「思い込み」というのは事実を間違って覚えてしまい、それが正しいと信じてしまっている状態のことで、悪いことだけでなく、いい方の思い込みということもあります。誰かから指摘されて、あるいは自分自身で気が付いて、ある日正しい答えを得ると、その時点で間違いを正すことができるもの。よほどガンコでないかぎり、多くは正常な範囲の単なる誤解といえます。
一方「妄想」とは見たり聞いたり体験したことを元に、心の中で勝手に枝葉を付け加えながらストーリーを脚色してしまう状態のこと。一般的に強迫観念や、恨み、妬み、悲しみなどマイナスの観念に根ざしていることが多いものです。
よく分からない話ではあるが、15年以上前に自宅でPCを3台大型プリンターラミネーター等を導入し仕事をいたいた時期があり、自宅のブレーカーが頻繁に落ち、電力会社に相談すると、三口電源を部屋に別配置8個増設しまたエアコンの三口電源と同じに纏めると良いと言われ当時意外と工事費は高額でであったが、オーディオ趣味再開し現在その三口電源を使用するが、電源ケーブルは太い物にも交換して使ってはいるが皆さんのおっしゃるような大幅な音質向上は少ない、但し電源ケーブル交換し1年過ぎたあたりから若干安定したとういう程度である。オーディオに関することは不思議が多く困った物である。
話は実に簡単あな事であり、実は拙宅のタンノイスピーカーの事で疑問である、確かに今もTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening)英国製の固体は所有する、一応ユニット部分も修復しセットすればオリジナルの音が聴ける。
久しぶりに組み立て鳴らして見たが、現在所有のIIILZ Monitor GoldユニットにGOODMANS AXIOM 80の空き箱にセットしメインの音を聴くが、面白い実験のつもりで音質等を試してみた。
厳密に言えばTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening)のシステムはMonitor GoldユニットまでとしHPD295ユニット仕様のタイプはIIILZと呼ぶに相応しくないとおっしゃる方もおられる様である。
当時TANNOY社工場の火災から奇跡の如く蘇ったと終われるHPD295ユニットではあるがMonitor Goldを超えるユニットには復元出来なかった。
今朝も早朝Mシュナウザーのモジャ君と散歩時、何時も歩道橋で太陽の日差しがあれば、柏手を2度打ち今日も健やかにと挨拶していつも散歩コースを辿れば日陰に指す太陽の光の木漏れ日が実に厳粛で天国への階段の様で合ったのでスマホで撮影したが、良い感じで撮れた様である。満足!
帰宅しシャワーを浴び珈琲を淹れ頂きながら、昨日の実験の続きを行う。
カタログではHPD295のユニットでは22Hz~20kHz周波数特性とされMonitor Goldでは30Hz~20kHz周波数特性と明記してある。なお箱の形状は2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型で同様である。
ソフトはエマーソン弦楽四重奏団(Emerson Quartet)ニューヨーク市を拠点とするエマーソン弦楽四重奏団はアメリカ合衆国建国200年にあたる1976年に結成された。本団体の名称は、アメリカの偉大な哲学者で詩人のラルフ・ウォールド・エマーソンの名前に由来する。
エマーソン弦楽四重奏団は、アメリカの詩人で哲学者のラルフ・ウォルド・エマーソンの名を冠して1976年に誕生。に代わって受け持ち、ヴィオラはローレンス・ダットン、チェロはデヴィッド・フィンケルが都市都市を担っている。
古典的な作品から、20世紀作品に及び、気鋭の作曲家への新作の委託嘱も行っています。1987年からは、ドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、幼い頃のレコーディングその活動は世界的に高く評価されていますエマーソン四重奏団の演奏の特徴で感動しないのは、その完璧で、強靭なテクニックでしょう。4人の奏者がそれぞれのソリストとしても立っていけるほどのテクニシャン揃いなのです。
確かにこのメンバーの音の鳴り方は非常に豊かな味わいを感じる、弦楽器ファンは堪らない音が鳴ることは確かである。10吋ユニットの音質も箱の違いとユニットの違いの音は明らかであり、オリジナル箱のIIILZ in Cabinet(HPD295)音も良いがヴァイオリン等のユニゾンに付いては涼やかな音が鳴くMonitor Goldのユニットに軍配が上がり、よく聴くと(HPD295)が若干ワイドレンジの様に感じるパートもあるがGOODMANS AXIOM 80の箱に入れたチェロの原寸大のような音が響く自然で豊かな音は捨てがたい、今年の連休時に設置方法を改造したが随分静粛度は高まった。元々筆者はチェロの音が好きなところもありMonitor Goldの据え置き型なりっぷりが良い。今一度良い音とはを考察しよう。
ユージン・ドラッカー(ヴァイオリン) Eugene Drucker, Violin
フィリップ・セッツァー(ヴァイオリン)Philip Setzer , Violin
ローレンス・ダットン(ヴィオラ) Lawrence Dutton, viola
ポール・ワトキンス(チェロ)Paul Watkins, Cello
ここではタンノイのIIILZ試聴には弦楽四重奏団の鳴り方が一番上手く感じる、IILZ in Cabinetでの鳴り方はまさに打ってつけの題材である。筆者の堕耳にも実に姿も美しいし、音色もびっくりするほど素晴らしかった。
Die Kunst Der Fuge: エマーソン スクエア
エマーソン・カルテットの『フーガの技法』楽器指定がないため、様々な編成で演奏されてきたバッハの傑作『フーガの技法』に、弦楽四重奏という多声的な編成で長時間だアルバム。
解説から引用しました。
エマーソン弦楽四重奏団は、技術的に優れ、アンサンブルの精度、パート間のバランスなど常に高度なレベルに達しているため、対位法の表現の要ともなる「形」についても完璧現代奏法で十分に歌わせながらも、個々のキャラクタリゼーションによる破綻など無いのが大きな魅力もあります。 弦楽四重奏による『フーガの技法』には、これまでにもジュリアード四重奏団やケラー四重奏団
、ポートランド四重奏団、古典四重奏団、ベルニーニ四重奏団のものなどがリリースされており、人気のある領域でもありますが、エマーソン弦楽四重奏団の演奏は、弦楽四重奏ならではのクリアな声部表現による対位法解析の面白さを、情熱的にシャープに打ち出しているのが素晴らしいところです。 なお、アルバムの最後は、オルビュゲルヒライン(オルガン小曲集)からのコラール「われら悩みの極みにありて」を弦楽四重奏で演奏して締めくくっています。
JSバッハ:フーガの技法 BWV 1080(弦楽四重奏版)[80:10]
[1] コントラプンクトゥス 1(4声による単一主題フーガ)
[2] コントラプンクトゥス 2(4声による単一主題フーガ)
[3] コントラプンクトゥス 3(4声による単一主題フーガ)
[4] コントラプンクトゥス 4(4声による単一主題フーガ)
[5] コントラプンクトゥス 5(4声による転回応答フーガ)
[6]コントラプンクトゥス 6(フランス様式による4声の転回応答フーガ)
[7] コントラプンクトゥス 7(4声による転回応答フーガ)
[8] コントラプンクトゥス 8(3声による3主題フーガ)
[9]コントラプンクトゥス 9(4声による2主題フーガ)
[10] コントラプンクトゥス 10(4声による2主題フーガ)
[11] コントラプンクトゥス 11(4声による3主題フーガ)
[12] コントラプンクトゥス 14a:Canonper Augmentationem in contrario motu (反行系の拡大によるカノン)
[13] コントラプンクトゥス 12a(3声による正像フーガ)
[14] コントラプンクトゥス 12b(3声による鏡像フーガ)
[15]Canon alla Ottava(オクターヴ)のカノン)
[16] Canona alla Decima, in Contrapunto alla Terza (3度の対位による10度のカノン)
[17] Canon alla Duodecima in Contrapunto alla Quinta (5度の対位による12度のカノン)
[18] コントラプンクトゥス 13a (4声による正像フーガ)
[19] コントラプンクトゥス 13b (4声による鏡像フーガ)
[20] コントラプンクトゥス 14: Canon per Augmentationem in contrario motu (反行系の拡大によるカノン)
[21] コントラプンクトゥス 14(18): Fuga a 3 Soggetti (未完のフーガ)
[22] コラールわれら悩みの極みにありて(Wenn wir in hochsten Noten sein)~オルガン小曲集よりエマーソン弦楽四重奏団録音:American Academy And Institute Of Arts & Letters、
ニューヨーク、アメリカ合衆国; 2003年1月27日 - 2月4日
エグゼクティブ・プロデューサー: クリストファー・アルダー
プロデューサー: ダ・ホン・シートゥー
レコーディング・エンジニア: ダ・ホン・シートゥー
筆者がバッハの好きな所は大変な頑固であった様で、その裏返しとして、とてもまじめで勤勉家のためストレスをためやすかってのであろうとも思う、一人で1,000曲もの曲を手がけたが、そのなかには曖昧な曲も無く、基本的には音楽は元気で明るい印象が強いと思ってます。
勿論この作品で聴き比べ使用した [12] からのカノンから聴き比べた同一の基本主題とその変形に基づく 18曲の種々のタイプのフーガとカノンから成る対位法技術の集大成であると言われる。
これは余談でもあるが、弦楽四重奏を聴くより弦楽オーケストラでフーガの技法を聴くことがより理解しやすいように思うので是非お聴き頂きたい。
3度の転回対位法による10度のカノンは、きらびやかな走句の掛け合いへと変化し、終結部では3分割から2分割へと拍子が唐突な変化を見せる。音域とテンポ感の変容が面白く、また美しい曲である。
5度の転回対位法による12度のカノンも、音楽的にたいへん困難な課題であるが、バッハはここでそれを見事に実現している。
以前も述べたが最近の解釈では『フーガの技法』はバッハにとって生前最後の未完成作品だったと長年信じられていましたが、バッハの研究者たちの中で近年「ロ短調ミサ曲」の後半部分だったとの説が濃厚になってきました。研究が進むにつれ『フーガの技法』が実は、ある程度早い段階で完成していたとの諸説が出てきたのです。『フーガの技法』が最後の作品ではなかったことは明白ではないものの、現在ではかなり濃厚な説になっています。
とこの様な解説もあるます。「ロ短調ミサ曲」の後半部分だったとは今更ながらの驚きでもあります。
このフーガの技法を弦楽オーケストラでの演奏を残したカール・リステンパルト Karl Ristenpart (1900-1967) ドイツの港町キール生まれの指揮者。
ベルリンのシュテルン音楽院で学び、ベルリン・オラトリオ合唱団の指揮者として活動を開始する。32年、15名ほどの弦楽奏者を中心にリステンパルト室内管弦楽団を創設し、定期コンサートを開催する。戦後の46年にベルリンRIAS室内管弦楽団と合唱団を組織し、モンテヴェルディからストラヴィンスキーに到る幅広いレパートリーで、演奏と録音を行なう。
50年のバッハ没後200年には、カンタータの連続演奏会を開き、アグネス・ギーベルやフィッシャー=ディースカウらとの親交を得た。53年からザールブリュッケンのザールラント(ザール)室内管弦楽団の指揮者に就任、高い評価を受けた。バッハやモーツァルトの権威のような印象が強いが、ザール放送の番組のために演奏した作曲家は230人を超え、その内の半数は同時代の作曲家であった。
ハン・ゼバスティアン・バッハ: フーガの技法 BWV 1080 (弦楽オーケストラ編)
モーリス・アンドレ( Maurice André) , ロベール・ヴェイロン=ラクロワ (Robert Veyron-Lacroix ), イルゼ・ウルブタイト( Ilse Urbuteit ), シルヴィア・キント( Silvia Kind ), ザール室内管弦楽団( Orchestre de Chambre de la Sarre) , ヘルムート・シュナイデヴィント( Hellmut Schneidewind) , フリッツ・ノイマイヤー( Fritz Neumeyer ), フィリップ・ピエルロ( Philippe Pierlot) , コンラート・ブール (Konrad Burr) , ロジェ・ブルダン (Roger Bourdi , リリー・ベルガー( Lili Berger ), ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル (Georg Friedrich Hendel) , ジャン=ピエール・ランパル( Jean-Pierre Rampal) , カール・リステンパルト(Karl Ristenpart) , ハンス=マルティン・リンデ (Hans-Martin Linde) , Hans Bunte , Kurt Cromm , Gunther Hoeller , Martin Oheim , Klaus Schlupp , Oscar Wunderといった有名奏者が並ぶ。
フーガの技法 BWV 1080 (弦楽オーケストラ編) Die Kunst der Fuge (The Art of Fugue), BWV 1080 (arr. for string orchestra)
編曲 : ザール室内管弦楽団 (Orchestre de Chambre de la Sarre )
指揮:カール・リステンパルト(Karl Ristenpart )
編曲はこの音源でもオーボエを吹いている、ヘルムート・ヴィンシャーマンによるものです。余談にはなるが、100歳で召されたヘルムート・ヴィンシャーマンは、筆者の中では日本で演奏された名盤と言えるJ.S.バッハ:マタイ受難曲BWV244:H.ヴィンシャーマン指揮/ドイツ・バッハゾリステン/岡山バッハカンタータ協会、の演奏には大変良かったことが記憶に残る。
この編曲は弦楽器の合奏・ダブルリードの木管楽器の合奏にはっきり区別されているのが特徴的で「曲の構造が分かりやすい」と、さまざまな音楽家から高い評価を得ているそうです。
J.S. Bach: The Art of the Fugue, BWV 1080 - Contrapunctus 14
J.S. Bach: The Art of the Fugue, BWV 1080 - Contrapunctus 15
J.S. Bach: The Art of the Fugue, BWV 1080 - Contarpunctus 16
この様に御託を並べ聴けば自ずから解るが、そもそも音楽はなるべく分かりやすい演奏を聴くことが重要な事柄となる、勿論エマーソン弦楽四重奏団を聴き楽しむのも良い方法だと思うが、弦楽オーケストラで聴く事が筆者には解りやすく思える、肝心なことは多くの演奏が演奏している為いちばん自分に合った演奏者で理解し、次に他の演奏ではどの様に演奏しているのかを見極め楽しむ方法を取り入れています。
オーディオ機器での音質の良し悪し等は音楽鑑賞とは別の次元の事の様にも思う次第ではある、肝心なことは音質の良し悪しで良い音楽を聴く為の方法は、よい装置で聴くことが音楽を理解することは早いでしょう。しかし今の時代音質の悪い装置は世に出回らない様にも思える、しかし価格はかなり高額である、言えることは装置の良し悪しは所詮その程度の物とも思のも筆者が貧困老人の為だ。
一番解りやすく説明しますと、音楽によりBGM程度の曲と真剣に聴く曲とどうも別れる様であり、この辺りが作品を聴くにも重要な意味があるのであろう、正直J.S.バッハの曲はどうも真剣に聴く事多くのめり込んでいく様である。
特に今までの曲について本ブログで演奏者は違えど何度も紹介はしたが、音響装置の鳴り方の違い、感情が違い、肝心の静粛感の違い、Monitor Goldユニットを入れた装置の演奏には一番の感銘を受けるようである。
カール・リステンパルト指揮のフーガの技法 BWV 1080を聴くと解るが最初の出だしから何か崇高な音楽が鳴り出すようにきこえる、勿論編曲も良いのであろうが朗々と歌うよったりとしたリズムは例えようが無いほど美しい。途中からTANNOY IIILZ in Cabinetに替えて聴くと途端に今まで鳴っていたあの重厚な弦楽オーケストラの重厚な部分が欠落する、勿論弦楽四重奏でもチェロの重厚さは据え置き型のAXIOM 80には敵わないのだが、弦楽オーケストラになるとまるで迫力が違う事に驚いた次第である。この様にかなり古い演奏も最新のテクノロジーで蘇る音の違いは、指揮者、演奏者の違いにより音楽えの造形度が違って聴こえる事であろう、今後益々バッハの音楽の深みと興味が湧き演奏に感謝するこの頃でもある。
その後LS3/5Aに繋げ試聴するが、このブックシェルフ型の音が一番アキュレイト(正確)な音に思う、しかしアンプを替えるとさらに音質は向上するとも言われる。確かに細かな演奏の違いを知るには良いスピーカーではあるが音楽を自宅で寛いで楽しむ事については筆者は一番にGOODMANS AXIOM 80の空き箱に入れたTANNOYのユニットを挙げるのであろう。
その後古い知人から連絡があり、ヘルムート・ヴァルヒャの演奏するオルガン曲J.S.Bach: The Art of Fugue BWV.1080 (9, 1956) / Helmut Walcha(org)を勧められた、彼曰く演奏する楽器の指定のないものは先ずオルガンで聴くことが良いと云う、確かにオルガン演奏の大迫力はまさにバッハを効果的に表現出来るのかも知らない。確かにバッハはオルガンが基本楽器かも知れない。その様な事が重なればオリジナルのTANNOY IIILZ in Cabinetではオンガン曲の醍醐味は味わえなく大型の据え置き型の箱とのセットに軍配があがる。
最近見つけた大変レアなアメリカタンノイの 同軸2WAYスピーカー TUDOR AUTOGRAPHペアで、ユニットには、Monitor Goldが搭載されております。筆者の居間では設置出来るスペースも無いので、欲しいとは思わないが、このような据え置き型のエンクロージャーはどの様が音が鳴るのであろうか、非常に興味が湧く、勿論IIILZ Monitor Goldユニットをバックロードホーンの箱に入れれ聴いている人も居られるがどのような音を楽しんでおられるか興味深い。
TUDOR AUTOGRAPHの写真がありましたので掲載させていただきますが、見るからに複雑な箱に思うが、因みに重量は重さ約148Kg/1台の明記してありました。1セット約300kgとは凄い重量でもありヤマハグランドピアノC3X:320kgと粗同じ重量です。まさに夢の中の夢のお話の様ですね。ブラボー!