散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
サクランボ
スイッチバックし春の香りほんのり
「忘れている」
この時期、いや、もうちょっと前になるかな、毎年ネットでサクランボを注文する。ネットで買う理由は、ふぞろいのものがあって安いからだ。
産地直送、収穫をしたらすぐに発送ということなので、スーパーよりは新鮮なはず(毎年、満足している)。
ただ問題もある。それは、注文したことを忘れてしまっているころに届くので、おどろくこと。なんで? だれかからのプレゼントか、なにかの抽選に当たったのか、と、一瞬よろこぶ。で、違うことが判明(注文したのはワタクシである)。それでもうれしいサクランボなのだ。
今年はいつ届くのか。過去のデータから算出すると6月のまんなか辺りじゃないかと。サクランボのイメージは、春。サクランボは春の輝きというようなイメージがじぶんのなかに刻まれているので、サクランボが届くと、目の前が春になる。
梅雨空を春に塗り替えてしまうチカラが、サクランボにはあるのだ(完全な思い込みですが)。
ずいぶん前のこと、仕事で山形へ行ったときにおみやげとしていただいた「超・高級」なサクランボが、サクランボに開眼したきっかけだった。木箱に入っていた先鋭たちは、見事だった。
もちろん、そのとき以上のサクランボには出合えていません。とてもとても買えません。夢は、毎シーズン木箱入りのサクランボを平気でいくつもかえること、そして冷蔵庫には常時ペリエのちっちゃい瓶が並んでいること。ワタクシのあどけない夢であります。
木箱入りのサクランボというのは、一粒おいくらになるのでしょうか。千疋屋さんとか高野さんだったら、ふところがしびれるくらいの値段なのでしょうね。
最近、くだものは、あなどれません。
オムライスは、ふわとろよりも、
むかしながらが好きだ。
いくら昭和の味でも、お箸では無理です。
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