スピーカーを換えKEFQ300にしてから、意外と低域が素直に出る!
前と比べるとスピーカー自信30mm程大きく エンクロージャーは丁度一回り大きくなった、だけなのに、
スムースな低域が体感出来るのはありがたい。スピーカー台の固定も良かったなかな?
すっかり気を良くして今回はJAZZ・ボッサ系統でも試聴してみます。
低域のテストも兼ねてJAZZのベーシストを聴いてみます。
今回の紹介はロン・カーターRon Carter1937年、米国ミシガン州ファーンディル生まれ。ジャズ・ベース奏者。
63~68年までマイルス・デイヴィス・グループに在籍し、
知的な奏法と完璧な技巧でジャズ界屈指のベース奏者としての名声を確立した。
ウットベースはclassicで使用するコントラバスに匹敵する大きさである、
勿論エレキベースの音より好きで 筆者がロン・カーターと言えばビッコロ ベース好きでが有名で、
ロンカーターが開発したそうです。
ピッコロ・ベースはコントラバスより小さくチェロより大きい楽器で、
コントラバスの4本の弦のうちE弦(最低音の弦)を廃して、
最高音であるG弦の上にさらに4度上のC弦を配したものであり、
チェロ同様に椅子に座って演奏する。
先ずバッハ好きの筆者はロン・カーターがつま弾く《無伴奏チェロ》のリズムは、
有名チェリストのリズムより面白い!
でも聴いてみますとやはりJAZZの即興サウンドでそれ並みに楽しめますが、何度もは聴けないかな?
Ron Carter - Prelude, Interlude and Fugue in C Major
さて本日の本題に入ります。
彼の場合はもともと、ロン・カーターとボサノヴァの関係も深く、
『オルフェ』(1999年)、『ホエン・スカイズ・アー・グレイ』(2000年)、
『ホリデイ・イン・リオ』(2001年)と自身の作品をリリースする他、
アントニオ・カルロス・ジョビンのアルバム『Wave』、
『潮流』、 アストラッド・ジルベルトの『ビーチ・サンバ』、
『ジルベルト・ウィズ・タレンタイン』にも参加しています。
自身のボッサ作としては久々となる本作は、冒頭のロンのコメントにある通り、
フル・グループ(セクステット)からだんだん編成が小さくなり、
最後はギタリスト1人になるという「劇的」な構成となっています。
Ron Carter - Whisper Not
参加メンバーは、
ギレルメ・モンティロ(g)、
ポルテーニョ(ds)
というブラジル出身のミュージシャン、
ロンのカルテット・メンバーでもあるス ティーヴン・スコット(p)、
ローランド・モラレス-マトス(perc)、
そしてロンともしばしば共演している ジャヴォン・ジャクソン(ts)という布陣。
曲は、ミルトン・ナシメントの曲でスタンリー・タレンタインもとりあげたM1に始まり、
ベニー・ゴルソンの名曲をボサ・アレンジしたM2、ジョビンのM5、M8などに加え、
5曲のオリジナル楽曲を収録。 気心の知れたメンバーと、
本場ブラジルのミュージシャンと共に、ボッサの名曲、
そして渾身のロン・オリジナル楽曲を、 プレイに偏る事無く、
ジャズとブレンドさせた極めて心地良いサウンドがここに実現されています。
最後のナンバー「サウダージ」ではロン自身も抜け、
ギタリストひとりだけで終わるという構成。
ボサノヴァが持つ「明るさ」「陽気さ」と共に、「郷愁」という一面も
見事に表現した手法であると言えます。
01 ソルト・ソング
02 WHISPER NOT
03 POR-DE-SOL
04 DE SAMBA
05 NO MORE BLUES (CHEGA DE SAUDADE)
06 OBRIGADO
07 AH, RIO
08 WAVE
09 AUDADE
筆者の好きなWAVEも実に心地良い、今我家の庭先にふきのとうが咲いています、
春を感じます、天麩羅であの苦味を感じ春を満喫しようかな?
最後に口直しにピエール・フルニエのバッハ 聴きホットしました。
無伴奏チェロ組曲聴きたくなるのは ピエール・フルニエのバッハに軍配が上がるようです。
最近。音楽鑑賞の統計で知ってことはバロック音楽も含めclassic音楽を楽しんでいるのは
人口全体の 7%の人たちの楽しみと言う事実に唖然とした次第です。あまりの少数は驚きです。
久々のジャズ・ボッサって良いですよ!是非お聴きください。