伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

J.S.バッハの鍵盤楽器の演奏をAngela Hewitt最新のファツィオリ(Fazioli)のピアノ演奏での考察

2024年02月29日 | J.S.バッハ関係

今朝もニュースを見ていると一時話題となっていた米アップルが、電気自動車(EV)開発から撤退した模様であり、アップルはiPhoneやコンピューター以外の製品開発に力を入れると報道しているがやはり電気自動車(EV)は未だ開発不足の模様でもあろう、でも全個体電池可能でしかも車の総重量が今までと変わらないのであれば、今後何は(EV)も一つの手段になるであろう。でも不思議な事に英国は(EV)に拘っている模様であるが今後どの様な顛末を迎えるかは大変興味深い、ベンツも(EV)撤退の様子である。
一般的に考えればトヨタが以前から勧める、今後の地球環境から考察すれば水素エンジンの熱効率が一番高いのかも知れない。朗報ですが・・・最近話題になっている地下資源に天然水素が大量にあると報道されたのだ。

最近どうも何かと体調が優れない、多分風邪を拗らせ中々全快しない、大変有り難い事に今年はスギ花粉の影響が弱いようで花粉症の影響が少ないことは大変有り難い、鼻風状況が続き多少の熱も取れない、天候も暖寒の差も激しく身体も順応出来なくなったのかも知れない、一般的には老人病の典型でもあろう、勿論風邪薬は飲み続けるが花粉症も併用しスッキリしない状況である。
そう言えば最近音楽鑑賞には暫くご無沙汰気味でもある、確かにこの様な状況下では刺激の強い音楽は不快さを増すのであろう・・・。実は最初に聴くは以前オペした癌の摘出手術の年一度の精密検査の結果を本日は結果がわかるので病院に出かけるドクターは手術時から見ていただいた先生で結果は良好のことでした。人一回程度の検査は安心感も与えれれる様でもある。

実は休んでいる時に再度聴きたいJAZZ音楽を思い出し紹介しようと考えていたが、病み上がりに聴く音楽ではなかった様である、それは独特のハーモニーによるオーケストレーションが代名詞的なDuke Ellington(p)がCharles Mingus(b)、Max Roach(ds)とともに録音したピアノ・トリオ作品のジャズピアノトリオで当時のJAZZ音楽の神様たちがトリオで演奏をしたと言われるピアノトリオの歴史的名盤、『Money Jungle』を紹介しようかと思い聴くが如何も身体(耳)が受け付けない、病み上がりにはアクが強過ぎた様でもあり途中で辞めてしまった、何其のうちに紹介となるでしょう。

勿論人間体調の悪い時のはどうも遠慮がちになる様でもある。そう言えば老化現象の著しいことは年々記憶力が低下しているとのことであるとも言うが76歳を過ぎその傾向は強いとも言える、解消方法としては「くつろいだ食卓で同時に二つ以上の会話を聞く」ことで脳を鍛えることが出来ると言われる、食事の時間は大切の様に思う。



現在筆者の自宅で聴く音楽、特に鍵盤楽器特にピアノ曲の鑑賞において、勿論15吋のタンノイのユニットと比べれば低音量の再現等は勿論劣るであろうが、三極管のアンプを用いて家庭で小編成の音楽を聴くには10吋のタンノイIIILZ Monitor Goldで十分堪能できることが理解できたこの頃でもある。程々の音量で楽しむ曲は若干の風邪ひき患者にも大変ここと良く安心してバッハの音楽を堪能できる。最近何気なく思うは興味が徐々にではあるが薄れてきた傾向がある様です、間違い無く老化現象であろう・・・・?

但し10吋のタンノイIIILZ Monitor Goldで愛聴する限りスケールの大きなオペラ系統は若干苦手で存分な迫力ある音は苦手の部類の様に思う。どうしても自宅では良く聴く音楽はタンノイが具合良く鳴る音楽が多くなる傾向が強い様である。この10吋のタンノイの音質の特徴は全体的にはエンクロージャーやや後方に演奏者が並び立体的に音が鳴る様な感じを受けるが特にバッハの演奏には実に良い鳴り方と感じている。駆動するアンプは真空管の三極管を使用するがJ.S.バッハ中心に聴く愛好家にとっては、若干タンノイ独自の音の癖はあるが器楽全体並びに小編成のカンタータ中心に愛好する者にとっては実に良い組み合わせであろう、今後は全体的にもう一段階グレートを高めた真空管アンプで駆動してみたいものである・・・?

以前も紹介したバッハ :イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989を落ち着きあるヒューイット愛用のファツィオリピアノの楽器で、実に耳障りの良いバッハの音楽を楽しんでいます。

以前このブログでも紹介した事がある、筆者も好きなピアニストにカナダ出身のアンジェラ・ヒューイット(Angela Hewitt)簡単な明細は「カナダの音楽一家に生まれ、3歳でピアノを始める。4歳で聴衆を前に演奏し、5歳で最初の奨学金を得る。その後ジャン=ポール・セヴィラに師事。1985年のトロント国際バッハ・ピアノ・コンクールに優勝し、一躍世界の注目を集める。ヨーロッパ、アメリカ、アジア等世界各地でのリサイタルのほか、著名オーケストラと定期的に共演しており、ハイペリオン・レーベルからの卓越した録音により「我々の時代の傑出したバッハ弾き」(ガーディアン紙)との賞賛を得ている。06年のグラモフォン・アワード「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」受賞。また、00年カナダ政府よりカナダ勲章を、06年には女王誕生記念大英帝国勲章を受勲。イタリアのウンブリア州にてトラジメーノ音楽祭の芸術監督を務めている。」と、この様な紹介がある。



現在はヒューイットは日ごろから、近年ますます評価を高めているイタリアのピアノメーカー、ファツィオリの楽器を愛奏しているが、本シリーズでもピアノは創業者パオロ・ファツィオリ(Paolo Fazioli)のピアノを使用。チェンバロ風の軽快な響き、オルガン風のふくよかな響きを、その色彩豊かな音色を生かしていかに表現するのかも楽しみだ。バッハ弾き、そしてファツィオリ弾きのヒューイットならではの音に期待しつつ、4年にわたる旅のスタートの場に居合わせたい。
筆者が彼女の演奏を聴き最近思うは、明瞭かつ正統に響き、華やかさや親しみやすさも伴って誰をもひき付ける彼女の演奏は実に魅力的に思うが移動中骨組みやふたなどが壊れ、ファツィオリ社のオーナーで、エンジニア、ピアニストでもあるパオロ・ファツィオリさんから修復できないと告げられたという。事故の起こる前にファツィオリF278は世界で唯一、ペダルが4つあるものだった。
ヒューイット曰く「わたしはこのピアノを崇拝していた。わたしの親友であり、最高の仲間だった。望んだすべてのことができるよう可能性をくれた。」と語っていた事が印象的であった。



バッハ :イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 
Bach, Johann Sebastian:Aria variata alla maniera italiana a-moll BWV 989


  1.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Theme. Aria Angela Hewitt 
  2.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 1. Largo Angela Hewitt 
  3.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 2 Angela Hewitt 
  4.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 3 Angela Hewitt 
  5.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 4. Allegro Angela Hewitt 
  6.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 :  Var. 5. Un poco allegro Angela Hewitt 
  7.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 6. Andante Angela Hewitt 
  8J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 7. Un poco allegro Angela Hewitt 
  9.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 8. Allegro Angela Hewitt 
 10.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 9 Angela Hewitt

アンジェラ・ヒューイットが再録音したバッハ作品の霊峰とも言える。アンジェラ所有のファツィオリが奏でる澄明な美は、まさに響きの精華だ。前回のAngela Hewitt plays Bachの作品も良いがJ.S.バッハ:イタリア風アリアと変奏 イ短調 (BWV.989)いぶし銀の光と音色は少し綺麗すぎる前回のスタンウェイとは異なる音をを感じました。何度も聴き感じた事は、陰影の素敵な鳴り方は流石ファツィオリピアノの音色の特色でもあろう。



鍵盤の女神とも言われるアンジェラ・ヒューイット、2015年ファツィオーリによる新録音ピアノ王国ハイぺリオンの中核をなす1人、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の16年ぶりとなる新録音が登場!イタリアの銘器"ファツィオーリ"による新たな「ゴルトベルク変奏曲」は待望の新録音となります。バッハ・ワールド・ツアーを受けて再録音された「平均律クラヴィーア曲集(CDA 67741/4)」、ファツィオーリによるバッハ録音で新たなるバッハも探索したいと思います。

このゴールドベルクの新盤と旧盤の違いは、聴き比べて、新盤(ファツィオリ)と旧盤(スタインウェイ)の使用楽器の違いだと感じました。どちらかと言えばピアノの粒だちがクリヤーに聞こえるファツィオリの音質はバッハの音楽には有利の感が強い。ファツィオリはイタリアの高級ピアノですが、音の感覚はイタリア人(南)のそれで、クリスタルの様に硬質できれいな音です。
スタインウェイはアメリカ本社ですが、製作陣はドイツ人(北)で、柔らかくおちついた音色で真珠のようでもある。 勿論、中間には、ベーゼンドルファー(ウィーン)のような繊細なのもあります。 キラキラと輝かしいファツィオリか、より柔らかいスタインウェイか。 聴き比べてバッハのクリスタルな質感の豊かなゴールドベルクの曲想には良い演奏と思った次第です。
まるでファツィオリピアノの音はヴァロック・ピアノとも言えるのでしょう。



J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

YouTube動画も掲載しましたので是非お聴きください。

 1.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Aria
 2.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 1 a 1 Clav.
 3.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 2 a 1 Clav.
 4.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 3 Canone all'Unisuono. a 1 Clav.
 5.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 4 a 1 Clav.
 6.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 5 a 1 o vero 2 Clav.
 7.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 6 Canone alla Secunda. a 1 Clav.
 8.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 7 a 1 o vero 2 Clav. Al tempo di Giga
 9.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 8 a 2 Clav.
 10.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 9 Canone alla Terza. a 1 Clav.
 11.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 10 Fughetta. a 1 Clav.
 12.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 11 a 2 Clav.
 13.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 12 Canone alla Quarta. a 1 Clav.
 14.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 13 a 2 Clav.
 15.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 14 a 2 Clav.
 16.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 15 Canone alla Quinta. a 1 Clav. Andante
 17.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 16 Ouverture. a 1 Clav.
 18.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 17 a 2 Clav.
 19.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 18 Canone alla Sexta. a 1 Clav.
 20.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 19 a 1 Clav.
 21.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 20 a 2 Clav.
 22.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 21 Canone alla Settima. a 1 Clav.
 23.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 22 a 1 Clav.
 24.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 23 a 1 Clav.
 25.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 24 Canone all'Ottava. a 1 Clav.
 26.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 25 a 2 Clav. Adagio
 27.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 26 a 2 Clav.
 28.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 27 Canone alla Nona. a 2 Clav.
 29.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 28 a 2 Clav.
 30.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 29 a 1 o vero 2 Clav.
 31.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 30 Quodlibet. a 1 Clav.
 32.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Aria da capo
《演奏》
 アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/ファツィオーリ)
《録音》
 2015年12月14日-17日、キリスト教会(オーバシェーネヴァイデ、ベルリン)
 J.S.Bach: Goldberg Variations
 Angela Hewitt



これまで、世界的に最高のバッハ演奏家としての名声を得ているA.ヒューイットに対して、旧録音についても、かなり以前に購入していましたが、演奏の外形はさすが当代一と言えるほど美しくまとまっていても、その内容に意外なこの最新録音、A.ヒューイットにとっては、もはや彼女の代名詞であるFAZIOLIによる再録音、という意味が大きいと思われ、事実世間的な評価もそれを越えるものでは無いようです。筆者が聴いて違うバッハを聴けた事は旧録音と違い音と音の静寂な部分の違いに美しさを感じた音が聴けたことでありピアノ制作の難しさが垣間見える様でもある。曲の細部、部と声部のバランス、それによって決まる多声音楽としての曲構造、声もバッハ演奏の永遠の課題である、至適なリズム、テンポ、バランスを見出すこと、旧盤とは比較にならない程度、進歩している様に感じた。
音楽のバランスが実に落ち着き質が向上様に感じた、イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989、ゴルトベルク変奏曲等は断然良い方向に向かっている様に思う。
なんと言っても擬妙なバランスの良さでもあろう、ブラボー!

J.S.バッハ:イタリア風のアリアと変奏曲イ短調 (Aria Variata)BWV 989 の検証する

2024年02月17日 | J.S.バッハ関係


先日目に止まったコメントに(燻し銀の様な音)筆者が思うは正しく例えば「カラスの濡羽色」、即ち艶のある黒色の色を音に例えた言葉なのであろう、記憶によれば此れは昔五味康祐先生の西方の音の中に出てくるコメントである。

此の(燻し銀の音)タンノイを上手い具合に鳴らした時に聴ける独特の音であるようで昔から伝わるタンノイユニットの特徴でもある、コーネッタのエンクロージャーと10吋のIIILZ Monitor Gold以前のユニットの組み合わせで、質に良いアンプの組み合わせによって醸し出すとっておきの音と言われる方もいる様です。しかしこの様な音色こそ特色あるクセのある音なのでは無いのであろうか?前々から思うがタンノイユニットの音を始めて聴く人はいかにも当たり前の音しか出さない一般的な音質と言う印象を持つ事と思うねでしょう。

筆者が持参するIIILZユニットの一部は該当するが箱の違いによりGOODMANS AXIOM 80の箱との組み合わせの音はどこかオーディオっぽい音がすると言われている様ですが・・・、色々悩みはあるが現在所有の機器で現状維持が良い塩梅と思っている。しかしこのスピーカーを鳴らし始め一体何台のアンプを仕入れたであろうか多分10台以上のプリアンプ、パワーアンプは仕入れた様に思う、IIILZを鳴らす事はそれほど困難でもあり未だ100%満足感は得られないのが現状でもある。筆者が思うにタンノイのユニットはアンプを選ぶ傾向が強い其の中でもパワーアンプは質の良い三極管のアンプ使用により意外と誰もが頷く音楽が鳴る環境になる様に思う。意外な事にハードなジャズ、エレキギター等の再生は不向きであるがスイングジャズまでは味のある音楽を聴かせて貰える様である。
昔筆者の先輩にこの上無くTANNOY Rectangular Yorkを絶賛していた先輩がおられた勿論アンプはLuxの真空管アンプを繋いで聴いていたが突然AR(Acoustic Research) AR-5のスピーカーが良いと言われその後タンノイから交換されAR(Acoustic Research) AR-LSTを長年聞いていた事を思い出し先輩には無色透明と評価されたARを使用していた思い出が今もこころに残る。

確かに以前使用していたIIILZHPD295のユニットからIIILZ Monitor Goldのユニットに交換したが筆者の様な老人の堕耳でもMonitor Goldのユニットが特にピアノのフォルテの音は輝きを増した様に感ずる。以前バッハの鍵盤曲はチェンバロで聴くことが多かったけれど最近はピアノ演奏は別な意味においても良いと思う様に感じる。

最近バッハの音楽も一段と深い世界を覗いているような気もしてならない。
J.S .J.S .バッハの作品一覧をざっと見ると、晩年に作曲したゴルトベルクBWV988(1742年)の次の番号になっているが、今回紹介の"Aria Variata" BWV989 が作られたのは 1709年(24歳)頃、バッハがヴァイマールでヴィルヘルム・エルンスト公の宮廷オルガニスト兼宮廷楽師となったばかりの頃である。曲を聴き思うは、なんとなく感じるはひょっとしてイタリア風アリアと変奏 BWV989 ゴルトベルクBWV988の源流バッハが、イタリア音楽を勉強していて、何故か将来ヴィヴァルディやマルチェッロなどの協奏曲をクラヴィーア曲に編曲していた時代と重なる様にも感じる。バッハの作った曲は器楽曲をカンタータに流用していることを考えれば、もしかしたら遠からず当たっているのかもしれない。



筆者がこの曲を知ったのは54年以上前の演奏者:ラルフ・カークパトリックRalph Kirkpatrick)の演奏であろう。今も聴ける大変安定した演奏の様に思う。1960年の演奏とは思えない様でもある。今聴くも何故か「ゴルトベルク変奏曲」の片鱗を聴く様な錯覚すら覚える、バッハの曲については謎解きをする楽しもあり何故か興味深い面白さを感じる。

CDは25枚入りの「ラルフ・カークパトリック バッハ」の中に入っている。
 バッハ:イタリア風のアリアと変奏曲イ短調 BWV 989 
 録音:1960年9月、パリ、ポリドール・スタジオ (ステレオ) 
 楽器:ノイペルト・バッハ・モデル

カークパトリックが実際にランドフスカの運営するアンシエンヌ音楽院で過ごすようになると、音楽院そのものの華美な雰囲気や、ランドフスカの過剰なまでのレジストレーションなど自由過ぎる解釈など演奏そのものに嫌気がさし、そのことを家族やブーランジェ、そしてアメリカの知人に宛てた手紙で批判したりもしていました、今で言う頑固祖父そのものでもある。



 驚いたことにその知人は、ランドフスカ本人にカークパトリックの批判の件を報告、窮地に立たされたカークパトリックは、ランドフスカ宛てに謝罪の手紙を書くものの、以後、彼女から教えを受けることはできませんでした。またランドフスカに至ってはパブロ・カザルスとも私は私で弾くので貴方は勝手にチェロを弾きなさいと言ったとか言わないとか有名な話でもある。その仕上がり演奏は見度とでもあった処が巨匠と呼ばれる所以であろうか!

ピアノ、記譜法も見てたカークパトリックは、ちょっと学者肌の真面目な人間だったというわけではないです。 ピアノに関しては技術的に高いものを持ってはいたもの、ピアノ教員の示すさまざまな「規律」には従おうとせず、評価も低いものだった、筆者が演奏を聴くが如何にもバッハの演奏だというように厳格な演奏するさまは今聴くもお気に入りである。

カークパトリックの演奏は頑固な親父が厳格に教科書通りに演奏する様を見るようでもあり、これぞバッハの演奏の真骨頂と頷いてしまうような良さが好きである。特に平均律第二集の演奏はこの言葉が当てはまる。



以前紹介したコルネリア・ヘルマン (Cornelia Herrmann)1985年よりザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でピアノを学ぶ。1996年、ドイツのライプツィヒで開催されたJ. S. バッハ国際コンクールで最年少19歳で最高位を獲得。また1999年ザルツブルクで開催されたモーツァルト国際コンクールでは特別賞を受賞している最近の新譜はないようだが残念でもある。
 J.S.バッハ:イタリア協奏曲
  コルネリア・ヘルマン
 (6)イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989
  1.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Theme
  2.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Var.1:Largo
  3.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Var.2
  4.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Var.3
  5.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Var.4:Allegro
  6.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Var.5:Un poco allegro
  7.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Var.6:Andante
  8.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Var.7:Un poco allegro
  9.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Var.8:Allgero
  10.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Var.9
  11.イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 Var.10
 【演奏】
  コルネリア・ヘルマン(ピアノ)
 【録音】
  2014年6月/イタリア

バッハ:フランス組曲の演奏マリア・ジョアン・アレシャンドレ・バルボーサ・ピレシュ(Maria João Alexandre Barbosa Pires)マリア・ジョアン・ピレシュのバッハを聴いた後に聴くと未だ若い演奏と思うが技量は十分で今後の成長が楽しみでもある。



ヴィキングル・オラフソン(Víkingur Ólafsson)
アイスランド出身で、現在、最も注目されているアーティストのひとりであるピアニスト、ヴィキングル・オラフソンは、最高レベルの音楽性と先見性のあるプログラムを見事に融合させ、来世界中の音楽ファンに深いインパクトを与え続けている。ドイツ・グラモフォンに録音したフィリップ・グラス・ピアノ作品集(2017)、ヨハン・セバスチャン・バッハ作品集(2018)、ドビュッシー&ラモー(2020)、モーツァルト&コンテンポラリー(2021)は、聴衆と評論家の想像力を捉え、4億回以上のストリーム再生を誇り、ジェルジュ・クルターグの作品を中心にした最新アルバム『From Afar』も高い注目を集めている。



【曲目】
 J.S.バッハ:バッハ・ワークス&リワークス
  12-23. イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989

【演奏】
ヴィキングル・オラフソン(ピアノ)
【録音】
2018年4月 レイキャヴィク

グラモフォンレーベルとしては珍しく、録音時の音量不足のように聴こえ、少しいつもの音量より若干大きめにして試聴するが演奏はかなり良い演奏でアタックもピアノらしく聴けるのが大変心地良い。



現在進行中の世界ツアーに選んだのはバッハの代表作「ゴルトベルク変奏曲」。88回公演を通して同じ作品を演奏する彼の哲学、と本人は語る。88はモダンピアノの鍵盤の数で、楽器の象徴としてこの数を掲げています。バッハ自身も数字に何かを象徴させる作曲家でしたね・・・。
現代のピアノはバッハの時代には存在していませんでしたが、基本は鍵盤楽器なんですね。
確かに今の演奏を聴けば納得するが、音質、も良く初心者から全ての人に受け入れられる演奏は実に見事である。ブラボー!


今回の最後を飾るのは、比較的に新しい2014年度購入した筆者も好きなピアニストでロシア出身、モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽大学でウラジーミル・トロップに師事したイリーナ・メジューエワ(Irina Mejoueva)日本デビュー20周年を迎えた2017/18年のシーズンには東京文化会館・小ホールでシリーズ演奏会(全3回)を開催するなど、精力的な演奏活動を展開している。
CD盤HA若林工房から2枚組の「ゴルトベルク変奏曲」これはレコード芸術特選盤にも査定されている。イリーナ・メジューエワ/Irina Mejouevaのバッハ・アルバムで若林工房より発売されたアルバムですが2023年9月30日(土)を持ちまして、事業を終了になったそうです、誠に残円でもあります。
「ゴルトベルク変奏曲」の再録音を含む充実の二枚組の中に注入されるBWV.989の作品
JSバッハ:
 ● イタリア風アリアと変奏 BWV.989
  イタリア風アリアと変奏イ短調BWV989 アリア
  イタリア風アリアと変奏イ短調BWV989 第1変奏
  イタリア風アリアと変奏イ短調BWV989 第2変奏
  イタリア風アリアと変奏イ短調BWV989 第3変奏
  イタリア風アリアと変奏イ短調BWV989 第4変奏
  イタリア風アリアと変奏イ短調BWV989 第5変奏
  イタリア風アリアと変奏イ短調BWV989 第6変奏
  イタリア風アリアと変奏イ短調BWV989 第7変奏
  イタリア風アリアと変奏イ短調BWV989 第8変奏
  イタリア風アリアと変奏イ短調BWV989 第9変奏
  イタリア風アリアと変奏イ短調BWV989 第10変奏
 イリーナ・メジューエワ/Irina Mejoueva(ピアノ)
 録音時期:2013~2014年
 録音場所:富山県魚津市、新川文化ホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)

早速聴いてみてその美しさに驚きましたが実に心地良い演奏である。その一枚の中にイタリア風アリアと変奏 BWV989が注入されるが。此れは是非お勧め盤でもある、イタリアの銘器"ファツィオーリ”使用のアンジェラ・ヒューイット(P)演奏も見逃せない。ブラボー!

ファビオ・ビオンディでJ.S.バッハの無伴奏ソナタとパルティータ検証する。

2024年02月10日 | バロック音楽・オーディオ一般

最近は定期的に耳垢が溜まり、音が聴き取り難くなる、三ヶ月毎に近くの耳鼻咽喉科に通院する。ドクター曰くなるべく綿棒等で耳垢を取らない様にしてくださいとは言うが、何となく耳が痒くなると辛く、綿棒を使用してしまう、実はこれが実に気持ち良いのであり、中々やめられないのである!

三〜四日前から耳垢が詰まり、気分も悪く今日は土曜日で何時もお世話になっている病院は午前中なら大丈夫だろうとネットで調べ治療に出かける。
矢張り連休前の病院は賑わっている、ある程度の待ち時間は覚悟しなければならない、筆者も含め老人が多いのであろう。



珍しく第一駐車場は満車、第二駐車場に案内される、相当患者が多いのであろうか・・・心配になったが、むず痒さから解放されたく、待つこと粗1時間程度で診察になる。
何時ものドクター曰く「耳垢が溜まることは病気では無い」そうであり、勿論両方の耳垢の洗浄をして頂きスッキリする。耳垢が溜まれば3ヶ月程度に一度清掃に通院している。

確かに音も若干違うニュアンスで聴こえるようであり、治療済みの耳で聴く音楽は程よく弦楽器等の音が判別でき満足に視聴出来るる様になった。

確かにバロック楽器とモダン楽器では音色に違いのあるようで、筆者の様な老人にありがちな現象でもあるそうです。



確かに以前はJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタは余り聴かなかったが、最近は興味深く聴く様になっている、最近もニュース報道で賑わす、来日予定のバロックヴァイオリニストのファビオ・ビオンディ(Fabio Biondi)が最近吹込みした衝撃のバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ(全曲)が話題になっているので、早速聴くことにした。
以前1999年吹き込みの四季は独自の若々しい調べは新鮮で良いと思って聴いたが、筆者としては2000年に吹き込んだJ.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタもそれなりに良い感じの演奏は記憶に残った覚えがある。

今回2021年のバッハ:無伴奏ヴァイオリンはそれなりに期待する、今週から来日予定で関東でもリサイタルを行う予定ではあるが今回はCDで楽しむつもりである。
ファビオ・ビオンディと言えばバロックヴァイオリニスト他に指揮者としても有名である。イタリア、パレルモ出身。12歳でソリストとしてイタリア国立放送交響楽団(RAI)と共演し、国際的キャリアをスタート。1990年、イタリア・バロック音楽アンサンブル「エウローパ・ガランテ」を結成し活動を始める。さまざまな音楽祭に加え、ミラノ・スカラ座、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ロイヤル・アルバート・ホール、ウィーン・ムジークフェライン、ニューヨーク・リンカーンセンター、シドニー・オペラハウス、東京・サントリーホールなどに招待される。ソリスト、指揮者としては、サンタ・チェチーリア管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、ハレ歌劇場管弦楽団、ノルウェー室内管弦楽団、モンペリエ国立交響楽団、マーラー室内管弦楽団など数多くのオーケストラと共演。ピアノやハープシコード、フォルテピアノとのデュオでも、世界中で活動を行っている。2005年よりノルウェー・スタヴァンゲル交響楽団のバロック音楽のための芸術監督となり、15年には同交響楽団とアントニオ・カルダーラのオラトリオ「キリストの死と埋葬Morte e Sepoltura di Christo」をレコーディングする大プロジェクトを行った。
ビオンディは長期にわたるワルシャワ・ショパン・フェスティバルとのコラボレーションにおいて、スタニスワフ・モニウスコの諸作品の再発見に力を入れており、その功績が認められたのである。使用楽器は1686年クレモナ製のアンドレア・グァルネリ。また1766年製のカルロ・フェルディナンド・ガリアーノも使用しており、この楽器はパレルモの彼の師匠が携わる、サルヴァトーレ・シチェーロ基金から貸与されている。

又モダン・ヴァイオリンと異なる点として、バスバー(胴体部分の内部に縦についている棒)が小さいこと、駒の下部が比較的薄く上部が比較的厚いこと、指板が短いこと、ネックが太いこと、アジャスターがないこと等がある。 しかし、最も重要な違いは弓である。音質もバロック・ヴァイオリンとモダン・ヴァイオリンの違いは、絃のテンションの問題だという方が多いそうです。確かに殆どのバロック・ヴァイオリン奏者は、バロック時代にはまだ発明されていなかった顎当や肩当を附けずに演奏します。そうすることで自由度が高い自然な体勢をとることができます。そしてバロック時代の習慣に倣って、多くのバロック・ヴァイオリン奏者はガット弦を使用しています。モダンヴァイオリンはスチール弦・ガット弦・ナイロン弦と多種多様です。

解説によりますと次の様に表記されています。(ビオンディがバッハを録音しました!1990年にエウローパ・ガランテを創立、伝説の「四季」、そして数々のオペラや協奏曲、そしてソロと、これまで古楽ファンのみならず音楽ファンの話題の中心に存在しつづけてきたビオンディ。これまでバッハの無伴奏を録音することを遠ざけてきながらも、ずっとその時が来るのを待ち続けたと語ります。そして、60歳になり、皮肉にもコロナ禍のおかげでゆったりと思索の時間を持つことができ、ついに満を持して、無伴奏全曲録音が実現しました。驚異的に豊かな歌、そしてゆったりと深い音楽。感動のバッハです。)と解説されています。



J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ(全曲)
[CD1]
ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
 1 Adagio 3’28
 2 Fuga (Allegro) 5’14
 3 Siciliana 2’44
 4 Presto 3’51
パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002
 5 Allemande 5’19
 6 Double 2’55
 7 Corrente 3’48
 8 Double 3’50
 9 Sarabande 3’44
 10 Double 2’28
 11 Bourrée 3’14
 12 Double 3’51
ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
 13 Grave 4’06
 14 Fuga 8’33
 15 Andante 5’08
 16 Allegro 5’13
[CD2]
パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
 1 Allemande 4’40
 2 Corrente 2’29
 3 Sarabande 3’52
 4 Giga 4’03
 5 Ciaccona 14’02
ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005
 6 Adagio 4’10
 7 Fuga (Alla breve) 11’30
 8 Largo 2’51
 9 Allegro assai 4’56
パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006
 10 Preludio 3’51
 11 Louré 4’48
 12 Gavotte en rondeau 3’03
 13 Menuet I 1’44
 14 Menuet II 1’42
 15 Bourrée 1’25
 16 Gigue 2’10
ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン)
録音:2020年6月

全体的に少しスローテンポな感じもする、待望のビオンディのバッハ無伴奏であったが、音質も良いが演奏には疑問点もある様に感じた。ビオンディのバッハは以前にヴァイオリンとチェンバロのためのソナタを吹き込んだいるが以前のバッハは良い演奏に感じていたが・・・、お得意の全盛期のビバルディの時は自由に伸び伸び進行した疾走感が素晴らしく、技術的にもキレがあって完璧と言う感じを受けたが、今回はやけに緊張したのであろうか?ビオンディ特有の旋律の優美差が感じられない還暦を過ぎ一番忙しく油の乗った時期を逃してのであろうか?演奏することがJ.S.バッハ:それも無伴奏と題材が重なれば或程度の重圧は受けるでもあろう、油の乗り切った演奏を取るか、還暦過ぎテクニック駆使出来る年齢になって技巧に走るその中にもビオンディらしい爽快感は今回見られなかった事は残念に思います。
ビオンディの得手は矢張りビバルディに限る様であもる様にも思う。



確かに筆者はバッハの音楽は好きで良く愛聴するが、何故かピント張り詰める空気感は独特でバッハの演奏を聴く事にもある程度の緊張を覚えるが、このある程度の緊張感が良い効果を味わう空気感の様になると思うが、勿論演奏者にもある程後の緊張が良い演奏となる様にと思っている。
この後筆者の好きなモダン楽器演奏にはなるが、使用楽器はツィンマーマンの愛器1711年製のストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」です。ドイツ若手の正統派と言われるフランク・ペーター・ツィンマーマン(Frank Peter Zimmermann)らしい演奏を聴く。ドイツ・デュイスブルク生まれのヴァイオリン奏者。ヴァレリー・グラドフ、サシュコ・ガヴリーロフ、ヘルマン・クレバースらの薫陶を受けた後、83年より世界の一流オーケストラや指揮者との共演を重ね、著名な音楽祭でも演奏を披露。リサイタルや室内楽も世界各地で行ない、古典派、ロマン派、現代いずれにおいても高評価を受ける。
確かに圧倒的なテクニックと優美で香り高い音色を奏でました、楽器の違いだけでは無いと思った次第でもある。ブラボー!



追伸、今は断捨離を考えなくてはならない歳になったが、ついついこの連休中に価格も手頃でジャズを聴くには良いでは・・・?と思いポチしたプリメインアンプMarantz PM-94がクロネコで届く。MARANTZと聞けば昔の真空管アンプ時代の明記であり名門でもあるが、今や日本マランツを代わり現役のメーカーでもある。
カタログ上は35W+35W(純A級、8Ω)40年前1985年頃販売していたマランツのセパレートアンプ技術を投入したプリメインアンプが謳い文句のような感じである。期待出来るはハンダによる音質変化を排除するため、コンデンサはビス止めとし、ビスは全て銅メッキビスを採用と解説しているところでもある。以前同様のアンプを借りていたが真空管のハーモナイザーを導入する事により或程度変化した音が気に掛かる暫くこのような方式で視聴を続けることを考えている。

一応取り付け部分の清掃は行い綺麗な状態になったので暇を見つけテストでも行おうと思っている。(純A級、8Ω)セッティングで聴けばクラシックも可能かもしれない。重量23kgと相当重く移動が大変でもある多分無駄使いであろう。

この国の政治はやはり三流以下であり、世界では民度が高いと言われる日本の政治は最悪でもある。

2024年02月07日 | 日記

最初から断って述べるが今回の記事内容は筆者のガス抜きを思い付くままに書き連ねて見ました。

一昨日は珍しく関東でも「雪起こし」現象が起こった。発達した積乱雲から降る雷を伴った雪のこと。 主に冬の時期に確認される自然現象で、東北地方の最上地方では、昔から早春の一日、隣・近所、あるいは職場の仲間・若者組一同打ち揃って、一重一瓢を携え、村の近くの丘に登り、獲れたてのカド(ニシン)を焼いて酒宴を張る習いがあると言われ一種の春の来訪の行事でもあると言われる。

雪の翌日早朝雪の積もった雪の上で現よく走り回る姿は元気を貰えるようでもある、6月には4歳を迎えるが今は青年期であろう、モジャ君には実に良い癒しにもなる。早朝の散歩は健康的でもあり特に雪道には足を取られ非常に歩きにくい、筋肉に負荷が掛かる運動は大変有意義な方法と言われる。
カド焼きが終われば、田畑の仕事が始まる。まず、畦塗り、次いで田起こし。長い冬でなまってしまった体には、きつい力仕事である。



今年は立春と共に春がやって来た状態ではあるが、流石岩盤支持層が厚い自民も、今まで何度も同じ過ちを犯してきた事は、頃びは此れは東京オリンピック誘致問題から始まった森 喜朗(モリ・ヨシロウ)の頃から始まっているもちろん電通も悪いが民間を悪者に仕立てた影の人物は今の自由に界隈している、現在自民党はお得意の金権政治問題が吹き出し現在支持率は過去最低の15%程の岸田政権は何を目指しているのであろうか、野党は最終的に総理経験者の森 喜朗の証人喚問が叶えば成功であるが何時も如くの有耶無耶に終わる事件で小物の最後はトカゲの尻尾切りであろう・・・・?

益々不利になる腐れ自民党、今や30年停滞した日本経済にもやっと日差しの見えて来た所で総選挙が始まれば、解散総選挙のタイミングは遅れタイミングを逃す岸田政権、益々政治不振は高まり常識人は間違いなく自民党の欠落で行き先を失った選挙票は知恵遅れな野党には、国民は札入れは出来ない、まともな保守の第二政党不在の日本国民は誠に哀れでもある。

結果的には国民は選挙放棄をする、選挙投票率の悪さも選挙する側、される側の立場を交換して考えればわかるのであろうが、政党はむしろ選挙率の悪さは与党勝利とでも思っているのであろうか今回は不利模様でもある。
確かに投票率は全く良くない原因は魅力も全くない政治に原因はあるのであろう。腐れ野党とマスゴミ特に朝日新聞を筆頭に非難を受けることが増すばかりでもある。次の総理候補も全く望めないのが自民党の現実です。
そこで次世代の総理候補を眺めてみよう、碌な議員もいなく最悪です。



現在の日本の舵は野党には預けられない、また次の候補とも言える候補は、親父はご存知親中派でもある本人は虫食好きの世襲ブロックの河野、



何処か注意散漫で頭の悪い常識問題も理解出来ない、此れも世襲3代目の進(スン)次郎、である。



何故か言う事が毎回違う自民党に返り咲いた石破、碌な奴はいない!タケシのヤクザ映画の名セリフ「一度裏切ったヤツは何度でも裏切る」と言っていたが此れは事実でもある・・・。
それと趣味がプラモデルの様でありやたら戦艦、戦闘機等の事は詳しいが、当時防衛大臣の頃は職務は予算をいかに多く取る事が肝心なのに軍備の詳細に拘り肝心な事には無関心で言わばオタクであったそうである。全く役に立たない大臣と当時を知る自衛隊幹部が吐露している。



最近何かと裏切り行為に会う(小渕の乱)最悪なシェイシェイ茂木は、信頼度ゼロ



コイツは最悪の情報隠滅の為パソコンのハードデスクに穴を開けた、これも世襲の小渕の娘ドリル優子・・・・

親中の公明党と手を組む自民のヤバさ、更に本当に自民党の議員は碌な奴はいないと事が一番問題でもある。一方野党は以前オウム真理教問題で嘘を垂れ流し報道した、実にいい加減な元TBS報道局記者、杉尾秀哉。バカな噛みつき犬の小西 洋之徘徊する野党は問題外でもある。
上記の様な連中には今の日本は任せられない、現在支那は負の遺産製作中で経済は爆発寸前でこの様な時期は戦争に暴発する可能性が高い、支那の台湾侵略に対し我が国の防衛等台湾との協力をし、外交では支那に対する防衛ライン対処が肝心な時に此の様な失態は野党には決して任せられないのが本音でもある・・・。

総理候補に成ってはならない自民議員は掃いて捨てるほどいるのだが、総理候補は見当たらない事が日本政治の悪い点で、仮に全く自民党と変わらない政党で、お金にはクリーンな自民党がいれば政権交代が簡単に行える、上記に挙げたダメ政治屋5人この様な体制に進め報道した「バカに付ける薬なし」と言われるマスゴミにはうんざりでもある。
ここで出てきた政局を読むのが実に上手い、最後のチャンスと思い動き出したキモい厚化粧の緑のババア事 百合子である。



そしてこの隙を見て浮かび上がる、頭の狂った厚化粧の緑のおばさん事 百合子、もう最悪でウンザリでもある。

確かに日本の国民はあの人知っているで投票してしまう安易な国民でもある、現在金権政治の問題が賑わせているが元々法を作る側が抜け道を作り法案を通す、まるで支那の共産党の手法と変わり無いであろう、支那は技術を盗み自分の首を吊っているが政治はまるで支那と変わらないであろう。勿論与党の公明党などは支那の近平とはお友達でもあり最悪な与党でもある。

この先日本お良い所は綺麗な水と空気と綺麗な景色の広告になっているが、これで良いのであろうか?
戦後復興し次の新しい日本人に残す事も考える事が今必要な時ではなかろうか?現状の国会議員を始め県会議員、市町村議員は皆自分のため醜い政治を行なっている様に感じるのは筆者だけなのであろうか?

自民党は今回の裏金、献金問題であるが、選挙、政治活動には何かと金が必要と発言するが、少ない選挙、政治活動でできるシステムを考案する事が政治を司るのが政治家の責任であろう、政治と金の問題は田中角栄のロッキード問題から自民党は何度も闇献金を繰り返し行い反省の色もなく腐ったリンゴ其の者が自民党でもある。

野党は腐ったリンゴ以下の劇薬サリン同等、国民はサリンを飲むより腐ったリンゴを仕方なしに飲まされているのが実情の様でもある。いつからこの様な政治が当たり前の政治となったのであろうか・・・?
第二政党不在の政治社会が日本を間違った政治社会を作ってしまった様である。自民党議員お仲間にも親中派、親露派、親韓派議員が自民党議委員の中にもいっぱいいることが遺憾な事である。
日本政治における最大の危機は野党議員は親中派、親露派議員が断然多いことが人種国家の政治と違う事なのかもしれない。



筆者のブログで以前も紹介したが、それでは戦前はどの様な事だったのか調べてみると、最近何かと話題になっている人物評価として、石原莞爾(いしわら かんじ)は、1889.1.18山形生まれ。1918.11陸軍大学校卒、1922.9駐独武官、1925.10陸大教官、1928.10関東軍参謀、満洲国建国に関与、また満洲国協和会発足(1932)の原動力となった。1932.8兵器本部付、1932.10ジュネーブ軍縮会議随員、1933.3帰朝、1933.8歩兵第4連隊長(仙台)、1935.8参謀本部作戦課長、1936.6参謀本部戦争指導課長、1937.3参謀本部作戦部長、1937.9関東軍参謀副長、1938.12舞鶴要塞司令官、1939.8中将、第16師団長。1941.3東条英機と対立して予備役編入、立命館大学教授兼国防科学研究所長、1941.6東亜連盟協会顧問、1949.8.15死去。


戦略の天才・石原莞爾を「超二流」で挫折させた陸軍人事でもある。1931年(昭和6年)9月18日に、日本現代史の分水嶺となった事件が起きた。「満州事変」だ。現地に駐留していた陸軍の「関東軍」はスピード進撃で中国東北部全域を占領し、翌年に「満州国」を成立させた。国内世論は湧いたものの、各国の批判を浴びた日本は国際連盟を脱退、孤立化への道を進んだ。満州事変を立案・実行したのが関東軍・作戦主任参謀の石原莞爾(1889~1949年)だ。現在でも多くの陸軍軍人が厳しく批判される中で、例外的に石原には肯定的な評価もある。しかし最終的に師団長から中将のまま待命・予備役入り(引退)という組織上のキャリアは、表面的には「超二流」止まりにも映る。「戦略の天才」を挫折させた陸軍人事を追った。31年当時の日本経済は、世界大恐慌の打撃から立ち直り切れておらず、重要な海外市場の中国では日本を批判するナショナリズムが盛んになっていた。陸軍省・参謀本部のエリート課長らは1年後をめどとしての武力発動を計画した。これを前倒ししたのが石原で、中国東北部を支配していた張学良が北京に出動したスキを突いた。柳条湖事件という列車事件を演出して交戦に持ち込み、約20万人対約1万人という圧倒的に不利な兵力差にも関わらず連戦連勝だった。若槻礼次郎内閣や陸軍上層部の不拡大方針を無視して占領地を拡大し、新国家設立にこぎ着けた。元首にあたる執政には清(中国)のラストエンペラー・溥儀(ふぎ)が就任した。日本を覆っていた社会の閉塞感を打破した立役者として、石原は広く一般にも知られた。

当時の日本帝国の大東亜戦争の敗戦は友達(友軍)が少なく孤立してしまった事が大きい、日清、日露戦争では日本お友達は多く英国、ユダヤ、米国と何かと頼りになる国が多かったが、大東和戦争での友好国は少なく特に先の戦争で敗れた露国等のレーニンは厳しかった様である。



特に目を引く様な事件が、戦後東京裁判で証人喚問が下り裁判所に出廷命令があったろうだが、病気療養中に就きアメリカ側が来るべきだろうと言い病院まで来させた話は有名でもある。石原はアメリカの判事に真のA級戦犯は誰だと聞かれた時、原爆を落としたトルーマンだと答えたそうです。
ペリーの話は、その判事が日本の戦争責任は日清日露戦争までさかのぼると述べたので、それならペリーを呼んで来いと言ったそうです。その理由として日本は約三百年間鎖国政策のもと他国に一切何の干渉もせず平和に暮らしていたのに、黒船を率いたペリーに開国を脅迫され侵略帝国主義の列強国から身を守るために自らも帝国主義国になった、よって全ての元凶はペリーだと説いたそうです。実に天晴れな解答であろう。物の本質を理解し間違った東京裁判を酷使した痛快な論調はまさに石原莞爾らしい物言言いだと思った。

今日も日本の敗戦国ロシアの前大統領メドページェフが日本の総理に暴言を吐いたそうである。何と岸田に向かって「腹を切れ」と言ったそうな・・・。
日露戦争敗戦組の敗残民が寝言を言っているのか?弁えろと言いたい。精神的には幼稚な子供以下の人物なのであろう(笑)
だいたい赤に染まった、ヨシフ・スターリン、ウラジーミル・レーニン等ロシアの共産主義者の革命家の教育を受けた人には分かり得ない話であろう。

この辺りで立ち止まり冷静にこの国の真の姿を見る事が今必要に思う。