伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

やはりピアノ演奏が有利なのか?エレーヌ・グリモー(Hélène Grimaud)美しきピアノを奏でるバッハを聴いた。

2018年10月30日 | クラシック音楽・オーディオ

クラヴィコ-ドやチェンバロ特有のえも言われぬ鼻音色や、様々な装飾による諧謔的効果や、恥じらいの風情などからすると、一見、抽象的で謹厳そのもののように思われているバッハの音楽は、実に豊かな彩りを持っていることが良く判る。

それは、例えば天才的なピアニスト、ブゾ-ニの編曲によるバッハの作品を聞く時、それが単なるオルガンの響きの模倣やヴァイオリン曲の編曲にとどまらず、バッハの音楽の宇宙的広がりを現代のピアノという楽器によって再現していることからも窺える。

バッハが生まれたのは1685年。ピアノが最初に作られたのは1709年でした。

そしてバッハが新作楽器のピアノを試奏したのは1730年代と言われています。50歳頃にようやくピアノにふれたわけです。上記がクラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ通称フォルテピアノと言ったらしい、しかし、バッハにはこの新しい楽器の音色やタッチはお気に召しませんでした。

そしてその後もバッハはほとんどピアノを弾かなかったといいます。

当然、ピアノのための曲も一切書いていないということなんです。

当時は完成度の高いチェンバロを選んだようでしたが、現在ピアノで演奏される事の多いバッハの作品。

当時はチェンバロやオルガンを想定して書かれたものだったんですね。

現在筆者の使用のハサミモノ(ハーモナイザー)のプリ管を最近ロシア製かチェコ製か不明だがMullard真空管 ECC82リイシュー Reissue [並行輸入品]に変更して使用しているが、多分20時間を過ぎ意外と落ち着いた音がするようになる、インチキMullard 真空管も意外と良い音がするようになる、

やはり鳴らし運転は必要である。ピアノの倍音も聴け微妙な音の違いも解り、鑑賞に耐えうる音になり安心して聴くことが出来るようになった。

筆者の虎の子、英国製BRIMAR(ブライマー)の13D5と比べると何か違うあの独特の甘味にかけるがインチキMullardもそこそこ聴こえるような気がする。弦楽器の演奏は断然BRIMARが勝るのだ、これが英国の音なのだ!

聞くところによるとブライマーは軍事放出品であると聞く、一般品より軍事品は堅牢と伺うが、精密でしかも堅牢品で安定度がなければ軍事品のノミネートは出来ないであろう。勿論白箱入の品であった。

その後筆者の装置のパワーアンプは真空管のアンプに交換したが、やはり石のアンプと比べ倍音が違い静寂差の違いがと演奏の奥深さが味わえるようにまりました。特にヴィンテージと言われるエンクロージャーには火屋のアンプが相性が良いと思う。特に三極管シングルは良かった。

先日白水社の本を見てたら興味の唆られる文章があった「ゴットフリート・ジルバーマンはこの楽器〔注・ピアノのこと〕を手はじめに二台製作したのだった。その一台を、いまは亡きヨーハン・ゼバスティアン・バッハ氏が実見し、かつ、試奏した。

彼はその響きをほめた、というよりは激賞したといってよいが、しかし同時に、高音部が弱すぎるうえに、弾きづらいという指摘もつけ加えた。自分の製品に少しでもけちをつけられることに我慢のできないジルバーマンは、これを聞いてすっかりつむじを曲げてしまった。

彼はこれを根にもって長いあいだバッハ氏に腹を立てていた。」(シュルツェ編「原典資料でたどるバッハの生涯と作品」酒田健一訳 角倉一朗編『バッハ叢書10 バッハ資料集』(白水社、1983年)所収、128頁)この記述をもとに後世の音楽史家は、バッハはピアノに対して、製作者のジルバーマンを怒らせるほどの厳しい評価を下した、と考えたわけですが、よく読んでみれば、バッハはジルバーマンのピアノの欠点を指摘しただけではなく、その響きを「激賞した」とも書いてあるのです。バッハは将来鍵盤楽器がピアノに移行するのを予言してるようです。

ヨーハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)がジルバーマンのピアノを試演したのは1736年頃です。

バッハの意見を踏まえて改良したピアノを最初に受け入れたのはポツダムの宮廷でした。フリードリヒ大王はこの新しい楽器をとても気に入り、数多くのピアノを宮廷に備え付けさせました。そして1747年、バッハはポツダムにある大王の宮廷を訪れ、改良されたピアノを演奏します。

バッハはこのピアノにとても満足したといわれています。大王の与えたテーマに基づいてバッハは即興演奏を命じられます。後にバッハは「音楽の捧げもの」という題でこの作品を大王に捧げました。

この演奏に際して、バッハは「3声のリチェルカーレ」をピアノを用いて演奏したと言われて

います。ピアノの発展においてとても重要な意味を持つのが、調律方法です。これまでの調律方法

ではすべての調を演奏することは不協和音が発生するなどの理由で、すべての調を用いた作品は作られませんでした。

18世紀前期にすべての調を用いることのできる調律法や理論が確立されました。

すべての長短調を用いる作品集を最初に作曲したのがバッハです。バッハの採用した調律方法は、現在の等分平均ではなく不等分平均律という調律方法でしたが、いずれにせよ、すべての長短調が演奏可能になったのです。これがピアノ音楽の発展に大いに貢献しました。

フォルテピアノは、現代のピアノの標準的な構造が確立される以前の、おおよそ1700年頃のイタリアのバルトロメオ・クリストフォリによる発明から、19世紀前半までのピアノを指す。 

これに対して19世紀後半以降のピアノはモダンピアノと呼ばれる。

Bach, Busoni - Chaconne in D minor BWV 1004 - Helene Grimaud (piano)

そこで今回はマルチな才能を持つエレーヌ・グリモー。しかもバッハの演奏を聞いた見た。写真を見る限りかなりの美人系の顔立ちです。

あらゆる表現を可能にする技術を持った、詩的かつ情熱的で献身的な音楽家というだけでなく、ピアノという楽器をはるかに超えて拡がる才能を持ち、野生動物の保護活動、人権活動、文筆といった複数のフィールドでも活動している。

1969年フランス、エクサン・プロヴァンス生まれ。地元の音楽院で学んだ後マルセイユ音楽院でピエール・バルビゼに師事。13歳でパリ国立高等音楽院に入学、3年後に1等賞を得て卒業。

その後もジェルジ・シャンドールとレオン・フライシャーに師事した。セレクションと、バッハ作品のピアニスト=作曲家による敬意に満ちた編曲作品。

解説(内容)

美しきピアノの巫女、グリモーならではの個性的なコンセプトによるバッハ・アルバム。

鍵盤楽器の旧約聖書ともいわれる『平均律クラヴィーア曲集』を軸に、本作は"Pure" vs. "Transcribed"というコンセプトで「オリジナルの鍵盤作品(Pure)=平均律クラヴィーア曲集から」と「バッハ作品の<ピアニスト=作曲家>によるピアノへの編曲作品(Transcribed)」で一枚を構成しています。

チェンバロ協奏曲第1番はバッハの今は伝わらないヴァイオリン協奏曲の編曲という説もあり、バッハによるバッハ編曲とも見做せます。曲順の調性にも「こだわり」が。協奏曲ではドイツ・カンマーフィルを弾き振り!

Helene GRIMAUD plays J.S.Bach Piano Concerto No.1-1st mov 

『グリモー/バッハ・トランスクライブド』

平均律クラヴィーア曲集第1巻から

  1.プレリュードとフーガ第2番ハ短調 BWV847 

  2.プレリュードとフーガ第4番嬰ハ短調 BWV849 

  3.チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV1052(ピアノによる演奏) 

平均律クラヴィーア曲集第2巻から

  4.プレリュードとフーガ第6番ニ短調 BWV875 

  5.シャコンヌニ短調(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004 から編曲:ブゾーニ) 

平均律クラヴィーア曲集第2巻から 

  6.プレリュードとフーガ第20番イ短調 BWV889 

  7.プレリュードとフーガイ短調 BWV543(ピアノ編曲:リスト) 

平均律クラヴィーア曲集第2巻から 

  8.プレリュードとフーガ第9番ホ長調 BWV878 

  9.プレリュード(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV1006から編曲:ラフマニノフ) 

 エレーヌ・グリモー(ピアノ) 

ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン(3

録音:2008

HELENE GRIMAUD - Bach 

グリモーが究めるバッハ宇宙の本質。彼女ならではの個性的なコンセプト・アルバム。

グリモー初のバッハ録音!

グリモー初となるバッハ録音は、彼女の個性的なコンセプトのアルバムをお届けします。

“Pure” vs“Transformed”」というコンセプトで、「オリジナルの鍵盤作品(Pure)」と

「ピアニストとしても活躍した著名な作曲家たちがバッハ作品に捧げた編曲(Transformed)」

を収めたラインナップ。グリモーの神がかり的な閃きによって、現代の新しいバッハ像の提示に成功した新しい名盤の誕生です。 

後日タイトルPerspectivesと言うアルバム2枚組を聴くが深い洞察力と哲学的な解釈、懐の深い感情の起伏、全ての瞬間が息づき、閃きに満ちた演奏を楽しみました。

故人的にも透明感が強い余韻のある音はバッハの静寂な音楽を聴くには大変よい曲である、是非単独の平均律一集、二集を聴いてみたいですね。

我が家の庭にも秋を感じさせる、ホトトギス(不如帰)が咲き乱れています、ブラボー!


本場北海道の味を東京で!」誰からも旨いと言われる本格派味噌ラーメン、さつほろを頂く。

2018年10月30日 | グルメ

最近例年のようにこの時期は忙しくなり、今日も仕事で金町に来てます。

まあ楽しみは美味しいランチに巡り合うことかな?

イトーヨーカドー金町店直ぐ近くの「さつほろ」ラーメン

本日は徒歩で散歩も兼ねて・・・・

深いコクと味わいを持った濃厚味噌スープにこしのあるもっちり縮れ麺が絡みまくります。

秘伝辛味と生姜等でさらなる味の豊かさを演出します!

麺は有名な「西山ラーメン」として、札幌ラーメンを語るには欠かすことの出来ない製麺業者である。

太くてコシのある縮れ麺は『札幌ラーメン』を象徴する麺で、札幌市の多くのラーメン店で採用され

ているほか、同市内のスーパーマーケット等でも一般家庭用として販売されている。

旨みラードで全てを包み込んだ昔ながらの醤油ラーメン、知床白たまねぎがたっぷりととけ込ん

だ味わい深い濃厚塩ラーメンともあるが。今日はもちろん 味噌らーめん を頂きます。

またチャーシューも柔らかで肉厚で旨い。独特の味噌鶏白湯スープの味が深く実に旨い、

メニューは

 

味噌らーめん 850

地獄味噌らーめん 950

野菜たっぷり味噌らーめん 950

味噌バターコーンらーめん 1000

さつほろ醤油らーめん 850

さつほろ塩らーめん 850

またライスはサービスでした、味噌鶏白湯スープと白米が旨い! 

麺は西山製麺のちじれ麺

スープはシンプルな味噌で、甘味がありつつ食べやすくて美味しいですね。

久しぶりの本格的な味噌らーめんを堪能しました。ブラボー!


ラーメン有名店、もちもちの木「野田店」に寄ってみた・・・・・

2018年10月27日 | グルメ

本日はジュニアと仕事で群馬の大田で昼のランチはラーメンデイ、

佐野ラーメンがあり醤油系のさっぱり味の麺が特徴の縮れ麺を久しぶりにいただく、この麺も

この醤油系のさっぱり味のラーメンは好きである。

半チャーハンも注文するが、少し多すぎ残してしまうが、ラーメンは完食する。

仕事も順調に運び、夕方には終了する、大田での仕事も終わり帰路につくが交通渋滞も無く順調に

国道16号線に合流する、途中の野田あたりでお腹がすく、こうなればラーメン有名店の味を・・・

前々より店舗前は良く通るがタイミングが合わずなかなか立ち寄れなかったお店、

最後まで熱いスープが自慢のお店です、名前は「もちもちの木 野田店」に立ち寄り決定

店舗前は行列もなくスムースに店内に案内された。

今はラーメン通だけでなく、少し高級なレストランの雰囲気があり、客層も少し高級なファミリー

レストラン的な感じがするが有名ラーメン店のことは変わり無い。やはりラーメン店は高級感は要

求しないで、伝統ある味と気軽に食べられる価格は保持していただきたい。やはり原価25〜30%

と考えればかなりの利益率であろう?

夜20時頃に入ったが比較的お客もまばらで、すぐに案内された。

 

以前のノレンとも違い雰囲気も一掃か?以前より40円の値上げのためか。

早速注文する、ジュニアは大盛り、私は中盛りを注文する。

メニューは

メニューは中華そば 720円・中盛り930円・大盛り1200円

つけ麺 780円・中盛り980円・大盛り1350円

丸太中細麺はやわらかく、麺は切り口が丸いのではない気がしたが気のせいか。

熱々鰹醤油スープ。ペラペラチャーシューで残念、穂先メンマ、ネギ。

暫くして注文品が運ばれる、とにかくアツアツなので最初食べるのは苦労するが、

食べ終わるまで熱さが持続するこれからの季節は温まって良い、

魚介系(鰹節系)スープ。穂先メンマに定評あり。まずまずの旨さだが少し強気の価格設定の

気がする。特徴は最後まで熱さが持続することが特徴、価格を考えるとイマイチの気もする

ただありがたい事に25台駐車場駐車場あり何時もラーメン店食べ歩きに駐車場探しに苦労して

いるが店舗の案内は常磐道柏ICから国道16号線沿い野田方面へ約30分道沿い左側とのコメント

があるでも有名店になると、価格も強気で勝負してるんですね、ブラボー!


アマンディーヌ・ベイエ&リ・インコーニティによる最新録音はJ.S.バッハの「偽作」集!?『BWV… or not?~偽物のバッハ』を聴く

2018年10月24日 | J.S.バッハ制作音楽

TANNOYをこよなく愛した五味康祐のオーディオ巡礼の中に下記のような文章がある、この本は昔ステレオサウンド誌に掲載したものを一冊の本にまとめた物だ、(1964年7月25日、はるばる海を越えてついにタンノイは私の家に届けられた。

私は涙がこぼれた・・・。キャビネットへ並んで立つとその高さは長身な私の口もとを越えた。予想以上の大きさである。
カサドジュ夫妻と息子の弾くバッハ『三台のピアノのための協奏曲』を最初に掛けた。
目の前が真っ暗になった。違うのだ。私の想像していたような音ではない。

次にクリュイタンスの『逝ける王女のためのパヴァーヌ』を掛けてみた。全身から血がひいてゆくように思った。バーンスタインのマーラー交響曲第五番をきいてみた。バックハウスの『皇帝』を鳴らしてみた。

もう涙も出なかった。私はあわて者だ、丹念さに欠ける人間だと自分で知っているつもりだから、各パーツの接続には十分注意した。

少なくとも自分では、したつもりでいた。なかば自棄になって、こんどはモノーラルをかけてみた。

クワードのプリアンプは、モノーラルのボタンを押すとスピーカーの片側だけが鳴るようになっている。

メインアンプの左右どちらかは自動的に消えるのである。なかば自棄だったので、掛けたのは古いヘンデルのコンチェルト・グロッソのロンドン盤だったが、鳴り出してあっと叫んだ。夢中で私は家内を呼んだ。

なんといい音だろう。なんとのびやかな低音だろう。

高城氏設計のコンクリートホーンからワーフデールの砂箱型、タンノイの和製キャビネット型、テレフンケン、サバと、五指にあまる装置で私は聴いてきた。こんなにみずみずしく、高貴で、冷たすぎるほど高貴に透きとおった高音を私は聴いたことがない。

しかもなんという低音部のひろがりと、そのバランスの良さ。古いカサドジュの弾くドビュッシーの前奏曲を次に聴いたが、盤質のよごれているのがこんなにハッキリ(つまり煩わしく)耳を刺したことはない。それでいてピアノの美しさはたとえようもない。私は勇気を新たにした。もう一度接続をしらべたら、ピックアップのコードを挿し違えているのを発見した。それからの、ステレオの、さまざまな試聴のたびに私の味わった狂喜はどんなだったか、これはもう察してもらうほかはない。

こうなればもう占めたものである。私はブリッテンの『戦争レクイエム』をかけ、オルフの『アンチゴーネ』をかけ、『シェーベルク集』を鳴らした。

気がとおくなるほどうまく鳴った。安心して私は『ワルキューレ』に針をおろした・・・・・S氏にすすめられ、半信半疑でとったこのタンノイのGuy R.Fountain Autographではじめて、英国的教養とアメリカ式レンジの広さの結婚、その調和のまったきステレオ音響というものをわたくしは聴いたと思う。今まで耳にしたタンノイがいかにタンノイの特色を発揮していなかったか、むしろ発揮しないために音をわるくしていたかを痛感した。

つまりタンノイはエンクロージァ次第でその音に天と地ほどの開きができるスピーカーユニットである。いいかげんな箱に納めたタンノイの耳を刺す高域がAutographのFolded Hornでは真綿の弦を、絹で撫でるように柔らかく聴こえる。同じスピーカーがである。

スピーカーというのはそれ自体は単なる一機能にすぎず、箱全体が、さらに優秀なのは部屋の空気の隅々が音楽を満たすようにできているということを、こうして私は知ったわけだ。

専門家なら、はじめから分りきったことというにきまっているが、しかし、実際に、空気全体が(キャビネットやましてスピーカーではない)楽器を鳴らすのを私は未だかつて聴いたことがない。鳴っているのはスピーカーでありキャビネットであった。今、空気が無形のピアノを、ヴァイオリンを、フルートを鳴らす。

これこそは真にレコード音楽であろうと、私は思うのである。)五味先生は上記のごとく15吋のタンノイユニットについて述べている。

確かに先日ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)の歌うBWV169を聴き演奏も歌も大変録も演奏も良く絶賛したが、何気なくマタイ受難曲でも有名なアーフェ・ヘイニスのBWV 169を見つけ早速聴き、もちろんモノーラル録音で音質は落ちるが、全く格が違うのだ、実に気品に満ちた歌声を聴かせてくれる、この違いに驚き絶句する。

そのような違いの分かるエンクロージャが良い製品と思う、この辺りがTANNOYの良さである。間違いなく筆者の所で鳴る音10吋HPD295のそれが認知出来る、AXIOM 80の箱への移植はそれほど音質、音楽が楽しめるようのです。

15吋のTANNOYオートグラフとはどうのような音で鳴るのか誠に興味あるTANNOY オートグラフに憧れる。でも大きさも価格も「夢」のような非現実さ。我が家の部屋にはサイズ的に置き場が無く、やはりバランスは大事に思う。

そんな中、当時手に入りやすいTANNOYのユニットHPD295を使って「夢」へ近づけるべくステレオサウンドでキャビネット製作が企画されました。「コーネッタ」。(1976年ステレオサウンド38号)勿論一度聴いてみたいエンクロージャですが・・・。当時、経済的にも手は出ませんでした。

もし此のような音も満足する仕上げの美しい「コーネッタ」でしたら欲しくなりますね!

勿論音質も大切だすが、筆者は見た目の雰囲気も大切にしたい、塗装仕上げもそれなりに行き届き木目もきれいに仕上げてあることもある程度の条件には掲げたい。先日紹介されたFurutechの電源ケーブルも幾分馴染み実に美しい美声を聴かせてくれるようになった我が家のTANNOY(ⅢLZ)AXIOM80と「コーネッタ」とどこが違うか実に興味が湧きます。でも筆者は今のシステムで満足しています。

しかし此処で問題が発覚する、我が家のTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabinetの音については確かにⅢLZと比べ断然低音は出る様になったのだが、どうも少しでもボリュームを上げて聴くと音が籠る様になる、簡便なインシュレーターでは効果不足なのであろうか?暫くは様子を見ながら改造してみよう。
確かにエンクロージャーの設置方法は大変難しくはこの位置も微妙に音に関係し影響があると言われる。先ずは補強から考案して見よう。

バッハ好きの筆者も今までバッハ作品主題目録番号BWV 1001-1040室内楽曲とあるが、今まで伴奏付きヴァイオリンの他の作品(BWV 1020-1026)この番号はあまり見たこと無い番号である。

早速調べて見ると下記のようなことがわかる?

 BWV 1020 - ヴァイオリン(またはフルート/ レコーダー)とチェンバロ(現在はカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ- H 542.5に帰属)のためのG minorのソナタ

 BWV 1021 - ヴァイオリンとバッソコンティニュー

 BWV 1022 - ヴァイオリンとチェンバロのためのF majorのソナタ(おそらくCPE Bachによって疑 わしい)

 BWV 1023 - ヴァイオリンとバッソソーのソナタのEマイナー

 BWV 1024 - ヴァイオリンとバソソーのコンティニュ用のCマイナーソナタ(疑わしい)

 BWV 1025 - ヴァイオリンとハープシコード(シルヴィアス・レオポルド・ヴァイスによるソナタの後)のための主題のスイート(おそらくCPE Bachによって疑わしい)

 BWV 1026 - ヴァイオリンとハープシコードのためのG minorのフーガ

つまり、今風に言えばかなりアレンジしたり、バッハの息子の作った曲であるかも知れないという詳細を見つけた。

注意して聴くと筆者にはバッハに作品ではないような旋律が演奏されたいる。


当時の音符はテンポも楽器指定もされていないものが多いそうで真相は不明である・・・・?
"音楽の父"の異名を取るヨハン・セバスティアン・バッハ。彼があまりにも偉大であるため、同時代の作曲家たちの作品の中には、後になって"バッハ作曲"という誤ったクレジットを与えられてしまったものも存在する。バロックバイオリニストのアマンディーヌ・ベイエが率いる俊英古楽アンサンブル、リ・インコーニティは、バッハの楽曲と共に、かつてバッハ作と誤解されていた息子カール・フィリップ・エマヌエル・バッハやヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルクの作品を取り上げた。繊細で鮮やかな演奏は、いにしえの作曲家たちの偉業に新しい光を与えている様にも思うが。

演奏はアマンディーヌ・ベイエ Amandine Beyer, violin solo & Directorが演奏しているアマンディーヌ・ベイエは、フランス古楽界の新世代を代表するバロック・ヴァイオリン奏者。

エクス=アン=プロヴァンスでオーレリア・スパダロに師事したのちパリ国立高等音楽院、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムに入学。

キアラ・バンキーニのもとで古い時代のヴァイオリン奏法への研鑽を深め、同時にクリストフ・コワン(バロック・チェロ)、ホプキンソン・スミス(リュート)といった巨匠たちにも薫陶を受けた。

1998年ボンポルティ国際コンクール、2001年トリノ・ヴィヴァルディ・コンクールで入賞など、受賞歴を重ねた。その後フランスのカフェ・ツィマーマンの第2ソリストとして共演関係を続けながら、自らアサンブレー・デゾネート・エ・キュリュを共同主宰。

2006年に新たなアンサンブル、リ・インコニーティ、バロック期のヴェネツィアで活躍していた知識人サークル「名もなき者たちのアカデミー/Accademia degli Incognitiからとられている)を結成。これらのアンサンブルで数々の名演をくりひろげながら、AlphaおよびZig-Zagに数多くの名録音を残している。特にZig-Zagへの録音は高い評価を博している。

L'Arpeggiata: Bertali: Ciaccona (Veronika Skuplik Violin Solo)

J.S.バッハの「偽作」集!?豊かな創意に驚嘆する1枚

クラシック作品が、忘れてしまった長い作曲家によって書かれた、あるいはそのページの実際の音符が聴覚に値するものであれば、その作曲家の非典型的なものであるかどうかは重要ですか?

これは、BWVの背後にある思考を誘発する疑問であり、タイトルの示唆しているように、ヨハン・セバスチャン・バッハに何らかの形で付属している作品を通じてその事例を発展させ、一方、知的財産これらの作品の創造の時代は馬鹿馬鹿しくしてしまいました。

したがって、プログラムを弾くことは、BWV1025です.BJSのヴァイオリンとCembaloobbligatoのためのスイートとして、メジャーではSilvius Leopold Weissのリュート・スイートを実際に手配しています。

また、BWV1024(BWV1024)は、バッハの文章欄の一部を刻むだけではなく、バッハの同僚であるヨハン・ゲオルグ・ピアセン(Johann Georg Pisendel)に(疑問符をつけて)帰属しています。その後、ヨハン・ゴットリーブ・ゴールドバーグにもかかわらず、1860年にヨハン・セバスティアンの名前で出版された2つのバイオリンのためのCメジャー・ソナタBWV1037があります。

それは興味深い多様な品揃えであり、音楽的に価値のある作品に「名前」を付けることができない現代の問題を真に意味するように、十分なスタイルと信念をもってここで行われます。

結局のところ、BWV1037で命を肯定しているギグ、またはBWV1024を開くラプソディーで苦しいアダージョを贈ったのは、バッハ、ゴールドバーグ、他の誰かでしたか?

BWV1038のアマンディネ・バイヤーのヴァイオリンの豊かさとマヌエル・グラナティエロの柔らかい木目の横笛(バルバドスのバッハのGメジャー・ソナタ、横笛とヴァイオリンは息子のカール・フィリップの下で間違って出版されていた)のティンバーのコンビネーションが、エマニュエルの名前)。もう一つの素敵なタッチは、ドイツのリュートの使用ですが、音の全体的な魅力的な明るさと近さの中で、リュートとヴィオラダガンバは、バランスのバックグラウンドに非常に盛り込まれていると言わなければなりません、バイヤーのバイオリンとアンナフォンタナハープシコードが最も鮮やかに現れる。

CD版にはBWV1025のFantasiaとRondeauが収録されていますが、フル・スイートのためには、アルバムをストリーミングまたはダウンロードする必要があります。

これはすべて楽しいものですから、十分な価値があります。

BWV ...or not? Gli Incogniti, Amandine Beyer (Album Presentation)

バロック・ヴァイオリンに新しい風を送り続けるアマンディーヌ・ベイエ&リ・インコーニティによる最新録音。「BWV … or not?」とちょっと気になるタイトルでの登場です。J.S.バッハの作品目録では「偽作」に分類される、J.S.バッハが作曲したとされていた、あるいは、編曲した作品を集めたもの。

バッハ以外の人のテーマに基づいてバッハ自身が作曲した作品も最後に収録されています。

この「偽作」が生まれた要因は、J.S.バッハが他の人の作品を筆写した楽譜を後世の人がバッハ作品として出版した。あるいはJ.S.バッハは次男のC.P.E.バッハは、お互いの作品をよく筆写したため、時にJ.S.バッハの作品がC.P.E.バッハの作品として出版されることもあった、など、様々な要因によるもの。

「偽作」と言われるだけで、なんとなく色眼鏡でその作品を見てしまい、バッハの作品ではないとして片付けてしまいがちですが、ベイエ率いるリ・インコーニティの面々は、そのしなやかなリズム感あふれるアンサンブルと音色で、それぞれの作品のもつ、実に豊かな創意で聴き手をたのしませてくれます。

J.S.バッハ:ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのための組曲 BWV1025 イ長調(S.L.ヴァイスのリュート組曲 SC47の編曲版)

ピゼンデル(1687-1755):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタハ短調 BWV1024(バッハ作とされていたが、現在はピゼンデル作とされている)

J.S.バッハまたは/と C.P.E. バッハ:フルート、ヴァイオリン、通奏低音のためのソナタト長調BWV1038(H.590.5)

C.P.E.バッハ:2 つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 BWV1036(Wq145/ H.569の初期版)

ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727-1756):2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタハ長調 BWV1037(DuerG 13)

J.S.バッハ:フーガ ト短調 BWV1026

J.S.バッハ:フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための“王の主題に基づく”ソナタ~「音楽の捧げもの」BWV1079より

【演奏】

 リ・インコーニティ(古楽アンサンブル)

 アマンディーヌ・ベイエ(ソロ・ヴァイオリン)

 アルバ・ロカ(ヴァイオリン)

 マヌエル・グラナティエーロ(フルート)

 バルドメロ・バルシエラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

 フランチェスコ・ロマーノ(バロック・リュート)

 アンナ・フォンターナ(チェンバロ)

2017年2月9-13日、ローマ

未だに謎の部分が多く今後の発掘が楽しみなバッハであるが生涯1080曲以上を作曲した精神、体力には驚くばかりである、今後益々楽しみである、

久しぶりに海水魚マンジュウイシモチ(饅頭石持)を7匹購入、小さな水槽の中でまるでバレイを鑑賞している雰囲気になります。

比較的に飼いやすい魚ですぐに餌付けも終わり、元気に泳いでます、音楽を聴きながらの鑑賞は癒せれます、ブラボー!


鯖節きーてる魚介系らーめん「兎に角 松戸店」でラメノロジー!

2018年10月20日 | グルメ

久しぶりに情報収集のためラーメン本を購入する(笑)

ラーメンWalker千葉なる本をクーポン券が付いていて使用すればお得か?

先日東京金町での仕事終わりに、夕食時間になり久しぶりに帰り少し遠周りで、

松戸駅東口常磐線沿いにある人気油そば処、鯖節きーてる魚介系らーめん

「兎に角 松戸店」に立ち寄る。勿論ラーメンWalkerにも掲載してある、

最近では、「油そば」と言わず「まぜそば」と言われる方が多いけどつまりは、同じ物。

何時も人が並び待ち時間が多いのでですが本日は並んでる人が少ない

店頭にメニュー表があり待ち時間の暇つぶしになる、

待ち時間はわずかで案内される、殆どの客が「油そば」or「つけ麺」が多いがどうもこの油そば

は苦手でラーメンを注文 もちろんオーダ:らーめん780円、

動物系出汁&鯖節、鰹節の濃厚魚介系スープは、ちょい粘度あり。鰹節もきーてるけど鯖節の旨味

がたっぷりきーちゃって深みのある味わいでまいぅ。

麺は、自家製の中太麺。「油そば」の麺と異なりずっしり感あるタイプ。

少し太めなここの麺は相変わらず旨い。

唯注意は量が多い、大盛りは他店と比べても多めである、勿論ラーメンは大盛を

注文することが多いがこの店は普通盛りで丁度良い塩梅である。

チャーシューは、ちょい厚めのタイプで大きめ。こいつもイケてる。

味、量友、かなり満足いく「らーめん」だった、ごちそうさん、ブラボー