関東の桜も今週末あたりが見頃でしょうかね?
やっと気温も上がり春らしくなってきました。
早速LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
レンズを装着して撮ってみました。
未だ少し早く、所々には咲いていますにで少しアップしてみました。
庭のボケの赤の色の花が良いか やはりLEICAのレンズは色が鮮やかです。
特に赤が良い色?実際の色とよく合って撮れちゃうのが好きなところかな、
可憐に咲く、春の花野生のスミレ
LUMIX G VARIO 14-42mm / F3.5-5.6 II ASPH. / MEGA O.I.S.
にマクロコンバージョンレンズを取り付けて撮影!
音楽も気分良く奏でるヴァイオリンです・・・
今日はアルテュール・グリュミオーが、 ほぼ同年代の
チェンバロの巨匠ロベール・ヴェイロン=ラクロワと共演したこの演奏は、
グリュミオーが残した唯一のヘンデル録音を。
アルテュール・(Arthur Grumiaux, 1921年3月21日 - 1986年10月16日)
ベルギーのヴァイオリニスト。ピアニストとしても活動した。
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Robert Veyron-Lacroix, 1922年12月13日 パリ - 1991年4月3日 ガルシュ)
はフランスのクラヴサン奏者・ピアニスト。
テレマンやバッハと並び、バロック後期のドイツ音楽を代表する
ヘンデル作品の中で親しまれているもののひとつであるソナタ集。
モダン・チェンバロを駆使したバロック音楽の演奏・録音によって有名で、
とりわけクープラン、テレマン、ラモー、バッハを得意とした。また室内楽奏者としては、
ハイドンやベートーヴェン、シューベルトから、バルトークやヒンデミット、プーランク、マルティヌー
に至るまでの 幅広いレパートリーを誇っている。
五味康祐先生のオーディオ巡礼の中にヘンデル(ヴァイオリン・ソナタ)があります。
本文より引用
ヘンデルに六曲のヴァイオリン・ソナタがある。中では第一、四、六番がよく演奏され、
とりわけ第六番ホ長調は若い日のヘンデルの有りあまる才能を示す名品といわれている。
あれは昭和27年秋だったか、カンポーリの弾くこのソナタの六番を聴いて、
大へん私は感動した。
アベローネという、会ったこともない女性の面影を、まざまざ眼前に見たからだ。
エルマンの弾くヘンデルのソナタを聴いて、
英盤の高貴なそのたとえようもない弦の美しさを聴いて、
S氏には悪いがこれが英国製のアンプやスピーカーだったら、
更にどんなに素晴しいだろうと私は想った。 当時の私は貧乏だった。
比較的めぐまれた家庭に育ったが、文学青年になり、放浪し、出征し、 復員し、
結婚し又、放浪した。私はルンペン状態のときS氏に拾われた。
流浪といってもマルテのそれとは比ぶべくもない不逞で無頼なものだったが併し、
私なりに、自分を考え、生き方を考え人生を考えていた。
貧乏を恥ずかしいこととは思わなかった。
だが、働いて、金があれば、英盤でエルマンのこの音を自分も日常に有つことができる……
この予想は私を陶然とさせた。アベローネと、逢いたい時はいつでも逢えるわけだと思ったら、
にわかに私は興奮していた。
「働いて」と漠然とおもうだけで、それが小説を書くことと結びつかぬところに
私の懶惰な性格があるのかも知れない。
出直してみよう、私は自分に言ったのをおぼえている。勉強し直そう、勤勉な人間になろう、と。
『新潮』に私の書いたものが初めて載せられたのはこの二月後であった。
三十枚の短篇で、三日間で書いた。 これが倖い芥川賞を受けて私は作家の仲間入りをすることができた。
(注)アルフレード・カンポリ(Alfredo Campoli、1906年10月20日 - 1991年3月27日)
Alfredo Campoli(Violin) Bach Chaconne カンポーリのシャコンヌ
筆者は勿論アルフレード・カンポリ勿論などはしりませんでした。
この様な内容ので書かれているのを見て、筆者が未だ20歳代の頃、 早速良く遊びに行った、
レコード屋でLPを購入したのが、 店主のお勧めがアルテュール・グリュミオー(Vn)でした。
このお店の店主がですが、相当のオトキチで当時自宅にはタンノイ、ヨークが置いてありました。
アンプはモノラルのダイナコを使っていました。
筆者もかなり影響を受けた方でした。彼はモーツアルト大好きな方でした。
もう亡くなって随分になります。
早速手元で聞ですがいてみます。ヴァイオリンの音色に興奮したのを覚えています。
少し線は細身ですが良く通る音で、しかも音質も良く気軽に聞けるのが重宝しています。
(ロベール・ヴェイロン=ラクロワ)
Arthur Grumiaux:Handel Violin Sonata In A HWV 361 -Allegro deciso
今はiTunesでArthur Grumiaux1955〜1977にて、ヘンデル、バッハ、ヴィヴァルディ
ハイドン、ハイドン シューベルト、メンデルスゾーン108曲・7時間42分のグリュミオーが聞けます。
長生きはするものですね、此の恩恵はやはり良い時代何でしょうね。
Grumiaux plays Mendelssohn Violin Concerto in E minor (full)
筆者はハイレゾのiTunesで簡単に選曲して音楽を楽しんでます。
今後未だ知らない演奏家を探すことが最近の楽しみです。