散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
天の邪鬼のつぶやき
浮かれ踊る地下にマグマ蠢く恐怖
「令和」
口々に新しい時代、新しい時代というのは、古い時代を切り捨てたいからなのか。時代は地続きじゃないのか、元号がかわると都合の悪いことは消え去るのか、そんなわけはない。
でも、あやしいよな。都合の悪いことはぜんぶ平成という風呂敷に包んで捨てていこうとしているように見えるのは、おれだけか。
元号と天皇は別で考えるべきではないのか。だって、天皇が元号を考えたのではないのだから(誰かの意図が含まれている)。平成天皇には心底感謝だ。象徴というもので我々はしばっているのではないか、天皇の人としての自由を奪っているのではないか、人権というものを考えないといけないような気がする(皇居に集まった人たちは、きっと考えただろう)。
みんなお祭り騒ぎだけれど、天の邪鬼は不安でいっぱいだ。弱い者から切り捨てられていく、個人商店からつぶれていく、デタラメも悪も権力でつぶしていく、それに拍手を送る人たちが増加していく、マスメディアは沈黙する、武器をたらふく買う、平和の概念を変える、武器を動かす人がいなくなるとどうなる、ボランティアという徴兵制度がはじまるのか、選挙を放棄する、15%の指示で天下を取れる。予測される「令和」の恐怖にびびっている。
こんなことを言うと周りには嫌われる、勘違いされるのだけれど、右でも左でも上でも下でもない。ただ、時限爆弾をいくつも投げ込まれる生活はしたくないだけなのだ。高みの見物をするのは、安全地帯にいる輩だ。
いつか答えは出るだろう。天の邪鬼の予測を砕いてほしい。こんなすてきな答えが用意されていたのかと、微笑みたい。予測が当たらないことを祈って、ここに記しておく。
「令和」を誇れるようにと、願う。
『にゃん画』
・・・・・・・・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )