J.S.バッハの命日に捧げるカンタータ:『神の時こそいと良き時』(Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit)」BWV106(全文)
神が決められた時が最上の時。
神の内に私たちは生き、動き、在在する;
神の意思であるかぎり。
私たちは最善の時に神の中で死ぬ、
神が望まれる時に。
あぁ主よ、私たちの心に刻んでください、
我々が死すべき者であることを、
我々が賢明になるために。
あなたの家を整理せよ。あなたは死ぬ;
生き続けるのではない。
これが いにしえの契約;
人は必ず死ぬ。
そうです、主イエスよ、来てください!
私の魂を み手に委ねます。
主よ、誠を保たれる神よ、
あなたが私を救ってくださいました。
今日あなたは私ともに楽園にいる。
平和と喜びのうちに私は旅立ちます、
神の み旨のままに。
私の心と思いは慰めに満ち、
穏やかに落ち着いています。
神が約束してくださったとおり、
死は眠りに変えられました。
栄光、賛美とほめ歌を捧げよ、
神である父と子とに、
そして神の霊である聖霊に。
神の力によって
私たちが勝利をおさめることができますように、
イエス・キリストによって、アーメン。
今日は特別に、昔喫茶店で飲んだ美味いネルドリップで淹れた、美味しく温かい珈琲を飲みたい、その様なストレートで味わう、スッキリした飲み心地を感じる美味しい珈琲の抽出方法を誰でも味わえる簡単な淹れ方を伝授します。これは是非ストレートでお召し上がりください。
涼しい部屋でカンタータ BWV106 を楽しむ。今回は筆者のお知らせする珈琲の簡単な淹れ方を紹介します。少し過程が多いと思いますが、美味しい珈琲の淹れ方を紹介しましょう。
筆者は勿論珈琲好きですが、この味に抽出、出来るように至るには随分思考錯誤し色々試し随分長い時間を要した。
今回珈琲豆は淹れる分だけ焙烙で煎り焙煎した物が美味いが、手間がかかり過ぎ煎る事は省略し、焙煎した物を使用する、今回はペルーストレートの開封し4人前(35グラム)を計量してセラミックコーヒーミル・スケルトンを使って粗挽きで淹れる。特に筆者好みの薄めのアメリカンタイプで淹れます、淹れたてをタップリ飲みたいのだ。レギュラーのお好きな方は40gで仕上げて頂きたい。
挽き方の注意は細かく挽くことはNGです、理由は雑味、エグミが味に出て不味くなる。大きさのめあすは1粒1mm程が良い塩梅である。
ここでの注意事項は、必ず計量計を使い正確に計ってください。メアスとして1人前10gを基本にしてください。筆者は少し薄めが好みのため色々試した結果4人前で35gを挽いている。
粉の状態だと7〜10日程度がおいしく飲める期限だとされています。豆の状態なら、適切に保存できれば30日程度はおいしく楽しむことができるのです。
筆者は珈琲を落とす分をコーヒーミルで少し粗挽きする、豆の鮮度を維持するには冷蔵庫の真空チルドルームで寝かし保存する。
最近の冷蔵庫は生鮮食品の生物の鮮度を保つ真空チルドルームが付きの冷蔵庫は意外と重宝します。淹れる分量を挽いています。
此れが二番目の美味い珈琲を淹れるポイントですが、挽いた珈琲は、この後一手間加える。日本茶の急須で使う茶越(ネット)を使い細かな珈琲豆を削除している。此のネットは日本茶の茶越しのネットな粗さが実に塩梅が良い。
この作業は必ず実施されたし。雑み、エグミを嫡子で細かな珈琲を取り除くことは美味しい珈琲淹れる基本です。この作業を加える一手間が重要です。
但し既製品の茶越しは容量が小さく、茶越しの大きめの物の新規に手持ちの部分を自作した。
実はこの一手間がより美味しい珈琲をいただけるコツと思っている。今回いつもの茶漉しのネットが小さく大きめのネットを探し購入、しかしこのネットは持ち手がない、釣り道具の天秤を作りに使うステンレス棒の適度な太さのステン鉢金で持ち手で作る、此れが意外と扱いやすい。
持ち手と茶漉しは目打ちで穴をあけ、取り付けは釣具の3号のハリスを使い固定した。仕上がりは不格好だが手持ちが付き扱い安い。
特に四人前程の40グラム程の珈琲豆の越しには適切な大きさで重宝する。
一般的には手持ちの茶漉しも販売するが、多くの粉が入らなく、この際自作する。多分コーヒー専門店での販売はあると思いますが、代用品を加工して簡単に手作りしてみました。此の茶越しで珈琲の細部を覗く処理をされる方は少なく珈琲好きには此の一手間は重要な秘策である。
手持ちが付き実に扱いやすい、見た目は不格好だが、普通の針金は錆びるのでステンのしっかりした釣具の天秤制作用のステン棒を釣り糸で固定した。
その茶漉しに挽いた珈琲を入れよく振るう、細かな珈琲が取れる、ガラス瓶の器にまとめる、そして細かな珈琲豆の豆カスを団扇などで飛ばす。必ず実施すること(焙煎した珈琲豆には薄皮が残ることが多いので、茶越しでよく降って粉の削除と表面の薄皮は必ず削除します。簡単には団扇で扇ぎ削除する。)
珈琲の渋みの原因でもあるのでカメラレンズを掃除するためのブロアー等で吹き飛ばす方法も良い。筆者は小さな団扇を使っている。上記作業を省略すると、苦味、エグみが出やすく、本来の美味しい味が得られません。
次は淹れる速度は早い程美味しい、その後この前購入したハリオのクリスタルドリッパー安定してコーヒーをいれる事ができる工夫がされています。中央にお湯を注ぐと四方八方へ広がり、ドリッパー内のコーヒー粉に満遍なくお湯が行き渡り、内側のダイヤカット形状で抽出速度をコントロールします。
ので抽出速度が早いのでこのドリッパーをつかいっている。3つ穴のカリタドリッパーは使っていません。但しペーパーフィルターは様式が違うのでカリタタイプの紙ペーパーフィルターは使えません。
写真のようにクリスタルドリッパーの縦のラインにカーブが入っているが、一刻も早く落とすための誘導ラインです。これがハリタを選んだ理由です。
使用感は、ハリオの特徴でもあるように抽出速度が断然早い。
それと器具はポット用(模倣瓶)の保温タイプのサーバーを使用している、利点は普通のガラスタイプのサーバーは落とした後、現在IH用ヒーター等を販売もあるそうです、筆者は写真の保温できることで、ホットタイプ(魔法瓶)の手間要らずで重宝しています。尚後での加熱は珈琲の味が若干落ちる感もしますので加熱温度は80度に設定してください沸騰はNGです。
でき上がり量の約2倍の熱湯をケトルに準備します。ドリッパーとサーバーにお湯を通して器具を温めます。その温めたお湯をコーヒーカップに注ぎ、カップも温めます。美味しい珈琲の基本は化学現象である。
次に一番肝心なことは、珈琲抽出の「お湯の温度」は一番重要で、私の場合はポットにお湯を濯ぎ、1分程放置してドリップポットに注ぎ、約80〜83度にして珈琲焙煎を行う、温度も美味しい珈琲を淹れるには肝心で80度の温度は温暖計を使用がお薦めでこの温度管理も肝心である。適切な温度で淹れた珈琲は豆本来の甘みとはっきりとした香りが得られます。
熱めの温度が高すぎると目明日は淹れた瞬時にポッコリ膨らみ美味しそうに感じるが、間違いである適温ので淹れると少し時間が経ってから少し膨らみが出ます、此れが一番の注意点ですかね?
ペーパーフィルター(円すい形用)をチャック部分に沿って折り、写真のようにドリッパーに密着させます。そこに杯数分のコーヒー粉を入れます。ドリッパーを持ち上げ左右に揺らして、粉の表面を平らにします。
一言メモ:珈琲の種類は大変数多く、価格も可也の差があります、勿論高額な豆が淹れれば美味しいが、種類によっては1人前10gの方式は違って来ますので味を確かめながら調整することも楽しみと言えるでしょう。
熱湯の入ったケトルを用いて、でき上がり量までお湯を注ぎ分けていきます。
1回目は、コーヒーのおいしさを決める一番大切な工程です。写真③のように、粉全体にお湯が浸み込む程度に中央から外側に向かって渦を描く要領でていねいに注ぎ、20秒程待ちます。
2回目は、コーヒーの風味が一番良く出ますので、たっぷりと注ぎます。
写真のように中央に小さな円(1~2杯の場合は10円玉位、3~4杯の場合は500円玉位)を描くように繰り返し注ぎ、ドリッパー内の湯量が上がって表面が平らになったら注ぐのを止めます。ここで、風味豊かな味わいが引き出されます。
3回目以降は注ぐタイミングがとても大切です。中央がくぼみ、表面の泡の層が崩れないうちに2回目と同様に注ぎます。 新しい泡は白くなります。
但し注意点は珈琲を落とした最後の残りは別に処分することで、淹れたての、マイルドでスッキリした口当たりは実に上手い。
そして最後の注意点は・・・最後の一滴までは絞りださいである程度は処分することである。試しに最後の部分を飲めばわかるがエグミが出て不味いようです。
この方式で抽出した珈琲はワンランク上の味が楽しむるとおもいます、もちろんストレートで頂くことが、とっても美味しい珈琲店での味わいが蘇ります。是非お試しいただきたいと思います。以上誰もが美味しい珈琲が頂けます。
淹れ方は落ち着いた容量で、ゆったりした気持ちで淹れることを心がけて頂きたい「美味しい珈琲を楽しみながら良い音楽」をお楽しみください。
ここで簡単にカトリックに関する記事を紹介します。
カトリックというのはローマ市内にあるバチカン市国が本山で、ローマ=カトリッ クとも呼ばれ、イエスの使徒ペトロを初代とする教皇を頂点とします。
バチカンのサン・ピエトロ(聖ペトロ)大聖堂はペトロの墓のあった場所だとされていま す。これとは別に、ローマ・カトリックと分裂したコンスタンティノープル(現イスタンブール)の東方教会 (正教 会)というものがあり、ギリシャ正教、ロシア正教などが含まれます。一方でプロテスタント(新教)は16世紀に起きた宗教改革でカトリックにプロテスト (抗議)した教派で、罪の許しをお金で買えるという考えを堕落と考え、反対しました。
後 に新大陸にも広がりましたが、バッハのドイツはプロテスタントの中心人物であるマルティン・ルターの出た国で、バッハ本人もルター(ルーテル)派=プロテ スタント教徒です。この系統にはそれ以外にもたくさん派や呼び名があり、時代と場所はそれぞれでも、カルヴァン派/ユグノー教徒(フランス)、 プレスビテリアン(スコットランド)、ピュー リタン(清教徒/イギリス)や、シンプルな家具で有名なシェーカー教徒、馬車に乗って電気を使わないアーミッシュなどもプロテスタントの一つです。
現代ア メリカには米国聖公会、長老派、メソジスト教会、バプテスト教会、福音派など、さらにたくさんの宗派があります。カトリックの勢力分布はヨーロッパでは南側のラテン系の国々中心で、加えてオーストリアと東欧の西半分、中南米諸国になり、プロテスタントはヨーロッパでは北方の国々とアメリカ、オーストラリア という ことになります。
そして正教会は東欧の東半分とロシア、ギリシャなどです。面白いのは贅沢な食べ物や ファッションといった、感覚を喜ばせるものに対しての官能に許容的なのはカトリックの文化で、気候や貧しさとも関係があったにせよプロテ スタントは禁欲的だったこと、その一方で現代では人工中絶や同性愛といった性に関わることに比較的寛容なのはプ ロテスタント系の派が多く、カトリックは原則禁止であることです。
バッハの命日に聴く音楽はカンタータ106番 BWV106 神の時こそ いと良き時 (Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)の 亡くなった日。1685年3月21日 アイゼナハ - 1750年7月28日 ライプツィヒ享年65歳。
バッハ作品の中でカンタータに だけ、第何番という曲番号と BWV 番号とが一致するという特典が与えられているわけです。BWV というのは Bach-Werke-Verzeichnis(バッハ・ヴェルケ・フェアツァイヒニス)の略で、英語では Bach Works Directory、バッハ作品要覧という意味です。通し番号だけでなく、作品目録全体をも表すからです。
『神の時こそいと良き時』(Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit)」BWV106は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1707年から1708年頃に作曲したと推察される教会カンタータ。通称は「哀悼行事(Actus Tragicus)」。全4曲からなり、当時の死生観を反映した作品として、また草創期の素朴な作品として重視する愛好家も多く、のちの整然としたカンタータとは違う構造もあいまって、非常に人気の高いカンタータの一つである。
第1曲 ソナティーナ Sonatina(リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
第2曲 『神の時こそいと良き時』(Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit)
第3曲 『御手にわが霊を委ねん』(In deine Hande befehl ich meinen Geist
第2曲 『神の時こそいと良き時』(Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit)
第3曲 『御手にわが霊を委ねん』(In deine Hande befehl ich meinen Geist
第4曲 コラール『誉れ、讃美、尊崇、栄光を』(Glorie, Lob, Ehr und Herrlichkeit)
バッハがミュールハウゼンの聖ブラジウス教会のオルガニストであった1707年に作曲された、カンタータとしてはもっとも初期の作品の一つです。作詞者は不詳ですが、おそらく、10月8日に亡くなった叔父のトビアス・レンメルヒルトの葬儀のために作曲されたものだろうと思われています。
ライプツィヒ時代のレチタティーヴォ-アリアという形式ではなく、一つの楽章の中で、曲想の異なる合唱やソロが切れ目なく続くことが特徴的です。
なお、ミュールハウゼンのオルガンのピッチが高かったため、合唱やオルガンはコアトーンの変ホ長調、ブロックフレーテのみはカンマートーンのヘ長調で記譜されていますが、新バッハ全集ではヘ長調が採用されています。
「第1曲 ソナティナ」
編成:ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
声楽をまったく用いない、いわゆるシンフォニアです。短いながらもブロックフレーテとヴィオラダガンバの渋い響きが美しい佳曲です。
「第2曲 合唱とコラール」
第2曲A 合唱
編成:合唱、ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
編成:合唱、ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
ソプラノがGottes Zeit(神の時こそが最上の時)と先導してホモフォニックに歌いだしますが、すぐに3拍子のフーガ(神においてわれらは生きる)となります。その後アダージョ(神において死するのは正しい時)となり次部分を準備します。
第2曲B アリオーソ
編成:独唱テノール、ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
編成:独唱テノール、ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
楽器群の豊富な伴奏を伴って、Lentのテンポでテノールが Ach, Herr! (ああ、主よ、死を思うことを教えてください)と歌います。
第2曲C アリア
編成:独唱バス、ブロックフレーテ2、通奏低音
編成:独唱バス、ブロックフレーテ2、通奏低音
前曲からそのままつながり、再び速いテンポの3拍子となって、バスがBestelle dein Haus! (あなたの家を準備しなさい)と歌います。
第2曲D 合唱
編成:合唱、ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
編成:合唱、ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
やはり前曲から続けて、Es ist der alte Bund (それは古い掟、人は死ななくてはならない)とアルト以下の3声の合唱でフーガが始まりますが、すぐにソプラノがJa, ja, Komm, Herr Jesu (さあ、イエスよ来てください)と割って入ります。そこに楽器群がIch habe mein Sach Gott heimgestellt (わがことは神にゆだねます)というコラール旋律で加わります。3群の旋律が豊穣に絡み合ったのち、末尾ではソプラノだけが残り、消え入るようなピアニッシモのHerr Jesu! の声で終わります。
「第3曲 アリアとコラール」
第3曲A アリア
編成:独唱アルト、通奏低音
編成:独唱アルト、通奏低音
アルト独唱が通奏低音だけを伴って、In deine Hände(あなたの手にわが魂を)と歌います。
第3曲B アリオーソ
編成:独唱バス、合唱(ソプラノ)、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
編成:独唱バス、合唱(ソプラノ)、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
前曲のアルトを受け、バス独唱が通奏低音だけを伴って、Heute, heute, wirst du mit mir (今日こそ、あなたは私とともに楽園にいるであろう)と歌い始めます。しばらくのち、このバスのアリオーソに、2声のガンバと同時にソプラノが有名なコラールMit Fried und Freud ich fahr dahin (平安と歓喜もて われはいく)で重なります。バスのアリオーソはいつしか聞こえなくなり、コラール旋律とガンバの後奏が残ります。
「第4曲 合唱」
編成:合唱、ブロックフレーテ2、ヴィオラダガンバ2、通奏低音
楽器の前奏に続いて、Glorie, Lob, Ehr und Herrlichkeit (栄光と讃美と名誉が父と子と聖霊なる神にありますように)が、コラール In dich hab' ich gehofft, Herr! (主よ、汝のうちに我は望む)の旋律にのせて歌われます。やがてAmen(アーメン)がフーガで華やかに歌われますが、最後にはブロックフレーテとガンバだけが残り、こだまのようにアーメンの音形を弱音でなぞって曲が閉じられます。
バッハ本人の手による資料は失われており、18世紀後半に作成された総譜のコピーが最古の資料である。別名の「哀悼行事」とは、そのコピーのタイトルである。このタイトルと歌詞の内容から、葬儀の時に演奏するものと推測されている。
美味い珈琲と良い音楽を聴くゆったりした時間が流れる。アーメン!