伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

Franz Peter Schubertの二重奏曲,ヴァイオリンソナチネを聴いてみた。

2017年04月29日 | クラシック音楽・オーディオ

フランツ・ペーター・シューベルトFranz Peter Schubertのヴァイオリンソナタ イ長調D.574は、フランツ・シューベルトが1817年に作曲したヴァイオリンソナタ。いまだ少年の作曲者が旺盛な創作力を見せていた時期の作品。

4楽章構成の中に複雑な転調を試すなど、初期の意欲作となっている。

シューベルトという人は糾ぶちの眼鏡をかけ、羽根ペンを握った肖像などからたいへん風采のすぐれた好青年のごとき印象を私達に与えてくれるが、本当は短身でネコ背で、ひどい近視で、その上顔色のさえぬみすぼらしい人物だった。

この様な文章も見つかった、加えるに会話がへたで、自分の思っていることを満足に表現できず、いつもオロオロしていたそうだ。初対面の相手には非常に憶病でソワソワし、特に女性に対してはこの傾向が著しかったという。

女性の前に出ると小心でチビで貧乏な男が女にモテる訳がない。映画では大変ロマンチックな恋をする青年音楽家が描かれているが、本当は一度もロマンに恵まれなかった青年なのである。彼の音楽がたたえているロマンティックな香気、抒情性はあくまで彼の魂の内だけのもので、現実はみじめで暗い青年だった。多分 女性には一度も愛されたことがなく、性病をわずらって(おそらくタチの悪い娼婦にかかったのだろう)、その性病に苦しみぬいて死んだ青年があれだけ珠玉の作品を生み出したことに泣けてくる。

此の悲しみが大変美しい曲を生み出したのかも知れない。この様な事を曲を聴き考える筆者も不潔だ!

特に最近筆者は不幸続きで(物入り)ついてない人生そのもと思いうか美しい曲を聴きたい。それにしてもシューベルトの実人生は痛まし過ぎる。

ある人はシューベルトはチフスで死んだというが梅毒(ジヒリス)で死んで何が悪いか。彼の音楽の美しさは、チフスよりジヒリスで死ぬ芸術家のものだ。勿論シューベルトは今も、ベートーベンの墓地のとなりで眠っています。

家の庭には可愛いコデマリが花を付けだした。

最近我家のタンノイⅢLXを聴きだし此のスピーカーが上手く鳴る曲を選び、聴くのが多くなった。

バッハからの脱皮?そうような事はないのですが・・・・

特に今までは余り聴かなかった、フランツ・シューベルト!ヴァイオリンソナタイ長調D.574は、フランツ・シューベルトが1817年に作曲したヴァイオリンソナタ。いまだ少年の作曲者が旺盛な創作力を見せていた時期の作品。

4楽章構成の中に複雑な転調を試すなど、初期の意欲作となっている。

楽器の音はその音(基音)とその周波数の整数倍の高さを持つ音(倍音)で構成されていて、種類や素材、技術よって含まれ方が異なります。

五味康祐も言っているが銘器を鳴らすことは難しく其れが此のオーディオの面白さだと言っている。

特にピアノ。ヴァイオリンの倍音を上手く鳴らすのは難しく、特に室内楽の小編成の曲はその当たりが腕の見せどころのようです。

タンノイⅢLXも最近少しずつハットする美音を鳴らしてくれるところもあるようですが、筆者の望む音は程遠い様です。其れには貧困老人にはアンプ等に莫大な金額投入が必要のようです。

昔、筆者も石から球のアンプで聴いて感激したのは球で音楽を聴くと演奏者の奥行きが出る良さ此れは余程性能の良い石の球でもその点が出なかった。真空管を馴染まない人は火屋での音は温かく温もりのある音と言う方もいますが、聴けば納得するのですが実にスッキリした音で音の分離大変優れヴァイオリン独特のエキセントリックな響きは石のアンプでは味わえない素晴らしい高音を一度耳にすれば虜になる方は多いと思う。

色々調べて見ると、サンバレーSV-501SEと言う真空管300Bが相性が良いらしい是非一度聴いてみたいものです。シングルですので出力はわずか8W+8Wしかありません。でも89dBのCDM1SEでも十分な音量で鳴りましたし、91dBのチェビオットでは不足感はありません。

と説明に明記してあり、8W程度あれば十分音楽は堪能出来ます。価格もなんとか頑張れば手が届きそうである。SV-501SE貯金でも始めるか??どうも最近物入りが続き、当分オーディオ関係のアップはできませんが・・・・

又QUAD-IIと云うモノーラルアンプも良いが価格が高すぎる、なにせ貧困老人には高嶺の花のようです。

本日はフランツ・シューベルトでオーギュスタン・デュメイ(Augustin Dumay)じっくりと音楽に取り組む姿勢を見せ、活動は比較的地味だが、師事したアルテュール・グリュミオーを受け継ぐフランコ・ベルギー派の正統な後継者らしく、気品あるエレガントな演奏で高く評価されている。

此の他にもフランクのヴァイオリン・ソナタも定評はあるそうです。

伴奏ピアノはマリア・ジョアン・ピレシュMaria João Piresポルトガル出身、とても素朴で真摯で温かい心をもった人である。彼女は「音楽は神への奉仕」と考えている。それゆえ、作品に余分な解釈を付け加えたり、余計な装飾を加えることはいっさいしない。

作曲家が意図したものをひたすら追求して楽譜を深く読み込み、自らのテクニックと表現力を磨き上げ、作品の内奥へと迫っていく。

モーツアルトを得意としているピアニストのようです。

YouTubeで配信しているようですので一度聴いてくだい。

 ilent Tone Record/シューベルト:二重奏曲,

ヴァイオリンソナチネ/オーギュスタン・デュメイ、ジャック・ルヴィエ/クラシックLP専門店サイレント・トーン・レコード

 前にも紹介していますが、最近バッハ以外の曲で実に良く聴く曲です。

イザベル・ファウスト(vn)とアレクサンドル・メルニコフ(p)の演奏も好きです。

少し線は細いようですが、何かシューベルトらしく実に聴いていて心を和ませる温もりと美しさまでも感じ取ることができる。音は静寂の中から始まるって感じが好きな演奏です。

連休は好きな曲を聴きゆっくり過ごすつもりです。ブラボー!


Bach / チェンバロ独奏のための協奏曲を聴いてみる

2017年04月25日 | クラシック音楽・オーディオ

最近は『海ほたる』での仕事が続くが幸い好天に恵まれ景色だけでも気分が良い!

我家の庭のフキも順調に育ち、ある程度大きくなったフキを間引きして試食してみたが

食感が良く血が綺麗になるようだ!

又庭にある1本のツツジ?が色々な色を咲かせ実に綺麗です。

先日パイオニアBDR-XD05のCDライターを導入しましたが。ソフトは別売りです。

実はこのソフトはリッパーなんですよ!MAC用はソフトが違います。

早速リッパーで操作しますが、FLACが使用できるのが音質が良いようです。

ファイルの特徴、利点、欠点と、Windowsアプリケーションを用いて、FLACファイルからMP3、

AAC、OGGなどの音声フォーマット形式に変換することが出来ます。

FLACファイルになじみの無い方や、

たまたまポータブルプレーヤーがFLACに対応しているなどという理由で知った方も多いと思います。

ファイルサイズは大きいものの、優れた音質を持つ音声ファイルです。

PCをお持ちの方は一度お試しください。確かに音質は良好のようです。

 

早速FLACでコピーして聴いてみます。

早速先日購入したズザナ・ルージチコヴァーのDisc17をリッピングして聴いてみた

感想としてはCDの原寸大の解像度で聴けます。操作さえ間違わなければ意外と美音が楽しめるようです。

何故か所々懐かしいメロディがあり、ルージチコヴァーの優しい鍵盤演奏が好印象です。


実に最新の技術はどこまで進むんですかね!筆者も歳ですので最近の技術に付いていけません。

特にこのハイレゾの世界は今までは音楽家などの専門分野が公開されソフトも多様化しています。

 

● チェンバロ独奏のための協奏曲第1番ニ長調 BWV.972(ヴィヴァルディOp.3-9)

● チェンバロ独奏のための協奏曲第2番ト長調 BWV.973(ヴィヴァルディOp.7-8)

● チェンバロ独奏のための協奏曲第4番ト短調 BWV.975(ヴィヴァルディOp.4-6)

● チェンバロ独奏のための協奏曲第5番ハ長調 BWV.976(ヴィヴァルディOp.3-12)

● チェンバロ独奏のための協奏曲第9番ト長調 BWV.980(ヴィヴァルディOp.4-1)

この曲はヴィヴァルディの曲をバッハがアレンジした曲なんです。少しバッハの作品とは違い

とても可愛らしい曲なんですよ!

 

Bach / Zuzana Ruzickova, 1965: Harpsichord Concerto in G major, BWV 973 (After Vivaldi) - Complete

 

こうして聴くとやはりヴィヴァルディの曲もききたくなります。

筆者のヴィヴァルディのお薦めはヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集

ラ・チェトラ(チェートラとのばして表記していることもある)」(竪琴?)がお薦めです。

1727年にアムステルダムのル・セーヌ社から出版され、

皇帝カール6六世(神聖ローマ帝国皇帝、マリア・テレジアの父)に献呈されています。

ヴィヴァルディはこの曲集以前にも「和声と創意への試み」や「調和の霊感」、

「ラ・ストラヴァガンツァ」といった協奏曲集を作曲、出版していました。

「調和の霊感」は独奏ヴァイオリンだけでなく、複数のヴァイオリンとチェロ、

チェンバロのための協奏曲という内容だったのに対して、

「ラ・チェトラ」は第9曲がヴァイオリンが2つになる他は独奏ヴァイオリンのための協奏曲になっています。

題名についての解説はどうもよく分からず、「元来楽器のリラ(竪琴?)をあらわす言葉」だが、

協奏曲の音響を直接暗示しているとは思われないとありました。

実に可愛らしい曲なんです。演奏はイ・ムジチ合奏団が有名なんです。

12曲からなるヴァイオリン協奏曲集《ラ・チェートラ》。イタリア合奏団が、曲ごとにソリストを交代して12曲を披露。


♪ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Op. 9, No. 1, RV 181a / イタリア合奏団 1991年8月
 
 
でも筆者は此処ではレイチェル・ポッジャーRachel Podger演奏が断然良いと思う。
 
1727年に出版され神聖ローマ皇帝カール6世に献呈された協奏曲集
 
ラ・チェトラ』は、特殊な調弦法「スコルダトゥーラ」が用いられており、
 
1725年に出版された同時期の作品『和声と創意への試み』と並ぶヴィヴァルディの最高傑作の1つです。
 
『ラ・チェトラ』でポッジャーと共演するのは、世界が注目するオランダ古楽界の若き精鋭集団オランダ・バロック協会。
 
ポッジャー、オランダ・バロック協会、『ラ・チェトラ』、そしてチャンネル・クラシックの超優秀録音だそうです。
 
理想的かつ最高のアンサンブルが織り成す『ラ・チェトラ』音も豊かで録音状態もすこぶる良い。
 
CDはFLACファイルで聴くのが実に良く聴こえます。此れは一度体験しても良い音です。

朝はヴィヴァルディの「2本のトランペットのための協奏曲 ハ長調 RV537」を聴く

2017年04月23日 | バロック音楽・オーディオ一般

昔良く行ったレコード屋さんの店主から進められて購入したレコード盤でモーリス・アンドレMaurice Andréはフランスのトランペット奏者。

「アンドレによるトランペット至高の名演集」アンドレと名手たちが高らかに奏でる、晴朗で輝かしいバロック協奏曲集。爽やかな青空を思わせるヌケのよいモダン楽器の音色も心地よく、他楽器のための作品もまるでオリジナル曲のように聴かせる格別の演奏が展開されます。

 Vivaldi Concerto for Two Trumpets, in C

【収録情報】
  1. シュテルツェル:トランペット協奏曲ニ長調
  2. テレマン:トランペット協奏曲ハ短調
  3. ヴィヴァルディ:2つのトランペットのための協奏曲ハ長調 RV.537
  4. ヴィヴァルディ:トランペットとヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調 RV.548
  5. テレマン:トランペットと2本のオーボエのための協奏曲ニ長調
  6. ヴィヴァルディ:トランペットとオーボエのための協奏曲ハ長調 RV.534
  7. シュテルツェル:4つの合奏体のための合奏協奏曲ニ長調
  8. トレルリ:4つの合奏体のためのシンフォニア ハ長調

 モーリス・アンドレ(トランペット)
 ベルナール・スーストロ(トランペット:3,7,8)
 アイオナ・ブラウン(ヴァイオリン:5)
 セリア・ニックリン(オーボエ:5)
 テス・ミラー(オーボエ:5)
 ダニエル・アリニョン(オーボエ:6)
 アカデミー室内管弦楽団(1-5)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮:1-5) 
 パリ室内管弦楽団(6-8)
 ジャン=ピエール・ヴァレーズ(指揮:6-8)

今聴いても実にスッキリした良い曲です。特に好きなのはヴィヴァルディ:2つのトランペットのための協奏曲ハ長調 RV.537が好きで友人もこのレコード盤を購入して、実に良い演奏と感激していたようだ。

今日は日曜日で朝一番に聴く此の曲の爽やか感は実に気分が良い。

でも此の曲はKEFQ300で鳴らすのが相性は良いみたいです。実にスキット爽やかです!

早速庭を徘徊して春の花を撮って見ました。

 

菖蒲も今週が最後かも知れません。 

 

シャクナゲも今満開状態です。

此れから花開くボタンの蕾が大きくなって来ました。春たけなわです。 

でも最近は ヘルマン・シェルヘンHermann Scherchen指揮のRV.537を聴くことが多いようです。

【バロックの器楽曲】

シェルヘンはまた、バロックの器楽作品もよくとりあげており、バッハのフーガの技法やブランデンブルク協奏曲、ヘンデルの水上の音楽と合奏協奏曲などでその独特な解釈を楽しめます。

特にフーガの技法では、ロジェ・ヴュアタに編曲を依頼した旧盤とは大きく異なるシェルヘン自身による編曲が聴きものですし、全12曲を一気に収録したヘンデルの合奏協奏曲では、イングリッシュ・バロック・オーケストラの典雅な演奏を心行くまで味わうことができます。

若い頃にはベルリン・フィルのヴィオラ奏者を務めていたシェルヘンらしく、弦楽合奏の扱いの巧みさも光っています。でも全体的に少しゆったり目の演奏で好みのあるとはいえますが、一度は聴いても良い作品です。

Vivaldi - Concerto for Two Trumpets in C Major (RV537)

ドイツの名指揮者、作曲家、教育者のヘルマン・シェルヘンは、生涯を通じて演奏、文筆両面からの新しい音楽の普及、後進の指揮者の指導に力を注ぎました。ヴィオラ奏者として音楽活動をスタートした彼は1912年、シェーンベルクと出会い、《月に憑かれたピエロ》の上演で指揮者デビューを果たします。

戦後は新興レコード会社の米ウエストミンスターと契約し、新しいメディア、LPレコードにバロックから20世紀音楽に至る幅広いレパートリーを録音。一躍彼の名は世界に轟くこととなります。

晩年の1964年にフィラデルフィア管弦楽団の指揮で初めてアメリカへ訪れた際は、彼の名がLPレコードですっかり有名だったこともあり、多くの聴衆が詰めかけ大成功となりました。



1966年、フィレンツェでの公演中に倒れ急逝。2016年は生誕125年、没後50年という記念年にあたり、各社から彼のCDが再リリースされています。

昨年36枚入りのCDが発表されましたが、購入は思案中です。でも音楽の捧げものBWV 1078だけでも欲しいかな?

 

 今庭には春の花一杯です。ブラボー!


Lucy van Dae、のバッハ作品集ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全曲を聴く。

2017年04月22日 | クラシック音楽・オーディオ

痛い!拙宅の2008年製のmacpro が故障し起動が途中で止まる!事件だ!

多分、ビデオカードが破損かな?早速修理を依頼すると1週間程検査に必要のようです。

でもこの機種も今年度にてソフトの更新は出来なくなるそうです。10年前の機種ですから・・

仕方無くサブ機の購入を考案するが、調べると総額45万程になる・・それにメモリー、1TBのSSD装着すると、

現在のソフトも最新版に変更は余儀なく、総額50万強必要です、新品はとても無理ですね!

最新のMacProは価格が高額で手に負えない。それにソフトも高額である。

でも、貧困老人にも此れが無いと仕事にもならない。Photoshop Illustratorは必需品です。

現在の2007年型(Quad-Core Intel Xeon)も直して使おう、ビデオカードの交換なら、3,5万程ですみそうです。

今回の写真はPhotoshopが使えないためはとんどスマホの撮影ですが、侮れませんネ!

2010年のMacProを入手し修理センターにてメンタナンスをして新規のMacProが到着する。

中古市場、ヤフオクで検討するが、2012年の物もかなり高額です。5年も前なんですがネ!

仕方なく手頃の2010年のクワットコアintel Xeonがあり、早速を競り落とす。

郵送されたので早速起動する。ビデオカードも小さく性能も悪くなさそうである。

筆者所有のSSD512GBで起動すると、ネットで早速SSD512GBを購入します

2008年製より早く起動する難点は搭載メモリーが6Gしか無く、早速8G×4を注文する、32Gの装着

メモリーソケットは8個付いている。このメモリーとHDで相当の痛手ですが・・・・

起動したがファン関係の音は凄く静かで音楽鑑賞には良い条件です。

それと今回のMacProのが音が良く聞こえる。これで総額はかなりの出費になった、頭が痛い!

予算額をかなり超えてしまった。でも27吋のiMacの新品購入と同じと諦める。

此処で大事なことはMacの場合はメモリー不足が遅い原因にもなります。

筆者の場合は以前よりメインはSSD512GBで作業して保存用2.3HDにコピーし4HDはバックアップ用に使用。

SSD512GBは当時は5万以上しましたが、最近はその半額程で購入可能ですので現在は1TB装着がお買い得かも知れない。

32G装着のMacProはサクサク動く、キビキビした動作が気持良い。

 

庭には早くも庭にはアヤメの花が咲きだしました。

 

最近仕事で『海ほたる』に行ってます。道中約1時間30分程は音楽三昧です。

天候にも恵まれドライブ気分で意外と早く海ほたるに到着します。

海ほたるドライブイン入り口付近、駐車は3F止め早速海ほたるデッキで。

今回はバッハの平均律クラヴィーア曲集の演奏で良く聴くボプ・ファン・アスペレンのを聴きながら運転です。

来週も来なくてはなりませんが、海の景色とバッハも良いものです。

バッハのヴァイオリン・ソナタは、至上の名作「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」

の影に隠れて、その内容に比して聴かれる機会の少ない作品だと思う。

しかし、私の場合その最大の理由の一つが、多くの録音において、伴奏が、ハープシコードやチェンバロ、

あるいはフォルテ・ピアノによっているためである。

私は鍵盤楽器の表現力こそ、バッハの作品に相応しい、と常日頃考えている、大好きな曲である。

勿論前回紹介したヨセフ・スーク、ルージイッチコヴァのソナタは絶品ですが

今回はルーシー・ファン・ダール、ボプ・ファン・アスペレンを聴いてみました。

 

本来この様な演奏はTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening)で鳴れば良いのでしょうが、

未だ拙宅の IIILZは真価を発揮しない、只 時々ヴァイオリンの音に良い音がることがある。

やはり只者じゃないスピーカーなんでしょう?ただ、ヴァイオリンの音がビオラで聞こえる時もあるが、

特にルーシー・ファン・ダールの良く通るヴァイオリンの音色にハットする所がある。

  

話は戻るが、ルーシー・ファン・ダール(Lucy van Dael)は

バロック・ヴァイオリンのパイオニアは、ブリュッヘンと共に、18世紀オーケストラを創立し、

18年に渡りコンサートマスターを務めたほか、ビルスマやレオンハルト、クイケンらとも数多く共演し、

大きな実績を積み重ねています。

ファン・ダールのバッハは、長年に渡る演奏史の学問的探求と、

演奏者として重ねたピリオド奏法の研鑚の見事な結実が聴かれるもので、ピッチがA=415ということもあって、

真摯で内省的な語り口がバッハの精神そのものを具現化するとも称えられてきました。

ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタでチェンバロを弾くのは、

同じくオランダを代表するチェンバロ奏者のボブ・ファン・アスペレン。

6枚セットで平均律1集、2集、ゴルトベルク変奏曲 BWV.988も網羅してます。

音質的にはやはりレオンハルト同様に凄くキレが良い演奏です。筆者の愛聴は平均律2集です。

20代から数多くのレコーディングをおこない、

バッハについてもEMI、VIRGIN、TELDEC、DHM、AEOLUS、SONYなどでアルバムを制作していました。

アムステルダムに生まれたアスペレンは、レオンハルトにチェンバロを学んだのち、

アルバート・デ・クラークに就いてオルガンも修めたほか、クラヴィコード演奏にも通じています。

その演奏は、バッハの音楽を最大限尊重した姿勢により、崩しのない端正なスタイルで一貫したもので、

ルーシー・ファン・ダールとの息もよく合い、見事なアンサンブルを聴かせています。

 

Lucy Van Dael - Partita N°2, Allemanda

 

【収録情報】

バッハ

・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第1番

・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第2番

・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番

・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番

・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番

・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番

・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番(異稿による楽章)

 

ルーシー・ファン・ダール(バロック・ヴァイオリン)

ボプ・ファン・アスペレン(チェンバロ)

 ルーシー・ファン・ダールはオランダの人で、ブリュッヘンが率いる18世紀オーケストラのコンサート・マスターです。

ナク ソスからCDが出ています。

勿論J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV 10014 - 1006も

音の通リが明快で素晴らしい演奏です。パルティータ第2番ニ短調 BWV1004[編集]

BWV 1004 シャコンヌ左手のためのシャコンヌブラームス編曲、Martha Goldsteinによる演奏

257小節に及ぶ長大な「シャコンヌ」を終曲にもつこのパルティータ第2番はこの曲集の頂点の一つを形成するもので、

最も著名な作品である。全5曲。

 

 バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004 ルーシー・ファン・ダール

 

 まず楽器ですが、彼女が用いているのは 1650年頃のアマティではないかという話があります。

しかしCDには記載されていま せん。よくわかりま せん。その音色は 基音が目立つかなり太い音に録音されてい ます。

オーディオ・ファイルに人気のチャンネル・クラシックというレーベルから出てい るポッジャーの録音は、

その高音質という評価にもかかわらずメタリックな細い音を聞か せていました。

途中の休憩タイムで売店で購入したお弁当を食べながら、

スマホからボブ・ファン・アスペレンの演奏が心地良い。

潮風と春の穏やかな感じが肌を通り抜けて行く、やはり海って良いですね!

来週明けも此処で仕事ですが、強風と雨は嫌ですね。

帰る間際パソコンの修理屋さんより連絡が入る、

やはりビデオカードの故障でMacPro2007年はビデオカードを新品に交換作業をお願いしました。

やはりいざとなると、サブ機って必要ですねで、修理をメンテナンスを依頼しました。

 

このデッキの前でボブ・ファン・アスペレンの平均律聴きながら食事しましたが、

食事の後のデザートのアイスクリームが美味い、少し日焼けしました。ブラボー!


Zuzana Ruzickováの演奏でバッハ/ゴルトベルク変奏曲 BWV.988を聴く・・・

2017年04月20日 | バロック音楽・オーディオ一般

最悪の事が起きました。2008年から使用いてる拙宅のMacProの故障です。

購入してメンテもして無く、一応診断に出しました。サブ機も必要のため中古の検討をする。

最新のMacProはやけに高額で映像制作にはいいのですが、後は速さは2010でも変わらないようだ。

詳細は2.4GHzクアッドコアIntel Xeonで現在メモリー6Gを32G増設すれば問題無いようです。

早速起動します、ハードディスクを512のSSDで回せばかなり高速で音も凄く静かなところがいいです。

2010年のモデルで比較的安価なので早速購入しました。現在音楽はPCが無いと全く聴けません。

貧困老人には手痛い出費となりました。

最近ある事をバッハ好きの方からご教授頂きいた。バッハの演奏者、

ズザナ・ルージチコヴァーZuzana Ruzickováのゴルトベルク変奏曲 BWV.988が凄く良いと・・・

ルージチコヴァーといえばヨゼフ・スークJosef Sukとの演奏のヘンデル/ヴァイオリンソナタ、バッハ/ヴァイオリン・ソナタ程でズザナ・ルージチコヴァーの鍵盤楽器チェンバロ演奏は今まで聴かなかった。

でもゴルトベルク変奏曲 BWV.988はかなり珍しいもので、CDも見当たらないそうだ。との事を聴き早速iTunesで調べると、平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869がありますので、早速聴きます。

凄く良い演奏です。そうしますと最近余り聴かないヨゼフ・スークとのソナタで共演を聴く、言わずと知れたヨゼフ・スーク(Josef Suk、1929年8月8日 - 2011年7月6日)は、チェコのヴァイオリン奏者。

ヴィオラ演奏でもよく知られる。

特にバッハのヴァイオリン・ソナタバイオリンBWV1014 I. AdagioBWV1014の最初チェンバロ最初が鳴り出し暫くしてのヴァイオリンの音が鳴るあの感じに興奮を覚える、実に良く通る音色です・・・当に気迫に満ち演奏です。

ボヘミア・ヴァイオリン楽派の継承者として美しい音色と気品ある歌いぶりで評価されていた。

ヨゼフ・スークはチェコの作曲家ドヴォルザークの曾孫であり、同姓同名の作曲家ヨセフ・スクは祖父である。

ヨセフ・スーク(ヴァイオリン)ルージイッチコヴァ(チェンバロ)リサイタル/バッハ・ヘンデルの作品(1984年11月10日)

スークの神が与える天をつく美音は、飛翔するような印象を与え、水平方向に滑るような印象はない。

またルージチコヴァーの伴奏が明確な輪郭と力のみなぎる肉付けを伴い、これを活力と激しい情意に満ちたものにしている。

体調の悪い時に聴く悪い時にと時と場合によっては、美音が不快音となり、いきなり頭に突き刺さってくる事さえある。

カール・リヒターも同じ事を思った事はあるがヨセフ・スークのヴァイオリンの岩に染み入る音は是非一度聴いて頂きたい音です。

それと筆者の大好きなヘンデル/ヴァイオリンソナタについては申し分なく楽しめます。

筆者は特に第4番ニ長調作品1の13は絶品です。

どういうわけか知らないがヨセフ・スークヴァイオリンの音色がやけに優しい。

そしてズザナ・ルージチコヴァー(Zuzana Ruzicková , 1927年1月14日 プルゼニ - )はチェコの有名なチェンバロ奏者。

バロック音楽のほかに、プーランクやマルティヌーによるチェンバロのための近代音楽の解釈でも名高い。

そしてCDを見つける、ズザナ・ルージイチコヴァ/バッハ:鍵盤楽器のための作品録音全集(20CD)ズザナ・ルージイチコヴァのバッハ録音全集がエラートから限定ボックスで発売されているようです。

20枚セットにしては安価で購入出来た。音質も良い流石『ERATO』

1927年、西ボヘミア地方のプルゼニュに生まれたルージイチコヴァは、その並み外れた個性が讃えられ、「チェンバロのファースト・レディ」とも称されました。20世紀を代表するチェンバロ奏者で、チェンバロをひとつの独立したコンサート楽器として認知させることに尽力した、草分け的存在となりました。

ランドフスカのあとを引き継ぎ、モダン・チェンバロだけでなく、歴史的チェンバロによる演奏も積極的に行いました。

今回の発売にあたって、全てオリジナル・マスターテープよりリマスタリングが行われたそうです。

ルージイチコヴァに学んだ、異彩を放つチェンバリスト、マハン・エスファハニは「彼女の見事な演奏がここに甦った!」と、その音質を絶賛したそうです。

演奏曲を見渡すと知らない曲、注目曲、是非聴きたい曲も多々あり楽しみです。

J.S.バッハ:鍵盤楽器のための作品集20枚

 Disc1-2    ● 平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869

 Disc3-4    ● 平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV.870-893

 Disc5     ● ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

 Disc6     ● インヴェンションとシンフォニア BWV.772, 787-786, 801

        ● 組曲 変ロ長調 BWV.821

        ● 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.906より幻想曲

 Disc7     ● フランス組曲 第1~4番 BWV.812-815

 Disc8     ● フランス組曲 第5~6番 BWV.816-817

        ● 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903

        ● イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971

 Disc9-10  ● イギリス組曲 第1~6番 BWV.806-811

 Disc11-12  ● パルティータ 第1~6番 BWV.825-830

 Disc13   ● トッカータ 第1~6番 BWV.910-916

 Disc14     ● 小前奏曲集 BWV.933-943 ● 前奏曲 ハ短調 BWV.999 ● 前奏曲とフーガ ト長調 BWV.902, 902a

          ● 前奏曲 ヘ長調 BWV.901 ● 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.900 ● アプリカティオ ハ長調 BWV.994

          ● 小前奏曲 BWV.924-931 ● メヌエット BWV.841-843 ● スケルツォ ニ短調 BWV.844

          ● 組曲 イ短調 BWV.818a ● 組曲 イ短調 BWV.818(断章) ● 前奏曲 ト短調 BWV.929

          ● クーラント ト長調 BWV.840 ● ガヴォット II BWV.815a ● メヌエット II BWV.813a

 Disc15     ● デュエット BWV.802-805

          ● カプリッチョ ホ長調 BWV.993 ● カプリッチョ『最愛なる兄の旅立ちに寄せて』 BWV.992

          ● フランス風序曲 ロ短調 BWV.831 ● 組曲 変ホ長調 BWV.819, 819a

 Disc16     ● イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV.989 ● 幻想曲とフーガ イ短調 BWV.944

          ● フーガ 変ロ長調 BWV.955 ● フーガ イ短調 BWV.958 ● フーガ イ短調 BWV.595

          ● ソナタ ニ長調 BWV.896 ● フーガ イ長調 BWV.896 ● 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.894

          ● フーガ ホ短調 BWV.962 ● 幻想曲とフーガ イ短調 BWV.904

 Disc17     ● チェンバロ独奏のための協奏曲第1番ニ長調 BWV.972

          ● チェンバロ独奏のための協奏曲第2番ト長調 BWV.973

          ● チェンバロ独奏のための協奏曲第4番ト短調 BWV.975

          ● チェンバロ独奏のための協奏曲第5番ハ長調 BWV.976

          ● チェンバロ独奏のための協奏曲第9番ト長調 BWV.980

 Disc18     ● チェロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)・ソナタ第1番ト長調 BWV.1027

          ● チェロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)・ソナタ第2番ニ長調 BWV.1028

          ● チェロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)・ソナタ第3番ト短調 BWV.1029

          ● ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 BWV.1014

          ● ヴァイオリン・ソナタ イ長調 BWV.1015

        ピエール・フルニエ(チェロ:BWV.1027-29)

       ヨセフ・スーク(ヴァイオリン:BWV.1014, 1015)

  Disc19      ● ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 BWV.1016

           ● ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 BWV.1017

           ● ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 BWV.1018

           ● ヴァイオリン・ソナタ ト長調 BWV.1019

        ヨセフ・スーク(ヴァイオリン)

 

 Disc20      ● フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための三重協奏曲イ短調 BWV.1044

           ● ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050

      ジャン=ピエール・ランパル(フルート)

      ヨセフ・スーク(ヴァイオリン)

      プラハ・ソロイスツ

      エドゥアルト・フィッシャー(指揮)

      ズザナ・ルージイチコヴァ(チェンバロ)

       録音時期:1969~1974年頃

      録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

15日に此のCDは配送されました.現在メリディアン207は故障で鳴りませんので、最近購入したパイオニアBDR-XD05のCDライターで聴きます。安価の割にかなり音が良くなかには、高価なCDプレイヤーを叩き売ってパイオニアに交換した強者もいるようです。

此処で特に筆者の興味は、ピエール・フルニエとの演奏でチェロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)・ソナタ第1番ト長調 BWV.1027第2番ニ長調 BWV.1028ソナタ第3番ト短調 BWV.1029の演奏は興味深い。

早速聴いて見ますとやはり、出だしから当に素晴らしい演奏です、此の二人で出せる音だと認識出来ます。

お互いに主張するところは主張し、決して邪魔しない演奏は筆者の今まで聴いた演奏では上位に位置します。

それと実に録音が良く、満足のいくワンセットでした。只一つ不満が、ヴィオラ・ダ・ガンバじゃなくチョロでの演奏だけです。でも二人の奏でる音の調和は見事です。

昔から知る限りエラート盤はLP時代より録音には定評がありました。

先日購入したCDバッハ10枚組にある古楽演奏運動のパイオニアにして中心人物のグスタフ・レオンハルトGustav Leonhardt 古楽の演奏も良いがズザナ・ルージイチコヴァの演奏するゴルトベルク変奏曲 BWV.988は実に優しさ実満ち溢れ素晴らしい。

それと最初のアリアだは余り感じませんが途中の第9変奏4/4拍子 3度のカノン、1鍵盤の演奏辺りから音の厚みに驚く。

何度も聴くとズザナ・ルージイチコヴァの演奏が説得力があるようです。

お陰で最近は数人の演奏者のゴルトベルク変奏曲 BWV.988を四六時中聴いていました。

又フランス人のランパル(フルート)笛も良いマッチングです。昔から笛はフランス人と言われているようです、使用楽器はルイ・ロット《フルートのストラディヴァリ》と言われているそうである。

現在筆者はハイレゾ再生にはAudirvanaで再生していますが、iTunesに比べますとかなり芯が通った音がします。

解りやすく言えばiTunes(シェアーの音)Audirvana(オルトフォンG)の様な違いがあります。

現在オーディオの事に付いて、当にハイレゾに付いては初心者なので評価は出来ませんが、聴こえた音楽はわかります。

筆者の良く聴くバッハの鍵盤楽器には多くの女性演奏者がいますが、やはり3人の女声演奏は実に三者三様で甲乙つけがたい。

Wanda Landowskaの演奏は宝庫です。エディット・ピヒト=アクセンフェルトの切れの良い演奏も素晴らしい。

又ズザナ・ルージイチコヴァの演奏に付いては刺激的な音は一切出さず淡々と演奏する清楚な感じが良く、演奏もっとも安心させてくれます。

やはり此の三人の演奏は全て聴くべきであろう。いつまでも聴いていたい心境になります。

嬉しいことに最近古い演奏が次々に手軽に聴ける様になったハイレゾの進化に感謝するばかりである。

今後も幻の演奏、音質が悪く聴けない演奏等、最新技術で我々に演奏を楽しませてくれることでしょう。

と同時にLP盤も見直して見るのも音を追求すればLP盤が良い音がするようです。プレイヤー装置にもよりますが・・