伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

Belden STUDIO718EXケーブル交換してムジカ・アンフィオン(musica amphion)演奏を聴く。

2017年06月29日 | バロック音楽・オーディオ一般

先日注文したスピーカーケーブルのBelden STUDIO718EXが到着します。

早速パナプラグに接続する、意外と線が太い、期待出来る・・・・かな?

早速音出し、拙宅のTANNOY IIILZ in Cabinetに接続する聴いてみる。

確かに音の線が太く、ハイも伸び、低音も豊かに聴こえる、線が太く加工に手間取るが楽しみである。

ShureMMカートリッジからortofonSPUに替えた感じも頷ける、しかしスピーカーケーブルでこの変わり用は驚きである。

勿論バナナプラグも今回同時に購入しました。全てで10,000円の投入である。

718EXに変更後TANNOY IIILZ in Cabinetでは再生の難しい交響曲を聴く、前と比べると横に広がった感じはします。勿論JAZZ(軽め)も行けます。因みに試供はアイク・ケベックのBossa Nova Soul Sambaを聴く、サックスも実に心地よい!低域も十分鳴り、ベースもしっかり歌っている。

アンプをTEAC MA-7からSC-M15/SC-M15KBTL接続に替えて見ると音が鳴った、随分迫力が出たようです。低音不足を感じたがコードを変えただけなのに随分低域が出て素直なアンプの良さが伺える。

音の広がりはTEAC MA-7が上か!STUDIO718EXのコードは勿論JAZZも行けます、と言うよりJAZZがい!

続いてオーケストラを聴いて見ます

オーケストラは音量を抑えて聴けばフオルテの時の音もでますが、頭の中で音を作る感じです。バイロイト祝祭合奏団、バレンボエムのRichard Wagnerもなんとか聞けそうですがダイナミック感は限界のようである。

 Die Walkure Act 1, scene 1: Wes Herd dies auch sei

 筆者の好きなショルティ/ウィーンフィル これでRichard Wagnerが楽しめそうである。当にグレートアップした感じです。

ワーグナー:「ニーベルングの指輪」~第1夜:楽劇「ワルキューレ」:ショルティ/ウィーンフィル

 此れは今まで演奏の低域が再生困難であまり聴くことが無かったRichard Wagnerが楽しめそうです、勿論声も前より全体の質が向上してようです。一言で言えば凄く上質のラウドネスがかかりしかも広域は前より伸び、オペラも聴ける!驚異です!

以前使用してた「ウミヘビ」の愛称で親しまれているBELDEN9497と比べ一段とワイドレンジになった感じがします。特に勿論サブのKEFQ300も同様に良くなった。

でも未だ交換して日にちが経って無く色々のジャンルを聴いてませんので、偉そうなことは言えませんが、グレートアップを考える前にスピーカーケーブルの交換をお勧めします。ひょっとすると凄く良い音になるのかもしれません。

でも筆者がよく聴く曲に器楽曲『ブランデンブルク協奏曲』があります、この程度の器楽曲は実に良く鳴り安心して聴けるようです。

 

ピーター=ヤン・ベルダー(Pieter-Jan Belder)率いるムジカ・アンフィオン(musica amphion)演奏を聴く。1966オランダ生まれのチェンバロ奏者で、チェンバロをグスタフ・レオンハルトの高弟、ボブ・ファン・アスペレンに師事。

勿論大好きな「ゴルトベルク変奏曲」などのチェンバロ演奏などは実に良い。新進の演奏者、録音システムも向上しダイナミックレンジもワイドになり、チェンバロの音色は実に爽やかに鳴り響く。

2000年にはライプツィヒ・バッハ・チェンバロコンクールで優勝し、チェンバリストとしての地位を築きました。2005年にアムステルダムで古楽アンサンブル、ムジカ・アンフィオンを設立。指揮者としてもデビュー

J.S. Bach Italian Concerto in F major BWV 971, Pieter Jan Belder

又勿論『ブランデンブルク協奏曲』のムジカ・アンフィオン演奏もすこぶる良い、

今回は、ゲオルク・フィリップ・テレマン[1681-1767]の音楽で『ターフェルムジーク』を当時はJ.S. Bachより知名度人気度とも高い、ドイツ・バロック期最大の人気を誇った作曲家、その実生活の多彩をきわめた華やかさと密接に関わっているとはよく指摘されるところです。

テレマンは12歳でオペラを作曲するほどの早熟な天才でしたが、ライプツィヒ大学では法学を学び、同時に聖トマス教会では礼拝用の音楽も作曲、さらにはオペラの作曲もおこない、学内ではオケを組織し、新教会のオルガニスト兼音楽監督に就任するなど、キャリアの最初から実に多面的な活躍ぶりでした。

さらにテレマンは、通常もちいられる楽器のほとんどすべてを演奏することができたというほどのマルチ・プレーヤーでもあり、特に木管楽器については名人級の腕前だったことはよく知られるところです。

 

テレマンは、23歳のときにはプロムニッツ伯爵の宮廷楽長に就任し、伯爵の好みでもあるフランス風な管弦楽組曲を数多く作曲、伯爵の避暑地ではポーランド系の民俗音楽やジプシー音楽に接して大いに刺激を受けます。 

27歳の時にはアイゼナハの宮廷楽長に赴任し、宮廷礼拝堂楽団を組織、カンタータ・チクルスなどで君主の厚遇を得ますが、31歳の年にはこうした宮廷生活に別れを告げ、帝国自由都市フランクフルト・アム・マインの教会の楽長に就任。

さらに9年後、40歳の年には、終生の活動の地となるハンザ自由都市ハンブルクに移って、その後46年間に渡って、都市音楽監督兼ヨハネスカントールとして、オペラに公開コンサート、教会音楽や自作の出版にと縦横無尽に活躍したということです。

つまりテレマンの創作の背景にあったのは、当初は宮廷であり、やがてそれが市民社会に置き換えられてゆくということですが、そうした市民社会の豊かな音楽環境があればこそ、《ターフェルムジーク》(1733)のような画期的な作品も登場したのでしょう。

 ムジカ・アンフィオン(musica amphion)

 

テレマンの『ターフェルムジーク』の大ヒットも記憶に新しい、ピーター=ヤン・ベルダー率いる面々は、今回もテレマン同様、自発性豊かでみずみずしい演奏を聴かせてくれています。

18世紀オーケストラのコンマスを務めるバロック・ヴァイオリンの名手、レミー・ボーデ(ヴァイオリン)、日本の山縣さゆりのほか、ヴェテラン、ヤープ・テル・リンデンも参加するなど、オランダ古楽界の人材の豊富さを改めて感じさせる素晴らしいセットの登場です。

 テレマン:『ターフェルムジーク』全曲(4CD

 ベルダー(指揮)ハーゼルゼット、テル・リンデン、他

バロック宮廷の晩餐を彩った美しい室内楽の数々をまとめたテレマンの名高い傑作が、豪華メンバーの演奏によって登場。

チェンバロとリコーダーのマルチ・プレーヤーでもあるピーター=ヤン・ベルダーが指揮、

Georg Philipp Telemann. Tafelmusik. VIII.Quatuor in D Minor. TWV 43:d1

Georg Philipp Telemann. Tafelmusik. XV. Concerto in E Flat major for 2 Horns

Belden STUDIO718EXに変更し、この程度の器楽曲は凄く心地よく聴こえる、ブラボー!


南アフリカの天才ピアニスト、ダニエル=ベン・ピエナールの「ゴルトベルク変奏曲」を聴く。

2017年06月28日 | クラシック音楽・オーディオ

先日スピーカーコードの紹介があり早速調べてみる、『BELDEN STUDIO シリーズ』はレコ

ーディング現場などのプロ環境の厳しい要求に答えるために生まれた、色付けがなくフラット

な音質が使命の製品です。とメーカーサイトの話です現行のSTUDIO シリーズは、世界中の

スタジオの標準設備になっておりますが、発売からかなりの時間が経過したため、レコーデ

ィングスタイルの多様化に伴う変化やお客様の新たなニーズに対応できるよう、BELDEN

は時代を先取りした新しいモデルの開発を進めていました。

しかしワールドスタンダードになっているMK2 から、新たに全く白紙の状態で製品を開発す

ることは技術的な面はもちろんのこと、性能面の問題をクリアするのに困難を極めました。

そして5 年の歳月をかけようやく完成したのが『Rope lay』デザイン採用のEX シリーズです。

このフルモデルチェンジされたEX シリーズは、従来のモデルにも採用されていた「極性の判

別がしやすい透明ジャケット」「やわらかく取り回しに適したしなやかさ」「忠実な伝送性」

などを踏襲しつつ、新たに、細い線を撚った1 つのグループを作り、それをさらに数本束ねて

1 本の線に仕上げる『Ropelay』デザインを採用いたしました。と紹介記事がある。

今回は『』Belden STUDIO718EX』

  ●色付けがなくフラットな音質

  ●細い線を撚った1 つのグループを作り、それをさらに数本束ねて1 本の線に仕上げる

   『Rope lay』デザインを採用しており従来のモデルに比べ解像度が向上しております。

  ●極性の判別がしやすい透明ジャケットの採用

  ●やわらかく取り回しに適したしなやかさ

  ●忠実な伝送性

何か良いこと尽くめの様なケーブルなのかも知ない。1m1,000円は安価かもしれない。

「ウミヘビ」の愛称で親しまれているBELDENの定番スピーカーケーブル9497を使用してい

ますが、2000年に発売されたBELDENの定番ケーブル。

赤黒の線が交互に編まれた編組構造のケーブル。導体はOFHC。編組構造の効果か、そこそ

こ透明感があり、余韻もキレイに出ます。そのためカラオケのエコーと同じで、ソースによ

っては良い音に聞こえちゃったりします。STUDIO718EXと比べると解像度が低く、レンジ

も狭く特に低音は弱いです。総合的に見てもSTUDIO718EXにはやはりかないません。なん

てウソのようなコメント!

そこで現在使用しているBELDEN 9497の総評もありますので紹介します。業務用途を中心

によく使われているBELDENは、信頼できるケーブルメーカーだ。今回はスピーカーケーブ

ルの9497をテストしたのだが、このケーブルにかかわらず、BELDENの低価格(消耗品価格

)のケーブルは全般に良くできている。しかし、オーディオ用途の高級ケーブルとしては、

BELDENの性能はそれなりでしかない。それは、BELDENの音が「あるがまま」を超えな

いからだ。輪郭がクッキリしている、元気の良い音。音がくっきりしているので、楽器の

リズムはしっかり刻まれるが、響きが少なめで低音に粘りが少なく、低音の押し出しもや

や弱い。楽器の音は歯切れ良くて心地よいが、ボーカルは艶が少なくやや硬め。楽器の音色

は単調でやや硬く、少しメタリックなイメージが付く。ピアノ線が鳴っているような付帯音

を感じる。生演奏に使われるスピーカーのケーブルとしては適しているが、オーディオ機器

では少しあっさりして感じられるかも知れない。小編成のアップテンポな曲に向き、ムーデ

ィーな曲、大編成の曲はあまり得意ではない。ShureMMカートリッジのような音。ケー

ブルが柔軟に曲がるので取り回しはとても良い。

この様な評価がありますので、早速注文します、此れで音が良くなれば安い買い物になる、

以前BELDEN9497にコードを替えて確かに音は向上した、二匹目の泥鰌は???いますか

ね?7月2〜3日には配送される予定です、思うに我がTANNOY IIILZ in Cabinetも低域

不足は否めなく意外と良い条件で聴けるようになれば、楽しみが増えます。

先週より少しハードスケジュールが続き仕事とはいえ、立ったり座ったりのスクワット移動を

400回連続でしたが、流石老人なのか最後には相当の激痛になる。

膝にきて階段を降りる時は膝が笑った!先週の23日から1週間たちやっと大腿部の筋肉痛を回復

した。その後も仕事が続き26日は銀座の仕事で終了したが、流石今回はつくづく歳を案じました

 南アフリカの天才ピアニストゴルトベルク変奏曲に続くバッハ!

 ダニエル=ベン・ピエナールDaniel Ben Pienaarの新録音!南アフリカの逸材が弾くゴルト

ベルク!「ゴルトベルク変奏曲」はバッハ自身による表題は「2段鍵盤付きクラヴィチェンバ

ロのためのアリアと種々の変奏」となっているのですが、2段鍵盤では左手は単音で上の鍵盤、

右手で低音の下の鍵盤で演奏すると指定されてます。

ヴァイオリニストの川畠成道や、トランペッター&プロデューサーのジョナサン=フリーマン・

アットウッドとのコンビでも知られるダニエル=ベン・ピエナールの演奏のピアノが凄い。南

アフリカが生んだ逸材、ダニエル=ベン・ピエナールのモーツァルト(AV 2209)に続くAV

IEからのリリース第2弾は、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」!まばゆいばかりの指さば

き、丁寧なタッチと軽快なテンポで展開される「ゴルトベルク変奏曲」からは、ピエナールだ

けの知的なバッハ解釈を感じ取ることが出来る。「ゴルトベルク変奏曲」の低音主題を題材と

した「14のカノン」を加え、アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳に収録されている

「御身がともにあるならば」で締めくくるというアイディアも豊かな才能の成せる技。ピエナ

ールの躍進はまだまだ続きます!最近の演奏者は「ゴルトベルク変奏曲」と一緒に「14のカ

ノン」同時録音しているのがありがたい。この単純な14のカノンは大好きです。

【曲目】

   J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

         14のカノンBWV.1087

         シュテルツェル:御身がともにあるならば

【演奏】

ダニエル=ベン・ピエナール(ピアノ)

Daniel Ben Pienaar plays Bach's Partita no 5 in 1992

Avie Records」から発売される「ゴルトベルク変奏曲」に続くバッハ第2弾は、ピアニス

トのバイブル、平均律クラヴィーア曲集の全曲!軽妙なタッチに込められた高度な対位法の綾、

深遠なる響きで、ピアノ作品の最高峰を築きます。

【収録情報】

   J.S.バッハ:・平均律クラヴィーア曲集第1 BWV.846-869

         ・平均律クラヴィーア曲集第2 BWV.870-893

          ダニエル=ベン・ピエナール(ピアノ)

    録音時期:2003年(第1巻)、2004年(第2巻)

    録音方式:ステレオ(デジタル)

意外と聴き応えのあるバッハでした。

意外と面白いが放送が深夜なのでBSプレミアムは録画で先週の放映ですが 

ピエール・ブーレーズ・ホールこけら落し演奏会

世界的な指揮者でピアニスト、ダニエル・バレンボイムの肝いりで、ベルリンに新ホール「ピ

エール・ブーレーズ・ザール」が完成した。中東の若手音楽家による共存の試みの発信地とな

るほか、現代音楽の実験場としても大きな注目を集めている。ベルリンに3月にオープンした

室内楽専門のブーレーズ・ホールから意欲的なこけら落とし演奏会をお届け▽2:27~メー

タ指揮イスラエル・フィル80周年記念演奏会 放映は夜中ですので録画して後日楽しんでい

ます。

Pierre Boulez Saal - Berlin

そして次回が是非見たい(聴きたい)プレミアムシアター(245分)は長いが見る(聴く)

価値はありそうなので、ビデオ収録しておく今週の予定も興味深い物があります。

個人的にはモノラル時代のカラヤンは好きだが、其れ以降は余り聴かないカラヤンだが

カラヤンが50年前に思い描いた「ワルキューレ」が現代によみがえる!

当時の舞台装置が再現されたほか記念年にふさわしいスター歌手の豪華な顔ぶれがそろった

【出演】ジークムント:P・ザイフェルト、ジークリンデ:A・ハルテロス、

ブリュンヒルデ:A・カンペ、フンディング:G・ツェッペンフェルトほか。

0:02.30~】カラヤン・ドキュメンタリー(ステレオ)【

0:55~】楽劇「ワルキューレ」(5.1サラウンド)

プレミアムシアターザルツブルク復活祭音楽祭2017 楽劇「ワルキューレ」字幕 

午前000分~午前500録画して見よう。第1回で彼が指揮・演出を手がけた「ワルキ

ューレ」を上演。豪華な歌手陣とティーレマンの重厚な指揮が聴きもの

「楽劇「ワルキューレ」第1幕」
ジークムント(テノール)ペーター・ザイフェルト、フンディング(バス)ゲオルク・

ツェッペンフェルト、ウォータン(バリトン)ヴィタリー・コワリョフ、ジークリンデ

(ソプラノ)アニヤ・ハルテロス、フリッカ(メゾ・ソプラノ)クリスタ・マイア、ブ

リュンヒルデ(ソプラノ)アニヤ・カンペ、ゲルヒルデ(ソプラノ)ヨハンナ・ヴィ

ンケル、オルトリンデ(ソプラノ)ブリット・トーネ・ミュラーツ、ワルトラウテ

(メゾ・ソプラノ)クリスティーナ・ボック、シュヴェルトライテ(アルト)カタリー

ナ・マギエラ、ヘルムヴィーゲ(メゾ・ソプラノ)アレクサンドラ・ペーターザマー、

ジークルーネ(メゾ・ソプラノ)ステパンカ・プカルコヴァ、グリムゲルデ(メゾ・

ソプラノ)カトリン・ヴントザム、ロスワイセ(アルト)ジモーネ・シュレーダー、

指揮(指揮)クリスティアン・ティーレマン、管弦楽(管弦楽)ドレスデン国立管弦

楽団(1時間145秒)

2017458日ザルツブルク祝祭大劇場(オーストリア)~2:01.40-2:04.10

3:35.50-3:37.50 インターミッション>録画してあとでゆっくり「ワルキューレ」

1幕」を見よう。ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナーにブラボー!


監督・原作:山田洋次の『家族はつらいよ2』を観た。

2017年06月27日 | 映画・ビデオ

山田洋次監督の人情喜劇『家族はつらいよ』。そのヒットを受け、早々と続編の製作が発表されました。

大忙し・大騒ぎの平田家が戻ってくるということで、主要キャストを中心に、作品の面白さに迫ります!

肩のこらない、映画を観てきました。

最近は柏アリオのTOHOシネマズの利用が多い、やはり新しい画面は綺麗に感じます。

内容は熟年離婚をめぐって大騒動を繰り広げる家族の姿を描いた、

山田洋次監督による喜劇映画「家族はつらいよ」の続編。

橋爪功、吉行和子、妻夫木聡、蒼井優ら前作のキャストが再結集した。

 

『家族はつらいよ2』映画オリジナル予告編

 

筆者が気になったのは映画より、横尾氏が山田作品のポスターをデザインするのは、

『東京家族』、『家族はつらいよ』に続き3作目。

 

ポスター制作は『横尾忠則』

映画の撮影中、横尾は週に2~3回ほど、山田監督とスタッフが使用するスタッフルーム内で絵を描き、

山田監督やスタッフと創作についての様々な会話を重ねるうちに、新しい着想が得られたそうだ。

ポスターに写る出演者の特殊なライティングは映画の撮影の合間を縫って横尾と山田監督の立ち会いのもとで撮影され、

キャラクターの多彩な表情を切り取ったものとなった。

また、このポスターは限定1000枚しか存在せず、その全てにナンバリングが施されている。

この作品のデザイン担当は横尾氏のようです、

最初からすぐに横尾氏のデザインと分かるのはやはり日本を代表する、今や世界のデザイナーだあろう。

個人的には正直余り好きになれない、タイトル等も色んなフォントを使いすぎ正直見にくい、

読みにくい、やはりタイトルこそは見やすさ重視が基本のようでならない。

昔ある村で瀬戸内寂聴という繋がりで横尾氏にビールのデザインが決まり

筆者も個人的には知らないが、某地ビール(アッパビール)のポスターを横尾氏が制作後、

その後、筆者が水をボトルデザインをしたが、サンプル製作で終わった事が残念でしたが、

ただ水のボトルはお土産用に違うデザインで使われたが、その後はどうなったかは知らない。

当時のビールのデザインは良かったのに、今回のデザインは疑問視する。

以前歌舞伎の演目の三国志のポスターも手がけているが、未だそのポスターが横尾氏らしかった

独特のデザインと色使いは横尾節があり昔からかわらないが、フォントは頂けない。

 


ファビオ・ビオンディの率いるエウローパ・ガランテのヴィヴァルディを聴く。

2017年06月24日 | クラシック音楽・オーディオ

 最近仕事が忙しく、土曜はノンビリしています、ジュニアの誕生会としょうして久しぶりに昼は寿司屋に

他にヒラメのエンガワ・赤貝・旬のカツオ等を別途に頂く、久しぶりの寿司は旨い、外房でアジが全く釣れなく偶に頂くアジの握りに感激、

新鮮なプリプリの鯵の復帰に期待!早く房総アジに復帰を願う!

やっと昨夜も今朝の朝4時頃帰宅やっと目覚め誕生会と称し家族でランチを食べにいく。帰りにケーキを購入し淹れたての珈琲の飲みながら頂く。

 久しぶりに仕事先で、友人M氏と再会、何時もの音楽談義お互い仕事で、車なので禁酒。

偶にはゆっくり酒でも飲みながら音楽談義でも良いですね!

その内容でM氏よりfmにて録音メールして頂いた番組のなかでエウローパ・ガランテの音が良い、勿論バックピッチで演奏するファビオ・ビオンディ指揮するグループです。

今ではバロック・ヴァイオリン奏者は世界中に沢山いますが、みんな最初はモダン楽器を習っていたはずです。

本当にバロック音楽が好きなら、慣れることができると思います。

エウローパ・ガランテはバロックピッチ(A=435ないしは415Hz)だから勿論ピッチ奏法です?

楽譜は同じでも、基準となる物差し(ピッチ)が違えば、出てくる音も違います。

話は変わりますが・・・筆者のお宝LPレコード盤 Bach: Goldberg Variations Gustav Leonhardt

 

現在話題になっているピリオド奏法ですが、筆者の知る限り50年前に購入したGustav Leonhardt演奏のTelefunken盤は所有していますが、

この当時はあまり評論家の間では良い評価はしていませんでした、今や伝説の演奏者になってます。

当時は古楽器演奏は音質が狭く、ヴァイオリンの音も不評でしたが、最近はこの時代の演奏はピリオド奏法が多いようです。

筆者もGustav Leonhardtの演奏が好きだと言ううと何やら白い目で見られた事を記憶する。

 

ファビオ・ビオンディFabio Biondi,  )はイタリアのバロック・ヴァイオリン奏者、指揮者。

1990年に古楽専門の演奏団体エウローパ・ガランテを結成し、自らリーダーとしてヴァイオリンによって団を率いる。

とりわけ1990年代初頭に録音されたアントニオ・ヴィバルディの指揮のCDでそれまでになかった斬新な解釈を行い、

古楽界に旋風を巻き起こした。バロック・ヴァイオリンらしからぬ、独特のねばりある音色を持つ。

 

【指揮、ヴァイオリン】

伊バレルモ出身の音楽家。バロック楽器演奏のムーヴメントでは重要かつ影響力のある演奏家の一人と言われています。

若干12歳でイタリア放送局交響楽団(RAI)との共演でデビューし国際的なキャリアをスタートさせました

89年には、自身のアンサンブル、エウローパ・ガランテを設立。

ビオンディをソロイスト兼音楽監督とするエウローパ・ガランテは伊バロック音楽の演奏で

一躍世界の前線で活躍するアンサンブルとなりました。

2005年よりノルウェースヴァンゲル交響楽団のバロック音楽の為の芸術監督を勤め、

今もなお尽きることのないレパートリを自発的かつ情熱的に演奏し続けています。

エウローパ・ガランテ(Europa Galante)

 イタリア語で豪華絢爛なるヨーロッパを意味するエウローパ・ガランテは芸術監督

ファビオ・ビオンディによって設立されました。

その名の通りイタリアの太陽を思わせるような輝かしい明るさと色彩溢れる新鮮な感動に満ちた演奏で、

名声を獲得しイタリア・バロック音楽「再生」の象徴的存在となっています

古楽器を用いるイタリアのオーケストラ。1990年にバイオリン奏者・指揮者ファビオ・ビオンディにより設立。

ヴィバルディなどのバロック音楽を専門に演奏する。

イタリア語で豪華絢爛なる(または優雅なる)ヨーロッパを意味するエウローパ・ガランテは、芸術監督ファビオ・ビオンディによって創立された後、その名の通り、

イタリアの太陽を思わせるような輝かしい明るさと色彩感溢れる新鮮な感動に満ちた演奏で、急速に国際的名声を獲得し、イタリア・バロック音楽の再生と象徴的存在となった。

エウローパ・ガランテは4人から30人の器楽奏者および歌手の編成によって、室内楽からカンタータまでのプログラムを行っており、

レパートリーは18世紀の有名な作品(ヴィヴァルディ、コレッリ、ジェミニアーニの協奏曲など)、

ヘンデル、ヴィヴァルディのオペラ、A.スカルラッティのオラトリオ、またタルティーニとカステーリョのソナタ、ボッケリーニの三重奏と四重奏などがある。

2001年のパルマ・ヴェルディ・フェスティバルでは、ベッリーニの『ノルマ』オリジナル演奏版を世界初演し高く評価された。

 

やはり得意は、ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》

1991年録音。《四季》の革命的演奏として知られるベストセラー盤。このディスクの登場が、

オリジナル楽器による古楽演奏の認知度も一気に高めました。

切れ味鋭いビオンディのヴァイオリンと、名人芸集団エウローパ・ガランテによる刺激的な演奏が痛快です。

ヴィヴァルディや、バロック音楽と言うものは、イ・ムジチや、パイヤール、マリナの指揮する優雅で、

静かな音楽だ、と言う、常識を打ち破ってくれた1枚。今では、もっと過激で、とんでもない演奏が存在し、

中庸の感もありますが、すっかり権威となった、ビオンディ、エウローパ・ガランデの、代表的、実質デヴュー盤。

Vivaldi - The Four Seasons (Nantes 2003) Europa Galante, Biondi 

Antonio Vivaldi (1678 - 1741)

Concerto for Violin in E major, Op. 8 no 1/RV 269 "Primavera"

演奏者 :Biondi, Fabio (Violin)

指揮者 :Biondi, Fabio

楽団  :L'Europa Galante

時代 Baroque
形式 Concerto
作曲/編集場所 circa 1725, Venice, Italy
録音場所 , [Studio]

 

 しかしこのビオンディ、その後に出てきたいくつもの個性的な演奏に対抗するためか、

たった9年後の2000年に再録音をしてより過激な演奏を聞かせています。

新録音の方は急激な強弱やテンポの切替え、意外な間の取り方などが前よりいっそう目立ち、

伴奏部分で弦を押さえながら強奏するような驚くべき仕掛けも色々とやってくれて、いかにも鼻息荒いビオ様の面目躍如の仕上がりになっています。

筆者は少なくとも旧盤の方(上の写真)は統一性もあり、生き生きとした自在な創意を感じさせる名演とおもう。

アラスカ生まれのメゾ・ソプラノ歌手。北米の主要なオペラハウスで、ロッシーニのオペラ「セヴィリアの理髪師」のロジーナ、「チェネレントラ」のアンジェリーナ役などを歌い成功を収めた。

2000年以降、プラハ、ベルリン、ミュンヘン、パリなどで次々とデビュー、欧州に活動の場を広げた。極めて広い音域を持ち、カストラートに近い声質を持つ彼女は、

2002年、天才歌手ファネッリ(17051782年)のためのアリアを録音し、衝撃を与えた。

ヴィヴィカ・ジュノー(Vivica Genaux)

 【メゾソプラノ】

アラスカ生まれのオペラ歌手。94年にオペラデビューを果たし「セビリアの理髪師」

ロジーナ役で名声を挙げ欧米各地で数多く演じてきました。優れた歌唱力と美声、

巧みな人物描写により多くのファンから賞賛を得ています。音楽祭を始め、録音作品も数々の賞を受賞しています

筆者としてはスターバト・マーテルを聴いたが実に良く、感激です。

 ペルゴレージ スターバト・マーテル

 

バロック音楽の代表的作曲家ヴィヴァルディ。器楽ばかりでなく、ゆったりしたオペラ・アリアも含み、

癒しも感じられるはずです。

 最後にJ.S. BACH好きには気になりつい聴いてしまいます。

J.S. バッハ:協奏曲集

演奏: ビオンディ(ファビオ), エウローパ・ガランテ, チョメーイ(セルジョ), ベルナルディーニ(アルフレード), ネグリ(ラファエッロ)

指揮: ビオンディ(ファビオ)

01.ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調BWV1 - 第1楽章

02.ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調BWV1 - 第2楽章

03.ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調BWV1 - 第3楽章

04.ヴァイオリン協奏曲ト短調BWV1056R - 第1楽章

05.ヴァイオリン協奏曲ト短調BWV1056R - 第2楽章

06.ヴァイオリン協奏曲ト短調BWV1056R - 第3楽章

07.ヴァイオリン協奏曲ニ短調BWV1052R - 第1楽章

08.ヴァイオリン協奏曲ニ短調BWV1052R - 第2楽章

09.ヴァイオリン協奏曲ニ短調BWV1052R - 第3楽章

10.チェンバロ協奏曲第3番ニ長調BWV1054 - 第1楽章

11.チェンバロ協奏曲第3番ニ長調BWV1054 - 第2楽章

12.チェンバロ協奏曲第3番ニ長調BWV1054 - 第3楽章

J.S. BACH: Violin Concerto in D minor BWV 1052R, Europa Galante 

J.S. BACHの器楽曲も素晴らしい、好きな演奏家を見つけ今日も、ブラボー!

今日は先日山形の親戚より頂きた佐藤錦を頂きながらゆっくり音楽干渉を楽しんでます。

追伸

BELDEN スピーカーケーブル 8470(白・黒)9497(オレンジ・黒)を所有していますが、TEAC MA-7を鳴らすのは

BELDEN9497が相性は良さそうである、接点部分に接点回復剤を塗布し聴いて見たがこのアンプには良さそうです。

しかし不思議なもので昔から言われていたがケーブルで音が随分違う事を思い知らされる。

普通のケーブルお使いのオーディオファンの貴兄は是非検討に値する結果が出るのかもしれませんよ。 

意外と安価で音質も良く聴きやすい音のようである、ブラボー!

 

 


セリーヌ・フリッシュCéline FrischのB.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988の検証する。

2017年06月21日 | クラシック音楽・オーディオ

最近筆者のブログ内容は偏り過ぎの傾向があり、セリーヌ・フリッシュも2回目である。

それと最近まで凄くお気に入りでした、TEAC MA-7パワーアンプを前使用していたTEAC MA-7は多分当時から余り人気が無い商品でかなり低額販売したようですが、実力はあり、旧タンノイを鳴らすのには実によく出来たアンプなんであろう。

此のアンプは製作時タンノイの技術提携も受け、実際試聴し、更に改良し当時は
TEACでのタンノイの販売もしていた関係をあり、意外と快適に聴ける音である。

しいて言えばTANNOY IIILZ in Cabinet以降の以降の商品が真価を発揮すると思う。此処で久しぶりにAurex SC-M15/SC-M15KBTL接続でモノラルパワーアンプに替えて聴いて見る。

勿論TEAC MA-7はタンノイⅢLZの良さを十分感じさせてくれ、衝撃と感動と与えてもらったのだが、J. S. Bachのチェンバロ曲はやはり少し素直すぎる特性をもつSC-M15KBTL接続にして聞くことが多くなっている。

やはり長い事音楽を聴くと、この少しおとなし目な素直な音が飽きないようである。それとAurex SC-M15/SC-M15KBTL接続で再現する音質は白痴美的な音が聴こえ、この綺麗な音が聴きたくなる魅力か?

(そう言えば昔オーデイオを教えて頂いた先輩が普段はタンノイレクタンギュラーヨークで聴いていたが、何故かAR3aのスピーカーの音が素直で良いと絶賛していた、でもアンプは大きい物を使うと良いと言っていたが、なるほど素直な音でした。使用アンプはマランツの500Wおモノーラル何の変哲もない音で心地よい音と感じなかったと記憶してます。

最初聴かされた時には、余りにも平凡な音に良さがわからなかったが、今思うと無色透明と言う癖なんでしょうネ!)此の様な音が素直な音なのか分からないが確かに珍しいエンクロージャーでした。

そう言えばTANNOY IIILZ in Cabinetも考えれば随分癖のと強いスピーカーなのかも知れません。

TEAC MA-7は特にピアノの音は確実にTEAC MA-7が優れ例えばJAZZ系統も結構聴け、ショパンなどのピアノ曲は断然良いのだが、古楽器演奏には素直すぎるアンプがいいのかも知れない。J. S. Bach 等の鍵盤楽器はやはりSC-M15KBTL接続でモノで聴くのが長い間聴くには安定して心地よい。

実に我儘な言い方である。でもやはりSC-M15Kも少しパワー不足は否めないところである。

でもピアノ演奏のJ. S. Bachは断然TEAC MA-7が良い、パワーアンプの違いでこのように違うのは何故なんだろう?設計がタンノイを鳴らすために作られた所以であろう。実に音楽のツボを良く熟知しているのだろう。

筆者は持ち合わせは無いのだがこの様なアンプをジムランで鳴らすと・・・凄く興味あります。一度どのような音が聞こえるか試したい、LE8Tのユニットには相性よく鳴るかも知れない。

 

ゴルトベルク変奏曲( Goldberg-Variationen) はご承知の如く、ヨハン・ゼバスティアン・バッハによるアリアとその変奏曲からなる『2段の手鍵盤のチェンバロのための練習曲』 (BWV 988)。全4巻からなる「クラヴィーア練習曲集」の第4巻であり、1742年に出版された。

バッハ自身による表題は「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」(BWV 988)は、バッハが《クラヴィーア練習曲》と題し出版した最後の作品で、低音主題を優雅で技巧的な変奏で華やかに飾った大作である。

バロック時代に出版されたクラヴィーア曲集では最大の規模を誇り、ベートーヴェンの《ディアベリ変奏曲》が古典派を代表する変奏曲として広く認められているように、《ゴルトベルク変奏曲》はバロック音楽を総括する作品としてそびえている。

今回は特質事項として14のカノン(BWV 1087)の演奏が付随することです。

 此処に其れの楽譜がありますので紹介します

上段:肖像画でバッハが手にする楽譜。

筆者の好きなパート、中段:元の楽譜。下段:14のカノンの第13番。

 1974年にストラスブールで発見されたバッハの私蔵本には、修正の書き込みとともに、余白の頁には新たに

Verschiedene Canones über die ersten acht Fundamental-Noten vorheriger Arie

(前のアリアの最初の8音の低音主題に基づく種々のカノン)

としてアリアの低音主題冒頭の8音に基づく14曲のカノンが追加されている。

 14はバッハの名前を象徴する数字である(BACH = 2 + 1 + 3 + 8 = 14)。

バッハは17476月にミッツラー主催の音楽学術交流協会に第14番めの会員として入会し、入会にあたってバッハは第13番のカノンの改訂稿(BWV 1076)を提出した。 一般に「14のカノン」と呼ばれるト長調のカノン集です。

 いわゆる「ゴルトベルク変奏曲」(アリアと種々の変奏、BWV988)の自家本に記載されていたもので、同変奏曲の定旋律に基づいています。

この自家本は1974年に発見されたばかりです。ここで取り上げられた8つの音からなる定旋律は、バロック時代の作曲家に広く用いられており、ヘンデル(Handel,G.F. 1685-1759)、パーセル(Purcell,H. 1659-1695)などの作品にも例を見ます。

バッハも先の変奏曲のほか、幻想曲とフーガ(BWV904)において、同じ定旋律に基づいた幻想曲を作りました。

エリアス・ゴットロープ・ハウスマン(de:Elias Gottlob Haußmann)によるバッハの肖像画でバッハが手にする楽譜がそれである。

筆者にはゴルトベルク変奏曲の演奏をするための練習曲に聴こえてならない。

 J. S. Bach - 14 Canons BWV 1087 

セリーヌ・フリッシュはグスタフ・レオンハルトの弟子の一人だというが、音質は切れよい透明感のある演奏は素晴らしい。

カフェ・ツィマーマンでの活動、ソロ活動と、フランスを代表するチェンバロ奏者となったフリッシュによる、ゴルトベルク以来のバッハ・アルバム。一聴、このジルバーマン・モデルの復元楽器の音に魅せられた。中低音域のふくよかさと広域の繊細さ。この楽器を活かしきった滋味深い演奏を聴かせている。

 演奏曲はゴルトベルク変奏曲、14のカノン セリーヌ・フリッシュCéline Frisch(チェンバロ)、カフェ・ツィマーマ バッハ:ゴルトベルク変奏曲、14のカノンセリーヌ・フリッシュ、カフェ・ツィマーマンAlpha最初期以来の痛快な売れ行きをみせた名盤を。Alpha創設初期に痛快なヒットを記録、

セリーヌ・フリッシュによる『ゴルトベルク変奏曲』。

2001年に『ル・モンド・ド・ラ・ミュジーク』および『ディアパゾン』という

フランス2大批評誌がどちらも年間最優秀賞を授け、「小規模レーベルの革新」とうたわれたAlphaの快進撃に拍車をかけた決定盤です。

 しなやかなゴルトベルク解釈は、それこそ息をのむ美しさ。空気の微妙な揺れまですくいとるかのごとき自然派録音(達人技師ユーグ・デショーのエンジニアリング)Alphaレーベルならではの魅力と言えますが、かつ何より注目に値する内容だったのはやはり、このバッハ畢生の記念碑的傑作にからむ変奏曲や民謡原曲を、当代随一の凄腕古楽器集団カフェ・ツィマーマン/セリーヌ・フリッシュが演奏。

【収録情報】

 1. J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

Johann Sebastian Bach, 'Aria' Goldberg Variations 

 2. J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲のアリアの低音主題による14のカノン BWV.1087

 3. ゴルトベルク変奏曲のクオドリベットに使われた2つのドイツ民謡

 

 1. セリーヌ・フリッシュ(チェンバロ/フレデリク・バル&アントニー・ サイディ再現製作の18世紀ドイツ式楽器)

 3 ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)

 2,3 カフェ・ツィマーマン(古楽器使用)

 録音時期:200011(1)8(2)20018(3)

 録音場所:パリ

 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

これは2001年ごろ発売されたセリーヌ・フリッシュ(クラヴサン)によるゴールドベルク変奏曲のCDである。非常に録音が良く、クラヴサン(チェンバロ)の響きが柔らかく自然で、みずみずしく美しい音色で奏でられている。

クラシック鑑賞術バッハ<イタリア協奏曲>第13楽章(再録)

他の演奏も平均律1集、フランス組曲、イギリス組曲等あり聴く楽しみが増えました。平均律2集が無いのは残念ですが・・・・

思うにJ.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988は実に多くの演奏者がが演奏していますが数ある演奏者の中ではセリーヌ・フリッシュの演奏ランキングはかなり上位になります。

特に今回はJ. S. Bach - 14 Canons BWV 1087にブラボー!