散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
ぐり写
残像想像し意味深の迷宮に入るぐりぐりと
「意味深」
写真はコワイ。黙秘する写真は、「勘ぐり」のスイッチをオンにする。ぐりぐりと、いけないことを想像させてしまう。
その一枚がこれである。
どうです、なんか「意味深」だと思いませんか。写真を撮った瞬間に、これはおもしろいと浮き足だった。
「意味深写真集」なんてものがあったら売れるんじゃないか(もう出ている?)。一切、人は出てこなくて(シルエットはありかな)、シチュエーションだけで、ぐりぐりするような写真だ。「激写」につづけ、「ぐり写」である。
勝手に盛り上がっているのですが、それほどおもしろくない? 今回は無意識で撮ったけれど、これを意識してシチュエーションを設定して「ぐり写」したら、マイナーアートになっちゃうかもしれんよ。
今年の流行語大賞候補に「ぐり写」ということばがノミネートされるかもしれんよ。
そうなると、第一人者はワタクシということになるかもしれんよ。
一躍、話題の人だ。「ぐり写」、ふふふふ、清き一票をお願いします。
でもさ、新しいことというか、ブームというのは、そんなアホみたいな冗談から生まれるのかもしれない。もちろん、ぜんぶがぜんぶじゃないけれど、おもいっきりおどけて振ったバットに偶然、剛速球が当たって場外へ飛んでいっちゃった、みたいなね。
そういうことが起こるから、世の中おもしろいのだ。いまは世界へ配信できるツールがあるので、逆転満塁ホームランというのも夢ではないよなぁ。
そんなむちゃくちゃで、どあほなことを考えながら今日一日を過ごしてしまった、ワタクシであります。
「にゃん画」
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