ここに一枚の写真がある、ご存知の方面多いとおもうが、WE91Bのモノーラルアンプである。
勿論よく整ったWEのアンプでTANNOYを鳴らせば最高のプレゼンスが得られるのかも知れない?
最近嬉しいことは10吋の我が家のAXIOM TANNOYで聴くオルガン曲が響くようになった。
昔従兄弟にオトキチ君がいて、学生ジダに15吋のコーラルのスピーカーに大きな密閉箱を自作して、高さ160センチ程、重さ50キロ以上程の密閉箱を自作して、鳴らしたオルガン曲の音を聴いていた、
当にその時の、その迫力に驚くが、でも小編成のアンサンブルは余り良い印象は持たなかった、当時自作の箱は余りよろしい音がしなく、余り良い印象に思わいことが印象に残るが只低域の響きは凄い爆音が聴けた。
でもあの圧倒的な迫力は今も思い出すが、彼も今はスピーカーはB&W705でアンプはDENONを繋ぎ勿論PCも併用しDACを愛用しクラッシクうを中心に聴いているようです。
このB&W705も底力もありブックシェルフといえかなりの重低音も響くよいスパーカーである、彼は学生時代オーディオショップでバイトしていた時期に何度も長岡先生と会話して今や筆者よりオーディオ知識は優れているようだ。
拙宅のAXIOM TANNOYは勿論そこまでの重低音の威力は及ばないが、最近は可なりオルガンの雰囲気は出るようになり、オルガン曲も聴くようになった確かにJ.S.バッハの曲は好きだが、
何故か今まで余りオルガン曲は聴かなかった正直上手く鳴るスピーカーを持っていなかった事が理由かもしれない?自宅で音楽を聴く場合が一番多いので、良く鳴る?聴こえる、音楽傾向が強くなる、と同時に宗教色が強く毛嫌いしていたのかもしれない?
あのパイプオルガン独特の重低音が自然に鳴るのは爽快だ!
勿論如何に優れたブックシェルフ型、バスレフ型のエンクロージャーでは自然に聴こえる重低音の再現は難しい、勿論AXIOM TANNOYも無理ではあるが、雰囲気はよく出している。
下記はプリントが消えてしまったTOSHIBAのプリ管である。早速接続し試聴する
理由はないが、最近ハーモナイザーのプリ管を国産品で聴いているが現在NEC、日立、東芝、マツダ、松下、TENなどの国産品で聴くが最新の支那(CHINA)管、ロシア管と比べると60年程前の国産品が良品である、聴き比べるとわかるが音質が違い当時も技術は優れていたようだ。
もちろんフラットな重低音が聴けるようになった事は嬉しい。
価格もアメリカGEと比べ余り高額ではないので、ドイツ製品と比べ意外と安価で品数も多い日本のプリ管はお薦めかもしれない。
全体に品質は揃っていて安心して使えるところは有利かもしれない。
現在東芝のプリ管を聴くが、音質はイギリス系の音にに似ている、現在販売しているムラードのロシア管などと比べると問題なく細部に渡り国産品が勝っている。
足の部分は練歯磨を着け歯ブラシで丁寧に磨きます、後は接点回復剤を塗布し接続し点灯ご30分程経てば音楽鑑賞できる、手軽に交換出来ます。
印字がシルク印刷の為箱の出し入れでも相当消えるのは、当時シルクインクの油性がなく水性インクでプリントしたためであろう。
これは松下製、ナショナルのマークが明記してある、プリ管です。
音はTOSHIBAのプリ管に似ている、何方かといえばヨーロッパ的な音が聴こえた特にBRIMAR 13D5に近い音で少しクリーミーな感じで松下はMullardの下請けをして次期もあり音質もそう当時の名残なのか?
TOSHIBAとナショナルのプリ管は細部に渡り音質がきめ細やかで、余り刺激的な出ない、全体におとなしめの印象を受けた安定した音が聴こえる、クラッシクを聴くには良い商品のようだ英国製のBRIMAR(ブライマー)の音質に近く感じた全体的に好印象である。
国産品のプリ管に交換するといささか音量が大きく聴こえる?何故か問題でもあるのかな?この機材との相性が良いのかも知れない。
さて今回は大量の録音を残した演奏家名オルガニスト、マリー=クレール・アラン(Marie-Claire Alain)は、ステレオ初期の1度目の全集録音(1959~1967年)、
アナログ後期に集中的に録音された2度目の全集録音(1978~1980年)、デジタル録音による3度目の全集録音(1985~1993年)と、フランスのエラート・レーベルに3回全集録音を行っているそうです。
調べて見ると録音した曲は379曲全て聴くと19時間8分必要のようです。ライフワークとして演奏及び録音する事は当に体力勝負のようなことでしょう。
この1回目の全集録音は、ステレオによる最初の全集録音であり、デンマークの教会の名オルガンを中心に使用し、8年間かけて慎重に録音されたものです。
オリジナル・マスターテープより24bit/96kHzリマスターされたと聞きます。中でも、特に6つのトリオ・ソナタ BWV525-530は J.S.バッハが作曲したオルガン曲集である。
右手パート、左手パート、足鍵盤パートが、完全に独立した3つの声部となっており、バロック音楽における室内楽合奏曲の一分野であったトリオ・ソナタ、すなわち2つの独奏旋律楽器と通奏低音の3パートの合奏形式で作曲されたものをオルガン1台で演奏するという、野心的な試みがなされている。
この曲は息子の音楽教育用に作曲されたと言われている。各曲は急-緩-急の3楽章構成で作曲されているが、第4番のみ、1楽章の冒頭にアダージョの序奏部が加えられている。
室内楽曲としてみても非常に魅力的な音楽であるため、筆者も、この曲を敢えて通常のトリオ・ソナタの形式に編曲し直して、
ヴァイオリン、フルートと通奏低音(チェンバロと、チェロまたはビオラ・ダ・ガンバ等)などの組み合わせで4人で演奏するものを好んでⅢLZで聴いていたがエンクロージャーをAXIOM TANNOYに改良して現在はオルガン曲を聴いているこれは1度目の演奏です。
2度目の録音は、楽器の反応がよい。そして、2度目の録音は3度目の録音より、アランの若さ(←と言っても50代)ゆえの溌剌・闊達・よりストレートな演奏が聴けると思う。そして、アランの「技巧」において、2度目の録音のほうが3度目の録音よりが余裕あると思う。
これが2度めの録音でスッキリした演奏、録音状態も良い
しかし、2度目の録音における「反応の良さ」「技巧の冴え」は、あるいは、2・3度目の録音における使用楽器の違いかも知れない。すなわち、3度目の録音がヒストリカル・オルガンであるのに対し、もしかしたら、2度目の録音がモダン・オルガンであるかも知れない。
そして、2度目のモダン・オルガンの方が、3度目のヒストリカル・オルガンより、発音が敏感か?これが3度目の演奏です。
トリオ・ソナタは3つの声部によるバロック時代の楽曲スタイル。
バッハのオルガンのためのトリオ・ソナタは、イタリア・スタイルの協奏曲の急―緩―急の3楽章形式と結びついた2つの声部と通奏低音の声部による室内楽的な音楽を、オルガンの手鍵盤とペダルで演奏するという作品。
美しい旋律が魅力的で、オランダのフローニンヘンにあるアー教会のオルガンを使用しての演奏。
1. トリオ・ソナタ第1番変ホ長調BWV525
2. トリオ・ソナタ第2番ハ短調BWV526
3. トリオ・ソナタ第3番ニ短調BWV527
4. トリオ・ソナタ第4番ホ短調BWV528
5. トリオ・ソナタ第5番ハ長調BWV529
6. トリオ・ソナタ第6番ト長調BWV560
1993年10月、フローニンヘン(オランダ)、アー教会
Silent Tone Record/バッハ:オルガン曲集/6つのトリオ・ソナタ,パストラーレ,幻想曲/マリー=クレール・アラン/DF 119-20/クラシックLP専門店サイレント・トーン・レコード
マリー=クレール・アラン(1926~2013)は、フランスを代表する名オルガニスト。
パリ近郊のサン=ジェルマン=アン=レーにて音楽家の一家に生まれ、父親アルベールは、アレクサンドル・ギルマンとルイ・ヴィエルヌに学んだオルガニスト・作曲家。実兄ジャン・アランも作曲家。
マリー=クレール・アランは、パリ音楽院でマルセル・デュプレのオルガン科に在籍、首席に輝いています。オルガン演奏に関する豊かな学識と威厳に溢れる演奏は、正に唯一無二の存在であり、特に「バッハのオルガン曲全集」は3回録音。
その他の重要な作曲家のオルガン作品における録音は、前代未聞の膨大な数を誇ります。