伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

以前購入したJ.S.バッハ:カンタータのを考察

2024年04月24日 | オペラ・歌劇・カンタータ・オーディオ全般

季節柄なのであろうか、長引く風邪は随分良くなり体調も整い始めたが、花粉の影響かくしゃみ、鼻水が止まらず、テッシュは手放せく花粉症である、お世話になっている病院で診察して頂き薬を飲んでいる、愛犬Mシュナウザーのモジャ君との散歩途中で今の時期は八重桜が満開で丁度見頃でもある。現在は自宅の庭にも春の花が咲き出し過ごしやすい良い季節になって来ました。

風邪が長引き春になったのに未だ自宅近くで燻ってますが、様子を見て5月連休後には気晴らしに家族でドライブでもと思っている。



筆者が最近良く好んで聴くカンタータの指揮者にヴェルナー指揮による演奏は素晴らしいと思っている。曲毎に雰囲気が変化し、実に表情豊かです。録音時期が古い割に総じて状態は良好である。 曲によっては録音ホールの音響効果も良く考えられていてバッハの宗教曲に相応しい様に思います、なんと言っても聴き疲れせずに新鮮に聴ける処は素晴らしい。以前フリッツ・ヴェルナーの芸術-1〜3の10枚組のセット3集を入手し時々愛聴している。
但し3集は録音はモノラルで受難曲、オラトリオ、ミサ、モテット 他のバッハの大曲が並んだ全集である。
1〜2集の録音は1959~1972年と少し古いが今演奏のカンタータと比べ若干遅めのテンポではあるが、聴き慣れるとこれがまた実にリラックスするのである。



フリッツ・ヴェルナー(Fritz Werner、1898.12.15 - 1977.12.22)ドイツの指揮者・合唱指揮者・作曲家・オルガニスト。教会音楽の復活に尽力した。
1947年、ハイルブロンでハインリヒ・シュッツ合唱団を創設し、1973年まで指導にあたった。後にはヨハン・ゼバスティアン・バッハの多くの受難曲・オラトリオ・モテット・カンタータの録音を残した。多くの声楽家や、トランペットのモーリス・アンドレ、ホルンのヘルマン・バウマン、オルガンのマリー=クレール・アランなどの独奏者を招き、ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団や南西ドイツ放送交響楽団などと共演している。
当初聴くフリッツ・ヴェルナーの芸術は現在は販売は終了し、中古市場で探す他手段はないのでが、丁寧に探せば探す事は可能である、全3巻の中から纏っているが中でもモノラル録音で音質は難はあるが、フリッツ・ヴェルナーの芸術3 :バッハ:受難曲、オラトリオ、ミサ、モテット 他は捨て難い。
ステレオ最初期の1959年から1974年頃に行われました。そのすべてが、全3巻CD全30枚の最新リマスターシリーズとして、オリジナルテープより復刻されたそうです。

ヴェルナーのバッハの録音は同年代のカール・リヒター(Karl Richter, 1926.10.15 - 1981.2.15)のそれと比べられるものであった。「ミュンヘンではリヒターが、ハイルスブロンとプフォルツハイムでフリッツ・ヴェルナーが、そしてシュトゥッツガルトではハンス・グリシュカトが、東西分裂後の西ドイツで、東のライプツィヒとは別の新しいバッハ演奏を目指していたのである。
ピリオド奏法によるバッハ作品の演奏は、稀に部分的に斬新に感じることもあるが、手間いらずで途中で飽きてしまう。中でもヴェルナー指揮による演奏は素晴らしい。曲毎に雰囲気が変化し、とても表情豊かです。レビューではこれも感動しないが、輝かしいとさえ言える演奏も演じている。者には超大物の名前がある。 録音時期が古い割に総じて状態は良好である。 曲によっては録音ホールの音響効果も良く考えられていてバッハの宗教曲に相応しい。です!



一時代を描いた名演奏の数々の系的なリマスタリング・シリーズ。は1898年生まれ、1977年に没したドイツの合唱指揮者。組織しています。1960年代にエラート・レーベルに、バッハとシュッツの録音を何度も行い、その演奏は、カール・リヒターと並んで、日本でも多くのファンを持っていました。違う、ヴェルナーのバッハは、常に温かさを持つ穏当な解釈を特徴とし、その「優しさと慈愛に満ちた」演奏は、古楽器演奏による優れた録音が数多く存在する現在でも、独自の価値を語り続けヴェルナーのバッハ録音は、全200曲の約3分の1にあたる58曲の教会カンタータ録音(2曲は新旧録音あり)、受難曲やオラトリオ、ミサなどの大規模な宗教曲の録音があります。



上記の様な説明書が付属するが全ては英文で表記してありますので、細かな内容は不明であります。

フリッツ・ヴェルナーの芸術-2
バッハ:カンタータ選集-2

Bach,J.S. バッハ Kantate BWV 51 'Jauchzet Gott in allen Landen': Barbeitung W.F. Bach
カンタータ第51番「もろびと、歓呼して神を迎えよ」
  1. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 アリア(ソプラノ): 全地よ、神にむかいて歓呼せよ Jauchzet Gott In Allen Landen
  2. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 レチタティーヴォ(ソプラノ): われらは宮にむかいて伏し拝む Wir Beten Zu Dem Tempel An
  3. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 アリア(ソプラノ): いと高き者よ、汝の慈しみを H#ochster, Mache Deine G#ute
  4. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 アリア(ソプラノ): アレルヤ Alleluja!
 アグネス・ギーベル(ソプラノ)
 飯山恵巳子(ソプラノ)
 インゲボルク・ライヒェルト(ソプラノ)
 フリーデリケ・他ザイラー(ソプラノ)、
 バルバラ・シェルラー(アルト)
 ヘルタ・テッパー(アルト) )
 マルガ・ヘフゲン(アルト)、他
 クルト・フーバー(テノール)
 ゲオルク・イェルデン(テノール)ヘルムート・クレプス(テノール)、他
 エーリヒ・ヴェンク(バス)
 バリー・マクダニエル(バス)
 ヤコブ・シュテンプフリ(バス)、他

 マクサンス・ラリュー(フルート)
 ピエール・ピエルロ(オーボエ)
 ポール・オンニュ(ファゴット)
 モーリス・アンドレ(トランペット)
 マリー=クレール・アラン(オルガン)、他

 ハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団

 プフォルツハイム室内オーケストラ団
 ハイルブロン=ヴュルテンベルク室内管弦楽団団
 指揮:フリッツ・ヴェルナー

 1959~1972年ステレオ録音

演奏者名に日本人名があるのに気がつき、その飯山恵巳子(S)の参加しているBWV51のソプラノ歌手名が飯山恵美子となっている。調べると現在は飯山恵人妻先生は70歳を過ぎた今は日本でドイツ歌曲のエキスパートとして後進の指導にあたられているそうですと明記されていた。



魅力的なバルセロナの歌姫ヌリア・リアルカタルーニャ州のソプラノ歌手です。近年、リアルはヘンデルやモンテヴェルディの作品など、ルネサンスやバロック時代の音楽は魅力的ではあるが、今回紹介の落ち着いた大人の雰囲気の豊かなキャロリン・サンプソンも良く聴くソプラノ歌手でもある。
Kantate BWV 51を聴けばバッハ・コレギウム・ジャパンとの度重なる共演でもおなじみの英国のソプラノ、キャロリン・サンプソンの演奏が気になり早速試聴する。

本名キャロリン・マーガレット・サンプソン大英帝国勲章は、オペラやコンサートで活躍するイギリスのソプラノ歌手です。歴史に基づいたパフォーマンスを専門とし、鈴木雅明によるバッハのカンタータ録音プロジェクトで歌ったり、イングリッシュ・ナショナル・オペラにも出演したりしている。

キャロリン・サンプソンは、初期バロックから現在に至るまで、幅広いレパートリーで世界中で目覚ましい成功を収めています。オペラの舞台では、英国国立歌劇場、グラインドボーン祝祭歌劇場、スコットランド歌劇場、パリ・オペラ座、リール・オペラ座、モンペリエ・オクシタニー国立歌劇場管弦楽団、ラン国立歌劇場などに出演している。



J.S.バッハ : ソプラノのためのカンタータ集 / キャロリン・サンプソン
J.S.Bach: Cantatas / Carolyn Sampson


 しりぞけ、もの悲しい影(結婚カンタータ) BWV 202
 信仰の道を歩め BWV 152
 わたしの心は血の海を泳ぐ BWV 199
 演奏
  キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
  イザベル・レーマン(リコーダー BWV 152ソロ)
  カタリーナ・アルフケン(オーボエ BWV 152ソロ)
  ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴィオラ・ダモーレ BWV 152ソロ)
  ファウケ・ヘス(ヴィオラ・ダ・ガンバ BWV 152ソロ)
  フライブルク・バロック・オーケストラ(指揮/ペトラ・ミュレヤンス)
  アンドレアス・ヴォルフ(バス=バリトン)
 録音
  2016年5月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

今回の聴き物はBWV 152の4曲目のソプラノのアリアでの、リコーダーとヴィオラ・ダモーレの作り出す天上的な響きもまた聴きどころです又お得意の世俗結婚カンタータも良く、全ての演奏録音も優れている様です。



マイナーなディスクの一つかもしれないのですが、丁寧なセッション録音とフライブルク・バロック・オーケストラの暖かく柔らかな伴奏を背景に、キャロリン・サンプソンの伸びやかなソプラノが美しく響く魅力的なCDになっています、サンプソンは今を代表するソプラノの一人でしょう。
録音は素晴らしいものです。ハルモニアムンディ(フランス)らしい艶やかで繊細な楽器の音色を感じさせる録音で、独唱を支えるフライブルク・バロック・オーケストラの柔らかな響きが何とも魅力的です。ブラボー!

何故か聴きいる、バッハ:カンタータ「楽しき狩こそ我が悦び」BWV208の考察

2024年03月30日 | オペラ・歌劇・カンタータ・オーディオ全般

最近に飛躍的に音質が安定したと思われる拙宅の10吋TANNOYの鳴り方は個人的には満足しているが、中でも取り分けこの音楽の再生が良いと思われる音楽ソフトを選んで見た、以前と比べヴァイオリン・コンチェルト等演奏時の第一ヴァイオリンの鳴り方が良い意味合いて主張するような感じになり音楽性豊かになったと感じます、間違いなく実に細やかな表現を聴かせる様である。より音楽が身近に感じられる様に思う。

オーディオに関わるとお分かりと思うが、人の声の再生が一番難しいと言われるが筆者などは実に一般的な感じで聴いている、特にカンタータ等は従事する点は、何時迄も聴き続けて聴き疲れしないスピーカーが一番で、ブックシェルフタイプの小型の物は、無理やり音を出すタイプの物は敬遠する、特にカンタータを聴き始め、その様な傾向が強い様である、なるべくナチュラルに再生するエンクロージャーが一番だと思う。筆者のTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80Cabinetを組込み使用する写真は見る限りは以前と変わらないが、全面ネットを少し補修したがその変化にも機敏に対応するTANNOYのIIILZ Monitor Goldユニットは実にデリケートでもある。

それでは筆者好みのカンタータ:心と口と行いと生活で(BWV147) 第5曲 アリアは好きで良く聴くが、同じ様に平和を与えて頂き様な、J.S.バッハ:楽しき狩こそ我が悦び アリア「羊は憩いて草を食み」 BWV 208 Bach, Johann Sebastian:Was mir behagt, ist nur die muntre Jagd Aria: Schafe konnen sicher weidenは第1曲から第15曲で構成されがバッハ作曲した世俗カンタータの一つ。通称『狩のカンタータ』(Jagdkantate)。現存するバッハの世実によく俗カンタータの中では最も古く、1713年2月27日のヴァイセンフェルス公クリスティアン(1682年 - 1736年)の誕生日を祝う作品である。中でも第9曲の『羊は安らかに草を食み』は、バッハ作曲のカンタータの中の世俗カンタータの『楽しき狩こそわが悦び』BWV208の第9曲。通称『狩のカンタータ Hunting Cantata』。『Sheep May Safely Graze』とも題される。

このように記してある。現存するバッハの世俗カンタータの中では最も古く、1713年2月27日のヴァイセンフェルス公クリスティアン(1682-1736)の誕生日に献呈されたと言われる。本日この曲を取り上げたは、なんたる事に偶然にも3月31日はJ.A.バッハの誕生日でもあるのです。

聞けば納得するが、誕生日に献呈されたと言われるように1713年2月27日のヴァイセンフェルス公クリスティアン(1682年 - 1736年)の誕生日を祝う作品である。筆者も昔はよく聴いていた全15曲からなり、特に第9曲 アリア「羊は憩いて草を食み」(Schafe Können sicher weiden)のアリア冒頭はNHK-FM放送の長寿番組である「あさのバロック」のオープニング曲に編曲されてバロックファンには大変有名になったであろう。



昔から誰もに知られるバッハの肖像画は最近は色々のことが言われるが上記の肖像画が一番安心できる絵画である、勿論見た目の印象からも音楽を想像するようで印象は大切である。

現在J.S.バッハの残された多くの曲は約半分が声楽曲であり、多くの演奏曲より編曲したり新しく作曲したと言われるライプツィヒ時代には毎週教会で歌われるカンタータの作曲、編曲をしたと言われるバッハ家族、アンナ・マグダレーナ・バッハ(バッハに妻)も楽譜を記載する事は非常に早く、バッハの息子達も総動員して楽譜を作り忙しい時を過ごしたと言われる。ライプツィヒ時代には300曲余りのカンタータを発表していると言われるが、現在残されたカンタータは約200曲と言われる、これは大変な人類への財産でもある。



今回90歳を迎えた巨匠ヘルムート・リリングの卒寿を記念してヘンスラー・レーベルから過去の名録音から新バッハ・編による大全集」から世俗カンタータだけを集めた8枚組を見つける。筆者も世俗カンタータ全ては違うアルバムで持参するが、バッハ演奏のエキスパートとして一時代を築いた巨匠ヘルムート・リリングと手兵シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムに今日もあり筆者のアルバムに備えた。

JSバッハ:世俗カンタータ集



Disc5 
狩のカンタータ『わが楽しみは、元気な狩のみ』 BWV.208 

 シビラ・ルーベンス(ソプラノ) 
 エヴァ・キルヒナー(ソプラノ) 
 ジェイムズ・テイラー(テノール)
 マティアス ・ゲルネ(バス) 
 シュトゥットガルト・ゲヒン聖ゲン歌隊 
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ヘルムート ・リリング(指揮) 
 録音:1996年9月/シュタートハレ・レオンベルク 

『街を知る者』 BWV.209 
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ) 
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム 
 ヘルムート・リリング(指揮) 
 録音:1998年1月/シュタートハレ・ジンデルフィンゲン

バッハ演奏のエキスパートとして一時代を築いた巨匠ヘルムート・リリングとシュトゥットガルト・バッハ・コレギウムのコンビによるカンタータ大全集。
合唱はやはりリリングが自前で育てたゲッヒンガー・カントライ。リリングの演奏を一言で例えると”「中庸」の美”ということになろうか。「実にJ.S.バッハらしい常に変わらない、過不足がなく調和がとれていること、とても聴き易く、万人に薦めうるスタンダードである。音質も程よく良好である。
聴いた後に満ち足りた充実感を味わうことは実に幸せに思います、他の世俗カンタータにも興味を抱き今後も楽しみたいとおもいます。



1948年生まれは筆者と同じ歳と思えば身近にも感じます。バーバラ・ヘンドリックス(Barbara Hendricks)は、アメリカ合衆国出身の声楽家。真珠にもたとえられる透明感あるリリック・ソプラノとして、オペラや演奏会で活躍する傍ら、人権活動などの社会奉仕でも著名である。現在はスウェーデン国籍を取得している。
彼女の70歳を記念してのベスト盤「La Voix du ciel」中にもJ.S.バッハ:『全地よ、神に向かいて歓呼せよ』『羊は憩いて草を食み』が掲載され、彼女のお得意の宗教的作品と黒人霊歌と幅広い歌手でもある。リリックな声質、優しく語りかけるような歌唱にはしっとりとした色香が感じられ、繊細な味わいを堪能させてくれます。



J.S. バッハ:カンタータ集(ヘンドリックス/C.P.E. バッハ室内管/シュライアー) 
BACH, J.S.: Cantatas (Hendricks) 

もろびとよ歓呼して神を迎えよ BWV 51 (Jauchzet Gott in allen Landen!, BWV 51)
作詞 : 不詳 - Anonymous
 バーバラ・ヘンドリックス - Barbara Hendricks (ソプラノ) 
 ホーカン・ハーデンベルガー - Håkan Hardenberger (トランペット) 
 C.P.E. バッハ室内管弦楽団 - Carl Philipp Emanuel Bach Chamber Orchestra 
 ペーター・シュライアー - Peter Schreier (指揮) 

 Aria: Jauchzet Gott in allen Landen! 
 1.  Recitative: Wir beten zu dem Tempel an 
 2. Aria: Hochster, mache deine Gute 
 3. Chorale: Sei Lob und Preis mit Ehren 
 4. Finale: Alleluja! 
 5. 我は満ち足れり BWV 

82 Ich habe genug, BWV 82 
作詞 : 新約聖書 - Bible - New Testament 
 バーバラ・ヘンドリックス - Barbara Hendricks (ソプラノ) 
 C.P.E. バッハ室内管弦楽団 - Carl Philipp Emanuel Bach Chamber Orchestra 
 ペーター・シュライアー - Peter Schreier (指揮) 

Aria: Ich habe genug 
 6.Recitative: Ich habe genug! Mein Trost ist nur allein 
 7. Aria: Schlummert ein, ihr matten Augen 
 8.Recitative: Mein Gott! Wann kommt das schöne 
 9.Aria: Ich freue mich auf meinen Tod 

10.結婚カンタータ「いまぞ去れ、悲しみの影よ」 BWV 202 (Weichet nur, betrubte Schatten, BWV 202, "Wedding Cantata" )
作詞 : 不詳 - Anonymous 
 バーバラ・ヘンドリックス - Barbara Hendricks (ソプラノ)
 C.P.E. バッハ室内管弦楽団 - Carl Philipp Emanuel Bach Chamber Orchestra 
 ペーター・シュライアー - Peter Schreier (テノール) 

Aria: Weichet nur, betrubte Schatten 
 11.Recitative: Die Welt wird wieder neu 
 12.Aria: Phoebus eilt mit schnellen Pferden 
 13.Recitative: Drum sucht auch Amor sein Vergnugen 
 14.Aria: Wenn die Fruhlingslufte streichen 
 15.Recitative: Und dieses ist das Glucke 
 16. - **:** » Aria: Sich uben im Lieben 
 17.Recitative: So sei das Band der keuschen Liebe 
 18.Gavotte: Sehet in Zufriedenheit 

 19.狩のカンタータ「わが楽しみは、元気な狩のみ」 BWV 208 - アリア「羊は安らかに草を食み」

 20. Was mir behagt, ist nur die muntre Jagd!, BWV 208, (”Hunt Cantata": Aria: Schafe konnen sicher weiden )
作詞 : サロモ・フランク - Salomo Franck 
 バーバラ・ヘンドリックス - Barbara Hendricks (ソプラノ) 
 C.P.E. バッハ室内管弦楽団 - Carl Philipp Emanuel Bach Chamber Orchestra 
 ペーター・シュライアー - Peter Schreier (指揮)



勿論結婚カンタータBWV202も良いが筆者が好きで良く聴く「ヌリア・リアル, フィリップ・ピエルロ & リチェルカール・コンソート」演奏が聴き慣れて馴染むと共にルネサンスやバロック時代の音楽を専門に扱っているヌリア・リアル(ソプラノ)が好みでもある。



テノール部分は時期を取るペーター・シュライアーが参加し補っているこの作品が実にバランスが良好である、彼女の70歳を記念してのベスト盤でもある「La Voix du ciel」、1枚目は宗教的作品と黒人霊歌、この辺りが幅広い歌手と思う処である、勿論お得意の狩のカンタータ「わが楽しみは、元気な狩のみ」 BWV 208も収録している。リリックな声質、優しく語りかけるような歌唱にはしっとりとした色香が感じられ、繊細な味わいを堪能させてくれます。聴き慣れた、もろびとよ歓呼して神を迎えよ BWV 51も実に聴き続け安心して聴ける居心地が得られ10吋タンノイで聴くには実に具合が良いである。

一般的には馴染みの深い、結婚カンタータ「いまぞ去れ、悲しみの影よ」 BWV 202は全曲を収め、残念なことにBW V208の演奏はアリア「羊は安らかに草を食み」のみで矢張り全曲を注入してもらいたかった。


今日早朝モジャ君との散歩する、桜の花一輪の開花を見つける。



霧が深く前が見え難い状態であり昼間は暖かくなりそうである。三月も終わり新年度は始まるが日本の政治のこの先が心配である。


フィリップ・ピエルロ指揮のJ.S.バッハのカンタータを聴く、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントの合唱とソロ歌手たちの巧みで気品あふれる歌声を堪能する。

2021年10月29日 | オペラ・歌劇・カンタータ・オーディオ全般

KORG/DS-DAC-10Rの導入し、気づいた事はLS3/5aでの試聴はタンノイと比べ能率が若干悪く真空管アンプでの試聴はプッシュプルアンプが宜しいのかもしれない。LS3/5aでの試聴はもっぱらLUXKIT A3500プッシュプルで聴いている。
但し筆者の好きなカンタータ等人の歌声はKORG/DACが自然に響き心地よく聴こえる大人しく聴こえるがこれが自然だと気づかせるところは憎い。

しかし家庭で音楽を楽しむ程度なら、出力は3〜5Wもあれば充分とは思うが、例えばオーケストラの音の厚みまでの追求はプッシュプルアンプの導入が必要になるのかもしれない。その辺りがオーディオマニアの匙加減が腕が試されそうで人の装置の音を聴く楽しみな所かも知れない。

どの様な音楽を楽しんでいるかも装置を拝見すれば解るのかも知れない、同じ装置で弦楽器を聴くのとオペラを聴くと何れかに変化を付けて聴く場合もあるようである。音楽の楽しみは千差万別で、目で音楽を聴く、頭で音楽を聴く、身体で音楽を聴く、本来の耳で聴く人其々であろう。

最近筆者が思うに希望はKT88等の程度の良いプッシュプルアンプで聴きたい要求が強いが、暫く静観し製品を眺め探してみたい衝動に駆られる。所有するLS3/5aを2年間色々補修しやっと聴ける音になったスピーカーLS3/5aは骨までしゃぶって見たい物だと感じています。



一般的には『シングルアンプの音質はプッシュプルを上回る」という説をご紹介します。(説であって、事実ではないかもしれません!)高能率のスピーカーを使用している場合、こういったシステムにプッシュプルアンプを使うと無駄が多いという説です。

プッシュプル回路は出力段に同じ真空管が2本(ステレオでは4本)必要なだけでなく位相反転回路が必要になります。まず真空管アンプには「シングルアンプ」(以下”シングル”)と「プッシュプルアンプ」(以下”PP”)という大きな2つのグループに分かれます。

簡単に言えばシングルはのように大きな真空管(「出力管」といいます)が2本,PPは出力管が4本並んでいます。一般に出力管が多い方がパワーが大きいことはご理解いただけると思います。電気的な解説は別の機会に譲るとして、シングルは「球それぞれの音色(ねいろ)」をストレートに表現し、PPは「厚みと豊かな響き」を楽しむことが出来ます。



筆者などは貧困ゆえ古いLUXKIT A3500のアンプの配線をWEのケーブルに交換しメンテナンスして使っているが、お馴染みマッキンの真空管パワーアンプ、マランツの真空管アンプもプッシュプルで構築され未だ大切に使われています。

次に真空管には「三極管」と「多極管」(ビーム管,五極管の総称)の二種類に大別できます。代表的なところでは三極管は「300B」,「2A3」,「845」、多極管では「KT88」,「EL34」,「6L6」等がよく知られています。単純にどちらが優れているということは決められませんが、分かりやすく表現すると”三極管は柔らかく拡がりのある音”、”多極管はトランジェント(音の立ち上がり)が俊敏で、エッジ(音の輪郭)が明晰な音”という事が出来ます。

以前ブログ掲載しましたが、KORG/DS-DAC-10Rに機種変更してどの様に聴けるかを試したく筆者なりに考えるとプッシュプルでの使用が明晰な音が聴けるように感じる追求すると奥は深そうである。
良く言われる言葉で目の前で演奏している等と言われるが、其処の装置をお持ちならそれは当然である、その先はピアノなら如何にグランドピアノのペタルを踏んだ音かまで聴き分けたくなる、大人の音の追求も楽しからずやの世界です?



フィリップ・ピエルロ(指揮)、リチェルカール・コンソートの好きなアルバムを聴く。J.S. バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲/結婚カンタータ/ヘンデル:オルガン協奏曲第6番/炎の中で(リチェルカール・コンソート)バロックの美しき歌姫、以前聴いたオーディオインターフェイスよりKORGは大変良いバランで鳴る、特にヌリア・リアルの歌声も美しく気分は晴れやかになります。
LS3/5aからの音質も女性ボーカルの透明度があり据え置き型のスピーカーに比べ若干低音不足気味ではあるがこの辺りで十分であろう。
兎に角KORG/DACの替えて一番はヴォーガルご自然に聴こえる事はこのDACのの特質に思う、勿論、オペラ、ジャズヴォーカル、カンタータと全ての声が良い。

コレギウム・ヴォカーレ・ヘント, Ricercar Consort, Philippe Pierlot, Maria Keohane & CARLOS MENAベルギー出身の指揮者Philippe Pierlotは、特にバッハ作品の演奏において優れた実績を上げてきた。彼は本作『Soli Deo Gloria』で、バッハのおよそ200に及ぶ教会カンタータの中から2つの作品にスポットライトを当てており、いずれもPierlotならではの魅力的な輝きを放つパフォーマンスとなっている。

1700年代初頭のヴァイマル時代に書かれた『Cantata No. 21』では精妙かつ美しい広がりを感じさせる演奏を堪能でき、1723年にライプツィヒの教会の指揮者、オルガン奏者、作曲家を担う役割であるカントルに就任した1週間後に作曲された『Cantata No. 76』では光輝に満ちた響きに酔うことができる。この作品以降、バッハは数年間にわたって毎週のように新たなカンタータを制作し続けた。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントの合唱とソロ歌手たちの巧みで気品あふれる歌声も、このアルバムを宝物のような作品に昇華させた重要な要素だ。


J.S.バッハ: オーボエ協奏曲 BWV.1055、結婚カンタータBWV.202、ヘンデル: ハープ協奏曲、他
【曲目】
 J.S.バッハ:オーボエ協奏曲BWV1055
 同:結婚カンタータ「今ぞ去れ, 悲しみの影よ」BWV202
 ヘンデル:ハープ協奏曲
 同:カンタータ「炎の中で」HWV170
【演奏】
 フィリップ・ピエルロ(指揮)、リチェルカール・コンソート
 ヌリア・リアル(S)
 ジョバンナ・ペシ(Hp)
 パトリック・ボージロー(Ob)

ヘンデルとバッハのオペラを意識したカンタータと器楽作品を対照させて採り上げたプログラム。スペインのソプラノ,リアルのドイツ語はときに怪しいこともあるが,一応及第点。ただ,もう少しゆとりが欲しい。それ以外の奏者は悪くないが,とりたてて何か新しいものを与えてくれるというわけではない。録音はRicercarレーベルの懐の深さを感じさせるものに比べると明らかに物足りない。

もう一つ歌詞の問題がある。それぞれ原語とフランス語訳はあるが英語訳はない。どうでも良い解説には英語訳があるのにもかかわらずだ。いかにも自己中心的だ。


特に筆者の好きな世俗カンタータBWV202(結婚カンタータ)な再現、280年ぶりに甦った、幻の結婚カンタータ!ともニュースでも取り上げ2004年4月3日、毎日新聞の1面を飾った大ニュース、JSバッハのオリジナル・パート譜の発見。80年間ほど行方不明になってしまった世界中の音楽学者が探し続けていたカンタータ「満足」すべての音楽ファンを狂喜させたこの発見ですが、おそらく「実際の音を聴いてみたい」と思うのが実際、この発見に立ち会いました礒山雅氏のもとには、多くの要望が寄せられたそうです。しかしながら、発見されたのは、ソプラノとアルトのパート譜。の完全な現象を復元するのが困難な作業かは、想像に難くありません。普通であれば、ここであきらめたかもしれないかもしれませんが、この発見は非常に幸運だったと判断します。

フィリップ・ピエルロ(Philippe Pierlot)指揮者
率いるリチェルカール・コンソートとコレギウム・ヴォカーレ・ゲントによるバッハのカンタータ2篇と、リチェルカール・コンソート創設メンバーでもあるベルギーのオルガニスト、ベルナール・フォクルールの演奏によるオルガン作品を収めたアルバム。

ここに収録されたカンタータはワイマール時代とライプツィヒ時代に書かれ、その10年にわたるバッハの進化を示しています。 21番は2部構成、全11曲から成る初期の大作。バッハの生涯に何度も演奏された名曲です。



嘆きを歌う第1部、救いの喜びを歌う第2部の対照も見事な、きわめつけの美演です。76番は、ライプツィヒのトーマスカントルに着任後の初仕事だったBWV75 「貧しきものは饗せられん」の翌週に初演された作品。

トランペット による華やかな始まりが印象的です。 カップリングのオルガン作品では、バッハとブクステフーデ両大家のオルガン曲全曲録音を果たした、豊富な知識と技量を持つ現代最高峰のオルガニスト、ベルナール・フォクルールの見事なテクニックと感性を存分に堪能できます。 



【収録内容】
《J.S.バッハ~ただ神の栄光のために》
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)

  [1] カンタータ第21番 「われは 憂いに沈みぬ」BWV 21 
  [2] カンタータ 第76番「もろもろの天は神の栄光を語り」 BWV76
  [3] コラール「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639 
  [4] 「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV663
  [5] 「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」BWV617 [6] 「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV 715 
【演奏】
 コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
 リチェルカール・コンソート
 フィリップ・ピエルロ(指揮)

 マリア・コヘイン(ソプラノ)
 カルロス・メーナ(アルト)
 ユリアン・プレガルディエン(テノール)
 マティアス・フィーヴェク(バス)
 ベルナール・フォクルール(オルガン)

録音方式:ステレオ(デジタル)

一貫したスタイルと音楽性の深さピエルロ&リチェルカールによるバッハフォクルールのオルガン演奏も必聴



フィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートとコレギウム・ヴォカーレ・ゲントによるバッハのカンタータ2篇と、リチェルカール・コンソート創設メンバーでもあるベルギーのオルガニスト、ベルナール・フォクルールの演奏によるオルガン作品を収めたアルバム。

ここに収録されたカンタータはワイマール時代とライプツィヒ時代に書かれ、その10年にわたるバッハの進化を示しています。第21番は2部構成全11曲から成る初期の大作。バッハの生涯に何度も演奏された名曲です。嘆きを歌う第1部、救いの喜びを歌う第2部の対照も見事な、きわめつけの美演です。第76番は、ライプツィヒのトーマスカントルに着任後の初仕事だった『貧しきものは饗せられん』(BWV.75)の翌週に初演された作品。トランペットによる華やかな始まりが印象的です。

カップリングのオルガン作品では、バッハとブクステフーデ両大家のオルガン曲全曲録音を果たした、豊富な知識と技量を持つ現代最高峰のオルガニスト、ベルナール・フォクルールの見事なテクニックと感性を存分に堪能できます。



フィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートとコレギウム・ヴォカーレ・ゲントによるバッハのカンタータ2篇とリチェルカール・コンソート創設メンバーでもあるベルギーのオルガニスト、ベルナール・フォクルールの演奏によるオルガン作品を収めたアルバム。

ここに収録されたカンタータはワイマール時代とライプツィヒ時代に書かれ、その10年にわたるバッハの進化を示しています。



21番は2部構成、全11曲から成る初期の大作。バッハの生涯に何度も演奏された名曲です。嘆きを歌う第1部、救いの喜びを歌う第2部の対照も見事な、きわめつけの美演です。76番は、ライプツィヒのトーマスカントルに着任後の初仕事だったBWV75「貧しきものは饗せられん」の翌週に初演された作品。トランペットによる華やかな始まりが印象的です。
カップリングのオルガン作品では、バッハとブクステフーデ両大家のオルガン曲全曲録音を果たした、豊富な知識と技量を持つ現代最高峰のオルガニスト、ベルナール・フォクルールの見事なテクニックと感性を存分に堪能できます。

LS3/5aでのカンタータ(ボーガル)の人の声の良さを改めて見直す声が聴けて様に思う、勿論据え置き型の音もホール感豊かで良いが、目の前で歌を聴く感じはLS3/5aが勝る様である。

勿論以前購入したバッハ:教会カンタータ全集アーノンクール、レオンハルト、ウィーン少年合唱団、テルツ少年合唱団、の演奏も良いが、フィリップ・ピエルロ率いる少し違ったカンタータのニュアンスを求めたくなる。ブラボー!

美味い珈琲を淹れながら、バッハ好きの筆者が7月28日にバッハの命日に:カンタータ106番 BWV106 を考察。

2021年07月30日 | オペラ・歌劇・カンタータ・オーディオ全般

J.S.バッハの命日に捧げるカンタータ:『神の時こそいと良き時』(Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit)」BWV106(全文)

  神が決められた時が最上の時。

  神の内に私たちは生き、動き、在在する;
  神の意思であるかぎり。

  私たちは最善の時に神の中で死ぬ、
  神が望まれる時に。        

  あぁ主よ、私たちの心に刻んでください、
  我々が死すべき者であることを、
  我々が賢明になるために。

  あなたの家を整理せよ。あなたは死ぬ;
  生き続けるのではない。

  これが いにしえの契約;  
  人は必ず死ぬ。    
  そうです、主イエスよ、来てください!
  私の魂を み手に委ねます。
  主よ、誠を保たれる神よ、
  あなたが私を救ってくださいました。
  今日あなたは私ともに楽園にいる。
  平和と喜びのうちに私は旅立ちます、
  神の み旨のままに。
  私の心と思いは慰めに満ち、
  穏やかに落ち着いています。
  神が約束してくださったとおり、
  死は眠りに変えられました。

  栄光、賛美とほめ歌を捧げよ、
  神である父と子とに、
  そして神の霊である聖霊に。
  神の力によって
  私たちが勝利をおさめることができますように、
  イエス・キリストによって、アーメン。

今日は特別に、昔喫茶店で飲んだ美味いネルドリップで淹れた、美味しく温かい珈琲を飲みたい、その様なストレートで味わう、スッキリした飲み心地を感じる美味しい珈琲の抽出方法を誰でも味わえる簡単な淹れ方を伝授します。これは是非ストレートでお召し上がりください。

涼しい部屋でカンタータ BWV106 を楽しむ。今回は筆者のお知らせする珈琲の簡単な淹れ方を紹介します。少し過程が多いと思いますが、美味しい珈琲の淹れ方を紹介しましょう。


筆者は勿論珈琲好きですが、この味に抽出、出来るように至るには随分思考錯誤し色々試し随分長い時間を要した。
今回珈琲豆は淹れる分だけ焙烙で煎り焙煎した物が美味いが、手間がかかり過ぎ煎る事は省略し、焙煎した物を使用する、今回はペルーストレートの開封し4人前(35グラム)を計量してセラミックコーヒーミル・スケルトンを使って粗挽きで淹れる。特に筆者好みの薄めのアメリカンタイプで淹れます、淹れたてをタップリ飲みたいのだ。レギュラーのお好きな方は40gで仕上げて頂きたい。

挽き方の注意は細かく挽くことはNGです、理由は雑味、エグミが味に出て不味くなる。大きさのめあすは1粒1mm程が良い塩梅である。



ここでの注意事項は、必ず計量計を使い正確に計ってください。メアスとして1人前10gを基本にしてください。筆者は少し薄めが好みのため色々試した結果4人前で35gを挽いている。
粉の状態だと7〜10日程度がおいしく飲める期限だとされています。豆の状態なら、適切に保存できれば30日程度はおいしく楽しむことができるのです。
筆者は珈琲を落とす分をコーヒーミルで少し粗挽きする、豆の鮮度を維持するには冷蔵庫の真空チルドルームで寝かし保存する。

最近の冷蔵庫は生鮮食品の生物の鮮度を保つ真空チルドルームが付きの冷蔵庫は意外と重宝します。淹れる分量を挽いています。



此れが二番目の美味い珈琲を淹れるポイントですが、挽いた珈琲は、この後一手間加える。日本茶の急須で使う茶越(ネット)を使い細かな珈琲豆を削除している。此のネットは日本茶の茶越しのネットな粗さが実に塩梅が良い。

この作業は必ず実施されたし。雑み、エグミを嫡子で細かな珈琲を取り除くことは美味しい珈琲淹れる基本です。この作業を加える一手間が重要です。

但し既製品の茶越しは容量が小さく、茶越しの大きめの物の新規に手持ちの部分を自作した。



実はこの一手間がより美味しい珈琲をいただけるコツと思っている。今回いつもの茶漉しのネットが小さく大きめのネットを探し購入、しかしこのネットは持ち手がない、釣り道具の天秤を作りに使うステンレス棒の適度な太さのステン鉢金で持ち手で作る、此れが意外と扱いやすい。



持ち手と茶漉しは目打ちで穴をあけ、取り付けは釣具の3号のハリスを使い固定した。仕上がりは不格好だが手持ちが付き扱い安い。

特に四人前程の40グラム程の珈琲豆の越しには適切な大きさで重宝する。



一般的には手持ちの茶漉しも販売するが、多くの粉が入らなく、この際自作する。多分コーヒー専門店での販売はあると思いますが、代用品を加工して簡単に手作りしてみました。此の茶越しで珈琲の細部を覗く処理をされる方は少なく珈琲好きには此の一手間は重要な秘策である。

手持ちが付き実に扱いやすい、見た目は不格好だが、普通の針金は錆びるのでステンのしっかりした釣具の天秤制作用のステン棒を釣り糸で固定した。



その茶漉しに挽いた珈琲を入れよく振るう、細かな珈琲が取れる、ガラス瓶の器にまとめる、そして細かな珈琲豆の豆カスを団扇などで飛ばす。必ず実施すること(焙煎した珈琲豆には薄皮が残ることが多いので、茶越しでよく降って粉の削除と表面の薄皮は必ず削除します。簡単には団扇で扇ぎ削除する。)

珈琲の渋みの原因でもあるのでカメラレンズを掃除するためのブロアー等で吹き飛ばす方法も良い。筆者は小さな団扇を使っている。上記作業を省略すると、苦味、エグみが出やすく、本来の美味しい味が得られません。



次は淹れる速度は早い程美味しい、その後この前購入したハリオのクリスタルドリッパー安定してコーヒーをいれる事ができる工夫がされています。中央にお湯を注ぐと四方八方へ広がり、ドリッパー内のコーヒー粉に満遍なくお湯が行き渡り、内側のダイヤカット形状で抽出速度をコントロールします。
ので抽出速度が早いのでこのドリッパーをつかいっている。3つ穴のカリタドリッパーは使っていません。但しペーパーフィルターは様式が違うのでカリタタイプの紙ペーパーフィルターは使えません。

写真のようにクリスタルドリッパーの縦のラインにカーブが入っているが、一刻も早く落とすための誘導ラインです。これがハリタを選んだ理由です。



使用感は、ハリオの特徴でもあるように抽出速度が断然早い。

それと器具はポット用(模倣瓶)の保温タイプのサーバーを使用している、利点は普通のガラスタイプのサーバーは落とした後、現在IH用ヒーター等を販売もあるそうです、筆者は写真の保温できることで、ホットタイプ(魔法瓶)の手間要らずで重宝しています。尚後での加熱は珈琲の味が若干落ちる感もしますので加熱温度は80度に設定してください沸騰はNGです。



でき上がり量の約2倍の熱湯をケトルに準備します。ドリッパーとサーバーにお湯を通して器具を温めます。その温めたお湯をコーヒーカップに注ぎ、カップも温めます。美味しい珈琲の基本は化学現象である。

次に一番肝心なことは、珈琲抽出の「お湯の温度」は一番重要で、私の場合はポットにお湯を濯ぎ、1分程放置してドリップポットに注ぎ、約80〜83度にして珈琲焙煎を行う、温度も美味しい珈琲を淹れるには肝心で80度の温度は温暖計を使用がお薦めでこの温度管理も肝心である。適切な温度で淹れた珈琲は豆本来の甘みとはっきりとした香りが得られます。

熱めの温度が高すぎると目明日は淹れた瞬時にポッコリ膨らみ美味しそうに感じるが、間違いである適温ので淹れると少し時間が経ってから少し膨らみが出ます、此れが一番の注意点ですかね?



ペーパーフィルター(円すい形用)をチャック部分に沿って折り、写真のようにドリッパーに密着させます。そこに杯数分のコーヒー粉を入れます。ドリッパーを持ち上げ左右に揺らして、粉の表面を平らにします。

一言メモ:珈琲の種類は大変数多く、価格も可也の差があります、勿論高額な豆が淹れれば美味しいが、種類によっては1人前10gの方式は違って来ますので味を確かめながら調整することも楽しみと言えるでしょう。



熱湯の入ったケトルを用いて、でき上がり量までお湯を注ぎ分けていきます。
1回目は、コーヒーのおいしさを決める一番大切な工程です。写真③のように、粉全体にお湯が浸み込む程度に中央から外側に向かって渦を描く要領でていねいに注ぎ、20秒程待ちます。



2回目は、コーヒーの風味が一番良く出ますので、たっぷりと注ぎます。
写真のように中央に小さな円(1~2杯の場合は10円玉位、3~4杯の場合は500円玉位)を描くように繰り返し注ぎ、ドリッパー内の湯量が上がって表面が平らになったら注ぐのを止めます。ここで、風味豊かな味わいが引き出されます。

3回目以降は注ぐタイミングがとても大切です。中央がくぼみ、表面の泡の層が崩れないうちに2回目と同様に注ぎます。 新しい泡は白くなります。



但し注意点は珈琲を落とした最後の残りは別に処分することで、淹れたての、マイルドでスッキリした口当たりは実に上手い。

そして最後の注意点は・・・最後の一滴までは絞りださいである程度は処分することである。試しに最後の部分を飲めばわかるがエグミが出て不味いようです。

この方式で抽出した珈琲はワンランク上の味が楽しむるとおもいます、もちろんストレートで頂くことが、とっても美味しい珈琲店での味わいが蘇ります。是非お試しいただきたいと思います。以上誰もが美味しい珈琲が頂けます。

淹れ方は落ち着いた容量で、ゆったりした気持ちで淹れることを心がけて頂きたい「美味しい珈琲を楽しみながら良い音楽」をお楽しみください。


ここで簡単にカトリックに関する記事を紹介します。

カトリックというのはローマ市内にあるバチカン市国が本山で、ローマ=カトリッ クとも呼ばれ、イエスの使徒ペトロを初代とする教皇を頂点とします。



バチカンのサン・ピエトロ(聖ペトロ)大聖堂はペトロの墓のあった場所だとされていま す。これとは別に、ローマ・カトリックと分裂したコンスタンティノープル(現イスタンブール)の東方教会 (正教 会)というものがあり、ギリシャ正教、ロシア正教などが含まれます。一方でプロテスタント(新教)は16世紀に起きた宗教改革でカトリックにプロテスト (抗議)した教派で、罪の許しをお金で買えるという考えを堕落と考え、反対しました。 

後 に新大陸にも広がりましたが、バッハのドイツはプロテスタントの中心人物であるマルティン・ルターの出た国で、バッハ本人もルター(ルーテル)派=プロテ スタント教徒です。この系統にはそれ以外にもたくさん派や呼び名があり、時代と場所はそれぞれでも、カルヴァン派/ユグノー教徒(フランス)、 プレスビテリアン(スコットランド)、ピュー リタン(清教徒/イギリス)や、シンプルな家具で有名なシェーカー教徒、馬車に乗って電気を使わないアーミッシュなどもプロテスタントの一つです。

現代ア メリカには米国聖公会、長老派、メソジスト教会、バプテスト教会、福音派など、さらにたくさんの宗派があります。カトリックの勢力分布はヨーロッパでは南側のラテン系の国々中心で、加えてオーストリアと東欧の西半分、中南米諸国になり、プロテスタントはヨーロッパでは北方の国々とアメリカ、オーストラリア という ことになります。

そして正教会は東欧の東半分とロシア、ギリシャなどです。面白いのは贅沢な食べ物や ファッションといった、感覚を喜ばせるものに対しての官能に許容的なのはカトリックの文化で、気候や貧しさとも関係があったにせよプロテ スタントは禁欲的だったこと、その一方で現代では人工中絶や同性愛といった性に関わることに比較的寛容なのはプ ロテスタント系の派が多く、カトリックは原則禁止であることです。

バッハの命日に聴く音楽はカンタータ106番 BWV106 神の時こそ いと良き時 (Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)の 亡くなった日。1685年3月21日 アイゼナハ - 1750年7月28日 ライプツィヒ享年65歳。


バッハ作品の中でカンタータに だけ、第何番という曲番号と BWV 番号とが一致するという特典が与えられているわけです。BWV というのは Bach-Werke-Verzeichnis(バッハ・ヴェルケ・フェアツァイヒニス)の略で、英語では Bach Works Directory、バッハ作品要覧という意味です。通し番号だけでなく、作品目録全体をも表すからです。

『神の時こそいと良き時』(Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit)」BWV106は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1707年から1708年頃に作曲したと推察される教会カンタータ。通称は「哀悼行事(Actus Tragicus)」。全4曲からなり、当時の死生観を反映した作品として、また草創期の素朴な作品として重視する愛好家も多く、のちの整然としたカンタータとは違う構造もあいまって、非常に人気の高いカンタータの一つである。
 第1曲 ソナティーナ Sonatina(リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 第2曲 『神の時こそいと良き時』(Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit)
 第3曲 『御手にわが霊を委ねん』(In deine Hande befehl ich meinen Geist
 第4曲 コラール『誉れ、讃美、尊崇、栄光を』(Glorie, Lob, Ehr und Herrlichkeit)


バッハがミュールハウゼンの聖ブラジウス教会のオルガニストであった1707年に作曲された、カンタータとしてはもっとも初期の作品の一つです。作詞者は不詳ですが、おそらく、10月8日に亡くなった叔父のトビアス・レンメルヒルトの葬儀のために作曲されたものだろうと思われています。

ライプツィヒ時代のレチタティーヴォ-アリアという形式ではなく、一つの楽章の中で、曲想の異なる合唱やソロが切れ目なく続くことが特徴的です。
なお、ミュールハウゼンのオルガンのピッチが高かったため、合唱やオルガンはコアトーンの変ホ長調、ブロックフレーテのみはカンマートーンのヘ長調で記譜されていますが、新バッハ全集ではヘ長調が採用されています。



「第1曲 ソナティナ」
編成:ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
声楽をまったく用いない、いわゆるシンフォニアです。短いながらもブロックフレーテとヴィオラダガンバの渋い響きが美しい佳曲です。

「第2曲 合唱とコラール」
 第2曲A 合唱
編成:合唱、ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
ソプラノがGottes Zeit(神の時こそが最上の時)と先導してホモフォニックに歌いだしますが、すぐに3拍子のフーガ(神においてわれらは生きる)となります。その後アダージョ(神において死するのは正しい時)となり次部分を準備します。
 第2曲B アリオーソ
編成:独唱テノール、ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
楽器群の豊富な伴奏を伴って、Lentのテンポでテノールが Ach, Herr! (ああ、主よ、死を思うことを教えてください)と歌います。
 第2曲C アリア
編成:独唱バス、ブロックフレーテ2、通奏低音
前曲からそのままつながり、再び速いテンポの3拍子となって、バスがBestelle dein Haus! (あなたの家を準備しなさい)と歌います。
 第2曲D 合唱
編成:合唱、ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
やはり前曲から続けて、Es ist der alte Bund (それは古い掟、人は死ななくてはならない)とアルト以下の3声の合唱でフーガが始まりますが、すぐにソプラノがJa, ja, Komm, Herr Jesu (さあ、イエスよ来てください)と割って入ります。そこに楽器群がIch habe mein Sach Gott heimgestellt (わがことは神にゆだねます)というコラール旋律で加わります。3群の旋律が豊穣に絡み合ったのち、末尾ではソプラノだけが残り、消え入るようなピアニッシモのHerr Jesu! の声で終わります。

「第3曲 アリアとコラール」
 第3曲A アリア
編成:独唱アルト、通奏低音
アルト独唱が通奏低音だけを伴って、In deine Hände(あなたの手にわが魂を)と歌います。
 第3曲B アリオーソ
編成:独唱バス、合唱(ソプラノ)、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
前曲のアルトを受け、バス独唱が通奏低音だけを伴って、Heute, heute, wirst du mit mir (今日こそ、あなたは私とともに楽園にいるであろう)と歌い始めます。しばらくのち、このバスのアリオーソに、2声のガンバと同時にソプラノが有名なコラールMit Fried und Freud ich fahr dahin (平安と歓喜もて われはいく)で重なります。バスのアリオーソはいつしか聞こえなくなり、コラール旋律とガンバの後奏が残ります。

「第4曲 合唱」
編成:合唱、ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
楽器の前奏に続いて、Glorie, Lob, Ehr und Herrlichkeit (栄光と讃美と名誉が父と子と聖霊なる神にありますように)が、コラール In dich hab' ich gehofft, Herr! (主よ、汝のうちに我は望む)の旋律にのせて歌われます。やがてAmen(アーメン)がフーガで華やかに歌われますが、最後にはブロックフレーテとガンバだけが残り、こだまのようにアーメンの音形を弱音でなぞって曲が閉じられます。

バッハ本人の手による資料は失われており、18世紀後半に作成された総譜のコピーが最古の資料である。別名の「哀悼行事」とは、そのコピーのタイトルである。このタイトルと歌詞の内容から、葬儀の時に演奏するものと推測されている。
美味い珈琲と良い音楽を聴くゆったりした時間が流れる。アーメン!


ジャコモ・プッチーニー作曲のオペラ「トゥーランドット(Turandot)」の演奏をアルベルト・エレーデ指揮で考察

2021年06月07日 | オペラ・歌劇・カンタータ・オーディオ全般


最近知り合えた友人が昨日遠方より自宅に来ていただき誠にありがとうございます。彼は最近FYNE AUDIO F500を購入したそうだが、その音質と本日筆者の所で聴く10吋TANNOYの音質とよく似ているとおっしゃておられた。

筆者の考えるオーディオの楽しみは例えばテノール歌手のマリオ・デル・モナコがスピカーの中央で歌う歌声が腹の底から出る肉声を聴くような音に夢中になる、この様な楽しみがオーディオいじりの醍醐味かも知れない、TANNOYオリジナルⅢLZでは決して味わえない音なのです。オリジナルⅢLZではせいぜい楽しんでも弦楽四重奏程の音量を少し絞って鳴らす事が限界と思う。

FYNE AUDIO F500のスピーカーは以前TANNOY社のシステムにも同様のスピカーユニットが下方向に向けられた写真を見た記憶がある、コマーシャルの写真を見た物なので音質は不明だが、低域は豊かなプレゼンスが得られる様にも思う。



FYNE AUDIO F500はTANNOYを制作した人が音を現代風にしたエンクロージャーとお聞きします。ユニットの作りもTANNOYとよく似た作りになっていて、音質もよく似ているそうです。現在音質はエージングが進むにつれ良く無であろうと言ってました、武漢ウイルス感染ワクチン注射後には一度訪ねてさせてください、等の会話でお別れしました。次回はより深いオーディオ談義に花を咲かせましょう。勿論エージングが進めば素敵な音が鳴ると言っておられました。

自慢の美味しい珈琲など召し上がっていただきたい所ですがコロナ禍の事もあり今回飲食は省略させていただき申し訳ありませんでした。



と同時に最近筆者の業務用CDは若干の音飛びがする、この状態は軽度なのでレンズクリーナーで清掃すれば改善の予期はあると彼は言われ又、それでも治らない場合はレンズを無水アルコールで清掃する良いという方法を教えて頂く。

翌日早速近くの大手電気屋で湿式のクリーナーを購入して清掃した、今までのクリーナーはクリヤー液は無いものを利用していたが効き目はなかった。扱い方は簡単でCDに付属するクリヤー液をCDに突起したブラシ部分に溶液を染み込ませ可動テストする。清掃終了後は清掃終了のコメントが流れ、CD購入後は全くクリーナー清掃はしてないため続けて2回ほど行った。
古めのCDを試聴すると見事に音飛びもしなくクリヤーに改善され若干だが音質も寄りクリヤーになったように感じる、又古いCDも無水アルコールにて清掃すると以外に汚れが取れる様子、早速確かめてドライブするとクリヤーな音が再現される、やはり定期的なメンテナンスは大切である。

しかし此のようなオペラ鑑賞は今後は映像も見えるDVDでの鑑賞が最強のようにも思う、「見える音」も興味あります、例えばワグナーの指輪の劇中、指輪を投げるシーン等も音より確実に目視できる音(場面が見える)が面白い。
今注文の24インチiMacが後少しで到着すると思うが、しっかりセッティングして今後違った方式の鑑賞ができると思うと楽しみが増える。

もしオペラ好きの方がいれば、エンクロージャーは低域のタップリ鳴る、大型の物での視聴をお薦めする、高級なブックシェルフ型のスピーカーでは決して味わえない、ホール感が体験出来る、如何にも舞台で行わるるオペラの醍醐味、迫力感が味わえる事は間違いないようです。この様な体験をすれば適度な据え置き型の大型エンクロージャーは手放せなく成ってしまう。



音楽とは、まさに音を楽しむ・・・基本は楽しむ事が一番に思う。武漢ウイルスが蔓延する以前国立劇場での『トゥーランドット』のオペラを予約していたが、公演は中止延期になり観劇は夢に終わる。
今後もチャンスが有れば是非観劇したい。最近少しただなんとなく世の中の不安が気になり「軽い鬱状態」になり少し安静状態で体調も戻りホットしています。筆者も意外と人間らしい部分が残っていると関心している。

意外と今も続く武漢肺炎のための意味のない緊急事態宣言発令、只々国民を脅し今回のワクチン注射を強要しこの注射のために亡くなった方の人数も発表はしない、国民に納得させ実施する行政はこれで良いのか疑問である。薬害訴訟に対応する姑息な方法と思わないのであろうか?疑問はつきまとう。

台湾もアストラゼネカの薬も入手出来、中共より益々東アジア地区の不安も高まり、すでに台湾にはアメリカ陸軍部が上陸し慎重な訓練をしている事も公開されている。中共、お隣さんも含め今後の動きに最新の注意をしなければならない、と同時に親中、親韓議員並び、慰安婦問題の巣窟の朝日新聞等の反日記事も横行し日本も不安要素は大いに広がって心配は深まる。
先の大戦で戦争の辛さは十分承知しているのに、間違った教育をした結果アジア地区は危険状態になったようである。



以前にも紹介したジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini/1858年-1924年)1858年生まれ。1924年没。イタリア出身。ヴェルディに続く、イタリア・ロマン派歌劇の後半を飾る大作曲家。教会オルガニストとして出発、ミラノ音楽院で学ぶ。ヴェリズモ・オペラをさらに発展させ、旋律美と管弦楽の効果的使用でドラマチックな世界を創出。

ジャコモ・プッチーニが作曲した最後のオペラです『トゥーランドット』(Turandot)の最大のハイライト、とにかくマリオ・デル・モナコのカラフが凄いです。当時から言われた、こんなカラフは聴いたことがありませんと言われています。「黄金のトランペット」の異名をとっただけのことはあり、このカラフだけでも聴く価値はあると思うのだが・・・・。

ここで真打ち登場である。アルベルト・エレーデ Alberto Erede指揮のプッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」 全曲が古い録音出すが最高傑作と思う。

他の歌手の存在感が薄れてしまいますが、戦後カラスと人気を二分したというレナータ・テバルディのリューも非の打ちどころがない歌唱で、役にふさわしいと思いますので少し古いですが再度。この際しっかり『トゥーランドット』を検証したいと思います。



以前の筆者の音響機材の音質と比べ確かに、オーケストラ、オペラは臨場感も豊かに再現できる「続銘AXIOM80 TANNOY」と命名した、但しGOODMANS AXIOM80専用のオリジナルボックスは無く、当時は一枚の箱の図面で皆さん自作したと聞くが、我が国はYAMAHA楽器でエンクロージャは製作し販売したと聞くが事実は定かではない、筆者仕様のエンクロージャーは確かにしっかりした作りは気に入ってます、堂々とした佇まいである。

筆者の思うオペラの楽しみ方は、一番はホール感を感じられる程々のエンクロージャーとユニットの組み合わせが絶対の必要上演にも思う、ブックシェルフの様な小型のスピーカーでは体感できなく不満が募る、現在居間で聴く筆者のエンクロージャーは我慢すれば楽しめる音は鳴ってくれるようです。

TANNOY IIILZ(Monitor Gold)のユニットを渋柿液を2度塗り乾きも陰干しし上手く仕上がった、此のユニットの特質は高温の涼やかさは特質であり一度聞けばその音に魅了される。GOODMANS AXIOM 80の箱にオリジナルの(A.R.U.180)装置の付いた箱に移植し発売当初のユニットに近い物に復活したと思うシステムはオペラ、歌劇、ワグナーの「指輪」はたまたバッハのカンタータ等を鑑賞するには実にホール感たっぷりに味わえる現在の装置には(特にこの装置をお譲り頂いたY氏には)大変感謝しています。現在の装置は筆者の部屋にはこのサイズは限界でこれ以上の装置は不要である。当分無理だが、今後は程良い素直な三極管の真空管アンプは試して見たいと思う。

感じることに思うはひっそりオペラを満喫するにはこの「AXIOM80 TANNOY」で適度な音量では改めて楽しむエンクロージャーと思う、此のエンクロージャー入手して歌劇、オペラ鑑賞の機会が多くなっている、適度な大きさも影響あると思うが、最高な臨場感豊かな歌声、大好きなジャコモ・プッチーニの最後の作品を楽しむことにした。筆者所有のエンクロージャーでの鑑賞はリアル感もあり、見事に響くホール感を味合えば益々オペラの鑑賞が好きになります。

愚妻などオペラ鑑賞すると壊れた音楽と言われ、音量を小さくして聞けと叫ぶが・・・?確かに隣室では低音のボンボンと聴こえる音は、嫌いな人には地獄の響きのような音なのであろう(笑)



先ずは『トゥーランドット』(Turandot)は、フランソワ・ペティス・ド・ラ・クロワ、1963年にパリで生まれ、パリで死去。1713年12月4日は、フランスの東洋学者が1710年~1712年に出版した『千夜一夜物語』(原題Les Mille et un Jours、『千一夜物語』とは別の作品)の中の「カラフ王子と中国の王女の物語」に登場する姫の名前であり、また、その物語を基にヴェネツィアの劇作家カルロ・ゴッツィが1762年に著した戯曲、および、それらに基づいて作曲された音楽作品である。上記に該当する音楽作品は複数存在するが、本項では、これらのうち最も有名なジャコモ・プッチーニのオペラ『トゥーランドット』について記述する。

『トゥーランドット(Turandot)』は、ジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini/1858年-1924年)が作曲した最後のオペラです。
残念ながら「リューが自刃した場面」でプッチーニは亡くなってしまい、それ以降の場面は友人フランコ・アルファーノによって書き加えられました。
また、このオペラでカラフによって歌われる「誰も寝てはならぬ(Nessun dorma)」はオペラの代名詞的存在となっており、テレビCMなどでも度々流れています。

最近は特にルチアーノ・パヴァロッティが歌った「誰も寝てはならぬ」は、クラシックとしては異例のイギリスのシングルチャートでトップを記録し、全英で400万枚以上、全世界で1200万枚以上の売上を記録しました話は有名です。改めて此の二人を比べる事ができるYouTube配信を紹介する。コロナ禍の時代欧州で昨年にもこの曲が流され多くの医療従事者の人々が感激を味わった事であろう。

いつ聴くも感激する、最も有名なハイライト曲は第三幕第一場の誰もがわかりやすい内容とプッチーニ《トゥーランドット》「誰も寝てはならぬ」 デル・モナコが有名である。


オペラ対訳プロジェクトよりジャコモ・プッチーニ 《トゥーランドット》から「誰も寝てはならぬ」をイタリア語日本語対訳字幕付きでお届けします。音源はマリオ・デル・モナコのテノール、エレーデ指揮 / ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団です。

続いてYouTube(ルチアーノ・パヴァロッティの演奏)


ここで簡単なあらすじを述べると・・・・・。
第1幕
はるか昔、伝説時代の中国・北京。皇帝アルトゥムの娘トゥーランドット姫は、世界各地から求婚してくる王子たちに3つの謎をかけては、答えられなかった者たちを斬首の刑に処すため、人々に恐れられていた。国を追われ、心優しい召使いの娘リューを従えて放浪するタタールの前国王ティムールは、生き別れた息子のカラフと、宮殿前の広場で再会する。カラフは、広場で一目見たトゥーランドットの美貌の虜になり、彼女の愛を勝ち取ろうと決意する。カラフを心密かに慕うリューは泣きすがるが、カラフはリューに年老いた父の世話を頼み、3つの謎解きに命を賭けて挑む。



第2幕
トゥーランドットは、昔、祖先のロウ・リン姫が異邦人に虐殺された、だから私は異邦の王子たちに復讐するのだと話す。謎解きが始まり、名も知れぬ若者(カラフ)は見事に正解する。皇帝をはじめ人々は喜ぶが、トゥーランドットは動揺し、私は誰のものにもならないと結婚を拒む。姫の真の愛を欲するカラフは、夜明けまでに私の名を明らかにできたら命を捧げよう、と今度は自分から謎を出してみた。

第3幕
北京の町には、若者(カラフ)の名前が分かるまで誰も寝てはならないという布告が出された。カラフは名高いアリア「誰も寝てはならぬ」を歌い自信を示す。
トゥーランドットは、リューを拷問にかけて若者の名を明かさせようとするが、リューは秘密を守ろうと自らの命を絶つ。姫は愛の力に心を打たれる。カラフがトゥーランドットに情熱的な口づけをする。トゥーランドットは、カラフの名が「愛」であると人々に告げ、2人は結ばれる。



定番中の中の定番とされ、録音は古いが音質は大変良く全曲聴いてしまう。「トゥーランドット」の作品としては是非視聴して頂きたいアルバムである。

プッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」 全曲

指揮アルベルト・エレーデ(Alberto Erede)
1909年11月8日、ジェノヴァ生まれの指揮者。2001年没。ミラノのヴェルディ音楽院を経て、スイスのバーゼルでワインガルトナーに師事する。1935年にトリノでデビューし、45年からトリノ放送交響楽団の指揮者や、ライン・ドイツ・オペラの音楽監督などを歴任。イタリア・オペラを中心に演奏活動を続け、59年にはイタリア・オペラ団と初来日し、「オテロ」などを指揮した。68年、バイロイトで「ローエングリン」を指揮、その後も、メトロポリタン歌劇場を初め、欧米各地で活発な演奏活動を展開した。



1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディ(Giuseppe Fortunio Francesco Verdi) は、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。

ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
1908年創設、管弦楽を専門に演奏するイタリア最古のシンフォニー・オーケストラ。これまでマーラー、ドビュッシー、R.シュトラウス、ストラヴィンスキー、ヒンデミット、トスカニーニ、カラヤンらを指揮に迎え、14000回に及ぶコンサートを行なう。83年から90年まではバーンスタインが名誉総裁を務め、97年から2005年までチョン・ミュンフン首席指揮者に就任。2005年10月よりアントニオ・パッパーノが音楽監督に就くと、カンタービレも音もさらに輝きを増し、2007年の来日公演でも絶賛される。2009年、クラシックFMグラモフォン賞(オペラ部門)受賞。翌年の英・クラシックFM誌で〈世界のオーケストラ・トップ10〉に選出。

ローマ聖チェチーリア音楽院合唱団
伊・ローマを拠点とする現存する最古の音楽教育機関、サンタ・チェチーリア国立アカデミアに所属する合唱団。古典クラシックや現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、ロリン・マゼールとシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のオーケストラ、カルロ・マリア・ジュリーニとRAI、クラウディオ・アバドとベルリン・フィル、ヴァレリー・ゲルギエフとキーロフ・オーケストラ、アバドとルツェルン祝祭管など名門オーケストラおよび指揮者とともに活動を展開。また、ザルツブルク音楽祭ほか著名音楽祭にも出演。受賞歴も多い。

ソプラノ:レナータ・テバルディ
1922年2月1日、イタリアのペーザロ生まれのソプラノ歌手。2004年12月19日、サン・マリノにて没。パルマのボーイト音楽院でカルメン・メリスに師事し、1944年『メフィストーフェレ』のエレーナ役でデビュー。その後、トスカニーニに認められ、1946年のミラノ・スカラ座再開記念コンサートに出演し、一躍注目を浴びた。以来20余年に渡り、世界各地の主要な劇場で活躍し、イタリア・オペラ界を代表するプリマ・ドンナとして、マリア・カラスと人気を二分した。レパートリーはヴェルディ、プッチーニ、ヴェリズモ・オペラのヒロインなどで、その輝かしい声と見事な演技力は聴衆を魅了した。



マリオ・デル・モナコ
テノール歌手。1915年フィレンツェ生まれ。85年没。「黄金のトランペット」と呼ばれた輝かしい声を持ち、ドラマティックな役柄で高く評価された。13歳からヴァイオリンを学び、16歳から本格的に声楽を学ぶ。後にペーザロ音楽院のメロッキに師事。卒業後はレコードなどを通じてほとんど独学で発声とオペラ表現を学んだと言う。大戦中もイタリア各地の歌劇場に出演して経験を積み、46年『アイーダ』のラダメスで評判を取り、49年のミラノ・スカラ座での大成功を経て“黄金のトランペット”と称され、名テノールとしてオペラ界に君臨した。

半世紀以上を過ぎた現在も絶大な人気を博しているのがエレーデの《トゥーランドット》です。デル・モナコ演じるカラフが強烈なインパクトを有し、彼の歌う2つのアリア、第1幕終了時のアンサンブルを貫く声の輝かしさなどは不滅のもの。これが全盛期の歌声です。その他どの歌手も素晴らしい歌唱を繰り広げる20世紀の名盤です。

 歌劇《トゥーランドット》(全曲)Turandot - Complete



 トゥーランドット インゲ・ボルク(ソプラノ)
 Turandot Inge Borkh, soprano
 リュー レナータ・テバルディ(ソプラノ)
 Liu Renata Tebaldi, soprano
 カラフ マリオ・デル・モナコ(テノール)
 Calaf Mario del Monaco, tenor
 ティムール ニコラ・ザッカリア(バス)
 Timur Nicola Zaccaria, bass
 ピン フェルナンド・コレナ(バリトン)
 Ping Frnando Corena, baritone
 パン マリオ・カルリン(テノール)
 Pang Mario Carlin, tenor
 ポン レナート・エルコラーニ(テノール)
 Pong Renato Ercolani, tenor
 皇帝アルトゥム ガエターノ・ファネッリ(テノール)
 The Emperor Altoum Gaetano Fanelli, tenor
 大臣 エツィオ・ジョルダーノ(バリトン)
 A mandarin Ezio Giordano, baritone

【演奏】
 サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団・合唱団
 Orchestra e Coro dell'Accademia Nazionale di Santa Cecilia, Roma
 指揮:アルベルト・エレーデ
 Conducted by Alberto Erede
【録音】
 1955年7月 サンタ・チェチーリア国立アカデミー

伝説的なトゥーランドット歌いであり、ワーグナーなどのオペラでも一時代を築き上げたボルクのトゥーランドット、そしてデル・モナコのカラフ、テバルディのリューという、イタリア・オペラの黄金時代と呼ばれた1950年代を代表する「トゥーランドット」の歴史的名盤であり、歌の魅力でこれを凌ぐアルバムは他にないとおもう。

音質も1955年録音今から60年以上前の録音とは思えないほどクリアで分離がよく、低音の迫力が違います。近年の録音と言われてもわからないクリーヤーな音質が大変魅力的だ。前奏曲から始まる音に驚き実にオケも上手く古い録音だが音質は実にリアルに聴こえる。東洋を思い浮かべる鐘の音も(仏教で使う鐘の音)それらしく聴こえる感じも面白い。インゲ・ボルグのトゥーランドットはニルソン程ではないですが及第点。しかしなんといっても本録音のウリは黄金のトランペットのデル・モナコによるカラフでしょう。コレッリやパヴァロッティも目じゃないですね。熱さ、ハリ、声量。圧巻です。



とにかくマリオ・デル・モナコのカラフが凄いです。こんなカラフは聴いたことがありません。「黄金のトランペット」の異名をとっただけのことはあり、このカラフだけでも聴く価値はあります。
他の歌手の存在感が薄れてしまいますが、戦後カラスと人気を二分したというレナータ・テバルディのリューも非の打ちどころがない歌唱で、役にふさわしいと思います。

トゥーランドットとは中国の姫の名前です。とても美しく、求婚する若者が後を絶たないのですが、冷酷なことでも知られています。彼女と結婚するためには3つの謎を解かなければならず、それに失敗した者は首を切って殺されてしまうのです。今日もペルシアの王子が月の出と共に命を絶たれてしまいます。そこへある国の王子カラフがあらわれ、自分がその3つの謎かけを解いて姫に求婚すると名乗りをあげます。このトゥーランドットが出した3つの謎というのがちょっとしゃれているというか文学的で面白いのです。

 トゥーランドット「毎夜生まれて明け方に消えるものは?」
 カラフ     「それは希望。」
 トゥーランドット「赤く炎の如く熱いが火ではないものは?」
 カラフ     「それは血潮。」
 トゥーランドット「氷のように冷たいが周囲を焼き焦がすものは?」
 カラフ     「それはトゥーランドット」
禅問答のような問のようなやり取りは、これで全問正解だそうです。

流れとしてはこれでめでたしめでたしという事になりそうなのですが、そう簡単には行きません。トゥーランドットが結婚をいやがり父王に訴えたのです。父王は「約束は約束だから」と娘を諭します。そしてカラフは姫に対して「私も謎を出そう。私は誰にも名前を知られていないはず。明日の夜明けまでに私の名をつきとめれば結婚をあきらめて私は潔く死のう」と言います。
トゥーランドットは月明かりの下で、「今夜は誰も寝てはならぬ。彼の名を解き明かさなければ住人を皆死刑にする」と命令を下します。ハイライトでは、それを聞いたカラフはこのアリア「誰も寝てはならぬ」を唱います。



このアリアはその美しさからテノール歌手の憧れの曲なのですが、一躍世界的に有名にしたのはルチアーノ・パヴァロッティという歌手です。彼は世界三大テノールの一人と言われた名手なのですが、あるラジオ番組で彼が歌うこの曲が流れるや否や全ての人を魅了し、CDをシングル発売、イギリスの全ジャンルシングルチャートトップを数週間に渡り記録、全世界で1200万枚以上の驚異的セールスとなりました。

サッカーのワールドカップ記念コンサートやトリノオリンピックの開会式でもパヴァロッティ本人の歌唱で披露されました。クラシック内外の色々な歌手のレコーディングがありますが、私はパヴァロッティ以上に完璧に、しかもこの上なく美しく歌われたものに出会ったことがありません。パヴァロッティはルックスはお世辞にも「王子様」という感じではないのですが、この人以上に美しい声と情緒を持つ歌手が今後現れてくるのかどうか……。とにかく最高の歌声です! 

だまされたと思って一度お聞きください!ブラボー!