最近ハードな仕事で忙しくしてます、先日健康診断の結果、体重が3キロ程増え、身長は1センチ程縮まり間違いなく老化してます。10年程前の癌摘出手術、2年前には違う処の癌のため放射線治療も効果的で最近体調も良くなっていますが、70歳すぎると体力は無くなり一週間続けてのフルタイムの仕事は限界を感じます。
季節を考えると少し遅咲きな感じはするが、この時期にに珍しくピンク色のバラの花が開花したので写真に収めました、これば又綺麗に撮れました。やはりLeicaのレンズの色はいい色が撮れるのは嬉しい。
独特のフワッとしたピンク色って意外と撮りにくい色なんです。さすがLeicaのレンズはその辺りが大変お気に入りである。
先日来、家の塗装工事も終了し穏やかな新年が迎えられそうですが、世の中は相変わらず「武漢風邪」の冬の陣と相成ります。世界はこの時期相当数の患者が増え蔓延していて、勿論日本もこの「流行り病」も陽性感染された方が増え、今後の陽性感染が増えることは注意が必要です、ニュースではすべての放送局は「流行り病」オンリーで肝心のアメリカ大統領選挙の強奪事件についてニュースは何も放送してなく、病院では入院患者が満タン状態GO TOは如何なものか二階の一言から出た政策は如何に?一刻早い収束を願うばかりである。日本の政治屋の間抜けさを中共はあざ笑うかのようだ、すべてが中共からの問題であるのに・・・・。
先日購入したカール・アドルフ・シューリヒト(Carl Adolph Schuricht)暫く振りに中身を拝見する、誰も認める、特にブルックナー:交響曲第9番が有名でシューリヒトのブルックナー第9番の中でもっとも有名な録音。聴いたことの有る方も沢山お見えになると思いますが、筆者にとって重要な曲は実は晩年に演奏された、チューリヒ/チューリヒ・バロック・アンサンブル演奏のバッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)です。
何故か朴訥と聴こえ、淡々と演奏するさまは正に芸術そのものであろう、聴けば解るが、精神的にも落ち着き心に染みるこの様な演奏はとても良い。
カール・アドルフ・シューリヒト指揮者。1880年7月3日、ダンツィッヒ(現ポーランド領)で生まれる。1967年1月7日スイスのコルソーにて没。父親はオルガン製作者。11歳で作曲、15歳で指揮を始め、ベルリン音楽大学を経て、マインツ、ドルトムントの歌劇場で修業を積む。1912年から31年間にわたってヴィースバーデン歌劇場の音楽監督を務める。ナチスを逃れてスイスに亡命。戦後はザルツブルク音楽祭をはじめ、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルなど各地のオーケストラに客演した。56年のウィーン・フィル初の米国公演にはクリュイタンスと共に参加、ドイツのもっとも正統的な指揮者と評価された。
特に筆者か好きな1960年から1966年にかけてシューリヒトのセッション録音をおこなっていたレーベル「コンサート・ホール・ソサエティ」のステレオ音源からのコレクション。
1960年代といえばシューリヒト80歳代、最晩年にあたりますが、何歳になってもテンポが遅くなったり、アンサンブルが弛緩したりすることがないどころか、決めどころでのえぐり方や、強調パートの選択など、逆にどんどん深化していったのがシューリヒトの凄いところで、改めてその特別な芸風に驚かされます。
厳格的で聴きご耐えある、J.Sバッハ/ブランデンブルクコンチェルト(全曲)勿論此処に有名な奏者たち演奏の見事なバランスの良いバッハは聞き応え十分である。
「コンサート・ホール・ソサエティ」は、LP時代に通販というかたちでクラシック音楽を家庭に配布していたレーベルで、シューリヒトのほかにも、ミュンシュ、モントゥー、クリップスなどの一流指揮者や、ピアニストではペルルミュテール、マガロフ、グルダなどといったアーティストがレコーディングをおこなっていました。
英スクリベンダム・レーベルからのこのリリースでは、リマスターは、アビーロード・スタジオのエンジニアであるイアン・ジョーンズが起用され、ARTシステムによるリマスタリングで、可能な限りの音質改善がおこなわれています。
勿論聴くのは「LUX KIT/A3500」パワーアンプを使い「ho's systemのLS3/5a」を適度な音量で楽しむはこの上なく幸せである、当然この頃は古楽器演奏も無くモダン楽器の演奏と想像するがここに掲げられたメンバーは権威の有る方達も多く、バッハの音楽の懐の広さ深い感動を覚える、カール・アドルフ・シューリヒト指揮者の素晴らしさを伺える曲でも有る。
最近特に3/5aを中心に聴くことが多い、特にこのシステムの利点はどの様な音楽にも成約じみたものが無く、ジャンルに拘らず良い成果を出し安心して聴ける事のように思う、オーディオマニアを問わず感銘を受けることが出来るシステムかも知れない。1980年頃の製品と思えば完成度の高さは良いと思う、とかくアンプの弱点はあからさまに出す特性が注意点でも有る。
一般的にはLUX KIT A3500は出力トランスにはSQ38FDやMQ60などに使用されているOY15型を採用しており、出力管に6CA7を用いたプッシュプル方式のウルトラリニア接続で40Wの出力を得ています。また、出力管には6L6GCや50CA10なども僅かな変更だけで使用できるよう設計されています。
ドライバ回路(位相反転回路)にはリークムラード型と呼ばれるカソード結合回路を採用しています。
ドライバ回路(位相反転回路)にはリークムラード型と呼ばれるカソード結合回路を採用しています。
この回路方式ではゲインが高くとれるメリットを持っていますが、上下のゲインにアンバランスが生じるという欠点を持っています。A3500ではこの回路に増幅度の大きい6AQ8を採用しており、プレート抵抗を上下同じとしてもアンバランスが殆ど無視できるように処理しています。
現在筆者所有のA3500は先日新品を購入した松下電器産業の6CA7を装着しています。実測最大出力:25W(8Ω、1kHz、5%THD)と計測できました。
オーディオ機材は数値では決して評価はできないが、現在筆者好みの音楽鑑賞には耐えられるアンプとなっている、LUX KIT A3500ではアンプ全体にわたって裸特性を向上させており、強度の負帰還をかけることなく優れた特性を確保しています。
また、負帰還回路にはMLF回路(マルチプル・ループ・フィードバック回路)と呼ばれる独自の方式を採用しており、可聴全帯域にわたって歪を低く抑え、負荷の変動に対しても安定性を保っています。程良い多少馬力の有る真空管で鳴らせば、オールマイティでジャンルを問わず楽しめる装置のようである。勿論松下電器産業の6CA7の能力も相当良い製品なのであろう。
亡くなる1年前1963年6月シューリヒト最後の録音である「ブランデンブルク協奏曲」全曲が待望の復刻!2013年からタワーレコードの企画盤CDとして発売してきました「コンサートホール音源」のシリーズでは発売していなかったこの名盤を、今回の復刻は1990年の市販での発売以来です。
1966年5月にチューリヒで録音された当盤は、翌'67年1月に亡くなったシューリヒトの最後のスタジオ録音として、ファンに長く親しまれてきた名盤です。前年の1965年12月には旧EMIレーベルでウィーン・フィルとブルックナーの交響曲第3番の録音を終えた後、'66年はさらに体調が思わしくないなかにあっても、この録音は精力的に行われ、とりわけ素晴らしいソリストたちとの共演はシューリヒトに充実した時を与えたようです。
当時既に著名であったモーリス・アンドレやハインツ・ホリガーなど錚々たるメンバー表は、今見ても圧巻の一言。当時85歳であった巨匠との貴重な記録ともなりました。彼らの素晴らしい音色と、小編成での弦楽器を含む颯爽としたシューリヒトの解釈がさらに輝きを増しました。このブランデンブルク協奏曲は、シューリヒトならではのすっきりとしたバランス感覚により構築されたバッハ演奏であり、当時の多くに指揮者が採用していた厚い響きによる豊かなバッハ像とは一線を画したスマートな響きが特徴です。
【演奏】
チューリヒ・バロック合奏団
カール・シューリヒト(指揮)
【ソリスト】Soloists
(第1番)ハインツ・ホリガー/アンドレ・ラウル/ミッシェル・ピゲ(オーボエ)、ウェルナー・シュペート/ゲルハルト・シュルント(ホルン)、
ブレントン・ラングバイン(ヴァイオリン)、マンフレート・ザックス(バスーン)
(第2番)モーリス・アンドレ(トランペット)、レイモンド・メイラン(フルート)、ハインツ・ホリガー(オーボエ)、ブレントン・ラングバイン(ヴァイオリン)
(第4番)ミッシェル・ピゲ/クリスティアン・ランゲ(リコーダー)、ブレントン・ラングバイン(ヴァイオリン)
(第5番)レイモンド・メイラン(フルート)、ブレントン・ラングバイン(ヴァイオリン)、クリスティアーヌ・ジャコテ(ハープシコード)
(第6番)マックス・レシュエール/ジャン=ミッシェル・アヨ(ヴィオラ)、ハンネローレ・ミュラー/ベッティーナ・ベンツィガー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
別に紹介しなくても皆さんおわかりですが、ハインツ・ホリガー(指揮、オーボエ、作曲)Heinz Holliger, conductor, oboe & composer Biographyハインツ・ホリガーは、
現代の最も多彩で非凡な音楽家の一人といえるであろう。
彼は、ジュネーブやミュンヘンの国際コンクールで優勝して後、すぐに5大陸の主要なコンサート・ホールで演奏し始めた無比の国際キャリアの持ち主である。作曲と演奏両方を追求することによって、彼は自分の楽器上での技術的な可能性を引き伸ばし、また、同時に現代音楽に深く傾倒している。現代を代表する作曲家達がホリガーのために作曲をしており、また、ホリガーもあまり知られていない作品や作曲家の曲の代弁者にもなっている。
モーリス・アンドレMaurice Andréトランペット奏者。
1933年5月21日フランス、アレス生まれ。18歳から正式に音楽の勉強をはじめ、パリ音楽院に入学し、才能が花開いた。ラムルー管などのソリストとなり、1955年ジュネーヴ国際コンクールに優勝、33歳でパリ音楽院の教授となる。ソリストとして国際的に活動。ピッコロ・トランペットを駆使し、レオンハルトら古楽奏者らとの共演も多く、トランペットのレパートリー拡大に貢献した。キング・オブ・トランペットと呼ばれる。残されたCDの数々は、どれも高水準な演奏で一貫しており、アンドレならではの柔らかく美しいサウンドを満喫できる。2012年2月25日、フランス南西部のバイヨンヌの病院にて没。78歳。
特に5番のチェンバロ演奏が光る、
クリスティアーヌ・ジャコッテ(Christiane Jaccottet)
(1937年5月18日、スイス、ローザンヌ、クリステアーヌ・ワクスマス生まれ、1999年10月26日、リヴァーズで死去)は、ヨハン・セバスチャン・バッハを含む多くの作曲家の作品を録音したチェンバリストでした。スイスのチェンバリスト、クリステアーヌジャコットは音楽家の出身で、4歳でピアノの勉強を始めました。彼女はラ・ショー・ド・フォンの音楽院、そしてウィーン音楽アカデミーで勉強を続けました。20歳のとき、彼女はミュンヘンで開催されたARDTelevisionが主催するコンテストで優勝しました。
彼女はグスタフ・レオンハルトの下で時代楽器を演奏するアプローチを開発しました。1964年、スイス音楽協会からソリスト賞を受賞し、翌年、ブルージュで開催された第1回国際音楽コンクールでチェンバロと通奏低音の賞を受賞しました。
彼女はアメリカ、カンダダ、ヨーロッパ、オーストラリアをツアーし、主要な国際音楽祭に出演しました。彼女の協力者には、ハインツ・ホリガー、オーレル・ニコレ、ミシェル・コルボ、フランク・マーティンが含まれています。
1975年から1999年に亡くなるまで、彼女はジュネーブ音楽院の教授でした。ジャコットは100以上の録音に参加しました。特に注目すべきは、バッハイギリス組曲とフランクマーティンのチェンバロ協奏曲の彼女の解釈です。
【録音】
1966年5月 チューリヒ
Disc8
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番[22:04]
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番[12:28]
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番[10:02]
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番[16:00]
チューリヒ・バロック・アンサンブル
1966年5月
Disc9
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番[21:05]
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番[19:10]
チューリヒ・バロック・アンサンブル
カール・シューリヒトのラスト・レコーディングで、全6曲を録音している。これはそのうちの1枚。一貫して速めのテンポで引き締まった音楽作りだが、ニュアンスが豊かな上に一音一音に心がこもっていて実に感動的。チューリッヒ・バロック合奏団はその名のとおりスイスの団体だが、ハインツ・ホリガー、モーリス・アンドレ、レイモンド・メイラン、クリスティアーヌ・ジャコテといった名手も参加している。
今考えれば一流のソロリストでアンサンブルの演奏は素晴らしく格調高く指揮者もこのメンバーを実に上手くまとめ演奏は実にバッハの演奏には相応しい限りである。比較的地味な第1番からしてもうそのこくのある表現に引きつけられる。第2番では華麗な表現ではないが底光りするような重厚感が素晴らしい。第4番ではこの世代の指揮者では珍しくブロックフレーテを使用し、素朴ながら心のこもった美しい響きで至福の世界を展開していて感動的である。
古楽器全盛の今日、モダン楽器によるバッハをオールドスタイルのように決めつける雰囲気があるが、本盤はその内容の濃さで流行と関係なく心あるファンを惹きつけ続けると思う。1966年5月の録音、原盤は通販制レコードクラブ「コンサートホール」。一応ステレオだがこのレーベルの通弊で音質はいまいち。しかしそれさえ我慢できれば素晴らしい音楽が堪能できる。
音場が左右に分かれすぎであるが、まずは自然。何よりも各楽器のニュアンスが良く出るようになった。ヴァイオリンは、今までは鈍い音がバックに埋没していたが、音が立つようになり、実はかなりの演奏であることがわかったのはうれしい。ただしモダンチェンバロの響きはシューリヒトには合わない感じもするのだが・・・・。
オーケストレーションを客観的に整理した解釈と、明確で生命力に満ち、なおかつ気品のある美しさを湛えた演奏が現在も多くの支持を集めているカール・シューリヒト。彼が1950年から66年まで、シュトゥットガルト放送交響楽団を振って南ドイツ放送(SDR)に残した放送用のセッション録音やライヴをCD30枚にわたり記録した「カール・シューリヒト・コレクション」の中にベートーヴェンの交響曲が連なっているので早速「ポチ」してみた、ただ注意は半世紀以上前の録音のためモノーラル録音もあり、音質は期待できない事は承知して頂きたい、
以前から是非聴きたいカール・シューリヒトのベートーヴェンである、ブラボー!