伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

今話題の3年待った時代劇、たけし映画「KUBI」を観てきました。

2023年11月30日 | 映画・ビデオ

先日ゴジラ-1.0を見て、次の作品が11月23日公開となっていたが、生憎仕事と重なり一週間遅れでセブンパークアリオで拝観する。開演時間は20時20分であり自宅を19時45分に出発する。
この時間ラッシュは終わりスムースに通行出来るので20分ほどで現地到着する。



以前ゴジラを観た時に小さな予告チラシがあり持参した物が下記のチラシである。丁度この時期角川問題が重なりこの映画は相当遅れたが、やっと仕上がり公開された。
タケシ流戦国映画でもあり、前回のアウトレージと重なり興味深いのでもある。確かに悪い奴らが集まった時代でもある。最初のシーンから首の無い切れ取られた胴体が晒されるがゲテモノ的シーンでもある映画でもある。


北野武(ビートたけし)映画「首」監督、編集、主役とこなしている北野組の映画である、以前の映画アウトレージの時代劇版と思い抱いて観覧しました。
配役は西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、木村祐一、遠藤憲一、勝村政信、寺島進、桐谷健太、浅野忠信等の今回の北野組配役出演者である。
大御所映画監督による黒澤明から「お墨付き」をいただいていた作品だった、構想からなんと30年、宣伝文によると、かの黒澤明から
「北野くんがこれを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」
との「お墨付き」をいただいたという本編ではあるらしいが。実際映画は何時もたけし組の映画でもあり『アウトレイジ最終章』以来、6年ぶりとなる北野武監督の新作『首』は、何が違った時代劇にも感じた。アウトレージの残忍なところは今回は余無く、欲求不満映画の様にも感じた。この映画を観て驚くは黒澤明を意識し過ぎた嫌いがある様にも思う。



しかし構想から編集をたけし一人で作り上げた事は実に見事であり、違う意味においては面白き映画の仕上がりになっている様にも感じた。

ストーリーは天下統一のために激戦を繰り広げる織田信長。そんな中、彼の家臣・荒木村重が反乱を起こし、姿をくらます。そこで、信長は自らの跡目相続を餌に家臣を集め、村重の捜索命令を出す。


解説では次のように語られています。「北野映画の戦国時代劇は、彼にしか成し得ない奇抜さと過激さに包まれた劇薬だった。首、それは斬ってもそのままでもシュールの極み。戦国版『アウトレイジ』とも呼ぶべきこの危なっかしい智略と暴力のバトルロワイヤルにおいて、信長役の加瀬亮が頭のネジがぶっ飛んだ切れ味の鋭さで非道の限り(饅頭シーンは夢に出そう)を尽くしたかと思えば、秀吉役ビートたけしは信長の前では決して出しゃばらず、己の館に帰ると息のあった部下達とコントのように計略を練っては、笑いと冷酷さのはざまを器用に行き来する。彼ら猛獣達に振り回されっぱなしの西島秀俊が彼にしか務まらない実直な役どころを巧みにこなす一方、木村祐一がしゃべりの得意な”芸人”として飄々とした存在感を発揮するのが面白い。特に監督自身の職能とも相通じる特殊な役をあえて戦国時代の鍋へ投じて化学反応の行方をじっくり見つめるところに、奇才ならではのユニークさ、斬新さがある。」また千利休を演じた俳優の岸部一徳は適役でもあり一徳らしくもある役どころでもある。尚今回の本当の物語の面白さは、今回は善人は一人も出てこない、悪人だらけの映画なんです。

筆者が思う信長役の加瀬亮の芝居が臭すぎのきらいもあるが、加瀬亮の持ち味とも思う次第である。



ある時代の暴力と上下関係を伴う男性社会の群像を、男色の要素を加えて解釈するという点で、大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」と「御法度」の影響を感じる。

筆者が感じた信長役の加瀬亮は信長末期の逝ってしまった信長役は適任であった様に感じているが・・・今までの信長の芝居で、初めて信長の首が飛ぶ最後のシーンは圧巻でもあった。


しかし現在ジャニー喜多川問題も重なり、たけし曰く、youtubeでも言っているが・・・・
(昔は、悪いことをすると「サーカスに売っちゃうぞ」って脅し文句があって、芸能の仕事は奴隷ではないけど、商品として人間を扱って、見世物として稼ぐのが芸能界。日本の芸能界は、最近は良くなったけど、昔から酷いもんだと思っていました。"と胸の内を明かした。)
いずれにしても納得のいく解決策があれば良いか、本人不在の現在今頃何故問題提示させたかが問題で、生前に問題にする事が常識ではないのであろうか?



確かに筆者もたけしと同じ年なので同じ環境を生きて来た世代でもあり、筆者が思うにジャニー喜多川問題は喜多川氏の生前に世間に問う問題でもであると思っている。
先日日曜の早朝TBS放送でジャニーズ問題で謝罪していたが、ジャニーズ問題は事務所の力が大きく、忖度していたと公表しているが、報道する側がこの為体でどうしようも無い所まで来たと思う、早急にTBS(東京放送)は解体、解散するべきである、又は報道しない放送局が相応しい。でも国営放送にも言える事は、最低なNHKも同様な特別扱い枠を設けていたようです。

今回の大河の『どうする家康』役の松本潤などもはひどいものである。国民から配信料を徴収した国民への報道がまともに出来ない放送局という事も違法行為であり、まともな認識者が運営する団体であろうかと疑念する、しかも国が運営する放送局と言うところが一番の問題だ。一刻も早い解体を望む。

今回の大河ドラマの下地は静岡大学の小和田哲男先生、家康の歴史研究家 市橋 章男氏も協力し最も史実に近いと言われる様に参加し、脚本家・古沢良太さんのストリーは大変良い仕上がりに思うが、ドラマの主役が問題のジャニーズの松本潤、これが全くの不合格でのドラマ視聴率を一人で壊している様に感じる。



今回の「本能寺の変」を題材にした本作でたけしが演じるのは、百姓から身を起こし織田信長亡きあと天下人へ昇りつめる羽柴(のちの豊臣)秀吉役の底意地の悪さを知った浅草芸人の見習いから出発した、たけしと重なり良い味を出していた。謀略、裏切り、大義、金、野望、面子など、複雑に絡み合った覇権争いの中で、信に足るものは何かという問いに対して、北野たけし節が答えを出しているような作品でもある。最も戦国武者は悪い奴らが多く、空きあればチャンスを狙う悪い奴らが多かったのであろう・・・・。


余り時代背景にはとらわれず、悪の底を知った秀吉役は如何にもたけしらしい表現方法でもあり妙に男色、暴力、武士の悪いところを全て出した作品でもあった。ブラボー!

少し風変わりなトラヴェルソ、クラヴィコード演奏でJ.S. Bach: a Flauto traverso / Four Authentic Flute Sonatasを楽しむ

2023年11月23日 | J.S.バッハ制作音楽

今年の冬は実に暖かいと言うよりむしろ熱いと言う言い回しが適切である、世の中は化石燃料の使用より、ウクライナ、イスラエル問題での兵器使用でのCO2が多く噴出し悪影響を与えている様にも思う、支那、ロシアの共産圏社会と宗教問題は今後人類の発展のためにも考察すべき問題でもあろう。

久々の音楽関係のブログをアップしてみました。勿論大好きな器楽音楽のバッハの演奏を楽しみました。笛はフランス人の演奏が良いと昔から言われているが今回はブタペストブマレ生まれのベネデク・チャログ(トラヴェルソ)の演奏を紹介します、勿論オブリガードはミクローシュ・シュパーニ(クラビコード)の演奏で楽しんでいます。

一般的に(Klavier)ドイツ語で鍵盤楽器(オルガン、ハープシコード、クラビコードなど)の総称。 現在では、ふつうピアノ、ハープシコードなど有絃の鍵盤楽器をさす。クラヴィコードは、弦をタンジェントと呼ばれる金具で突き上げることで発音する鍵盤楽器である。長方形の箱形の楽器で、テーブルや専用の台などの上に置いて用いる。音量はチェンバロなどに比べると小さいが、打鍵の強さによって音に強弱をつけることができる。



武蔵野音楽大学のHPで検索しますと、クラヴィコードは13〜14世紀頃、音律研究用の発音具、1弦ツィターのモノコードに打弦鍵盤を取り付けて誕生した。その後、和音を奏する目的で弦数は徐々に増加していったが、同時に奏する可能性のない鍵盤は弦を共有する、フレット式が長く採用されていた。写真の楽器も、隣接する幹音と派生音は同一弦で奏するフレット式で、cとcisやfとfis などを同時に打鍵とすると、高い方の音のみが発音する。


打弦構造は極めて単純で、先端にタンジェントとよばれる真鍮の棒を差し込んだ鍵盤を押下して、タンジェントを弦に触れさせるだけのものである。このため、ピアノと同様の感覚で鍵盤を奏すると、弦に力が加わりすぎて音程が揺れ動いてしまう。したがって、クラヴィコードにおける打弦とは、鍵盤を軽く押さえることを意味し、発音後は指を動かさないという、極めて繊細な奏法が要求される。また、音量は極めて微小であるため、楽器とはいえクラヴィコードは、多くの人に聞かせる演奏会用のものでなく、静かな室内で家族や友人と数人で楽しむ、家庭的な楽器ということができる。

ミクローシュ・シュパーニ(Miklos Spanyi)の詳細だそうです。(ブダペスト生まれ) は、ハンガリーのオルガン奏者、チェンバロ奏者です。
(1976 年から 1980 年の間、バルトーク ベーラ音楽アカデミーでイシュトヴァーン ジェール フェケテ (作曲) とアンナマリア クラウゼ (ピアノ) に師事しました。音楽院と並行して、Fővárosi II。彼は州立音楽学校でオルガン演奏をヨージェフ・カルパティに師事しました。1980年から音楽アカデミーでヤーノシュ・セベスティエン(チェンバロ)とフェレンツ・ゲルゲリー(オルガン)に師事。1987年、アントワープ王立フランドル音楽院でヨス・ファン・インマーゼールのチェンバロの生徒となった。1989年から1990年にかけて、ミュンヘンでヘドヴィヒ・ビルグラムにフォルテピアノとチェンバロを学びました。彼はいくつかの音楽コンクールに参加して成功を収めました。)



J.S.バッハが最も愛した楽器、、、とも言われるクラヴィコード。その響き、チェンバロに似ているようで、チェンバロのように弦を爪弾くのではなく、弦を下から突き上げて発音させる。というあたり、弦を上から叩くピアノに近いのかも... そういう点で、チェンバロよりもニュアンスに富むサウンドを生み出せる?一方で、そのサウンド、極めて繊細で、音量は小さく、公開で演奏するには向かない楽器。となると、奏者が自らのために弾く楽器(かつては、オルガン奏者の練習用楽器、、、、だったのか?このあたりが、バッハが愛した理由なのかもしれない... 実に、親密な楽器なのである。


カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ (Carl Philipp Emanuel Bach。ドイツの作曲家。ヨハン・ゼバスティアン・バッハと最初の妻マリア・バルバラの第2子。打鍵後に音程を変えることができるクラヴィコードの機構を利用して、自分の作品にベーブング(ヴィヴラート)を指定し、この楽器の可能性を限りなく引き出した作曲家として知られている。



筆者にはあまり馴染みの薄いクラヴィーアのためのいろいろな小品!ミクローシュ・シュパーニによるCPEバッハの鍵盤独奏曲全集の第39集を聴きながら思うは、意外と気軽に聴けるシュパーニは、1765年の「第1刷」を使い、ヨハンネス・ダニエル・ドゥルケンが1745年に製作した二段鍵盤のチェンバロの「レプリカ」で演奏しています。



J.S. Bach: a Flauto traverso / Four Authentic Flute Sonatas

今回は鍵盤はチェンバロでなく「クラヴィコードとフォルテピアノ」。ハンガリーの2大名手が突如リリースした、きわめて内容の高いバッハ・ソナタ集。
【曲目】
J.S.バッハ:
 1. フルートと通奏低音のためのソナタ BWV1034
 2. フルートと通奏低音のためのソナタ BWV1035
 3. フルートとオブリガート鍵盤のためのソナタ BWV1032
 4. フルートとオブリガート鍵盤のためのソナタ BWV1030
【演奏】
 ベネデク・チャログ(トラヴェルソ)
 ミクローシュ・シュパーニ (クラヴィコード、フォルテピアノ)



【録音】
 2004年5月 フラヴィンヌ城,ベルギー



筆者のような音楽愛好家としての音はこの程度で十分と心得るが、10吋の古いタンノイのユニットと三極管のコンビで聴く古楽器の音は実に時代を超えて素晴らしい音の場所が得られるような錯覚を感じる、勿論チェンバロのような敏感な音質と違い、何故か磁器から陶器に変化した何故か親しみやすい音色が実に心を穏やかにされて貰うようにも感じた。なるほどバッハの音楽の底の深さを知る良いチャンスにもなりました。
確かに十分納得する音楽の鑑賞の仕方としては間違って無い様に感じる、逆にオーディオ愛好家として音楽をと言うより音に拘ったり、解析する様になれば、我が家の装置は全く違った方向に進むのであろう、正に最近の機器は貧困老人ではとても及ぶものでは無いことは百も承知であり、良くオーディオ冊子にて100万円までの装置等とかの記事が多いが、まるで貧乏人は音楽を聴くなと言っている様に思える、確かに100万円と1,000万円の音の差はどれ程分かるのであろうか?そんな事より今までに如何に多くの良い音楽を聴いたかが問題となりそうである。



音楽愛好家とオーディオ愛好家に違いはあるか、について・・・筆者の友人I B君推奨する、中古機材を含め総額一万で楽しむ音楽のテーマが愉快でありそうである、もちろん軽音楽、軽めのボッサ、ジャズは問題は無いが、しかし最後に漏らしたコメントは実に納得できる話であった。
例えばJ.S.バッハ等のカンタータ集、受難曲等を聴くには総額一万円音響装置では音質に限界を超える音を望む処になると漏らしていた。何か実感が込み上げその言葉は今も筆者の頭に記憶に残されている。逆に言えば音楽を良く理解している事の様である。この辺りに何か解答の一口がありそうでもある。

また管球王国等でも話題の是枝重治氏もこの様な事を話していた様に記憶する、いかなるユニットが収まるエンクロージャーに於いても、例えばジムラン、アルテック、タンノイ等の違う製品でも同じ人が鳴らせば全て同様の音が鳴ると言っているのだが、エンクロージャーは変えなくとも接続ケーブル、コントロールアンプ等及びコンロールを適度に変えて自分好みの音にすると述べている。何故か筆者には納得のいくコメントと思っている、音楽を突き詰めていくと自ずからこの様な音が聴きたいの延長線上の音質になっていく傾向が強く、音を推重する様でもあると感じます。所詮マニアックな事でこれは個人的に感じる事かも知れないこれぞ趣味の世界でもあろう。

筆者の好きな大御所グスタフ・レオンハルトもベルギーでのフラヴィンヌ城での収録も多い様である。勿論録音も最高で音質も大変優れているように聴ける。このセッションで特に彼らの工夫がみられるのは使用楽器の選択で、現在J.S.バッハのフルート・ソナタをピリオド楽器で演奏したソフトも多く、この録音では双方が2種類の楽器を使い分けている。



「フラウト・トラヴェルソ」とは、イタリア語で「横吹きのフルート」という意味で、今日では主にバロック時代までの形のフルートを指す言葉として使われています。 18世紀中ごろまでは「フルート」と言えばリコーダーのことを指し、あえて「横吹きの」とつけることで区別していました様です。

いずれにしてもクラヴィコード演奏での聴く目を瞑って心静かに聴けば筆者だけに吹き語ってもらうような錯覚にも陥る、J.S.バッハ:フルート・ソナタは初めて聴くが、何故か一般家庭のゆったりした程よい居間で聴く様な錯覚を覚えるは私だけなのであろうか。ブラボー!

観てきました、実におもろい「ゴジラ-1,0」ストーリーは是非映画舘にて覧下さい。

2023年11月16日 | 映画・ビデオ

昨夜急にジュニアから、ゴジラ-1.0見に行かないか?と誘われる、今まで黙っていた訳は予備知識が無いのが、より一層興味が増す様で楽しめるとの事でした。ネット配信の予告、YouTube配信の情報は一切無しで映画を観ました。

その様な事もあり今後映画をご覧の方の為にもストーリーはオフレコとします。

早めの夕食を取り夜7時30分に自宅を出かけた、ラッシュ時を除けば16号線利用でセブンパークアリオまで15分程にて到着する。



早速入場する、観客数は少なめでゆっくり観られる。「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で実写のゴジラ映画としては通算30作目だそうです。
監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」「アルキメデスの大戦」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。
今回はゴジラを海中に沈める法則はアルキメデスの原理を応用した内容が入っている様な気もしたが、如何でしょうか。

内容は公開中のため語れないが、時代背景は戦中から戦後の時期でもある、取り分け筆者の生まれは1948年の戦後生まれである、1954年11月3日に公開された東宝制作の怪獣映画『ゴジラシリーズ』第1作。



多分当時筆者は田舎に住んでいた為当然封切は見られず、多分1年以降の7歳-8歳当時観覧した記憶が微かに残る。

今思えば日本を代表する監督が製作した映画で田中友幸製作、本多猪四郎監督、円谷英二特技監督という東宝特撮映画の黄金トリオによる日本初の特撮怪獣映画で、内外の特撮映画に多大な影響を与えた記念碑的な名作である、筆者としては5作程でゴジラ映画は見なくなったが最近作は復活し応援している。



相次ぐ水爆実験により太古の眠りから覚めた体長50メートルに及ぶ大怪獣ゴジラは、口から放射能線を吐き東京を焼土と化す。しかし芹沢教授が発明した水中酸素破壊剤(オキシジェン・デストロイヤー)の前にさしものゴジラも敗れる。またこの作品は日本映画では初めて1956年ニューヨークの一流劇場でロードショー公開され、これまた大ヒットを記録するという快挙を演じた。以降東宝の特撮映画はほとんどアメリカで公開されている。

今回のもう一つの見どころは・・・「震電」である。
当時の航空機技術は当初は航空機作りに遅れをとっていたが、二度の世界大戦(第一次世界大戦・第二次世界大戦)を経て軍用機を中心に急激に発展した。


乗員:1名
全幅:11.11m
全長:9.76m
全高:3.92m
全備重量:5,272kg
エンジン:三菱「ハ43」42型
出力:2,030馬力
最高速度:750km/h/8,700m(計画値)
固定武装:30mm機関砲×4
初飛行:1945.8.3


我が家にあったミニの震電である、今このプラモデルは人気がある様です。

今回のゴジラはこの一作目に繋がった作品でもある。一番興味をそそられた場面は、「震電」と言う戦闘機である、エンジンは「烈風」と同系列で離昇出力2130馬力の三菱製「ハ四三」四二型を胴体中央部に搭載。延長軸を介して胴体後端の6翅(ブレードが6枚)プロペラを駆動した。機体も骨組み構造ではなく、外板の強度で全体を支えるモノコック式を採用し、製造の簡素化と軽量化を狙った。エンジンは胴体に直接取り付けず、主翼から伸ばした桁の上に載せ、延長軸の振動やたわみを逃しやすい構造にした。武装は機首に30ミリ機銃を4丁搭載し、一撃で大型爆撃機を撃墜できる火力を備えていた。

終戦間近に仕上がり当時プロペラ機としての最大速度740Kmは脅威だったようであり、日本の物造りは相当優れた物であったのであろう。実に残念に思うは当時の軍部の意向は安全を犠牲にした振る舞いであろう。



詳しい事は言えないがゴジラ映画は実に面白い映画でもある。震電は、第二次世界大戦末期に日本海軍が試作した局地戦闘機である。前翼型の独特な機体形状を持つ、そのため「異端の翼」と呼ばれた。最高速度400ノット以上の高速戦闘機の計画で、1945年6月に試作機が完成したと言われている。

この震電の形状を見ると、現在のステルス戦闘機F-35に何処か似ている形状を感じる、当時胴体中央機体の空洞の部分を省略化し個体を小さくした形態が今を思わせる様な戦闘機になっている点は見事でもある。


確かに前作のシンゴジラを超える痛快さ、ヒューマンな部分は議員と自衛隊の関係だけの映画もどうかと思うが、ある程度の時代背景と人間性の面白さは怪獣映画のも人間の心が必要にも思った。
今までのゴジラ映画にない主人公の生活臭さもある処もあり、リアルなゴジラ-1,0迫力も加わり、兎に角今回の映画の面白さ100%、ブラボー!

まるで水を得た魚の様に・・・久しぶりに聴くハイドン:弦楽四重奏曲をジュビリー四重奏団で検証する

2023年11月09日 | クラシック音楽・オーディオ


前回少し遠方での一瞬の歴史観光は実に見るべきものが沢山あった、やっと忙しいローテーションも終わるが、本日から続いて4日間第2段の作業が始まる。
勿論毎朝モジャ君と散歩は欠かせない、先日サロンで2ミリカットした、サッパリしたが今朝は一段と涼しくなり散歩でモジャ君は元気に走り回った若干寒いのであろうか?元気いっぱい走るのである。

帰宅して帰宅後の写真可愛く撮れました。アンプ等に火を灯しシャワーを浴び挽きたての珈琲を挿れ早速頂きながら、咲夜見つけた新しいレーベルの弦楽四重奏曲を聴く。



フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(Franz Joseph Haydn)は、現在のオーストリア出身の音楽家であり、古典派を代表する作曲家。また、弟ミヒャエル・ハイドンも作曲家として名を残している。 数多くの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲し、交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と呼ばれている。ハイドンの弦楽四重奏曲は可なり多くハイドン作品目録(HV)以来、長らく83曲と考えられてきたが他にも多くの作品があると言われる、Op.54等も十字架上のキリストの最後の7つの言葉の編曲とされた曲である。
話題であるが筆者の知るヨーゼフ・ハイドンの妻マリア・アンナ・アロイジア・ケラー、モーツァルトの妻コンスタンツェ、そしてチャイコフスキーの妻アントニーナ・イヴァノヴナ・ミリューコヴァと「音楽家の三大悪妻」だそうです。



今回ハイドンの弦楽四重奏曲は初めて聴くジュビリー四重奏団(Jubilee String Quartet)によるハイドンの弦楽四重奏曲3曲(Op.64のNo.4、Op.54のNo.2、Op.20のNo.2)を収めたアルバムである。
収録はイングランドのロンドン北西の海沿いの街、サフォーク(Suffolk)のポットン・ホール(Potton Hall)でのセッション録音。
初めて聞くクァルテット名に聞きなれないレーベル名、英RUBICONン。レーベルのロゴには川の流れのような波も見えますネットで調べるも最近イギリスで設立されたレーベルだそうです。



ジュビリー四重奏団は2006年、ロンドンの王立音楽院の生徒だった4人によって設立されたクァルテット。メンバーはチェコ、カナダ、スペイン、イギリス出身者で今日取り上げるアルバムがデビューアルバムさそうです。

第1ヴァイオリン:テレサ・プリヴラツカ(Tereza Privratska)
プラハのジンドリッヒ・パズデラの指導の下、プラハ音楽院を卒業しました。その後ロンドンに移り、英国王立音楽院でモーリス・ハッソンとジャック・リーベックに師事し、BMusを優秀な成績で、MMusを優秀な成績で修了しました。

第2ヴァイオリン:ジュリア・ルークス(Julia Loucks)
モントリオール生まれのカナダ人ヴァイオリニスト、ジュリア・ルークスは、王立音楽大学でイツァーク・ラシコフクシーとローラ・サミュエルとともに大学院での研究を続けるためにロンドンに移住しました。彼女は、2015年に受賞歴のあるジュビリー弦楽四重奏団に参加した後、2017年にウェールズ国立歌劇場管弦楽団の副首席ヴァイオリンに任命された。彼女はソリスト、室内楽奏者、オーケストラ奏者として、ロンドン、スイス、フランス、オーストリア、ドイツで演奏している。

ヴィオラ:ロレーナ・カント・ヴォルテッシュ(Lorena Cantó Woltèche)
1997 年に音楽家の家庭に生まれ、5 歳のときに両親と一緒にヴィオラを学び始めました。2007 年に、彼女は Conservatorio de Torrent (スペイン、バレンシア) に入学し、勉強を続けました。彼女はスペイン、ベルギー、スイス、ドイツでヴィオラと室内楽の多くのマスタークラスに参加し、レオ・デ・ネーヴェ、バーバラ・ウェストファル、フェリックス・シュワルツ、ジュリア・フー、ロベルト・ディアス、マキシムなどの教師に師事する機会を得た。

チェロ:トビー・ホワイト(Toby White)
1993年にノースヨークシャー州リポンで生まれたトビーは、2017年にギルドホール音楽演劇学校でルイーズ・ホプキンスのクラスで優秀な成績で修士号を取得し、現在もアーティストディプロマコースで勉強を続けている。



2006年にロンドンの王立音楽アカデミーで創設された気鋭のクァルテット、ジュビリー弦楽四重奏団のデビュー・アルバムが登場。
グループ名はメンバーが住んでいたロンドンの地下鉄「ジュビリー線」から付けられたそうです。

音出しをして驚くは、随分音色が良い塩梅に聴こえる、それぞれの楽器のアンサンブルのバランスが良く見事は音色を味わえる。
一般的には、弦楽四重奏はその中心を占める音楽ではあるが、ちょっと地味なイメージがありますが、嵌れば病みつきになる様です。弦楽四重奏は音楽の最も基礎的な形態で、オーケストラの原点でもある様に思うのですが・・・。室内楽はどうしても敬遠されがちですが、その魅力に一度気付くと音楽の幅が広がる様に思います。結成から17年経過し油が乗り出してきた様に感じるジュビリー四重奏団の音色は何か心和ませる音が聴けます。

筆者が思う弦楽四重奏曲を一般的に聴くは、やはりハイドン:ひばり、皇帝、モーツァルト:狩、不況和音、ベートーヴェン:弦楽四重奏第13番、14番、15番あたりは必修である。、ドヴォルザークと続く様であるが、筆者は最初モーツァルト:狩に嵌った事が弦楽四重奏を聴く最初でした。これらの曲の中から試聴して、気に入った物があれば、そこから弦楽四重奏を聴き始めれば入りやすいかもしれない。そのような意味合いからも、音出しは当時は聴き易い手頃な箱に収まったオリジナルTANNOY IIILZ Monitor Goldのシステムは手頃なエンクロージャーかもしれない。何れにせよ弦楽四重奏の再生は難しい事が多い。



これはまるで水を得た魚の様に・・兎に角この様な演奏の音出しはTANNOYは得意中の得意である、四重奏の個々の楽器の音色が澄み実に美しいハーモニーを味わう事ができる。特に筆者の10インチTANNOY IIILZ Monitor Goldのユニットから流れ出る音は弦楽四重奏曲は打って付けの音質でもある。
一体型のユニットは特に指向性も高く正確な音質の聞き分けをするにはこのタイプのエンクロージャーはありがたいユニットでもある様です。

箱はご存知GOODMANS AXIOM 80の空き箱に捩じ込み調整したが、やはり素性は隠せない様である。オリジナルのTANNOY IIILZでの視聴も良いがチェロ等の低音は    A.R.U.アコースティック・レジスタンス・ユニットがZaika5300とのマッチングは効果的で実に演奏会の特等席で楽しむ心に沁みるハイドンの弦楽四重奏団の演奏が心地よい。

TANNOYを聴くために石のアンプも色々試しては見たが、矢張り真空管に勝るアンプはお目に適ったアンプはありませんでした。このユニットは能率は良いため2〜3Wも有れば十分能力を筆記するところが有難い。



ゆったり聴くは確かに大人の楽しい時間の過ごし方でもあろう・・・。

この様な演奏を聴くには電源を入れて程よく真空管が暖まり次第で気軽に聴ける現在の音響装置は大変ありがたい、しかしJAZZ系統の音楽はプリアンプで若干補正したのが良く聴こえる様でその辺りの調整にて間取りを感じる。

弦楽四重奏曲第32、58、66番:ジュビリー・カルテットJubilee String Quartet
 ハイドン:
  ● 弦楽四重奏曲 第32番ハ長調 Op.20-2, Hob.III-32
  ● 弦楽四重奏曲 第58番ハ長調 Op.54-2, Hob .III-57
  ● 弦楽四重奏曲第66番ト長調 Op.64-4, Hob.III-66

さて、肝心の演奏です。
特に興味深く聴くはデビューアルバムでこの曲を持ってくるとはなかなか玄人好みの様です。
解説では(これまでの伝統的な演奏は響きの深さとハイドンの意図した構成の展開の面白さを高次元に両立させたものですが、ジュビリーの演奏は小気味良い新鮮さをベースとした爽やかなもの。鳥のさえずりのような軽やかさによってこの曲のまた違った面白さを感じさせます。1楽章はこの新鮮さが心地よかったんですが、続くアダージョでは、いま少し深みが欲しい気になってきます。楽章間の対比がもう少しつくとこの名曲の真髄に迫れるでしょう。逆にメヌエットはもう少し弾んで欲しいところ。この曲の聴きどころはもちろん驚くべきアイデアに満ちたフィナーレ。ここにきて表現の幅を広げて聴かせどころにふさわしい表現力を発揮します。この楽章での表現の深さのためにそれまでの楽章をあえて淡々とした演奏でまとめたのかもしれませんね。)



確かに聞き慣れないジュビリー・カルテットの演奏は確かにRUBICONと言うレーベルの録音のテクノロジーも相当高いのであろう、今後注目したいグループ名でもある。
シューベルト: 弦楽四重奏曲第10番&第15番のシューベルト作品も出てるが、対照的な2つの四重奏曲を合わせた大変興味深い作品でもある。ブラボー!


最近何かと忙しくしています、日展にて妹の作品が2度目の入賞する・・・

2023年11月05日 | 日記

ご存知お馴染みのもじゃ君ですが、2ヶ月余りで今日はサロンに行く、サロンも意外と時間がかかり4〜5時間は必要である。一度三ヶ月後にサロンに連れて行ったが毛が伸び過ぎで可哀想な位であった。


流石4〜5時間の緊張状態で疲れたのか?ゲージに入って静かにしている、そして眠った。我が家のモジャ君(Mシュナウザー)としては大きめで体重9キロもあるが可愛いのである。
しかし面構えは悪そうであり相当怖そうな顔付きに見えが。実は大変な臆病犬なんです怖がりのためか直ぐに吠えるのです。

ここ最近は何かと忙しく、10月31日は義母の49日でした、49日の法要行い、後は皆で昼食を頂きました。


昼食は親戚がワッパ飯の予約してそうなので、皆で食事処に出かける。


出来立ての独特の香りのワッパ飯は実に美味い、しかし若干量が多い・・・。
だが炊き立ての飯の旨さと曲げワッパの香りと混じり実に良い塩梅であり、ついつい飯を食べ過ぎたきらいもある。
豚肉も良く油抜き処理がしてあり、むしろサッパリした食感が心地良い。



食後のデザートと珈琲を頂きながら団欒する。
皆で生前の96歳の長寿と最後までボケずに過ごした義母について思いで話に花が咲き2時間程の時間は少ない様でした、筆者はその後甲府まで出かけるため早々と失礼した。

後日甲府から戻った後は、流石疲れが出たので一日はゆっくり寝て空けの翌日、妹が日展の「書」の部門で見事二度目の入選を果たす、見学のため六本木の国立新技術館に出かける。


今回の入場券は妹の所属する会の理事長の書と教えられました。「水草の花また白し秋に風」
早速電車で今までは北総線と言っていた線はいつ間に新しい名前に変わったそうである、新しい名前は「成田スカイアクセス線」に変更したそうです、厳密に言えば、成田から京成高砂間で高砂からは都営地下鉄浅草線乗り入れです。今回は町屋で千代田線に乗り換え乃木坂駅下車すれば雨が降っても濡れずに行けます。

白井駅は止まりませんがスカイライナーが通過したので撮影した。成田上野間は1時間程で行けますので京成スカイライナーより速いですよ!
この様なアクセスの良さが人気なのであろうか、最近テレビ等で放映され、お隣の印西市は住みやすい街と、人気のマイホームとしてマンション、宅地が人気が高い様である。土地価格も最近やっと30年前と同様の価格になったらしい、日本は確かに失われた三十年であるが最近なんとなく少し上昇気分になって活気付く様である、全く年金は増えないが・・・。


余談ではあるが、お隣支那も不動産価格は今後益々落ち込み日本のバブル以上とも言われるようだが、以前の景気回復までは30年程時間が必要である様です。それと日本より人口が減少し益々高年齢化が進み高度成長する題材が無い事も問題にではある、いざ回復までは相当時間が必要と解説する評論家もいるようだ!

近年都内の地下鉄では落下防止のバリヤーが設置されセフテー第一になった地下鉄駅であり飛び乗りはできなくなった様である。
JR線も工事を進めている様ですが、未だ全線工事完了は至らない様である。


家からは1時間ほどで到着し交通の便は大変良くなっている。乃木坂駅には日展のポスターが掲載されていた。



今回は天気も良く外から徒歩にて国立新技術館入り口から入場する。


何となくオシャレ感漂う外観であり、有名な建築家の建物でもある。入り口にある透明なガラス造りの部屋である。

今回の「書」の会場は3回開催ですのでエスカレーターで会場に入場する。入場すると妹の作品番号と展示場所が示してある場所があり、そこでブロックを確認して簡単に探し出すことが出来る流石日展だけあり出品が多く探すことも大変でもある。確認した後は日展会員の先生方の作品を見ながら目当ての妹の作品に進む方法を進みます。


以前と比べ纏まりの塩梅がよくなった様に感じた、この後は独自の文字の形を自分のモノにすれば面白い上達になる。多分師から赤の修正部分の指摘を受けたのであろう、正に妹の師の書に似てきた様でもある。
何度も入選を繰り返す事が出来れば、一つ上の世界が見えるであろう。次回も入選目指して頑張れと言って国立新技術館を後にする。

妹は友人と会うため会場に残り、帰りはせっかくの東京なのでちょっと悪巧みでもと秋葉原に立ち寄ります。
ランチは久しぶりのラーメン青葉で頂く、久し振りの青葉のラーメンは旨し!



その後は毎度お馴染みの、知る人は知る、オヤイデ電気でパーツを購入する。

実はお馴染みの12AX7/ECC83 ミニチュア管が欲しく隣のラジオデパートの2階に真空管のショップを覗くが、今回何故かお客様が多く今回はパスした。
日立製があったのだが1本しかない様で、次回にまた訪れるつもりである。


見るに続いて秋月電気にも立ち寄る、実はYouTubeで偶に見る宮甚商店の紹介する、割安スピーカーとして紹介していた物とは違ったが何か良さそうな感じのユニットを見つけた。
内容はフォステックスの10センチのスピーカーユニットと変わらないと言われる特価プライスの山積みのコーナーから、優秀な商品、DXYD 104W 60Pと言う10センチのユニットが1個350円で販売している、見た目はマグネットも大きく何か期待できそうである。
これを簡易なバックローホーンの箱を自作し音出しを実験しよう、JAZZでも聴こうと企んで見た。接続ケーブルも1個110円ステレオセット2組締めて920円の出費での世界である。箱は材料費だけなので安価なスピーカーユニットになる。

宮甚商店でオヤジさんが紹介するような音質が聴こえれば全くお笑いである、先ずは自作出来そうな箱の図面入所が必須であろうが工作は別の機会に述べる、しかしオーディオ機材は今やハードオフ等でも最近益々高額になって、貧困老人には手も脚も出ない状態である、いや出せない世界の様である。秋月電気で気が付いたことは、自作派のオペアンプをお探しの方が多くいた事は印象的である。


今回は筆者の寝室用にテレビ音響の音質をレベルアップできればとも思う次第である。と同時にJAZZ音楽は筆者の愛用するIIILZ Monitor Goldユニットから流れる音は余りにも綺麗になり過ぎる感じがする様に感じ、もう少し泥臭くバタ臭さも必要に思う。
確かにアルテック、ジムラン等のユニットには如何にもそれに加えカラッとした秋空を感じさせる抜ける様な魅力的な音がする様に感じる。たかが1本350円のユニットでその様な音を望むは馬鹿げた話ではあるが、遊び心を楽しんでみようとも思っている。



裏から見る限り秋月電気の商品とマグネット周りは似た感じがする。一般的にはFOSTEX 10cmフルレンジスピーカーFE108-SOL(1台27,000円前後で販売)が有名で多くのファンがいますが、今回は価格でトライしてみます。

しかし冷静に考えれば、せっかく激安で仕入れたスピーカーユニットは空きダンボール、又は厚紙で製作するアルテックA7タイプの箱で作り試すのも面白い方法かもしれない。

それと電工用の鋏(1960円)を見つけ購入したが一番高額でした。後はハンダと接続用のフックを購入した次第である。



実に歌の上手い、最近発売の:サマラ・ジョイ:A Joyful Holidayを聴く、

ギターはパスクァーレ・グラッソ、ベースはデイヴィット・ウォン、ドラムはケニー・ワシントンが担当、さらにサリヴァン・フォートナーがピアノで加わったという豪華な面々。スティーヴィー・ワンダーの「Twinkle Twinkle Little Me」や彼女が家族と一緒に演奏をしている「O Holy Night」、以前リリースされたシングル「Warm in December」等クリスマスを素敵に彩る曲ばかりである。
 1. Warm In December
 2. Twinkle Twinkle Little Me ft. Sullivan Fortner
 3. The Christmas Song
 4. Have Yourself A Merry Little Christmas
 5. O Holy Night
 6. The Christmas Song (Live)
演奏
 サマラ・ジョイ (vocal)
 パスクァーレ・グラッソ (guitar)
 デイヴィット・ウォン (bass)
 ケニー・ワシントン (drums)
 サリヴァン・フォートナー (piano)

筆者が思うに今回の新譜も良いが、断然聴き慣れたLinger Awhileが上手く聴こえる、だがパンチある迫力はサマラ・ジョイの歌の旨さでもあるようです。

グラミー賞を受賞したアメリカのジャズ歌手です。彼女は2021年にセルフタイトルのデビューアルバムをリリースし、その後、Jazz Timesによって最優秀新人アーティストに選ばれました。以前聴いたサマラ・ジョイ『Linger Awhile』はお気に入りで今回発売された新譜を聴いたが慣れ親しんだ前作が良く感じた。

筆者も思うにサマラはエラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォ―ン、カーメン・マクレエなどを思わせる極めてオールドスクールなスタイルを簡単に歌い納めて
いる様でもある。ブラボー!