伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

忙しかった今月やっと一息、手軽な装置でSinatra Jobimのボッサを楽しむ・・・

2021年11月25日 | JAZZ・ボサノヴァ

筆者は寒くなる時期になるとボサノヴァを聴くことが多い、寒いのが嫌いで雰囲気だけでも夏の日差しが恋しくなる。何故かボッサは横浜の景色と合い、昔の写真と組み合わせてみました。

毎年この時期は大変忙しくなる時期で、随分疲れが出る、近場の温泉利用が多くなる、露天で寛ぎ、塩サウナで風邪対策と疲れ対策に温泉効果はありがたい。其の様なリラックス感を高める音が鳴るボッサも効果あるようである。



今回の2010年5月4日にアメリカで発売となった、この「シナトラ/ジョビン」完全版 "Sinatra Jobim: The Complete Reprise Recordings"のリリースはファンにはとても嬉しい出来事だ。それは、この完全版が世に出るまで、40年もの長い長い空白の年月があったからだ。

「シナトラがボサノヴァを歌うとこうなっちゃいます、実に大人の味がするシナトラ節のボサノヴァですよ!」



1967年、シナトラがボサノヴァにはじめて取り組んだ作品。アントニオ・カルロス・ジョビンとクラウス・オガーマンという黄金コンビを従えた必聴盤の完全版である。

試聴は最近定番のように聴く、先日入手し使用するKORG / DS-DAC-10R USB-DACと、壊れた接続ケーブルの補修で音質解消した、兎に角導入後2年間も苦労し、やっと原因解明に気が付き補修したが、接続箇所の溶接部分が取れ原因が判明し直し後は、本領発揮の3/5aは流石良く鳴る様である。
KORGについては音質効果も試したいことも残ってますので今後徐々に試して見たい事と、レコードプレイヤーも使えるので試して見たいですね!

音質的には欧州系の渋みのある音質は好みも様々ではあるが、Sinatra Jobimのボッサはよくマッチする、憂いな感じのシナトラ節のボッサもいいですよ!
勿論KORGのDACの音質と大変上手くマッチングして大人の雰囲気を醸し出します。
特に人の声については真空管アンプでの駆動が心温まり、良い感じに鳴るようです、オーディオに関する限り火屋のアンプが良く鳴るようです。



40年以上の時を経てフランク・シナトラ・エンタープライズよりライセンスを得たコンコード・グループが、10曲のオリジナル曲に加え、その3年後の1969年にレコーディングされ『Sinatra / Jobim』として発売されるはずだった10曲を収録したようです。

フランク・シナトラ。彼のトレードマークであった〈中折れハット〉そんな彼のトレードマークは「帽子」(ハット)である。
彼のダンディさを引き立たせた小物でもある。昔は男性の服装雑誌のない頃は、皆さん個人的に好みの俳優さんの衣装の物真似でもあった。個人的にはシナトラのあみだに被る帽子姿が印象的に目に焼き付いている。



今は若い世代は知らない人もいるようですが、フランシス・アルバート・”フランク”・シナトラ(Francis Albert “Frank” Sinatra)生誕:1915年12月12日出身:アメリカ合衆国のジャズ・ポピュラー歌手、死去:1998年5月14日。
一般的にはフランク・シナトラ(Frank Sinatra )ニュージャージー州ホボーケン生まれ、世紀を代表するエンターテイナー。 
1039年、ハリー・ジェイムス楽団の専属歌手になる。
1040年にトミー・ドーシー楽団へ移籍。
1942年に独立してコロムビア・レコードと契約。全米の大人気歌手となる。
 
ところが数年後、人気に陰り出てコロムビアとも契約を破棄。53年映画「地上より永遠に」でオスカー受賞。キャピトル・レコ-ドと契約。58年<オール・ザ・ウェイ>でアカデミー賞優秀主題歌賞受賞。60年代に自らリプリーズ・レコードを設立。71年引退するが74年にカムバック。

有名な言葉に「気取って帽子を斜めにかぶる。その角度に君の態度が表れる。(Cock your hat – angles are attitudes.)」大変な帽子好きな面もある様です。数々の世界的大ヒット曲を世に送り出し、卓越した歌唱力から「ザ・ヴォイス」と称される。エルヴィス・プレスリーやマイケル・ジャクソンなどと並び、20世紀を代表する歌手の一人。


特に筆者は昔からシナトラの「Strangers In The Night」は好きで忘れた頃に聴き楽しんで入るが、大人の魅力たっぷりに歌うボッサもご機嫌ですよ!



かたや アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)ジョアン・ジルベルトらと並び、ボサノバの創生者の1人として知られるブラジルのミュージシャン、アントニオ・カルロス・ジョビンのドキュメンタリー。代表曲「イパネマの娘」は、スタン・ゲッツの名盤「ゲッツ/ジルベルト」に収録された英語版ほか、サミー・デイビス・Jr.、ダイアナ・クラールら数多くのミュージシャンにカバーされ、ボサノバを世界に浸透させるきっかけとなる。



解説や説明を省き、ジョビンの音楽とともにその人生やボサノバの歴史をたどる。1927年1月ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。ボサ・ノヴァ最大の作曲家。ギタリスト/ピアニスト/シンガー。「イパネマの娘」「波」「フェリシダーヂ」など数多くのボサ・ノヴァ・スタンダードを作曲した。ジョアン・ジルベルトが歌ったボサ・ノヴァ誕生曲「想いあふれて」もジョビン作。また、ジョアンと同様、60年代の前半に渡米して米国を拠点にして活躍を続けた。世界のポピュラー音楽史の中でも最重要の作曲家のひとり。94年12月8日死去。



ようやくここにひとつの作品としてコンプリートが実現しました。デジタル・リマスタリング。Warner/Repriseのクリエイティヴ・ヘッドだったStan Cornynのライナーノーツ収録。



"Sinatra Jobim: The Complete Reprise Recordings"のリリースはファンにはとても嬉しい出来事だ。それは、この完全版が世に出るまで、40年もの長い長い年月があったからだ。



勿論シナトラはポルトガル語でなく英語で対応する、実にシナトラらしい、
タバコを蒸しながら歌うは流石といえよう、リラックスできるボサノヴァである。
https://www.youtube.com/watch?v=1uyUjO-Vyyw


 Antonio Carlos Jobim(g,vo)
 Billy May(tp)
 Claus Ogerman(arr,cond)
 Dom Um Romão(ds)
 Frank Sinatra(vo) Al Viola(g)

 01. The Girl from Ipanema
 02. Dindi
 03. Change Partners
 04. Quiet Nights Of Quiet Stars
 05. Meditation
 06. If You Never Come To Me
 07. How Insensitive
 08. I Concentrate On You
 09. Baubles, Bangles And Beads
 10. Once I Loved
 11. The Song Of The Sabia
 12. Drinking Water
 13. Someone To Light Up My Life
 14.TRISTE
 15.THIS HAPPY MADNESS
 16.ONE NOTE SAMBA
 17.DON'T EVER GO AWAY
 18.WAVE
 19.OFF KEY
 20.BONITA



勿論筆者はシナトラファンであり、無論ジョビンのファンでもある。
シナトラ+ジョビンのコラボレーション。ジョビンがギターをシナトラがヴォーカルを担当しています。
シナトラの歌はもちろん英語。本家ポルトガル語のリズム感と違うのですが、翻訳の良さ?そして、何よりシナトラの歯切れのよいリズム感で独特の「英語ボッサ」のいい雰囲気を醸し出しています。
ボサノヴァはポルトガル語でなきゃという人も一聴の価値があります。また、シナトラですから、大人の渋さがあり、最高の大人向けポピュラー音楽に仕上がっています。シナトラファンにもおすすめです。



過去の経緯もあり、シナトラ&ジョビンのリプリーズ・レコーディングが後にこうやってコンプリート収録という形で出た事が彼らにとって本意かどうかは別として、聞ける事は素直にありがたい。
これはボサ・ノヴァ云々よりもシナトラとジョビンが一緒に演ったアーカイヴとして、シナトラ節でボサ・ノヴァ曲を耳馴染みの良いポップス調で聞ければ心地よいのではないでしょうか。
また、シナトラもボサ・ノヴァを演るという事が、その先の音楽に何かひと役買ったのはないでしょうか。
なんとなくアンニュイな大人のボッサも楽しいですね、ブラボー!



追伸
最近のモジャ君です、実はサロン嫌いでハサミに怖がってます、次から三人掛で一気にカットするそうです、顔に似合わず怖がりです。今日は夕陽を浴びた写真が撮れました。

オークレール&アランのJ.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ全集の考察、古い作品ではあるが・・・

2021年11月22日 | バロック音楽・オーディオ一般

今月は何かと目の回る忙しさ、バテぎみでもあったが、本日夜の作業で一段落、朝はすっかり寝坊した。
筆者の愛聴する機材も相当古い機材ではあるが、特に素材の古いものを愛聴する者にとりましては、現在所有する機材で十分聴くに耐えられると思う、今後程度の整ったLPプレイヤー対策は課題としなければならないと思っている。

今回は少し変わった演奏のJ.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ BWV 1014-1019についてを考察する。
基本的には此のソナタはバッハのケーテン時代の終わり頃に書かれたと仮定されています。JNフォルケルは、1802年の伝記で、バッハがケーテンで作品を作曲したと述べ、マルティンゲックはこれを作曲の時間と場所として示していますが、他の人は、作曲の場所と日付はライプツィヒ(ピーターウィリアムズ)で1726年頃だったと推測しています。ソナタの最初のバージョンは「1725年以前」(マルコム・ボイド編)からのものであることは確かです。なぜなら、それが最も古い生き残った情報源の日付だからです。

ボイドのコメント「最初の5つのソナタはケーテンで完成したかもしれませんが、6番目のソナタの最初の2つの動き(そしておそらく4番目)だけがその段階で存在した可能性があり、残りは1725年に追加されました。実際、ハンス・エプスタインは示唆していますその第1、第2、第4の動きは、フルート、ヴァイオリン、コンティニュオの失われたトリオから転写された可能性があり、他のソナタのさまざまな動きは、失われたトリオソナタまたは協奏曲の動きから派生した可能性があります。」
マーティン・ゲックは次のようにコメントしています。ケーテンのデモンストレーションサイクルですが、ブランデンブルク協奏曲のオーダーで多様性と豊かさがあります。ソナタが持っている唯一の典型的な特徴は、それらがすべて(6番を除いて)すべてコレッリソナタダキエサスキームに属しており、4つの動きが遅い-速い-遅い-速いことを交互に持っていることです。

この様な解説があり、今回の紹介は以前にも一度アップしたが最新重量版のLPも復活し、勿論CDも復活あり再度チェックする。


今後LPで聴くためにLP版もポチしました。



Bach: 6 Sonatas for violin and keyboard BWV 1014-1019 (Vinyl) / J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ BWV 1014-1019
普通はピアノまたはチェンバロとヴァイオリンの編成が多いが、今回はオルガンでの共演であり、「女ティボー」と呼ばれたりもした、ミシェル・オークレーの演奏を試みる。


ミシェル・オークレール(Michéle Auclair)技巧的には決してひ弱ではないものの、それを前面に押し出すことなく、ヴァイオリンの持つ音の繊細さ、楚々としたしなやかさの中に、得も言われぬ風情と香気を感じさせるものであったといい、フランスの精髄(エスプリ)を体現すると評された師ティボーの芸風にも通じるとされたことから、「女ティボー」と呼ばれたりもした。

1924年、パリ生まれのヴァイオリニスト。パリ音楽院で名教授ジュール・ブーシュリに師事し、1943年、ロン=ティボー国際コンクールで優勝を飾った。その後、巨匠ジャック・ティボーにも薫陶を受け、ジネット・ヌヴー以来の天才女流ヴァイオリニストとして華々しく国際舞台で活躍した。しかし、1960年代前半には、左手の故障のため第一線の演奏活動から退き、その後は母校のパリ音楽院で後進の育成にあたっている。彼女の演奏活動は短い期間であったが、その洗練された表現の魅力は、不朽の名盤として残されている。



フランスが生んだ女流ヴァイオリニスト、ミシェル・オークレール。左手の故障のため惜しくも30歳代で現役を引退したために、録音に恵まれませんでした。この録音はディスコフィル・フランセに残した、数少ないセッション録音のもので、通常ピアノかチェンバロで演奏するところを、マリー=クレール・アランがオルガンで演奏をしているというのも貴重でしょう。

オークレールの年齢を感じさせない、落ち着いた情熱的で気品高いヴァイオリン、的確なレジストレーションで支えるアランのオルガンとが一体化し、魅力的なバッハを奏でた名演奏です。

勿論アルバムんも少なく、以前聴いたブラームス、Brahms: Violin Concerto, Op. 77。モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番K.218、第5番K.219の演奏は実に良い演奏であったが引退が早く作品が少ないことが残念に思う、バッハのソナタは全集で残っている事は奇跡ですかね!


オークレールの年齢を感じさせない、落ち着いた情熱的で気品高いヴァイオリン、的確なレジストレーションで支えるアランのオルガンとが一体化し、魅力的なバッハを奏でた名演奏です。

YouTubeでの配信がありますので是非お試しください。

ミシェル・オークレール 、マリー=クレール・アラン/ J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ BWV 1014-1019



【収録曲】
J.S.バッハ:
 ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調BWV.1016
 ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調 BWV.1019
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 BWV.1014
 ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018
 ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 BWV.1017
 ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 BWV.1015

【演奏】
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン) 、
マリー=クレール・アラン(オルガン:ヘルファー=エルマン 1955年製)

【録音】
1956年12月~1957年1月、フランス、ドーヴィル、サントーギュスタン教会(モノラル)

【プロデューサー】アントワーヌ・デュアメル、
【バランス・エンジニア】 ダニエル・マドレーヌ、
【オリジナルLP】ディスコフィル・フランセ DF 209-210
【リマスター】2014年、パリ、Art & Son Studio オリジナル・マスターテープより24bit/96kHzリマスター


マリー=クレール・アラン(Marie-Claire Alain)
1926年8月10日、パリ近郊のサンジェルマン=アン=レ生まれのオルガン奏者。父アルベールは作曲家兼オルガニスト、兄姉も音楽家という環境に育った。44年からパリ音楽院でマルセル・デュプレにオルガンを、モリス・デュリュフレに和声学を、プレ=コサードに対位法を師事する。50年、ジュネーヴ国際音楽コンクールに入賞。20世紀を代表するオルガン奏者として高く評価されている。バッハのオルガン作品全集の録音も3回にも及ぶ。2013年2月26日、86歳で死去。



今回J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ BWV 1014-1019を聴き思うは、録音は今日的水準からすれば随分古い。でも鮮度は全く落ちてはいない。当時のマイクロフォン、増幅器、調整装置、テープレコーダーというアナログ録音装置は今から見れば旧式ではあるが、かくも演奏家の熱演をしっかりとらえていたのかと思わせる立派さである。その意味においても長く残るべき録音であり演奏であると思った。
古い演奏も現在最新のテクノジーでカヴァーして復活させて頂きたいと切に願う次第である。ブラボー!

秋の恒例、日展「書」部門の六本木近くの国立新美術館を見学する・・・。

2021年11月18日 | 歴史(世界史/日本史)の考察

最近日本は流行病も落ち着きさざなみ以下の様子になり外出もできるようになった。オリンピック開催当時が一番感染者の疑いのある人は多かった。このまま収束に向かうことを願うばかりである。

今回は秋の散策として、写真多くの掲載になります。
まず靖國神社参拝から、靖國神社は明治2年(1869)6月29日、明治天皇の思し召しによって建てられた招魂社がはじまりです。



明治7年(1874)1月27日、明治天皇が初めて招魂社に御親拝の折にお詠みになられた「我國の為をつくせる人々の名もむさし野にとむる玉かき」の御製からも知ることができるように、国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社です。

銀杏の木も色づき始め冬が近づき始めました。紅葉の美しい時期になります。



私の母の実兄が先の大戦で、南方で玉砕し、御霊は靖国にに祀られてたと言っていた、母の弟はまだ元気で偶に合うと、当時予科練に志望して見事受かり、後少しで土浦出兵に行く間近に敗戦を迎えたと言う。叔父はは何度も靖国神社には訪れていると言っていた。筆者は関東に住んで居ても、参拝には訪れる機会もなく、親戚の叔父さんとの関係もあり今回、靖国詣を行いました。

私の実家蒲郡の三河湾を臨む三ヶ根山上に、東京裁判により昭和23年に絞首刑を執行された七人の方々の墓があります。
処刑には米・中・ソ・英の連合国代表が立ち会い、七人は陛下の万歳を三唱して台上の露と消えました。この時、マッカーサー司令部が七人の遺体も遺骨も家族に渡すつもりがないことが判明し、なんとか遺骨だけは手に入れたいと考えた人たちがありました。
彼らは深夜、七人が火葬された横浜市久保山の火葬場に忍び込み、苦心のすえに遺骨の入手に成功します。遺骨は横浜久保山興禅寺を経て、松井大将建立の熱海伊豆山の興亜観音堂に安置されていました。
当時、国の責任を極刑で一身にうけ、刑場の露となった殉国者に、日本の世情は冷たいものでした。長らく遺骨の埋葬さえ許されず、回向すら人目を避けて行わなければならなかったのです。
 殉国七士とは以下の方々です。
  東條英機氏(元首相・陸軍大将)
  土肥原賢二氏(元陸軍大将)
  広田弘毅氏(元首相)
  板垣征四郎氏(元陸軍大将)
  木村兵太郎氏(元陸軍大将)
  松井石根氏(元陸軍大将)
  武藤 章氏(元陸軍中将)
いずれも大東亜戦争開戦時に日本国の指導的立場にあった人たちです。日本の敗戦により「A級戦犯」の名のもとに裁かれ、遂には絞首刑を宣告されました。


実家に戻った時には七人の方々の墓のお参りもさせて頂きました。三河湾が一望でき晴天時は綺麗な三河湾が一望でき、また夜景も綺麗である。

我が国には今も、死者の御霊を神として祀り崇敬の対象とする文化・伝統が残されています。日本人は昔から、死者の御霊はこの国土に永遠に留まり、子孫を見守ってくれると信じてきました。今も日本の家庭で祖先の御霊が「家庭の守り神」として大切にされているのは、こうした伝統的な考えが神道の信仰とともに日本人に受け継がれているからです。
そして同様に、日本人は家庭という共同体に限らず、地域社会や国家という共同体にとって大切な働きをした死者の御霊を、地域社会や国家の守り神(神霊)と考え大切にしてきました。
靖國神社や全国にある護國神社は、そうした日本固有の文化実例の一つということができるでしょう。



鳥居が大きく壮大である、慰霊の庭「さくら陶板」が佇む。
この桜をモチーフにした”さくら陶板”は靖國神社御創立150年記念事業に際して、英霊にゆかりのある各都道府県の土を用いて現地の陶工達により制作・奉納されたものです。
英霊へまごころをこめ、伝統の技によりつくられた陶板一枚一枚が慰霊の心とその継承を表現します。



平日もある程度は参拝者もあり、最初見に入ったのは銅像であった、誰か案内を見ると「大村益次郎」の像であった。

明治26年、門人らの篤志(とくし)で完成したこの銅像は、日本最初の西洋式銅像で、たちまち東京の新名所となりました。
高さ12メートル。彫刻家 大熊氏廣(おおくまうじひろ)制作です。

筒袖羽織(つつそでばおり)に短袴(たんこ)を着け、左手に双眼鏡を持った大村益次郎銅像は、江戸城富士見櫓(ふじみやぐら)から北東方面の上野に籠もる彰義隊(しょうぎたい)を凝視している姿をモデルにしたとも言われています。
銅像台座の文章は三條實美(さんじょうさねとみ)による大村益次郎顕彰文です。
弓矢をデザインした鉄柵と大砲8門(もん)が配置されていましたが、昭和18年に撤去され、陸軍省に献納されました。

「日本陸軍の父」といわれ、司馬遼太郎作「花神(かしん)」の主人公ともなった大村益次郎(村田蔵六)は、長州藩の出身で蘭学にすぐれ、維新政府に参画して、近代的軍隊の基礎を作りました。



本殿にて参拝する。秋晴れの気持ちの良い時の靖國詣であった。近代日本史を再度見直してみることの大切さを感じます。


最近の支那の振る舞いは遺憾砲では限度があり、今までの様な国の守りには十分とは言えず、強固な準備する必要が要する時代になってきた様である。



遊就館は明治10年の西南戦争が終わるころ設立の構想が出され、同12年に陸軍卿・山県有朋を中心に、「御祭神の遺徳を尊び、また古来の武具などを展示する施設」として構想され、イタリアの雇教師カペレッティーの設計により、明治14年にイタリア古城式の建物が竣工し、翌15年2月25日に開館式が行われました。



遊就館には零戦52型が展示されている、近い距離で細部が見られ、当時は従事ビスはなく、マイナスネジで作られ、注意深く良く細部を覗くと、如何にも手作り感のある、丁寧な仕事がされた美しい機体を見ることが出来た。

噂では北京冬季オリンピック終了時以降危ないとされる、支那と台湾関係に歪みが入れば対岸の火事では済まなく、尖閣・沖縄・九州も含め日本も参戦になる、日本の親中議員の態度は如何に?危機存亡の時のようである。

現在製作中の第6世代とも言われる、令和の令戦F3も当然このような美しい機体とが仕上がることと、平和が続く事に期待しましょう。


栄エンジン搭載の、日本を代表とする艦上戦闘機零戦52型の勇姿である。よく見るとオートメーション作りではなく、大切に作った戦闘機でもある。当時の戦闘機の中でも日本産の航空機は実にスマートで美しい機体が特徴であると思えるのは筆者でけであろうか?同時代活躍した陸軍の隼も美しい機体である。

昔から海洋国日本は海と共に発達を遂げた国であるが、今や台湾を初め、尖閣を含めた島々が危険なシグナルを出し始めている。
今や時間が余りにも無く、平和ボケした国民が多く、遺憾砲では間に合わない状態となったようである。



丘蒸気C56も展示してある、黒船が日本に来て、その黒船の模型を僅か一年程で作り、種子島に伝わった火縄銃も刀鍛冶の作った種子島が有名で、最近の火縄銃の大会でも日本製のものが命中率は高いそうである。

又日本は遺跡がが多く、徐々に明らかになって行く、日本の歴史も新しいテクノロジーによって解明されていく今後どのような発見があるか楽しみでもある。



靖国神社前近くで友人と待ち合わせ、六本木近くの国立新美術館に彼の車に便乗する、但し駐車場探しが苦労する。



この後は私の妹は、子供次代から「書」を嗜み以前から日展の応募していたが、この度入選となり、国立新美術館の日展会場に筆者の友人と訪れた。

国立新美術館は、コレクションを持たず、国内最大級の展示スペース(14,000m2)を生かした多彩な展覧会の開催、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、教育普及など、アートセンターとしての役割を果たす、新しいタイプの美術館です。



建物前で記念写真を・・・・・こうして見ると都内も意外と木々が多く、自然が感じられる町並みは世界的にも話題となる都市と思う。


内外から人やモノ、情報が集まる国際都市、東京に立地する美術館として、「美術」を介して人々がさまざまな価値観に触れる機会を提供し、相互理解と共生の視点に立った新しい文化の創造に寄与します。

この建物は黒川紀章・日本設計がデザインされこの美術館のコンセプトは “森の中の美術館”手前には青山霊園があり、都心にありながら周辺は割と緑豊かな環境となっています。
工事時期は4年程ですが、設計も含めると実に20年以上もの時間をかけてプロジェクトに取りかかっています。



設計段階で相当、国と揉めたんではないかと想像してしまいます…。
ちなみにこの敷地は、二・二六事件ゆかりの旧日本陸軍歩兵第三連隊駐屯地の跡地であり、旧歩兵第三連隊兵舎が一部現存された別館があります。
その兵舎の全体像の模型が、美術館の入口近くに展示されています。




そして「書」会場に多くの入選作品より意外と苦労して妹の「書」を見つける、以前と比べバランスが良くなった様に感じた。

下記が入選作品であった。写真に認めた


名前も記念にカメラに収めた。



今後も続けて入選すると良いですね、益々の精進を期待する限りです。

そしてIFにて寛ぐ、勿論コーヒータイムである。天気も良く表のデッキで頂くコーヒーは美味く、表の木々も秋色に染まり始めている。確かに東京は意外と自然が多くこの街並みは好きである。


記念に写真を撮ってみました。


この時期の屋外での温かい珈琲は実に美味い。


モニュメントでもある、ガラスの茶室である。


前から一度参拝に行きたかった靖国神社詣と、黒川紀章デザインの国立新美術館見学は有意義な1日であった。
そして近くの駅まで友人の車で送って頂き帰途につきました、ブラボー!

興味尽きないJ.S.Bach:BWV988(ゴールドベルグ変奏曲)に次の曲BW V989は・・・・

2021年11月14日 | バロック音楽・オーディオ一般

バッハのチェンバロ曲を聴いたのはバッハ :イタリア協奏曲 BWV 971(Bach, Johann Sebastian:Italienisches Konzert BWV 971)のカールリヒター演奏で聴いた記憶が最初あり、そしてBWV 978ゴールドベルグ変奏曲と続きBWV 979イタリア風のアリアと変奏 イ短調となるのであるが、最近まで余り聴かななったと言うより全く気にもしなかった。

バッハが、イタリア音楽を勉強していて、ヴィヴァルディやマルチェッロなどの協奏曲をクラヴィーア曲に編曲していた時代に作られたと言われている。

最近はオーディオの器材より音楽に興味が移行している様に思う、最新のオーディオ機材は貧困老人には手が出せる代物が少なく、ヴィンテージ物の機材も其処の価格もする、入手できるアンプも代わり映えもなく、最新の小さなスピーカーも変形模様の材料も変化している状態の中から、自分い合う物を見つけることも大変である。それもとびっきりの高額である。

筆者が思うは、兎に角バランス良く適度に鳴れば別に文句も無いのある。最終的には聴く環境により部屋から換えなければ満足する音質は得られないであろうと思うこの頃です。

音楽を楽しむには最低条件でとも思っている、東北の友人などは奥の細道の低価格品を集め楽しんでいる様ですが、訪ねた折に聴かせて頂いたが、纏った音を出していたが、但しバッハのカンタータの様な自然が重なり合う音の多彩なシンフォニーを求める事は不向きと言っていた。一つの部品のグレートアップは全体の影響が出てバランスを崩すと言う、最もな事だがつい少しでも「良い音」を求めバランスを崩している様にも思える。
確かにオーディオに関しては摩訶不思議な部分が多く伝説部分も多いため、最近の筆者は我が道を行く!が一番だと思い、「良い音楽」を一曲でも多く聴く様に心がけている。

いまだに良く聴く演奏者にWanda Landowska:ゴールドベルグ変奏曲があるが、音質は悪いが2回目の演奏はずいぶん良くなってはいるが、これを聴き出すと途中では止めず全曲聴いたしまう、これぞ良い音楽と言える。
音質の悪い曲を聴くのにどれほどの高価な装置が必要かと自問する???



最近CDの整理して気づいたことに吉田秀和氏も絶賛する名ピアニスト、アンジェラ・ヒューイットによる大好評のバッハ・シリーズに第11作目が登場。今回は、偽作の可能性がある作品でも遠慮なく取り上げているのが特徴で、イ長調のパルティータについても、偽作だとの考えが多いことから、『パルティータ集』のセットには収録せず、今回のアルバムで取り上げています。
その他、《無伴奏ヴァイオリン・ソナタ》第3番のアダージョ楽章であるBWV.968もW・F・バッハの編曲ではないかと推察されている曲ですし、3曲の断片からなる組曲ヘ短調、フーガハ長調も偽作の可能性が高いとされています。おそらく話題を呼んだクープランのシリーズと同様、ヒューイット自身がピアノに向いていると感じた作品を、真贋にこだわらず、あくまで音楽性のみで判断し抽出した結果ではないかと思われます。

アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)Tamara Stefanovich (タマラ・ステファノヴィッチ)。ドイツの女性ピアニスト。1973年4月5日生まれ。
ニューヨークのカーネギーホール、ベルリンフィルハーモニー、東京のサントリーホール、ロンドンのロイヤルアルバートホール、ウィグモアホールなど著名なコンサートホールで演奏を行っている。。ウラディーミル・アシュケナージ、オスモ・ヴァンスカ、スザンナ・マルキなどの著名な指揮者とも数多く共演。2019年に来日した際には、ミューザ川崎シンフォニーホールで、ジョナサン・ノット指揮の東京交響楽団とともにリゲティ:ピアノ協奏曲の演奏を披露している。録音ではバルトークの2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲の録音が秀逸。またオランダの作曲家ハンス・エブラハムセンのピアノと管弦楽のための協奏曲の録音もリリースしている。

アンジェラ・ヒューイット、バッハ・シリーズ第11弾!
幻想曲とフーガ イ短調、他
 ■幻想曲とフーガ イ短調BWV.904
 ■イタリア風アリアと変奏 イ短調BWV.989
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)

中でもこのBWV.989曲を聴き思うは、バッハらしくなく、実に可愛い曲で、バッハのチェンバロ曲にはBWV772‐BWV994がある、今回のBWV.989は後半の曲でありゴルトベルク変奏曲の次に作曲した曲でもある。アンジェラ・ヒューイット(P)以外のピアニストも聴き比べてみようとの紹介である。



次に紹介するのはTamara Stefanovich (タマラ・ステファノヴィッチ)。ドイツの女性ピアニスト。1973年4月5日生まれ。
ニューヨークのカーネギーホール、ベルリンフィルハーモニー、東京のサントリーホール、ロンドンのロイヤルアルバートホール、ウィグモアホールなど著名なコンサートホールで演奏を行っている。。ウラディーミル・アシュケナージ、オスモ・ヴァンスカ、スザンナ・マルキなどの著名な指揮者とも数多く共演。2019年に来日した際には、ミューザ川崎シンフォニーホールで、ジョナサン・ノット指揮の東京交響楽団とともにリゲティ:ピアノ協奏曲の演奏を披露している。録音ではバルトークの2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲の録音が秀逸。またオランダの作曲家ハンス・エブラハムセンのピアノと管弦楽のための協奏曲の録音もリリースしている。




タマラ・ステファノヴィチ(ピアノ)
 1.-7.チャールズ・アイヴズ(1874-1954):ピアノ・ソナタ第1番(1901-1910)
 8.-15.ベーラ・バルトーク(1881-1945):ハンガリー農民の歌による即興曲 Op.20 Sz.74
 16.オリヴィエ・メシアン(1908-1992):「カンテヨージャーヤー」(1949)
 17.-27.ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989

【録音】
 録音時期:2018年6月21-24日
 録音場所:ベルリン、テルデックス・タジオス
 録音方式:ステレオ(PCM HI-RES /セッション)
 SACDハイブリッド
 CDのSTEREO / SACDのSTEREO / SACD SURROUND


自身による選曲のアルバム「影響」 SACDハイブリッド盤。タマラ・ステファノヴィチPENTATONE」レーベル第1弾となる新録音は自身スターファノヴィチハクの作品を連冨実ってなる



以前にも紹介はしたが、個人的にもお気に入りのコルネリア・ヘルマン(Cornelia Herrman)特にタイトルになっているJ.S.バッハ:イタリア協奏曲よりBWV989を聴く。

YouTube配信は残念な事にイタリア協奏曲しかありません。

1985年よりザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でピアノを学ぶ。1996年、ドイツのライプツィヒで開催されたJ. S. バッハ国際コンクールで最年少19歳で最高位を獲得。また1999年ザルツブルクで開催されたモーツァルト国際コンクールでは特別賞を受賞。これまでにボッフム交響楽団、中央ドイツ放送室内フィルハーモニー、イスラエル室内オーケストラ、カメラータ・ザルツブルク、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、リンツ・ブルックナー管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、日本国内ではNHK交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、読売日本交響楽団、九州交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、山形交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢等と共演。
これまでにG. ボッセ、M. ホーネック、U. ムント、R. ノリントン、Y. スダーン、C. アルミンク、N. マリナー、J. ジャッド等の指揮で演奏している。オーストリアをはじめ世界各国でソロ、室内楽そしてオーケストラとの共演と活躍、ラジオ(ORF、NDR、MDR)録音も多数行っている。2006年には「N響アワー」にも出演。ビクターから発売された2枚のCDはいずれも高い評価を得ている。

近年の活躍には目を見張るものがあり、ソロ活動の他、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとの室内楽、クリストフ・ゲンツ(テノール)とのコンサートなど、若手ピアニストのホープとして注目を浴びている。2012年7月には札幌で毎年開催されているPMFに招待され、ファビオ・ルイジ指揮のオーケストラと「ペトルーシュカ」の演奏の他、リサイタル、室内楽公演に出演、絶賛を博した。2012年6月、2013年2月には『バッハ:フランス組曲』ほかを、2014年6月には『バッハ:イタリア協奏曲』ほかを、2016・17年には『バッハ:パルティータ 第1集・第2集』を録音し、カメラータ・トウキョウより発売して高い評価を受けた。

ザルツブルクのミュージシャンの家族に生まれたコルネリア・ヘルマンは、ザルツブルクのイムレ・ローマン、ウィーンのノエル・フローレス、ブダペストのフェレンク・ラドスに師事し、アレクサンダー・ロンキッチ、マレイ・ペライア、アンドラーシュ・シフ、アルフレッド・ブレンデルからさらにインスピレーションを得ました。Cornelia Herrmannは、ライプツィヒで開催された国際JSバッハコンクールの最年少ファイナリスト兼優勝者であり、ザルツブルクで開催された国際モーツァルトコンクールで特別賞を受賞しました。2002年に彼女はザルツブルク音楽祭でデビューしました。



コーネリア・ハーマンは、チューリッヒ・トンハレ、ジュネーブのビクトリアホール、KKLルツェルン、リーダーハレシュトゥットガルト、ゲヴァントハウスライプツィヒ、市庁舎ハイデルベルク、ザルツブルクの大規模なフェスティバルホール、リンツのブルックナーハウス、パラオデラムジカバルセロナ、オーディトリアムナシオナルマドリードなどの会場にさらに参加しました。 、テルアビブの美術館、アクサナトイスタンブール、サラサンパウロ、国立美術館、東京のサントリーホール、ウィーン楽友協会、ウィーン楽友協会。

JSバッハによる完全なフレンチスイーツとCD「イタリア協奏曲」の彼女の録音は2013年と2014年にリリースされ(CAMERATA)、マスコミから高い評価を得ています。2017年初頭、JSBachのパルティータの最初のパートがリリースされ、レコード芸術によって「トクセン」(今月の選択)に選ばれました。パート2は2017年10月にリリースされました。さらに、彼女のディスコグラフィーには、シューマンとブラームスの作品の録音が含まれています。

2014年、Cornelia Herrmannは、ザルツブルク近郊のフシュル湖で音楽祭「MusiktageHundsmarktmühle」を開始しました。フェスティバルは室内楽に焦点を当て、16世紀の古い工場で演奏が行われます。2018年6月にはフェスティバルの第5版が開催されます。 
 


J.S.Bach: Italian Concerto

バッハ国際コンクールに最年少で最高位に輝いた経歴を持ち、フランス組曲とフランス風序曲の録音で好評を博したコルネリア・ヘルマンが、今作ではバッハの「イタリア」作品を取り上げます。
有名な「イタリア協奏曲」や「イタリア風のアリアと変奏」、ヴィヴァルディなどイタリア人作曲家の作品のバッハによる編曲他を収録。
イタリア、ウンベルティーデで、銘器ファツィオーリを使用しての録音です。

録音:2014年6月/聖クローチェ美術館(ウンベルティーデ、イタリア)
■曲目
 J.S.バッハ:
  [1]-[3] イタリア協奏曲 へ長調 BWV 971
  [4]-[6] 協奏曲 ニ短調 BWV 974(原曲:A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調)
  [7] 前奏曲 ロ短調 BWV 923
  [8] フーガ ロ短調 BWV 951(T.アルビノーニの主題による)
  [9] フーガ イ長調 BWV 950(T.アルビノーニの主題による)
  [10]-[20] イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989
  [21]-[23] 協奏曲 ト短調 BWV 975
(原曲:A.ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV316)

■演奏者
コルネリア・ヘルマン(ピアノ)

■録音
2014年6月/聖クローチェ美術館(ウンベルティーデ、イタリア)

BWV989を聴いて思うは、これぞまさしくピアノ練習のヴァイエルを卒業したお子様が是非挑んでいただきたい、可愛らしい曲にも思える、正確な指使い左手のテクニックも必要と思える演奏は素晴らしい練習曲、素人の筆者には感じたバッハらしい教育者が作った音楽の様に思えた。



〆はイタリア風アリアと変奏イ短調 BWV.989(1971年)グレン・グールド


探れば探るほど奥が深く、チェンバロ曲をピアノ演奏に変えただけなのにニュアンスも雰囲気も違って来る、当時のJ.S.バッハも思っても見なかった表現かもしれない。
BWV 989をグレン・グールドも演奏しているまとめての演奏で相当短い演奏ですがこれがまたいい味を出している、これも是非聴いていただきたいグールド独特の解釈も一度は聴きたいレパートリーです。ブラボー!

映画音楽界のレジェンド「John Williams」と、クラシック・ヴァイオリンの女王「」Anne-Sophie Mutter 」のコラボレーションによる世界

2021年11月07日 | クラシック音楽・オーディオ

今日は日曜日はゆっくり起きればなんと、すぐにお昼の時間、簡単に食事を終え、ゆっくりコーヒータイムです。
最近音質も良くなった、システムに火を入れ、本日の聴き物を探す、音質安定まで、イージーリスニング的にテディ・ウィルソン+北村英治「やさしき伴侶を」を聴きながら珈琲淹れる、部屋は珈琲の香りが漂い気分爽快である。

先日頂いた今年の銀杏をレンジで炒った物をつまみながら珈琲のお代わりをいただき日曜の朝の、のんびりした雰囲気に北村のクラリネットは実に優しく安心して聴ける優しい音はありがたい。

今日はリラックス出来る、誰もが楽しめる音楽を探してみることにした。そこで見つけたのが、皆さんご存知のAnne-Sophie Mutter アンネ=ゾフィー・ムター (ヴァイオリン)の演奏によりその魅力を余すことなく表現!アンネ=ゾフィー・ムターは、現代最高のヴァイオリニストのひとりとして世界的に認められている。彼女の演奏には多彩な音色、完璧な技巧、卓越した表現力、豊かな音楽性の、全てが備わっているのだと言われる。



スイスとドイツの国境沿いにある町、ラインフェルデンに生まれた彼女の並はずれた才能は、幼い頃から際立っていた。アンネ=ゾフィーは5歳からピアノを習いはじめたが、その後すぐにカール・フレッシュの弟子であるエルナ・ホーニヒベルガーに師事し、ヴァイオリンを学んだ。そして9歳からはスイス屈指の音楽家のひとりで、優秀な教師でもあるアイダ・シュトゥッキの指導を受けた。

1976年のルツェルン音楽祭で、ヘルベルト・フォン・カラヤンが13歳になったムターの演奏を聴いた。この伝説的な指揮者は、1977年のザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭にこの幼いヴァイオリニストを招き、演奏会デビューの機会をあたえた。2人の関係は、1978年にムターがドイツ・グラモフォンでおこなった初録音へとつながった。このとき収録されたのは、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番と第5番。
ムターは、カラヤンが指揮するベルリン・フィルと数多くの共演をおこない、ドイツ・グラモフォンではベートーヴェン、ブラームス、ブルッフ、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲など、画期的なシリーズ録音が実現した。またコンサートでは、ベルリン(1978年)、ワシントンおよびニューヨーク(1980年)、東京(1981年)、モスクワ(1985年)で、デビューを果たした。いわゆる一般的にはヴァイオリンの女王とされている女性であり、最近は指揮者としても君臨しているそうだ、心に残る印象深いメロディで数多くの映画音楽を手掛けた作曲家、ジョン・ウィリアムズ。本作では、彼がクラシック界を代表するバイオリン奏者アンネ=ゾフィー・ムターのために自作品を再アレンジし、さらにオーケストラを指揮している。



『シンドラーのリスト』のメインテーマや、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』の"Across The Stars"で世界を虜にしたウィリアムズの豪華なメロディを、ムターが黄金の音色で表現した。一方、ムターの卓越した演奏技術に感化されたウィリアムズは、『ハリー・ポッターと賢者の石』の"Hedwig’s Theme"をバイオリンと管弦楽のためにアレンジし、名手にこそ最適な幻想曲へと仕上げた。また、1973年の映画『シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛』からの"Nice to Be Around"や、1979年の『ドラキュラ』からの"Night Journeys"といった隠れた名曲が取り上げられていることも興味深い。

ジョン・ウィリアムズ(John Towner Williams)は、アメリカ合衆国ニューヨーク出身の作曲家、指揮者。1932年2月8日生まれ。一番の注目は、スターウォーズ・シリーズをはじめインディ・ジョーンズシリーズ、E.T、ジョーズと言った名作映画の音楽を担当、三回のオリンピックで音楽を提供した。



タイトルも「Across the Stars -Deluxe-」
一応YouTubeでの動画を貼り付けておいたが、此の程度で十分堪能できることはありがたいことです。



 1.レイのテーマ (『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から) 
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 2.ヨーダのテーマ (『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』から)
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 3.ヘドウィグのテーマ (『ハリー・ポッターと賢者の石』から)
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 4.アクロス・ザ・スターズ(愛のテーマ) (『スター・ウォーズ/クローンの攻撃』から)
 アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 5.ドニーブルック・フェア (『遥かなる大地へ』から) 
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 6.さゆりのテーマ (『SAYURI』から) 
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 7.Remembrances (From ”Schindler's List”)
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 8.夜の旅路 (『ドラキュラ』から)
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 9.サブリナのテーマ (『サブリナ』から)
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 10.決闘 (『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』から)
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 11.Princess Leia's Theme (From ”Star Wars: A New Hope”)
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 12.The Chairman's Waltz (From ”Memoirs Of A Geisha”)
アンネ=ゾフィー・ムター/リン・ハレル/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 13.ルークとレイア (『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』から)
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 14.すてきな貴方 (『シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛』から)
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 15.シンドラーのリストのテーマ (『シンドラーのリスト』から)
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

 16.Markings
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ
 17.A Prayer For Peace (From ”Munich”)
アンネ=ゾフィー・ムター/ロサンゼルス・レコーディング・アーツ・オーケストラ/ジョン・ウィリアムズ

レコーディング・アーツ・オーケストラ・オブ・ロサンゼルス
指揮:ジョン・ウィリアムズ



数々の映画音楽で知られる作曲家のジョン・ウィリアムズ(John Williams)がウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Vienna Philharmonic Orchestra)を指揮するコンサートの日程が決まった。コンサートは2020年1月18日と19日にウィーン・フィルの本拠地である楽友協会大ホールで行われる。ヴァイオリンのアンネ=ゾフィー・ムターが共演する。ウィリアムズは昨年11月3日、4日に自作を披露するウィーン・フィルのコンサートを指揮する予定だったが、体調を崩してコンサート自体がキャンセルされていた。

ウィリアムズは1932年、ニューヨーク生まれの87歳。カリフォルニア大学ロサンゼルス校で亡命ユダヤ系イタリア人作曲家のカステルヌオーヴォ=テデスコに師事したが、徴兵されて空軍音楽隊に所属。兵役を終えた1955年、ジュリアード音楽院ピアノ科へ進学し、名伯楽のロジーナ・レヴィンに師事した経歴を持つ。その後、ジャズ・ピアニストなどを経て、作曲活動を中心にしてきた。

「E.T.」や「インディ・ジョーンズ」シリーズなど一連のスティーブン・スピルバーグ監督作品をはじめ、「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」シリーズなど数々の映画音楽を手がけ、アカデミー賞の受賞は5回(作曲賞4回・編曲賞1回)。オリンピックのテーマ曲を4大会で作曲した他、米国タングルウッド音楽祭でボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督を14シーズン務めるなど、指揮者としても活動してきたが、ウィーン・フィルを指揮するのは初めて。87歳にしてのデビューとなる。

伝説的な映画音楽作曲家のジョン・ウィリアムズは、彼の愛する映画のテーマの多くを、特に彼のスーパースターのバイオリニストの友人であり協力者であるアンネ=ゾフィー・ムターのために書いた、驚くべき新しい適応で新しいアルバムを指揮しています。ハリウッドで録音されたアクロスザスターズに  は、スターウォーズでおなじみのテーマが含まれています。たとえば、ジェダイの帰還の「ルークとレイア」や、クローンの攻撃のタイトルトラック「アクロスザスターズ」から、ハリーポッターの最近の作品までです。

ウィリアムズの有名な映画のテーマの幅広い選択。アンネ=ゾフィー・ムターが奏でる宇宙とヴァイオリンの織りなす透明感が聴衆に期待を与える、そのような雰囲気をも醸し出す如何にもジョン・ウィリアムズのイリュージョンの世界に導かれる様な感じです。
筆者のエンクロージャーから流れる音は正に迫力満点しかも弦楽器との相性抜群の10吋タンノイユニットから部屋に響き渡る音は演奏会場の一番良い席で聴くような錯覚に陥る。TANNOY IIILZでは聴けないオケの音もGOODMANS AXIOM 80の箱にタンノイのユニットを組合せ鳴らせば、勿論オペラもオケも十分対応出来る迫力満点な音楽が響くのである。
是非据え置き型の英国のエンクロージャで聴きたいウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽で合った。

詠歌音楽もここまでくると実に面白く、まさに音楽の世界に導かれる様です。ブラボー!