半世紀以上にわたり、バッハ演奏の第一線を走り続けるドイツの指揮者でオルガン奏者のヘルムート・リリング(Helmuth Rilling)(1933年5月29日~ライフワークとする「ロ短調ミサ曲」を、各地の演奏団体と上演していた。
「いずれも驚くべき成果。バッハは全人類のもの、と私自身が心に刻み直した」と振り返った。「ロ短調ミサ曲」は1733年から亡くなる50年の前年まで、バッハが精魂傾けた作品だ。冒頭「キリエ(主よ)」の圧倒的な合唱や管楽器の超絶技巧は、バロック音楽の表現の域を超える。
作曲家が「職人」だった18世紀には、依頼も上演の予定もなく、純粋な創作意欲だけで楽曲を残す行為自体が異例だった。なぜバッハがこの曲を書いたのかは、今も謎だ。「私の演奏を聴いてくれるのは18世紀の人じゃない。かつての響きのコピーでなく、今の時代にバッハを演奏する意味を探そうと決めた」そんなリリングの心をとらえ続けたのが「ロ短調ミサ曲」だ。バッハの創作人生の集大成。人を感動させ、信仰を花開かせたいという芸術家の純粋な思いの結晶だ。
カンタータや室内楽など、彼が全ジャンルを通じて訴えてきたメッセージがここにある」リリング/バッハ:ロ短調ミサは実に心地よく聴ける。筆者はマタイ受難曲今まで何度も聴いたきたが、ロ短調ミサは余り耳にしなかった。
長年に渡る鍛錬が見事なアンサンブルを生み出す合唱もきわめて高水準で、第1部終曲“Cum Sancto Spiritu”では、快速テンポによる対位法表現で完璧なコントロールに応えた胸のすくような合唱を聴かせてくれています。トランペットも名人芸です。
リリングらしさがよくあらわれているのが最後の“Dona nobis pacem”でしょう。
合唱もオーケストラも高度な技術水準ゆえに各パートがよく聴こえ、なおかつ十分な重みとパワーを感じさせる進行でどんどん高揚していき、そして感動的なエンディングを迎えるというもので、極端に少人数の素朴なアプローチでは味わえない、充実した響きの魅力を満喫できる演奏に仕上がっています。
後は筆者の大好きなケーテン時代の器楽曲をききながら作業をします。
「バッハ大全集」ボックスにもまとめられた鍵盤作品集、室内楽作品集、管弦楽作品集の中から、オーケストラを要する作品を中心に収録した内容となっております。
管弦楽組曲とブランブルク協奏曲は全曲、さわらにチェンバロ協奏曲やヴァイオリン協奏曲の大部分分を収録。さらに、編曲作品と推測されるチェンバロ協奏曲を元に復元されたオルボエ協奏曲とヴァイオリン協奏曲も収容されています。
最近良く聴くのはオケは、オレゴン・バッハ祝祭室内管弦楽団とシュート・ガルト・バッハ・コレギムとはお馴染みの面々すべての指揮をリリングが行っているため実に安心して聴けます。全体を通して彼らのキレのある溌剌とした音楽運びを堪能出来ます。
久しぶりにTEAC MA-7(TEACとTANNOYが共同開発したArmoniaシリーズのパワーアンプ)で聴く、TANNOYとは実に相性のよいアンプである。1980年発売にアンプですが筆者宅では勿論現役です。
最近何かと忙しく、全く時間が無い先日Amazonから届いた塗料材料、此の塗料が良いと教えて頂き、早速注文して置いたのですが、本日塗装仕上げを実行してみます、
最近届いたワトコオイルエボニー W-10 1Lも封も空けず、未だ塗装もしてない。
本日は午後から病院の検査日で多少の空き時間がある、かなりの重量(約25キロ程)があるAXIOM80の箱を外に移動して塗装を施す勿論表面はボードで仮止してゴミが入らないように防止する、ウットラックが便利である。
5mmのウットラックをサイズにカットしてマスキングテープで貼り蓋をする、前から少しずつペーパーで磨き用意はしていたのですが・・・・・・・粉は良く拭き取ります。
取り合えずAXIOM80の箱を本日塗装を施してみる。上手く行くか心配である。仕上がりはアンテーク調になればいいのですが・・・・・・・・・・?
ワトコイルエボニー W-10 を塗りしばらく放置する、およそ10〜15分程度放置した後テスト的に拭き取り様子を見る、意外と美しい仕上がりです。
拭き取りした所を再度塗り、そして水ペーパーで磨き、乾いた布で拭き取る、単純な作業をこなす・・・水ペーパー仕上げに意外と時間がかかる・・・かなりのハードワークでもある。水ペーパー仕上げが意外と手間取る。
仕上げは、乾いた布で乾拭きして放置し、再度薄くワトコオイルエボニー W-10を塗り再度良く拭き取り、から拭きを行うと仕上がり面はアンテーク調の色合いが出る、筆者は此の塗料は初めて使うがいい感じに仕上がる、素人にも手軽に使え塗装の表情も粗満足である。
いかにも自然で風合いのある、いかにもアンテーク調の表情になった、部屋に置いても自然な感じです。素人ながら先ず先ずの仕上がりにホットする。
新品とは違い、仕上がりは何となく温かみののある色合いに風格さえ出てくるようです。この様な感じに仕上がれば、以前塗装したオリジナルのⅢLZ in Cabinetの箱も再度良くペーパーで磨き塗り直しをと考えます。
幸いワトコイルエボニー W-10は未だ余っているからいかにも、と言う風格が出て来た感じが良い仕上がりに満足しました。筆者の場合はエンクロージャーはやはり丁寧な塗装してある個体が見た目にも・・と思う後は室内で24h放置する、全面の『AXIOM 80 SYSTEM』ARU付を付けて完成全景を撮ってみたが中々良い感じである、しっくりした調子に仕上がり、かなりの自己満足である某運送会社で傷付けられた痕も全くわからなく一種楽器のような佇まいのようである。
尚注意点は丹念なから拭きが必要のようで、キッチリ拭き取れば素人でも塗装はできます。24時間放置後丹念にから拭きするが、変に艶がでず自然な感じに仕上る。実にシックなかんじになる。
後メンテナンスはレモンオイルを数滴垂らし良く空拭きするとこの状態が続くようである。一番良いのは椿油の塗布が一番の要である。
此の箱の特徴は下部にARU(アコースティック・レジスタンス・ユニット)が付いて、このARUが音域を自然に響かせるユニットと聞く、これも個別に取り出し塗装し組み込んだ後は今部品の調達して部品が届き次第ⅢLZ in Cabinetの移植をします。
此れで完成に近づいた。見た目も良い感じに仕上がったようです。
J.S.バッハ「貧しきものは饗せられん」 BWV 75 (リリング指揮)1/2
現在は此の箱の上にサブスピーカーを乗せ音楽を聴くが全面のパネルと付けて聴くと確かにAXIOM80の箱に共振?ARU付の影響もするのか中低音が増して聴こえる。此の箱の正体が想像出来る!Y氏がおっしゃるようにかなりの音が期待できそうである。
最近は聴く音楽の内容に声楽が多くなったのも事実である。ブラボー!