散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
カレーの恩返し
身に覚えなき恩返し受けて舌鼓
「恩返しプリーズ」
こんなものを買った。
なんでも恩返しをしてくれるらしい。なんの恩返しなのだ? たぶん、カレー好きのワタクシの「カレー愛」に対してでしょうと、勝手に制作者の意図を無視してなっとくをするのであった。
まだ使っていません。いつ、どんなときに、恩返しを要求すればいいのか決めかねているのだ。恩返しを強要するというのもみっともないでしょう。しかし、しかしである。相手が恩返しをしたいと言っているのだ、強く主張しているのだ、それをお断りするわけにはいかない、相手に恥をかかせてはいけない。
しっかり考えて恩返しをしてもらおう。カレーをつくるときか、野菜炒めか、チャーハンか、親子丼か、すき焼きはどうか、すき焼きがカレー鍋になってしまうか、悩むなぁ。いや、悩むというのはへんだ、迷うなぁ、だろう。
迷って、迷って、迷って、迷って、(飛んで、飛んで、飛んで、のメロディで)まずチャーハンで恩返しをしてもらおうと決めた。恩返しの王道だ(そんなのあるのか?)。
材料は、ソーセージ、ニンニク、ショウガ、タマネギ、ピーマン、卵、シナチク。調味料は、塩少々、胡椒多め、醤油少々である。さて、ここで問題が浮上する。どれくらいの量を恩返ししてもらうか、だれだって迷うでしょう。あつかましいヤツと思われるのもいやだし、あまりにも消極的だと相手の好意に水をさすことになるだろうし、またまた悩む(これは迷うでいいだろう)。
これから先も恩返しをしてもらうわけだから、初回は小さじ一杯半くらいでいいんじゃないか。二杯にしないところに品格があらわれるでしょう。もっと恩返しをしたいと、思ってくれるでしょう。
と、いうことで、しっかりと恩返しをしていただきました。次は、焼きシリーズで「焼きそ・ば」はいかがかな。きっと、いい結果が出ると思います。ご期待ください。
※恩返しめし
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