部品によって補強し、1840年には鋳物の鉄骨フレームを実現したのが大きな要因で鍵盤楽器においてはピアノ演奏が感受性が高くなる様に思う。
此処で音響装置再現に関して感じることは最初チェンバロ演奏ではFyne AudioのF500で視聴した場合は疑問は感じなかったが、現在のグランドピアノでの再生を行う場合グランドピアノとしての音質の広がり奥行き、どっしりした落ち着きのある音が欲しくなる筆者が思うは音量はあまり上げないで視聴するが、6.5吋程度のユニットでのグランドピアノ演奏の再生は無理のようで、10吋以上のユニットでの視聴が一層バッハが訴える音楽を知る事が容易になるのであろう。臨は15吋サイズが理想であろう・・・



これによりソロや室内楽でも大きめの会場で演奏できるようになった為、公演を埋める作品数が必要になり、メンデルスゾーンやシューマン、リスト、ショパン、ブラームスらもバッハをアレンジしたり引用展開素材にしたりして関連作品を発表するようになります。
その為後期に作られた平均律クラヴィーア曲集 第2巻が完成度も高く晩年まで細かな所にも手を加え次の時代の音楽の準備をしたのかとも思えます。

やはりJ.S.バッハの演奏は深みにはまる傾向がある、一番の問題はベストの一枚を選ぶ事が未だ出来ず、迷う事です・・・ブラボー!

最近のお気に入りのジャズピアニストakikoとの共演もご機嫌な”ジャズを詠む”のアルバムを検証

2024年11月20日 | JAZZ・ボサノヴァ

いつもの様に早朝モジャ君と散歩後シャワーを浴び寛ぎながら、値上がりする品目では珈琲豆の値上がりは激しく50%程の値上がりしている状態である、貧困ろう時にとしては甚だ迷惑でもある。新しい新鮮な珈琲豆を挽き温度に注意した淹れた美味しい朝珈琲から1日が始まる事はご機嫌でもある。

早速部屋に入りオーディオ類の電源を入れる。暫くして音出しをする・・・
最近何故かジャズ音楽を聴いてない、何故か?筆者の気に入ったジャズが見当たらず聴くのは1950年台のものが多い、最近注目は海野雅威(うんの ただたか)の経歴を調べた。1980年、東京生まれ。4歳からピアノを弾き始め、9歳でジャズピアノを始める。以前ヴァーヴ・レコード(Verve Records)は、1956年にノーマン・グランツにより設立されたアメリカのジャズ・レコード会社から多くのジャズミュージシャンを発売し定評はある。CDでGet My Mojo Backのアルバムは少しアバンギャルドな感じが良く聴いていた、ハンク・ジョーンズやジミー・コブなどのレジェンドに愛され、ロイ・ハーグローヴ・クインテットで日本人初、最後のレギュラー・メンバーだったニューヨーク在住の実力派ピアニスト海野雅威、渾身のニュー・アルバムはずいぶん好印象であった。




確かにKORG(コルグ) 1BIT USB-DAC/ADC DS-DAC-10R DSDレコーディングのアップデートしCDを入れ聴くも微妙なニュアンスが細部までトレースされFyne AudioのF500での再生はとても素敵な音を奏でる現在アンプはジャズの試聴はLUXKIT A3500を使う事が多い何故なら馬力がある為だがこの機種でのシステム作りは意外と素晴らしいプレゼンスを得たのである・・・。確かにジャズとLUXの相性は頗る良い結果を得る様です。

筆者世代の高齢者でもリラックスして楽しめるジャズでもある。筆者の場合全体的には英国のSPを選ぶ事が多いが、違った意味に於いてもジャズも結構楽しめる音になりこの様な音質になれるとアルテック、ジムラン系統の音では煩すぎる様に無感じるが、乾いたドラムの音だけはジムランの音が懐かしく思うが音楽全体で聴くならばそれは違った音になってしまう様にも感じる。



このLUXKIT A3500のパワーアンプも一度じっくりメンテナンス時期の様ではあるが、詳しいテスト機材がない為メンテナンスして頂ける場所を探そうとも思う次第である、また真空管は松下製の新しい球に交換した。

海野雅威は東京藝大在学中の18歳からミュージシャンとして活動を始める。鈴木良雄、伊藤君子、大坂昌彦らシーンを支える多くのミュージシャンと共演し若い世代の旗手的存在であったが、さらにジャズのルーツや文化に触れる為、2008年にニューヨーク移住。ゼロから新たにスタートした新天地でもトップミュージシャンに認められ、故ジミー・コブ (ds) クリフトン・アンダーソン (tb) ウィナード・ハーパー (ds) 故ロイ・ハーグローヴ(tp) ジョン・ピザレリ (gt,vo) ジャズミーア・ホーン (vo) 等のバンドでの活動の他、自身のトリオでも演奏を行っている。
40歳の海野は最近、父になったばかり。仕事でビデオの撮影を終えて西135番通りにある地下鉄の駅を出ようと改札に向かうと、8人ほどの若者の集団が前方に立ちはだかった。そのまま通りすぎようとしたところ、集団の1人に後ろから体を押された。連れの女性が押された、と別の1人が言うと、近くにいた若い男性がこう続けた。「俺の女は妊娠してんだぞ」。その瞬間に暴行が始まった。地下鉄の構内で始まった暴力行為は通りに出てからも続いた。海野は通りの人々に叫んで助けを求めたが、誰も助けてはくれなかった。彼らは海野の右の鎖骨を骨折させ、腕を負傷させ、全身に打撲を負わせた。海野は骨折の治療で手術を受けたが、再びピアノを演奏できるようになるかどうかはわからない。右腕は今のところまったく使える状態にはなく、いろいろなことを左手でこなせるように学んでいるところだと言う。
その後また、亡くなる前から巨泉もなにかと言えば以前から親しく付き合った友人も惜しまれつつ世を去った名ジャズ・ピアニスト世良譲、ジャズ・ピアノの巨匠ハンク・ジョーンズ、テナー・サックス & フルートの巨匠フランク・ウェスが、晩年最も期待を寄せていたピアニストでもあり、CDでの共演の他、音楽のみならず人生の師として交流を深めていたそうである。

『akiko with 海野雅威TRIO”ジャズを詠む”』


簡単にakiko(あきこ、1976年12月14日 - )は、日本のジャズシンガー。 akiko. 生誕, (1976-12-14) 1976年12月14日(47歳). ジャンル, ジャズ. 職業, 歌手.と簡単に記されている。
2001年、名門ジャズレーベル「ヴァーヴ」初の日本人女性シンガーとしてデビュー以来、枠に捕らわれない音楽性を追求しながら音楽以外の分野でも幅広くその才能を発揮し、日本のジャズシーンにおいて常に異色の存在であり続けるakikoと、NYを活動拠点としてジミー・コブやロイ・ハーグローヴなど名だたるジャズレジェント達からも寵愛を受け世界のジャズシーンで活躍していた矢先にNYの地下鉄での暴行事件により致命的な負傷を追いつつも奇跡の復活を遂げ、昨年同じく「ヴァーヴ」レーベルよりメジャーデビューを果たした話題のピアニスト、海野雅威とのアルバムでもある。

今回のジャズを詠むアルバムについては次の様に紹介していましたので引用させていただきました。「エッセイ本では、好きなスタンダード曲をピックアップしつつ、それをテーマにして自分のライフスタイルや人生観などを綴りました。いつか、この本と繋がりのあるCDを作りたいと思っていましたが、奇を衒っていない“普通の”ジャズ・スタンダード集にしたかったんです。でも、それって意外と難しい。ジャズ・ミュージシャンというのは、どうしても自分の個性を出したくなったり、現代風にアップデイトしたくなるものですからね。私がイメージしているアルバムを海野くんとなら作れると思い、プロデュースもあわせて依頼しました。ベーシストは、アルバム『simply blue』でお世話になったチンさんにお願いしようとふたりの意見が一致しまして・・・」



二人の出会いは2005年のakikoのライブ・レコーディング・アルバム『Simply Blue』まで遡る。ジャズファンの間でも未だに人気の高い同アルバム以来の共演作は、二人が信頼を寄せる一流ジャズ・ミュージシャンを集めてのスタジオ・レコーディング・アルバム。

akikoと海野雅威のタッグ再び!スタンダード愛に溢れた、不朽のジャズ・スタイルはご機嫌なアルバムでもある。


 01.Jazz - introducing “How High The Moon”
  Words / akiko, Nancy Hamiton Music / akiko, Morgan Lewis
 02.Poor Butterfly
  Words / John Golden Music / Raymond Hubbell
 03.East Of The Sun
  Words / Brooks Bowman, akiko Music / Brooks Bowman
 04.Crazy He Calls Me
  Words / Bob Russell Music / Carl Sigman
 05.Where Or When
  Words / Lorenz Hart Music / Richard Rodgers
 06.Come Rain Or Come Shine
  Words / John H Mercer Music / Harord Arlen 
 07.For All We Know
  Words / Samuel M Lewis Music / Fred J Coots
 08.Let's Call The Whole Thing Off
  Words & Music / George Gershwin, Ira Gershwin
 09.I Love You For Sentimental Reasons
  Words / Deek Watson Music / William “Pat” Best
 10.Look For The Silver Lining
  Words / B.G.DeSlyva Music / Jerome Kern
 11.Enjoy It While You Can
  Words / akiko, Tadataka Unno Music / Tadataka Unno
         


akikoが2018年に発表したエッセイ『ジャズを詠む-人生を幸せにする、25のスタンダード・ナンバー』で取り上げたジャズ・スタンダードから選曲。タイトル曲「Look for the Silver Lining」や「East of the Sun」「For All We Know」などスタンダードの名曲をオーセンティックなスタイルで収録した本作は、akikoのデビュー作である『Girl Talk』を彷彿させる。



ライブでもお馴染みのakikoのオリジナル曲「Jazz-introducing“How High The Moon”」と、海野雅威氏の昨年のVerveデビュー作にも収録されている同氏のオリジナル曲「Enjoy It While You Can」(作詞:akiko/海野雅威)を収録。
ヴォーガル:akiko
ピアニスト:海野雅威
ベーシスト:鈴木良雄
ジャズ・ミュージシャンとの共演機会も多い人気ドラマー:Gene Jackson
そしてゲストに、アメリカ在住のギタリスト:増尾好秋
豪華なメンバーが並ぶ



英国風のFyne AudioのF500でのジャズは少し品の良いリラックスしたジャズヴォーガルとピアノが実にお似合いの品の良いジャズが聴ける、正にリラックスムードが十分満喫できる、海野雅威トリオのアルバムは以前から聴くがakikoとの共演は初めてですが、期待通り軽めのジャズが実に心地良い。ブラボー!

国立美術館見学を散歩しのんびりした1日を過ごす。翌日は古楽器を奏でる若手演奏のバッハを検証する。

2024年11月16日 | 日記


最近やたら公私とも忙しいこの時期は毎年恒例の時期であり。先日から妹から連絡があり、今年は発表が遅れた様で心配もしたが、文展から始まる日展「書」の部門で三度目目を入選したとう事で安堵したとも言っていた。



乃木坂駅には日展のポスターが掲示されていた。



2022年度の第9回日展第5科(書)には、8,576点の出品があり、そのうち入選は1,089点と入選率13%と今年も狭き門であった。
妹の先生である田中先生が総理大臣賞に選ばれたそうで素晴らしい仕上がりと言っていた、是非拝見させていただきたく。
表題 「花の姿」


拝見したが流石実物は今にも動き出すの如く、躍動感のある書の様に思い感動する、後期高齢者にはこの「感動」はアンチエイージングには良いとされる様です。

日本を代表する建築家・黒川紀章らが手がけた会場の国立美術館に見学に行く。自宅からは千代田線の「乃木坂」で下車すれば雨の日でも濡れずに到着できる利便性が良い、生憎帰りは若干小雨模様の為秋葉原電気街の見学も行わず何処にも立ち寄らず帰宅した。



「書」の会場は3階でありエレベーターで階下を見る風景は筆者も好きな風景の一つでもある、今回は絵画部門も立ち寄り芸術の秋を楽しんだ。
妹の作品 表題 「秋ふかし」


この作品が妹の作品でした、やはり先生に似た書でもあった。今回で三回目の受賞は良かったですね!



その様なことを思いながら翌日愛犬モジャ君と早朝散歩後は久々の淹れたての温かい珈琲片手に先日入手したFyne AudioのF500からタンノイに繋ぎかえて音楽を楽しみながら思うは、確かに手軽に欧州音楽を味わいながら楽しむにはF500はよく出来たシステムではあるが、欧州独自の重厚ある音質は物足りなさを感じる、例えばヴィオラ・ダ・ガンバ。チェロより昔から愛されていたこの楽器のための音楽もまた、じっくり聴くに足る作品や演奏に多く、人に心地良い音域の中でくりひろげられる響きの妙は魅力に満ちている感じはタンノイが勝る。



筆者の愛用するIIILZ Monitor Goldユニットに関する想いであろうタンノイの系譜は第一次世界大戦の硝煙もくすぶる1926年、英国でラジオ用整流器の製造会社が誕生しました。その創始者こそ、後のハイファイスピーカーの生みの親となるガイ・R・ファウンテン。そして当時、整流器に使われていた合金 “タンタロム・アロイ” が、不朽のブランド名「タンノイ」の語源となったのです。

その後1933年に今日のハイファイスピーカーの基本となる2ウェイスピーカーを開発1947年にタンノイの代名詞となる伝説デュアルコンセントリック・ユニットの原形が完成。現在のそれと構造も寸法もほとんど変わらぬ完成度の高いものでした。 1953年、このユニットを搭載した家庭用スピーカー第1号「オートグラフ」を発売。まだモノラルで音楽を聴いていた時代。この時代に“コンサートホールを我が家に”というキャッチフレーズで誕生したオートグラフは、当時の音楽シーンにセンセーションをもたらしましたそうです。



其処には大変重大なたの音へのコンセプトが掲載されていた様です。その後英国に於いてBBC放送が開発した放送局用のモニタースピーカーが開発されKEFが発売された、、、が有名てしたが、その後サイズは益々小型のLS3/5aが英国各社から発売され一般的になりますが今も重宝されるはユニットにはKEFの初期製品である。



詳しく言えば 1970年代 イギリスのBBC(英国放送協会)が放送局用に開発したスピーカーがLS3/5aでありLS3/5aはBBCからライセンスを与えられた複数のメーカーから販売されていますが、日本ではRogers(ロジャース)が有名ではないでしょうか。他にはSpendor(スペンドール)、Harbeth(ハーベス)、KEF(ケーイーエフ)、Chartwell(チャートウェル)、Audio Master(オーディオ マスター)、RAM(ラム)、Goodmans(グッドマンズ)、Richard Allen(リチャード アレン)、Stirling Broadcast(スターリング ブロードキャスト)などから発売されており、また現在でも人気のことから復刻版として度々再販されている非常にロングセラーのモデルです。

筆者の部屋にもそれに近いLS3/5aも存在するが同じ規格でKEF、チャートウェル、ロジャース、スペンドー ル、ハーベスなど、各社が競って作った。小さいのに音が良いと今でも人気があるそうです。
 良く言われる例え話ではあるが、いうまでもなく、これは正しくLS3/5aを設置して、正しい位置で聴いてこそ得られるものであって、いいかげんな設置、いいかげんな位置で聴いていては、このような音場感は得られないし、そうなるとLS3/5aはパワーも入らないし、低域もそれほど低いところまでカヴァーできないなど、いいところなどないスピーカーシステムのように思われるだろうが、それは鳴らし方・聴き方に問題がある様に思う。



21世紀のバロック音楽
Baroque Music in the 21st Century

2000 年以降に制作された現代クラシックの伝統における芸術音楽です。21 世紀のクラシック音楽は、緩やかで継続的な期間であり、完全に暦によって定義され、バロック音楽やロマン音楽の意味での音楽スタイルを指すものではない。

 60年代から70年代にかけて、ルーラント、ニコラウス・アーノンクール、その他の偉大な芸術家たちが、ルネッサンス音楽とバロック音楽の歴史的な演奏法を発展させました。ウィンターは、アーノンクールとベスキが創設メンバーであった後の次世代に属する1985年に設立されたイル・ジャルディーノ・アルモニコとともに、レオンハルト・コンソートとウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの音楽を体験しました。

15年後の2012年、ウィンター&ウィンターは201枚目のアルバム『21世紀のバロック音楽』を出版しました。ユリ・ケインによる『ゴールドベルク変奏曲』第18変奏は、ギエルミのガンバ四重奏団とケインのジルバーマンピアノによる即興演奏をフィーチャーしており、20世紀から21世紀の入り口までのバロック音楽の世界を旅します。この音楽もヴィラ・メディチ・ジュリーニで録音されています。プロデューサーのステファン・ウィンターは、古代の楽譜を自信を持って自分たちの音楽に変え、時にはジャズの境界を越える、型破りな思想家たちを探しています。ウリ・カインはヴィットリオ・ギエルミと即興演奏し、エルンスト・レイセガーはバッハを演奏し、テオドロ・アンゼロッティはバロック・アコーディオンを発見し、フライタグアカデミーはコンサートホールからブランデンブルク協奏曲を奪い取り、アーロン・ザピコは悲しみ、悲しさ、情熱、愛、幸福を音に変えます。若々しい活力で、バロック時代を今ここに再現した様です。



馴染み深いバッハを始めバロック音楽が小品集になって、若手のバロック演奏者で綴られた作品はどれも良い演奏でもある。メンバーはテオドロ・アンゼロッティ、パオロ・ベスキ、ユリ・ケイン、ロレンツォ・ギエルミ、ヴィットリオ・ギエルミ、Forma Antiqva、Windsbacher Knabenchor、マリアンヌ・ロネー、アーロン・サピコから新作の上記Die Freitagsakademie まで。21世紀の言葉でバロックを演奏するミュージシャンがW&W からリリースしたアルバムのサンプラー。



確かにこの様な古楽器演奏には実に小さな姿のF500から奏でる音は素晴らしい表情を見せる、手軽に扱える躯体は寝室にも簡単にセット出来ることは有難い。

Fyne AudioのF500の視聴からTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabinetに変更して聴くが音色はFyne Audioと実によく似ているが微妙なヴァイオリンの響きには違いがある、低域至っては10吋TANNOYⅢLZが断然自然に感じる但し双方ともユニット形状は大きさこと違えど1933年から続くタンノイの道程は栄光と苦境の歴史でもありました。
1933年、今日のハイファイスピーカーの基本となる2ウェイスピーカーを開発後は1947年にはタンノイの代名詞ともなるデュアルコンセントリック・ユニットの原形が完成。現在のそれと構造も寸法もほとんど変わらぬ完成度の高いものでした。低域の音は10吋と6吋の差はやはり音には反映する様です、Fyne Audioのユニットも10吋12吋が販売している様です、VINTAGE CLASSIC VIII SMヴィンテージ・クラシックVIII SM伝統的な “ブックシェルフ型 “ラウドスピーカー・デザインの黄金時代を想い起こさせるVintage Classic VIII SMスタンドマウント・モデルは、Vintage Classicシリーズのノスタルジックなルックスと豊かなパフォーマンスを、コンパクトなスタイルにまとめあげています。


【収録内容】
 1. J.S.Bach : Contrapunctus 1 from "Die Kunst der Fuge" 
  Die Kunst der Fuge (フーガの芸術) BWV 1080: Contrapunctus I (室内アンサンブル編曲)
  イル・スオナール・パランテ
 2. J.S.Bach : Variation 18, Canon at the 6th from "The Goldberg Variations" 
  ゴールドベルク変奏曲 BWV 988: 第 18 変奏、第 6 番のカノン (ジャズ アンサンブル用に U. ケインが編曲)
  ユリ・ケイン(キーボード)ユリ・ケイン・アンサンブル
 3. G.F.Handel : Aria from "Mi palpita il cor" (HWV132) from "Travelogues of Italy " 
 4. G.Frescobaldi : Gagliarda Prima from "Phantasia " 
 5. Autoine Forqueray : La Couperin from "Bagpipes from Hell " 
 6. J.S.Bach : Variation for Cello Solo from "The Goldberg Variations " 
 7. J.S.Bach : Variation I. a I Clav. from "The Goldberg Variations " 
 8. Henry Purcell : Fantazia 23rd of June 1680 from "Henry Purcell" 
 9. J.S.Bach : Variation 25 from "The Goldberg Variations " 
  ゴールドベルク変奏曲 BWV 988
  チェロ独奏のための変奏曲
 10. J.S.Bach : Allegro from "Brandenburg Concerto No. 3" from "The Brandenburg Concertos" 
  ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV 1048: I. (アレグロ)
  フライタグアカデミー
 11. Attilio Ariosti : Largo from " Pur al fin gentil Viola " from Viola D'Amore" 
 12. Giovanni Girolamo Kapsberger : Passacaglia from "Lbro IV d'intavolatura di chitarrone" from Concerto Zapico" 
 13. A.Vivaldi : Allegro non molto from "Winter" from "The Four Seasons" 
 14. A.Vivaldi : Largo from "Winter" from The Four Seasons " 
 15. D.Scarlatti : Allegro from "Keyboard Sonata K. 248" from "Vivi Felice!" 
  スカルラッティ、D: 鍵盤ソナタ 変ロ長調 K.248 / L.S35 / P.187 (アコーディオン編曲)
  テオドロ・アンゼロッティ(アコーディオン)
  イギリス:ソナタ セカンダエンリコ・オノフリ(ヴァイオリン)、マーグレット・コル(ハープ)、ロレンツォ・ギエルミ(オルガン)
  
 録音場所:ヴィラ・メディチ=ジュリーニ、ブリオスコ、イタリアフォンタナ、
 16. Dario Castello ; Sonata Seconda a Sopran Solo from "Anno 1630" 910
  フォンタナ、イギリス:ソナタ セカンダエンリコ・オノフリ(ヴァイオリン)、マーグレット・コル(ハープ)、ロレンツォ・ギエルミ(オルガン)
 17. J.S.Bach : Tonet, ihr Pauken!" from Weihnachtsoratorium! 
  クリスマス・オラトリオ BWV 248: Part I: Jauchzet、frohlocket、auf、preiset die Tage
  マルティン・ドゥル(ボーイ・ソプラノ)、コーネリア・カリッシュ(メゾ・ソプラノ)、マルクス・シェーファー(テノール)、ロバート・スウェンセン(テノール)、トーマス・クワストホフ      (バス)、ジュリアン・バンセ(ソプラノ)
  ウィンズバッハー・クナーベンコール、ミュンヘン・バッハ・ソリスト
 カール・フリードリヒ・ベリンガー

  録音: 1991年7月
  録音場所:ミュンスター・ハイルスブロン、ドイツ
 18. J.S.Bach : Prelude from "Cello Suite IV" from Bach Violoncello Suites I-VI 
  無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV 1010: I. プレリュード
  パオロ・ベスキ(バロックチェロ)
  録音日: 1997年7月1日〜3日
  録音場所:ヴィラ・メディチ=ジュリーニ、ブリオスコ、イタリア



自宅でくつろぐヌオーヴァ・プラティカのメンバー:「私たちは、私たちが聴いている音楽があるのです。」
文化評論家のフレデリック・ジェイムソンは、創造力が枯渇した時代に、ポストモダンのパスティーシュは、実質的な意味や対立性のない、空虚で無批判な歴史主義、以前の食い合い、笑いのないパロディ、「死語による演説」以外の何ものでもないと主張する。 

歴史に詳しい他の演奏家たちと同じように、彼らは過去の重要な道具を復活させたいという願望から、独自の音楽を作曲し、即興演奏しています。のチャーリー・リードは、「私がこれをやる大きな理由は、これを歴史的演奏の延長とみなしているからです。過去数世紀を振り返って、作曲家が音楽を演奏し、即興演奏もしていた当時、即興演奏はプロのミュージシャンのスキルの一部であったと考えています。 今回のアルバムは若き古楽器演奏者のハイライト盤でもあり今後の新しいアルバムにも期待できる作品でもある様です。ブラボー!