伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

リチェルカール・コンソートによるバッハの『音楽の捧げものBWV1079』を聴く

2018年10月17日 | バロック音楽・オーディオ一般

最近少し身体を患い、毎日通院し放射線治療を受けています、やっと3週目も過ぎ、仕事も再開したが、約一カ月以上も休むと身体の節々が痛く特に足腰が悲鳴を上げている、笑!でも仕事量は以前と比べては半分程にしている。

また最近心臓のチェックが見つかり検査と投薬で様子を見ながらという医者の見立てでした、少し長く通院は余儀なくすることになった。

音楽を聴く時間は以前と比べ若干多くなっている、最近筆者のエンクロージャーTANNOY(Ⅲ

-LZ)AXIOM80は音に磨きがかかり益々楽しみが増しています。このエンクロージャーに移植して一番感じるの音の変化は、ピアノ曲が大袈裟な表現をすれば、全体の音の倍音がきれいに聴こえ、前と比べ一層まろやかさが加わりグランドピアノの音に近づいたようで、余談だが、最新のデイビット・ランツ(David Lanz)など聴けば理解出来る。

かなりリラックス出来るアルバムで休日などのリラックスタイムには寛げます。

David Lanz - Variations on a Theme From Pachelbel's Canon in D Major

最近電源ケーブルの交換も面白いと紹介されるが、以前プロケーブル超越重鉄タップ・六個口を導入してみたが音質はあまり変化なかった。

コスト的には他と比べ安価で商品はシッカリした作りにはなっているが音質は以前とあまり変化はなかった、今回紹介されたFurutechの電源ケーブルが違いが解るかも知れません。

15awgと太過ぎず銀メッキ3芯スパイラルの二重被覆で凝った造りでもあります、プラグも中の空洞が少ないので振動しにくくて良いと思います、と言われるキツイ音にはなり難く、ボーカルが突き抜けてくるのが特徴的です。

今丁度安売りしているようです、と教えて頂き早速取り揃えプレイヤー側にテストした、以前のプロケーブルと比べコードが断然太い、良さそうな感じもします、つなげて視聴するとすぐに違いがわかった、レンジが幾分広く感じます。

慣らし運転が終われば本領発揮するのかも知れませんが、今回は替えた瞬間に効果がありました。

それとフルテック オーディオグレードUSBケーブル【A】タイプ⇔【B】タイプ(0.6m)FURUTECH GT2PRO-B0.6を注文してみました、長く使っているSteinberg2x2 USB2.0 UR22オーディオインターフェースの接続ケーブルの交換で効果はあるのか?

現在は安価なUSBケーブルで繋いでいるのでこの際交換するとこを決めた。

このUR22は安価ながらまずまずの音質は得られるが、Fireface UCXは、スタジオやライブ録音用に超コンパクトなフォーマットで高度に統合されたプロオーディオソリューションです。

FIREFACE UCXRMEのバージョンアップを考えようこの商品が一番安定しているようです。

現在あまり良いレコードプレイヤーシステムはを持ってなく、現在所有のレコードプレーヤーの大幅なグレードアップの資金調達を試みます!

仕事の再開はやはり良いレコード演奏が聴きたく、計画では2年はかかると思うがやはり夢を持つことは残り少ない人生には必要の事と思う。Ortofon SPUGEを最高の音質で聴いてみたくなりアップグレードしたいですね!

フィリップ・ピエルロ(Philippe Pierlot)率いるリチェルカール・コンソート(RICERCAR CONSORT)による『音楽の捧げもの』この作品は、バッハがフリードリヒ大王に招かれた際に、王から与えられた主題を用いて即興演奏することになり、

その演奏を元にフーガ2曲と4楽章からなるトリオ・ソナタ、ならびに10曲のカノンを含む、1つの主題に基づく16の作品からなる曲集を完成させたというのがその成り立ち。

ピエルロは遅かれ早かれこのバッハ晩年の傑作に挑まなければならないと考えていました。作品の偉大さはもちろん、王への献辞の頭文字をつなぐと彼らのグループ名に由来する「RICERCAR」となるからです。

また楽器編成や、曲順についても議論されることが多い作品でもあります。このアルバムでの曲順は、1747年の初版譜に基づいています。初版は3部に分かれており、トリオ・ソナタは4楽章ではなく、無窮カノンを含む5楽章編成としています。楽器編成はヴァイオリン、フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロの各パート1人。

音楽の精髄を極めたこの作品を、格調高く演奏しています。チェンバロを担当するのは、ピエール・アンタイに学んだフランスの若手モード・グラットン。

冒頭の3声のリチェルカーレでは厳格に、後半の6声のリチェルカーレでは精緻かつ多彩に聴かせます。

バッハの「音楽の捧げもの」という名曲を少なくとも一度は聞いたことがあるはずだ。この曲は、老バッハがフリードリヒ2世の宮廷を訪ねた時、若き君主が与えた主題にバッハが曲をつけ、献辞をつけて献呈したと言われている。

心温まるエピソードのように聞こえるが、著者は、王はバッハを困ら

せようとして、この主題を与えたのではないかと推論する。しかもその主題を考案したのが王に仕えるバッハの子どもだったとしたら。名曲の誕生に秘められた芸術と権力、そして父と子の葛藤が、1つのドラマを盛り上げる。

原題《Musikalisches Opfer》。プロイセン王フリードリヒ2世に与えられた主題に基づき、フーガ2曲と4楽章からなるトリオソナタ、およびカノン20曲を作曲したといわれる。つい最近リチェルカール・コンソートの演奏を聴き、音色の良さにすっかり虜になってしまっているもちろん古楽器演奏ですが、リズム感は筆者にとても会っているようでした。

J.S. バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲/結婚カンタータ/ヘンデル:オルガン協奏曲第6番/炎の中で(リチェルカール・コンソート)バロックの美しき歌姫、ヌリア・リアルの歌声も美しく最近良く聴いています。

そのリチェルカール・コンソートメンダーの4人で演奏する音楽の捧げもの BWV.1079が良い演奏でした又、ピエール・アンタイとマルク・アンタイ兄弟による、バッハのフルート・ソナタ集実に良いバランスの演奏でした。

2大名手による、極上、らくらくとした、余裕の表情のバッハが聴けた弟のマルク・アンタイ(フリュート)で参加しています。

収録情報

 J.S.バッハ:音楽の捧げもの BWV.1079

  1. 3声のリチェルカーレ

 2. 王の主題による無窮カノン

 3. トリオ・ソナタ

 4. 無限カノン

 5. 王の主題による各種のカノン

 6. 上方5度のカノン風フーガ

 7. 6声のリチェルカーレ

 8. 謎のカノン

 リチェルカール・コンソート

  モード・グラットン(チェンバロ) マルク・アンタイ(フルート)

  フランソワ・フェルナンデス(ヴァイオリン) フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音時期:2011年11月 

録音場所:フランス、ルールマラン教会

録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

大王の主題が全曲を通して用いられたこの曲集はその後「音楽の捧げもの」として知られている。

当時の新聞記事や証言が伝えるところによれば、王の与えた主題を用いて即興演奏を求められたバッハは3声のフーガを演奏した。6声のフーガの演奏も求められたがさすがに即興では難しく、自作の主題による即興演奏を行った。

のちにその場で果たせなかった6声のフーガを含むこの作品を王に捧げたと言われるヨハン・セバスチャン・バッハが1747年に作曲した9曲からなる対位法的変奏曲(BWV1079)。

後日このリチェルカール・コンソートでヴィヴァルディ:スターバト・マーテル RV621、

バッハのミサ曲ロ短調 (BWV 232)など精緻かつ多彩に聴かせます。ブラボー!


バッハの演奏は厳格エディット・ピヒト=アクセンフェルトEdith Picht-Axenfeldの奏でるバッハが良い。

2018年10月16日 | クラシック音楽・オーディオ


今回またエディット・ピヒト=アクセンフェルトの紹介をさせていただく、過去にも彼女の演奏が好きで紹介しましたが、今回はエディット・ピヒト=アクセンフェルトのピアノ演奏のラストコンサートが優しいブラームスを堪能できた事でした。

明治の頃は良き時代だと言ううが当時の日本は海外の文化習慣などを武士道と絡ませまさに紳士の国を目指したはずが、今や戦後最低国家になっているようだ、昔から日本には“襟を正す”それまでの態度を改めて、気持ちを引き締める、と言う言葉がある現代の議員の連中はこの言葉の意味さえ理解出来ないのであろう?不謹慎極まりない。

“厳格”、規律や道徳にきびしく、不正や怠慢を許さないこと。また、そのさま。「厳格な教育」「厳格に規定する」いや正にバッハの音楽にこの言葉は合う言葉で特にバッハ鍵盤演奏者のワンダ・ランドフスカ、エディット・ピヒト=アクセンフェルトの奏でる演奏は聴くとこの厳格と言う言葉が当てはまり、背筋が伸びる感じがすきで良く聴く聴いた後の精神的高揚は実に清々しい。

今の世界の政治然り、日本の政治は今正にこの厳格という意味も理解出来ない馬鹿なゴロツキ政治屋が息巻いている、今こそ襟をただし厳格な政治を行い腐ったアジア諸国のお手本となることがチャンスなのに、その辺りを全く理解出来ない馬鹿な連中が今の政治を司り間違った教育を行っている。

いずれにしてもこの国をもう一度作り変え直す時期なのかも知れない?

所詮貧困老人の音楽愛好家と称しているが、最近古きアンプ達も最後の叫び声を上げているように感じる、最近弦楽器、声楽はTEAC社のMA-7、ピアノ、チェンバロはAurex SC-M15/SC-M15KをBTL接続でモノラルパワーアンプとしての使用している、位相反転回路を内蔵しており、通常のステレオパワーアンプとして以外にBTL接続によるモノラルパワーアンプとしても使用できます。

BTL(バランスド・トランスフォーマーレス)接続ではスピーカーコードを出力端子のプラス側だけを使って接続し、前面のBTLスイッチを入れて使用します。

最近電源を入れ最初は音が出るのですが、途中から出なくなり、寿命かと思ったが一応応急処置をしようと思いアルコール度の高い静電気防止剤(コートロン)を綿棒に塗布し接続部分の汚れを落とし後に接点回復剤を綿棒に塗布し隅々まで接続部分まで塗り電源をいれると、別にハム音もなく今まで以上にクッキリ再生出来た、やはりジャック部分の汚れで接触不良のようであった。

1978年頃の製造とありメンテナンスも出来ない状態の製品の管理方法は大変難しい、格安でメンテナンスして頂ける所はないものかと思います。

とりあえずAurex SC-M15の音は回復し今日は筆者の記事にも数回は掲載したcemb, pのエディット・ピヒト=アクセンフェルトEdith Picht-Axenfeldについて、1914年1月1日、フライブルク生まれの鍵盤楽器奏者。

フライブルク大学眼科学の教授であり眼科臨床医の世界的権威テオドール・アクセンフェルトの娘として1914年、フライブルクで生まれた。5歳でピアノの演奏を始め、卒業試験後は当時バーゼルにいたルドルフ・ゼルキンにピアノを、ヴォルフガング・アウラー、アルベルト・シュヴァイツァーのもとでオルガンを学んだ。1935年にベルリンでデビュー、1937年にワルシャワの国際ショパン・コンクールでショパン賞を受賞。

1947年~80年、フライブルク国立音楽大学でピアノと初期鍵盤音楽の教授となる。世界的なピアニスト、チェンバリストとして活躍。オーレル・ニコレ、ハインツ・ホリガー、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ヘンリク・シェリング、ローター・コッホらとの共演やレコーディングなども数多い。アンスバッハ週間、イギリス・バッハ週間、ルツェルン音楽祭、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルなどでも重要な役割を果たしてきた。

チェンバロは、フレンチ・ニコラとフランソワ・プランシェによる1730年頃制作の楽器の、ウィリアム・ダウドによる復元品を使っていた。

2001年4月、フライブルク近郊の自宅で心不全のため他界。享年87歳。

やはりエディット・ピヒトの一番古い録音のJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」は、『クラヴィーア練習曲集』の第4部として1741年(1742年とも言われる)に出版された作品で、元々は「2段の手鍵盤をもつチェンバロのためのアリアとさまざまな変奏」と題されていた。「ゴルトベルク変奏曲」と呼ばれるようになったのは、ヨハン・ニコラウス・フォルケルが『バッハ小伝』の中で、あの有名なエピソードを伝えてからである。

すなわち、カイザーリンク伯爵が不眠症に悩んでいた頃、眠れない夜に気持ちを慰めてくれるような作品をバッハに依頼し、それを伯爵に仕えていたヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルクに弾かせたという話だ。当時ゴルトベルクは14歳か15歳。

これだけの変化に富んだ変奏曲を満足のいくように弾きこなせたとすれば、相当の才能の持ち主だったのだろうが、このエピソード自体の信憑性を疑う人は多い。Edith Picht-Axenfeld (19142001)その後録音時(83年)70歳間近。戦前より活躍している人だ。


こうしてEdith Picht-Axenfeldのゴルトベルクのアリアを聴くと最近よく聴くAsako Ogawaの演奏との節回しが実によく似ていると感じた。
格調高く堂々たる演奏。ややロマンティックな演奏。オリジナル指向も定着、様式もふまえすごい技巧と細部を磨き上げた演奏者に不足のない今日、それでも人は何かを求めてこの録音を聴くのだ。

もちろん上記のCDは現在筆者の愛聴CD盤になっています。比較的新しい録音と、円熟した演奏が非常に安定した仕上がりになってどのCDを選んでも、安心してエディット・ピヒト=アクセンフェルトの世界に入ることのできる貴重なCD盤の数々は誠にありがたい。

2枚のパルティータ全集などはバイエルを卒業したお子様の練習曲にエレガントで大変よい曲と思う、ベヒシュタイン・コーナーにも登場したエディット・ピヒト=アクセンフェルト女史は草津国際音楽祭の講師として毎年のように日本を訪れていました。ここでは最後の来日となった1996年のライヴ録音をご紹介。

語りかけるようなニュアンスづけ、慈しむような深い音楽性が聴き手の心を捉えて離しません。遅いテンポで微妙な強弱を表現するのもまた高等技術と言えましょう。

インテルメッツォはいずれも円熟の味わい。ベーゼンドルファー・インペリアル使用。あたたかく豊かな音色。ブラームス晩年の寂寥感が優しい響きで奏でられます。

昔、チェンバロで弾く「ゴールドベルグ」を聞いたとき、そのテンポや強弱の付け方がグールドに似ているなと思ったことがある。これをピアノで弾いたら素晴らしいだろうと。もちろん、女史の録音の方がはるかに早く、その意味では時代を先取りしていた事になる。アクセンフェルトがピアノでも録音していることは随分後に知ったが、本来ショパンコンクールに入賞していたほどのピアノの名手だったのだ。再会は、このCD

親日家であった女史の最後となった録音は草津。齢80を超えた頃だという。そしてそれは、バッハでもシューベルトでもなく「ブラームス」であった。

最近面白い本を発見した、人間の身体はいつから衰えるか?なんと医学的には85歳からは成長はなく衰える又知能は人それぞれで絶えず使う様にすれば維持出来ると言われる、また死亡する年齢も80代が現在では一番多いそうである、その様に言われると音楽演奏者の70歳代は一番脂の載ったら老獪な音楽を奏でる可能性が高い様であるのではないか共言える様です。まさに今や時代は100歳に近づいた様です。その様なことを考えて見ますと、彼女のファンのブログに「フライブルグの秋は、黄金色・・・というより飴色。アクセンフェルトのピアノの音色だ。」とあったが、まさしく女史の晩年の到達した世界であり音色だと思った。

87歳の天寿を全うされたアクセンフェルト女史の凛とした姿が雲の上から見ているような・・・優しい眼差しを感じるブラームスだと感じた、筆者の持つTANNOY(Ⅲ-LZ)AXIOM80で聴くピアノの音色が当にベーゼンドルファー・インペリアルの飴色の音色を感じた、いかにもと言う音かと思う。今後はこの上の上質な音も探って行きたいと願うばかりである。

優しさに包まれたブラームスを体験できました、ブラボー!


フライブルク・バロック・オーケストラによるバッハのカンタータ(BWV169)名人たちによるシンフォニア楽章を堪能する。

2018年10月14日 | クラシック音楽・オーディオ

「神にのみわが心を捧げん」BWV169を最近日曜によく聴きます。

この曲のアルト・ソリストの美しさが日曜の朝聴くのに大変ふさわしく思える

オルガン中心の演奏も少人数でまとまりがあり筆者好みで日曜の朝にふさわしく思う、

バッハは有名なミサ曲 ロ短調 (BWV 232) マタイ受難曲 (BWV244)はもちろん最高傑作であろう

バッハの最高の曲でもあり、特に受難部分は感銘を受けるが、このような短めのカンタータも良い

この曲は民衆に浸しまれ喜びを感じたのはBWV169のような曲ではなかったのかと思う?

オルガンとある程度の楽器とアルト・ソリストの音の溶け合いが実に美しく

もちろん筆者も含め声楽を聴くには実に良い塩梅に聴ける、

特に少し前にTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening)でも聴いていたが特に前奏曲を聴くことが

多く、カンタータ部分は省略気味でしたが、やはり全て聴くと美しいアルト・ソリストに感動する

TANNOYⅢLZAXIOM80で聴くようになり益々バッハの良さを感じる

前と比べ音域の深さアンサンブルの絡みなど聴きやすくなったやはり中低音の自然な響きが大変快く、

心地よく耳に入ってくるようである、

透明度の高いベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)も素晴らしく、録音も素晴らしく日曜の朝

には大変ふさわしいようである。この曲は誰も聴いたことのある曲ですので一層馴染みやすい。

バッハは、教会カンタータを構成しました。ゴット・ソル・アレイン・メイン・ヘルツ・ハーベン

(神のみが私の心を持っています)

このCDのYouTubeの配信はないのので代用品を掲載しました。

Bach - Cantate BWV 169 - Gott soll allein mein Herze haben

筆者は、まさかこのようなカンタータを聴くようになる事は今まで想像できませんでした。

BWV169ライプツィ匕のアルト・ソリストのためのソロ・カンタータで、トリニティ後の

18日の日曜日に、最初にそれを17261020日に演奏しました。

ドイツ・ハルモニア・ムンディ盤のフライブルク・バロック・オーケストラの管弦楽による

バッハのカンタータ集名人たちによる「濃い」シンフォニア楽章を堪能します。

ソリスト:Contralto solo。コーラスオボエI / II、テール(またはオーボエ・ダ・カッチャ)、

バイオリンI / II、ヴィオラ、義務的で連続的なオルガンこのような内容で演奏しています。

バロック・アンサンブルの雄、フライブルク・バロック・オーケストラによる、バッハのカン

タータ集の登場。1曲目に収められている169番の第1曲シンフォニアは、チェンバロ協奏曲

ホ長調(BWV1053の第1楽章)と同じ音楽。ソロ・パートはオルガンで演奏され、オルガン・

ソロ(ヴォルフガング・ツェラー)の巧さが際立ちます。3本のオーボエも活躍、フライブルク・

バロック・オーケストラの面々の一人ひとりがパワー全開で演奏した実に密度の濃い演奏。

通奏低音旋律の一音一音がふくよかに歌い上げられています。旋律楽器から通奏低音まで実に

生き生きとしており、各パートが実に濃密。実に贅沢なカンタータ集となっています。これらの

カンタータはすべて同時期に作曲された、アルト・ソロのためのもの。

当時のライプツィヒには優れたカストラートがいたと考えられています。ヨーロッパで絶大な

人気を誇るベルナルダ・フィンクがソロを務めています。

収録曲

J.S.バッハ:ソロ・カンタータ集

1.「神にのみわが心を捧げん」BWV 169 

2.「満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ」BWV 170 

3.「霊と心は驚き惑う」BWV 35

ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)

ぺトラ・ミュレヤンス(指揮)フライブルク・バロック・オーケストラ,

ヴォーカルコンソート・ベルリン(合唱) ヴォルフガング・ツェラー(オルガン)

録音:20084

トリニティ後の18日(日)のカンタータの内容詳細は下記の様です。

1. シンフォニア

2. アリオーゾ

  私たちが互いに心から愛し合い、

  平和のうちに、一つの心になりますように。

  主よ、あわれみたまえ。

3. アリア

4. レチタティーヴォ

5. アリア

6. レチタティーヴォ

7. コラール

  甘美なる愛(聖霊)よ、

  あなたのいつくしみを注いでください。

  愛の炎を燃え上がらせてください。

  私たちが互いに心から愛し合い、

  平和のうちに、一つの心になりますように。

  主よ、あわれみたまえ。

やはり宗教ではいずれの宗派を問わず、世の平和を願ってやまないものです。

因みにアンドレアス・ショルという天才の歌声も透明度が高くドイツ生まれ。

少年聖歌隊のメンバーとして音楽訓練を受け、1987年~93年までバーゼルのスコラ・カントルムで

ルネ・ヤーコプスらに師事、古楽でディプロマを獲得。学生時代からコンサートや録音で頭角を現し、

90年代以降最も重要なカウンターテナーと評されるに至った。

 

この曲を聴き思うは、最近の世界の平和がほんの僅かな馬鹿な権力者の横暴で脅かさてて

いるようです、戦争のない平和をとりもどしませんか? ブラボー!


アルデオ弦楽四重奏団(Quatuor Ardeo)演奏のゴルトベルク変奏曲~弦楽四重奏版を聴く

2018年10月08日 | クラシック音楽・オーディオ

ヴァイオリンのゴルトベルク変奏曲とは透明語度が高そう・・・・・

連休で音楽三昧でもと思い、音楽を聴きながらPCでネットサーフィンしながら何気なく見てると筆者が面白そうなメンバーを見つける、その名はアルデオ弦楽四重奏団Quatuor Ardeoでした。しかも演奏曲名はJ.S.バッハである。

以前弦楽四重奏でバッハを聴いたのはBWV1080フーガの技法を記憶するが、以外と好演奏と記憶している。

我が家のパワーアンプのTEAC MA-7のアンプに繋げTANNOY(ⅢLZ)AXIOM80が良く聴こえる音楽が、それも筆者が好きなバッハが良い、

勿論ハサミ物は刻印付きのTELFUNKEN ECC82を使用、英国管も良いがバッハは何故かドイツ製のTELFUNKENで聴きたくなる。

現在我が家の装置で聴くにはこれがベストマッチの音のようである、今はまだ多くのCDを発売していなく、益々興味が沸く、どのような弦音に響くか興味がそそるゴルトベルク変奏曲を弦楽四重奏版に編曲しての演奏には興味がある。

しかし今まで、演奏楽器を替えての演奏は今まであまり良い演奏は聴いたことがないが、今回はiTunesでソースを見つけ少しボリュームを上げ聴いてみるとそこには見事に弦楽四重奏が現れ各々の弦の音が混じり重なり素晴らしい演奏が聴けた。

このアルバムで彼女たちが演奏しているのは、バッハの名作「ゴルトベルク変奏曲」の弦楽四重奏版。

編曲を行ったのはメンバーたちが10年程前に出会い、作品を演奏してきたという作曲家フランソワ・メイムンで、彼は長い間「ゴルトベルク変奏曲」を弦楽四重奏曲に編曲したいと考えていたといいます。

最新録音で音質は優れ、又アルデオ弦楽四重奏団素晴らしい息の合った演奏に尽きる、実にバランスが良く良く響きわたる演奏でTANNOYAXIOM80が良く鳴った。これは全曲を聴くべきであろう・・・・・・・!

演奏メンバーは全て四名女性である、見事な演奏が響き、実に素晴らしい・・

Goldberg Variations *new CD*

「アルデオ」(ラテン語で私は燃えるの意)とは、この弦楽四重奏団の名前であり、この四人の女性奏者が音楽に取り組む姿勢であり、彼女たちの成功を物語るものである。

2001年にパリ国立高等音楽院にて結成され、今日のフランスの音楽シーンを代表する存在となっている。

今回のCD盤である、間もなく販売開始だそうです。これは購入しなければ・・・・

ボルドー、モスクワ、ボローニャのパオロ・ボルチアーニ、メルボルンなどの数々の国際コンクールでの入賞は、彼女たちの意欲、強い連体感と調和によって作り上げられた音楽性に裏付けられたものであり、

この弦楽四重奏団がヨーロッパのホールや音楽祭(例えば、パリのブッフ・ド・ノール劇場、バスティーユのオーディトリウム、スペインのサンタンデール音楽祭、

フィンランドのクフモ音楽祭、スイスのジュネーヴの夏音楽祭、ダボス音楽祭、バーゼルのシュタット・カジノ、オーストリアのロッケンハウス音楽祭、アッターゼー音楽祭、

ドイツのベルリン・ラディアル・システム、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ボンのベートーヴェン音楽祭、マセドニアのオーリッド音楽祭、

イタリア・ヴェニスのパラツェット・ブル・ザーネなど・・・)でキャリアを築く礎となった。

ハーゲン・クァルテットのライナー・シュミット、フェレンス・ラドシュ、エベルハルト・フェルツに学び、

作曲家のカイア・サーリアホ、パスカル・デュサパン、フランソワ・メイムン、フィリップ・シェラーらの薫陶を受けている。

ピアニストのダヴィド・カドゥシュとノアム・グリーンベルク、クラリネット奏者のレト・ビエリとは数多く共演している。

2018年には、フランスの若き現代作曲家、フランソワ・メイムンの編曲によるJ.S.バッハのゴルトベルク変奏曲弦楽四重奏版をリリース、

欧州各国で高く評価され、日本仕様のCDも2018年10月に発売だそうです。

【メンバー略歴】を掲載する

梁美沙(Mi-sa Yang、ヴァイオリン)

 

大阪生まれ、相愛高等学校で工藤千博、小栗まち絵に師事。アルデオ四重奏団と並行して、

ピアノのアダム・ラルームとチェロのヴィクトル・ジュリアン=ラファリエールと共にトリオ・レ・ゼスプリを結成、こちらも精力的に活動している。

2014年からアルデオ四重奏団のメンバー。

キャロル・プティドゥマンジュ(Carole Petitdemange、ヴァイオリン)

パリ国立高等音楽院でJ.J.カントロフに師事、またマドリッド音楽院でハーゲン弦楽四重奏団のライナー・シュミットの薫陶を得た。

彼女はアルデオ四重奏団結成前から様々な編成の室内楽グループで演奏し、コンクールで数々の賞を受賞している。

P.L.エマールから教えを受けた彼女は現代音楽にも非常に関心があり、

ジョナサン・ハーベイ、エディト・カナート・デ・チジ、カイヤ・サーリアホなどの作曲家との緊密なコラボレーションに取り組んでいる。

現在、マドリッド王立音楽院とサラゴサ音楽院で教鞭も取る。

原 裕子(Yuko Hara、ヴィオラ)

 

ニューヨーク生まれ。東京藝術大学附属高校を経て、同大学を同声会賞を得て卒業。

菅沼準二、川崎和憲各氏に師事。

シュヴェッツィンゲン音楽祭宮廷音楽アカデミーやチューリッヒのラ・シンティラ、フライブルク・バロックオーケストラへの参加など、古楽器での演奏にも力を入れている。

2016年よりアルデオ弦楽四重奏団のメンバー。

ジョエル・マルティネス(Joëlle Martinez、チェロ)

トゥールーズ音楽院とパリ国立高等音楽院でR.ピドゥー、P.ミュラー、X.フィリップのクラスで学んだ。

室内楽は彼女の音楽活動の中心であり、アルデオ四重奏団の創設メンバーのひとり。

カルテットでは、マドリード音楽院でハーゲンカルテットのR.シュミット、バーゼルでW.レヴィン、ザルツブルグモーツァルテウムでのハーゲンカルテットの指導を受けた。

トゥールーズ・キャピトル・ナショナル管、パリ室内管、ディソノンシャン室内管などいくつかの有名なオーケストラに参加。

またマルク・ミンコフスキ率いるグルノーブル・ルーヴル宮音楽隊に招かれ、ケルンとドルトムントでソリストとして出演。

此のようなメンバーで演奏してるがバッハ以外も良い演奏がある、今後の演奏録音に期待します。

ベートーヴェンのラズモフスキー伯爵の依頼で書かれた有名な弦楽四重奏曲第9番の演奏は録音とともに実に見事である。

是非ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲が聴きたい。彼がこの作品を書いたシュヴァルツシュパーニエルハウスの生活は、南京虫にせめ立てられ碌に安眠もできぬ状態だったこと、

これほどの暖い音楽を書いた特にベートーヴェン最晩年の弦楽四重奏曲の傑作。

出版順によって14番とされているが、15番目に作曲された。

弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調(えいハたんちょう)作品 131は是非聴いたみたい。

ベートーヴェンの優しさに触れるようだ。

Beethoven String Quartet No.9 in C Major, Op.59-3 Finale 

それとこれは筆者の所見だが、今までTANNOYⅢLZと云えば弦楽四重奏の演奏等は良いとされているが、

それは大きな間違いであった、それに適切な言葉で表現すれば、その前に比較的にの文言が必要でした。

答えは簡単でヴァイオリン、ビオラの違いは低音が上手く鳴らないと楽器の差が不鮮明に聴こえる、これでは良い音質が得られず、

その上チェロの低域が加われば益々良い中音から低域の豊かな音が必要になるAXIOM80の箱に移植し勿論最近やっと馴染みだした、

この音がクインテットの音質の楽しみ方を余すところ体験することが出来た。

これがTANNOYⅢLZのポテンシャルであろう勿論TANNOY社としてはこの音を提供することが本来の姿なのかも知れないが諸事情(価格的な問題)もあり

ⅢLZの10寸の開発はこの箱で15吋での開発はしたが、10吋ではこのスタイルのみに終わったのは残念である。

勿論コーネッタ等の開発も棚上げしていたのかも知れない・・・・?

三日間連続の投稿になってしまったが、余りにもQuatuor Ardeo演奏のゴルトベルク変奏曲が筆者の部屋で上手く鳴ったので紹介してみました。ブラボー!


NOON-ヌーンとは?聴くと意外と聴きやすいNOON、ボッサからジャズまで最近充実してるようだ!

2018年10月07日 | JAZZ・ボサノヴァ

NOONという名前をご存知だろうか。彼女はまだ年若いながらも本格的な歌唱とオーガニックな魅力を秘めたジャズシンガーである。

TANNOY(ⅢLZ)AXIOM80を愛聴していますが、セッテングして聴き出し5ヶ月になるが、特に最近益々ヴォーガルの良さは群を抜いているようだ、

低域が良く鳴るようになるとヴォーガルの厚みがまし、演奏の迫力が深まり実にJAZZが楽しめる実に嬉しい悲鳴です、(笑)今やオリジナルのTANNOY IIILZ in Cabinetには戻れない豊かな音質になった、ゆったりしたベースの音が自然に鳴り特にゆったりした時を過ごす、音楽が心にしみる。

長く聴くと、此の音の欠点もあるとこが解明する、少し音量を上げて聴くと其処にはまるでステージの特等席で聴く感じに陥る、JAZZ、Bossa Novaってこんなに綺麗な音じゃない・よな・・・?兎に角綺麗すぎちゃうのだ・・・・・!

全く品の良い演奏が聴ける。確かに、ここで鳴る音は笑っちゃうくらい綺麗すぎる、JAZZ演奏ってこんなに綺麗じゃない気もする。

バックバンドの音が実に綺麗で其処が欠点かな?

ハサミ物のプリ管は最近国産を愛用してましたが、暫くぶりにSIEMEN E81CCに変え視聴したがやはり違う、全体に若干色気が増して、国産品もそこそこは鳴るが、此の差は大きい、NOONちゃんの歌声に艶とチャーミングさが加わり実にリラックスムード一杯です。

日曜のゆったりした時間に聴くのは丁度良く聴こえAXIOM80の箱に感謝です。

筆者のイチオシの作品は「Full Moon」もちろん演奏の音質も良くまさにTANNOYJAZZの開演です。

ホセ・ジェイムズをプロデューサーに迎えたオーガニック・ジャズ・ヴォーカリスト、noonのデビュー10周年記念アルバム 『Full Moon』。

2003年にデビューし、瑞々しくもスモーキーな歌声で人気のジャズ・ヴォーカリスト、noon。伸びやかで優しい歌唱はジャズ・ヴォーカルの概念をも変えた。

10周年の節目となる本作は、〈BLUE NOTE RECORDS〉のオーガニック・ソウル/ジャズの旗手ホセ・ジェイムズをプロデューサーに迎え、ジャズ・スタンダードの他、ジョニ・ミッチェル、カーペンダーズ、スティーヴィー・ワンダー等の楽曲をしっとりと歌い綴る。

演奏はホセ・ジェイムズのレギュラー・バンドが担当。リーダー作も話題となったトランペッターの黒田卓也をはじめ、ジュリアード在学時から注目を集めていたピアニストのクリス・バワーズなど、いま最も注目を集める才能豊かな若手メンバーが参加。 

これまでのnoonが持つオーガニックなイメージに近い、オーソドックスなアレンジから、ホセ・ジェイムズの作品を想わせる洗練されたグル―ヴィーな楽曲まで、noonの新たな一面ものぞかせる。

【パーソネル】

noon(vo)Jose James(prod)Kris Bowers(p)、Solomon Dorsey(b)、

Richard Spaven(ds)、黒田卓也(tp)、Corey King(tb)

【収録曲】

 01. エンブレイサブル・ユー EMBRACEABLE YOU

 02. アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴ I WISH YOU LOVE

 03. オーヴァージョイド OVERJOYED

 04. セイヴ・ユア・ラヴ・フォー・ミー SAVE YOUR LOVE FOR ME

 05. ビッグ・イエロー・タクシー BIG YELLOW TAXI

 06. 青春の輝き I NEED TO BE IN LOVE

 07. ホワット・ザ・ワールド・ニーズ・ナウ・イズ・ラヴ WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE

 08. ジャスト・ユー、ジャスト・ミー JUST YOU, JUST ME

 09. ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー LOVE ME OR LEAVE ME

 10. ホェン・アイ・フォール・イン・ラヴ WHEN I FALL IN LOVE

 11. 白と黒のポートレート RETRATO EM BRANCO E PRETO

 12. ザ・ウォーター・イズ・ワイド THE WATER IS WIDE

生憎YouTube配信はありませんが500マイルをお聞きください。

Noon - 500 Miles 

大阪府生まれ。ルーツは韓国。中学生の時に、TV-CMから流れていたハリー・コニックJr.の歌に魅せられジャズに興味を持つようになる。

2003年10月、アルバム『better than anything』でデビュー。

 

2004年1月には、新人としては異例の、全国ブルーノートを中心としたソロ・ツアーも成功させた。

デビュー・アルバムが韓国でもリリースされプロモーションで韓国を訪れる。2004年1月からはトヨタホームのTV-CM に「Close to you」の歌唱が起用される。

その楽曲が収録されているセカンド・アルバム『my fairy tale』は2004年12月に日韓同時発売された。2006年2月8日には3枚目となるアルバム「Smilin’」をリリースし、音楽誌<アドリブ>のその年のベスト・レコードを受賞する。

この頃から日本のみならず韓国やタイでの同時発売を機に、アジア圏を中心に徐々に幅広いファン層を獲得するようになる。


2007年11月7日 初のベストアルバム「FOR YOU - noon's best」をリリース。2008年「フォーク」をテーマに笹路正徳氏をプロデューサーに迎えた『ホーム・カミング』をリリースし、2009年には人気絵本作家コロボックル氏のイラストを配したジャケットでポップスのカヴァーアルバム『Songbook』をリリース。

2009・2010年と、2年連続でタイの国王自らが主催する「HUA HIN JAZZ FESTIVAL」に著名ミュージシャンと並び、日本から唯一の出演。2011年「ノスタルジック」をテーマに制作した『ワンス・アポン・ア・タイム』をリリースする。

2012年には村田陽一氏をプロデューサーに迎えたボサノヴァ・アルバム『ナチュラル』をリリース。

2013年、ブルーノート・レーベルを代表するボーカリストであるホセ・ジェイムズをプロデューサーに迎え、NYでレコーディングしたデビュー10周年記念アルバム『Full Moon』をリリース。

2014年には、初のバラード・ベスト・アルバム『Ballads』をリリース。

 

アメリカのジャズ・スタンダードの他、スウェーデンのポップ・グループ、ABBAのヒット・ソング「ダンシング・クィーン」やイギリス、ビートルズの「ブラックバード」、イタリアの人気映画から「シネマパラディソ」、ブラジルのイヴァン・リンスのヒット曲「ラヴ・ダンス」、ゲンズブールが作曲したフレンチ・ポップの「夢見るシャンソン人形」、メキシカン・ポップの「アマポーラ」、シューベルトの「アヴェ・マリア」などヴァラエティに富んだレパートリーをのびやかな歌声で綴る。

気鋭のピアノ&オルガン・プレイヤー、宮川純が斬新なアレンジを施し若手実力派ジャズ・ミュージシャンが好サポート。

 01やさしさに包まれたなら(Yumi Arai)

 02イパネマの娘THE GIRL FROM IPANEMA

 03シェガ・ヂ・サウダーヂCHEGA DE SAUDADE

 04ダニー・ボーイDANNY BOY

 05アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリーI FALL IN LOVE TOO EASILY

 06デサフィナードDESAFINADO

 07おいしい水AGUA DE BEBER

 08小さな願いI SAY A LITTLE PRAYER

 09アカーゾACASO

 10イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーンIT'S ONLY A PAPER MOON

 11いそしぎTHE SHADOW OF YOUR SMILE

 12トラヴェシアTRAVESSIA

NOONちゃん曰く

『どんな音楽もやればやるほど奥が深いからこそ、歌っていても前は気になっていなかったところが気になったり、もっと理解しなければいけないなと思います。ボサノバも浮遊感がありますが、あれこそ言葉ひとつとっても、深くて難しいんです。それぞれの音楽を追求すればするほど簡単ではないですよね。まだまだわかっていないことがたくさんありますが、日本語の名曲は、他のジャンルよりは深く理解できていると、歌えば歌うほど思います。』

NOON 君住む街 

そんなnoonの最新アルバム『Walk with thee in New Orleans』が3月にリリースされた。ジャズの聖地ニューオリンズでレコーディングされ、暖かく懐かしい香りのする出来になっている。

収録曲はジャズのスタンダードのほか、レオン・ラッセルの「ア・ソング・フォー・ユー」やボーイズ・タウン・ギャングの「君の瞳に恋してる」、そしてなんとBEGINの「恋しくて」などの幅広い選曲。

耳に馴染んだメロディが、独自の柔らかさと暖かい体温を感じさせ、心がリフレッシュされる。

最近筆者の愛機やっと箱に馴染みがでて断然聴きやすくなるTANNOY(ⅢLZ)AXIOM80のヴォーガルが断然良くなった音量は少し上げて聴くとリアル感が堪りません、

昨日金魚の水槽の水を交換して金魚の泳ぐ様とNOONの歌のコラボが良くあっている、ブラボー!