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くだらないはなし

五輪ゴリンと金の音響く醜態よ


天ぷらは、うまい。
天ぷらにすると、ほとんどの食材はごちそうになる。
これは魔法だ。魔法という称号を与えてもだれも文句は言わないでしょう(言わないことにしておきます)。
しかし、「ワタクシ、天ぷらは嫌いでございます」という人だっているはず。
そこで、天ぷらとカレ-ライス(なぜかカレーライスがいきなり登場する)、どちらが好きかではなく「ワタシの嫌いランキング1位」に、どちらが多く票を取るのか、考えてみた。

さぁ、どっち!
もしかしたら、もしかしたら、両方とも嫌いランキング1位に選ばれることはないのかもしれない。1位になるには両方ともクセがなさすぎるんじゃないだろうか。
きっとそうだ(ここで早くもあきらめモード、なっとくモード、素早すぎる結論)。



やっぱり天ぷらは実力者であり、人格者だ。人に嫌われないのだ。スーパーのお惣菜売り場でも存在感を失うことはない。
カレーライスだって、なかなかのものだ。ただし、スパイシーカレーは別のような気がする。やや性格に問題がありそうにおもう。和まないのだ。尖っている、粋がっている、薄情な気がする。
このふたつのメニューに割り込めるのはなんだ? さて(ここでしばし思案する)、そしておもむろに膝を叩き、あいつがいたと目が見開かれる。その名は、とんかつである。
とんかつもごちそうだ(そう確信しているのは昭和の人だけ?)。ベースボールでいえば、クリーンアップを打てる逸材だ。ドラフト1位入団確実だ。
とんかつは嫌いだという人も少ないのではないかな。カレーとも仲が良い(ただし、スパイスカレーとは睨み合っているそうだ)。
次回は、とんかつについて考えてみよう。





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