筆者は寒くなる時期になるとボサノヴァを聴くことが多い、寒いのが嫌いで雰囲気だけでも夏の日差しが恋しくなる。何故かボッサは横浜の景色と合い、昔の写真と組み合わせてみました。
毎年この時期は大変忙しくなる時期で、随分疲れが出る、近場の温泉利用が多くなる、露天で寛ぎ、塩サウナで風邪対策と疲れ対策に温泉効果はありがたい。其の様なリラックス感を高める音が鳴るボッサも効果あるようである。
今回の2010年5月4日にアメリカで発売となった、この「シナトラ/ジョビン」完全版 "Sinatra Jobim: The Complete Reprise Recordings"のリリースはファンにはとても嬉しい出来事だ。それは、この完全版が世に出るまで、40年もの長い長い空白の年月があったからだ。
「シナトラがボサノヴァを歌うとこうなっちゃいます、実に大人の味がするシナトラ節のボサノヴァですよ!」
1967年、シナトラがボサノヴァにはじめて取り組んだ作品。アントニオ・カルロス・ジョビンとクラウス・オガーマンという黄金コンビを従えた必聴盤の完全版である。
試聴は最近定番のように聴く、先日入手し使用するKORG / DS-DAC-10R USB-DACと、壊れた接続ケーブルの補修で音質解消した、兎に角導入後2年間も苦労し、やっと原因解明に気が付き補修したが、接続箇所の溶接部分が取れ原因が判明し直し後は、本領発揮の3/5aは流石良く鳴る様である。
KORGについては音質効果も試したいことも残ってますので今後徐々に試して見たい事と、レコードプレイヤーも使えるので試して見たいですね!
音質的には欧州系の渋みのある音質は好みも様々ではあるが、Sinatra Jobimのボッサはよくマッチする、憂いな感じのシナトラ節のボッサもいいですよ!
勿論KORGのDACの音質と大変上手くマッチングして大人の雰囲気を醸し出します。
特に人の声については真空管アンプでの駆動が心温まり、良い感じに鳴るようです、オーディオに関する限り火屋のアンプが良く鳴るようです。
40年以上の時を経てフランク・シナトラ・エンタープライズよりライセンスを得たコンコード・グループが、10曲のオリジナル曲に加え、その3年後の1969年にレコーディングされ『Sinatra / Jobim』として発売されるはずだった10曲を収録したようです。
フランク・シナトラ。彼のトレードマークであった〈中折れハット〉そんな彼のトレードマークは「帽子」(ハット)である。
彼のダンディさを引き立たせた小物でもある。昔は男性の服装雑誌のない頃は、皆さん個人的に好みの俳優さんの衣装の物真似でもあった。個人的にはシナトラのあみだに被る帽子姿が印象的に目に焼き付いている。
今は若い世代は知らない人もいるようですが、フランシス・アルバート・”フランク”・シナトラ(Francis Albert “Frank” Sinatra)生誕:1915年12月12日出身:アメリカ合衆国のジャズ・ポピュラー歌手、死去:1998年5月14日。
一般的にはフランク・シナトラ(Frank Sinatra )ニュージャージー州ホボーケン生まれ、世紀を代表するエンターテイナー。
1039年、ハリー・ジェイムス楽団の専属歌手になる。
1040年にトミー・ドーシー楽団へ移籍。
1942年に独立してコロムビア・レコードと契約。全米の大人気歌手となる。
ところが数年後、人気に陰り出てコロムビアとも契約を破棄。53年映画「地上より永遠に」でオスカー受賞。キャピトル・レコ-ドと契約。58年<オール・ザ・ウェイ>でアカデミー賞優秀主題歌賞受賞。60年代に自らリプリーズ・レコードを設立。71年引退するが74年にカムバック。
有名な言葉に「気取って帽子を斜めにかぶる。その角度に君の態度が表れる。(Cock your hat – angles are attitudes.)」大変な帽子好きな面もある様です。数々の世界的大ヒット曲を世に送り出し、卓越した歌唱力から「ザ・ヴォイス」と称される。エルヴィス・プレスリーやマイケル・ジャクソンなどと並び、20世紀を代表する歌手の一人。
特に筆者は昔からシナトラの「Strangers In The Night」は好きで忘れた頃に聴き楽しんで入るが、大人の魅力たっぷりに歌うボッサもご機嫌ですよ!
かたや アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)ジョアン・ジルベルトらと並び、ボサノバの創生者の1人として知られるブラジルのミュージシャン、アントニオ・カルロス・ジョビンのドキュメンタリー。代表曲「イパネマの娘」は、スタン・ゲッツの名盤「ゲッツ/ジルベルト」に収録された英語版ほか、サミー・デイビス・Jr.、ダイアナ・クラールら数多くのミュージシャンにカバーされ、ボサノバを世界に浸透させるきっかけとなる。
解説や説明を省き、ジョビンの音楽とともにその人生やボサノバの歴史をたどる。1927年1月ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。ボサ・ノヴァ最大の作曲家。ギタリスト/ピアニスト/シンガー。「イパネマの娘」「波」「フェリシダーヂ」など数多くのボサ・ノヴァ・スタンダードを作曲した。ジョアン・ジルベルトが歌ったボサ・ノヴァ誕生曲「想いあふれて」もジョビン作。また、ジョアンと同様、60年代の前半に渡米して米国を拠点にして活躍を続けた。世界のポピュラー音楽史の中でも最重要の作曲家のひとり。94年12月8日死去。
ようやくここにひとつの作品としてコンプリートが実現しました。デジタル・リマスタリング。Warner/Repriseのクリエイティヴ・ヘッドだったStan Cornynのライナーノーツ収録。
"Sinatra Jobim: The Complete Reprise Recordings"のリリースはファンにはとても嬉しい出来事だ。それは、この完全版が世に出るまで、40年もの長い長い年月があったからだ。
勿論シナトラはポルトガル語でなく英語で対応する、実にシナトラらしい、
タバコを蒸しながら歌うは流石といえよう、リラックスできるボサノヴァである。
https://www.youtube.com/watch?v=1uyUjO-Vyyw
https://www.youtube.com/watch?v=1uyUjO-Vyyw
Antonio Carlos Jobim(g,vo)
Billy May(tp)
Claus Ogerman(arr,cond)
Dom Um Romão(ds)
Frank Sinatra(vo) Al Viola(g)
01. The Girl from Ipanema
02. Dindi
03. Change Partners
04. Quiet Nights Of Quiet Stars
05. Meditation
06. If You Never Come To Me
07. How Insensitive
08. I Concentrate On You
09. Baubles, Bangles And Beads
10. Once I Loved
11. The Song Of The Sabia
12. Drinking Water
13. Someone To Light Up My Life
14.TRISTE
15.THIS HAPPY MADNESS
16.ONE NOTE SAMBA
17.DON'T EVER GO AWAY
18.WAVE
19.OFF KEY
20.BONITA
勿論筆者はシナトラファンであり、無論ジョビンのファンでもある。
シナトラ+ジョビンのコラボレーション。ジョビンがギターをシナトラがヴォーカルを担当しています。
シナトラの歌はもちろん英語。本家ポルトガル語のリズム感と違うのですが、翻訳の良さ?そして、何よりシナトラの歯切れのよいリズム感で独特の「英語ボッサ」のいい雰囲気を醸し出しています。
ボサノヴァはポルトガル語でなきゃという人も一聴の価値があります。また、シナトラですから、大人の渋さがあり、最高の大人向けポピュラー音楽に仕上がっています。シナトラファンにもおすすめです。
過去の経緯もあり、シナトラ&ジョビンのリプリーズ・レコーディングが後にこうやってコンプリート収録という形で出た事が彼らにとって本意かどうかは別として、聞ける事は素直にありがたい。
これはボサ・ノヴァ云々よりもシナトラとジョビンが一緒に演ったアーカイヴとして、シナトラ節でボサ・ノヴァ曲を耳馴染みの良いポップス調で聞ければ心地よいのではないでしょうか。
また、シナトラもボサ・ノヴァを演るという事が、その先の音楽に何かひと役買ったのはないでしょうか。
なんとなくアンニュイな大人のボッサも楽しいですね、ブラボー!
追伸
最近のモジャ君です、実はサロン嫌いでハサミに怖がってます、次から三人掛で一気にカットするそうです、顔に似合わず怖がりです。今日は夕陽を浴びた写真が撮れました。