ここ数日仕事、東北の旅とか、昨夜も仕事で深夜に帰宅、何となく軽い熱中症状態に見舞われ体調を崩している様に思える、75歳になって益々少食になっているが勿論食欲も低下気味である。
実は先日青森県立三沢航空科学館見学でグライダー操縦体験をした時に体重測定がありバランスを取る為にも正確な体重を知りたい為にと言っているが、何と58.5キロ-1.5キロ減っているのです。折角60キロまで戻したが食欲が落ちると如実に体重に現れる様である。
東北の旅の青森の冷酒でいただく美味しいお酒でした、以前いも教えて頂くが株式会社西田酒造店「田酒」は有名であるり関東でも偶に置いてある飲み屋も多い。今回教えて頂いた和醸良酒と言われる三浦酒造株式会社の「豊盃(ほうはい)」を一口頂くが適度な辛口ではあるが深みのある大変豊かな味わいで飲み心地が爽やかである。
生のお魚料理とは大変良く合うお酒でしたが、体調が悪く十分堪能できなかった事は誠に残念であった。是非ネットで検索し購入し楽しもうと思う。但し歳と共にお酒も弱くなってきた様である。
その様な事情もあり、珈琲好きの筆者が東北に行くと大変嬉しい事がある、盛岡の水が違うことが原因だあろうか、珈琲のお味が大変美味く感じるのですが、今回の東北旅での珈琲は観光地等先々で珈琲を頂くが実に苦く不味く感じた。なぜであろう・・・? 体調が悪い事も影響するのであろうか? 不思議であった。
実は夜に途中抜け出し一人でスタバに寄り珈琲も頂くが決して美味しいとは言えない感じの珈琲であった。勿論帰りの新幹線も車内の珈琲販売のを試すが途中で残してしまう状態で、あれ程の珈琲好きの筆者には考えられない状態である。何故か・・・?
多分此れは水の問題ではなく抽出方法を変えた事に起因するのかも知れない、珈琲の抽出方法を変えた事であろう喉どしの良さが味わえなく苦味が口に残ってしまう様な感じでもある、勿論コンビニのセブンイレブンの珈琲は愛用するが最近は購入していない原因は苦味が口に残るからである。
帰り次第以前から欲しかったコーヒーサーバーセットをAmazonで購入ボタンを押した。人に言わせると物欲のある間はまだ死なないそうで意外と生命には物欲は大切であると思う。
自宅で十分休養した結果胃腸回復方向に向かった。体調が戻れば、旅行中苦い体験を味わい、やはり美味しい珈琲が飲みたい衝動が持ち上がる。不味いコーヒーの原因の事を考え先日いただいた「東洋セラミックス 有田焼 ニューセラミックフィルター・ドリッパー」で淹れたコーヒーの味である。謳い文句はセラミックフィルターでドリッパーなしでもドリップ可能です。セラミックフィルター外側に突き出した5本のラインによりセラミックフィルターとガラスポット部分に隙間ができるため、外にこぼれることなく、ドリップが可能と説明されるが、当初は余り大してことは無いと思い、試行錯誤しながら淹れてみました。
1.今回はブラジルブレンドの豆の使用、一人用として10グラムを計測し、粗さは荒めのメモリ8なるべく粗く挽く。見た目はペン先ほどの粒度を推奨次に目の細かな茶越しに入れ簡単に細かな弾いた粉部を削除し珈琲豆の殻の部分を削除する。殻の部分を入れ抽出は苦味が出るためこの様な儀式は必修である。
2.有田焼 ニューセラミックフィルターを使う場合必ず実施して頂きたいことは油どうしです、多くの熱湯を使いセラミックフィルターに注ぐ写真の様なお湯の落ちる事を確かめセラミックフィルターと容器を保温して下さい。御湯の落とし方により珈琲の味が随分違います。
上記写真のようにお湯が落ちるまで続けて下さい、この準備が美味しい珈琲を淹れる秘訣に思います、まろやかな味わい深い珈琲をご所望の方は必ず実施の事。
3.さて十分準備した状態にて先程弾いた珈琲豆の投入、珈琲はよく振って馴染ませ全体の密度を上げます、筆者はスプーン等で豆全体を抑え気味にし真ん中を若干凹ましています。
4.目安量の豆をフィルターに入れ、豆が浸る程度のお湯を注ぎ30〜40秒ほど豆を蒸らします。抽出にはこの蒸らし作業は肝心である。
5.兎に角静かにお湯は少しずつ淹れることが肝心である、お湯の注ぎ方(抽出)その後4分ほどかけ5~6回にわけてお湯を注ぎます。フィルター内の湯量が多いほど抽出速度は上がりますので苦味の好きな方はじっくり淹れる様にして下さい。
6.次は抽出して珈琲は良く撹拌されてコップに注ぎ出来上がりです。
7.日常のお手入れは水洗いとお湯通しだけで問題ありません。目が非常に細かいため使用を繰り返すと目詰まりが発生します。
沸騰したお湯をフィルターに数回通しても流量が少ない場合は目詰まりを起こし始めている状態です。必ずお湯が透明になるまでお湯を通して下さい。長く使うために欠かせないお手入れ方法になります。
お湯が透明になるまで濾過します。
後は同じ淹れ方で紙ドリップで淹れた珈琲を飲み比べる。
ここに「東洋セラミックス 有田焼 ニューセラミックフィルター・ドリッパー」による抽出方法のYouTubeがありますので参考にして下さい。
セラミックフィルター使用珈琲は口触りが良く喉越しも良く、後味素スッキリ感が実に爽やかでジブ味は感じない、この淹れた感じを味わうと実に快適である。お代わりを頂きたい気分になります。
次に紙ドリップコーヒーを試飲する、中々飲み心地は良いが若干苦味が口に残る様に感じる。
味はセラミックフィルターは大変良いが沸騰したお湯が意外と沢山必要で、お手入れは紙フィルターの様に廃棄すれば終わりでは無いことが短所でもあるが、この味を味わうとまた飲みたいと感じた事が感想である。
美味しい珈琲にはBGMが必要である、今回は筆者の好きな、ジャズをチョイスした。スピーカーは軽い感じで鑑賞できるLS3/5aに繋げジャズを聴く。タンノイのユニットの鑑賞も良いがこの状態(体が全快していないく)は少し重低音が強すぎる感じなので、LS3/5aで聴く。重低音が若干削げた感じが病み上がりには良い塩梅である。
しかし確かにLS3/5aのエンクロージャーは大変優れたエンクロージャーではあるが出力音圧レベルは82.5dB/2.83Vrms/m(50Hz~20kHz)音質向上する場合は、兎に角高出力の優れたパワーアンプが必要になる、迫力ある低音等も勿論実感できるが、必要以上にパワーアンプの力が必要なことは現在のスピーカーの弱点でもある。
デューク・エリントン(Duke Ellington)1899年4月29日、米国ワシントンDC生まれ。米国の20世紀を代表するオーケストラ・リーダー/作曲家/ピアニスト。20年代の後半にジャズ・クラブ“コットン・クラブ”の専属となり、ハーレム・ルネッサンスを象徴する活躍をみせる。作編曲家ビリー・エクスタイン、テナー・サックスのベン・ウェブスターらを迎えた40年代の初めにオーケストラは絶頂期を迎えた。生涯に残した楽曲は2,000曲以上といわれる。1974年5月24日、75歳で死去。
ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)1901年8月4日、米ニューオーリンズ・ジェーンアレイ生まれのアフリカ系アメリカ人ジャズ・ミュージシャン/トランペッター。“サッチモ”の名で広く親しまれている。10歳頃よりヴォーカル、14歳からトランペットを始める。23年、師と仰ぐキング・オリバーのバンドで初録音、翌年にニューヨークへ進出。25年にはシカゴに戻り、初リーダーを含む録音をする。35年以降はは自己のビッグバンドを率いても活動。ジャズ・ヴォーカルの開祖的なシンガーとしても著名。71年7月6日、ニューヨークで死去。
大物御二方の競演を聴く。「Great Summit: The Master Takes」
61年、ボブ・シールのプロデュースの元、ルイ・アームストロングとデューク・エリントン、2大スターの共演が実現。『Togetherfor First Time』としてRouletteで作品化された音源10トラックを収録。ボーナストラックには、映画『Pris Blues(邦題;パリの憂愁)』のサウンド・トラックを14 トラック、さらに57 年にルイ・アームストロング楽団によって録音されたデューク・エリントンのナンバーを2曲追加収録。
ソリテュード(Solitude)・スウィングしなけりゃ意味ないね(It Don't Mean A Thing)・ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニモア(Don't Get Aroud Much Any More)・希望の灯(I'm Beginning To See The Light)・ジャスト・スクイーズ・ミー・アイ・ガット・イット・バッドと続く、そのどれもがすばらしい出来だ。1961年にニューヨークのRCAスタジオのものだが、この録音はすばらしい。もちろん演奏はご機嫌で、コットンテールではデューク・エリントンのピアノが軽やかでノリも良い、この2人のグレートは熟年そうではあるが、まさにジャズプレーヤーとして熟年、しっかりとジャズを楽しませ聴かせてくれる。
美味しい珈琲と熟年層の熱いジャズに、ブラボー!