啓蟄も過ぎ、この季節、花粉症の洗礼を受けている私は、できるだけ外出を控えたいと思っているのですが、啓蟄の虫たちと一緒で、陽射しの柔らかさに、つい寄り道をしてみたくなります。
公園の生垣には、肉厚のつややかな深緑の葉に、手のひらほどの真っ赤な椿がどっさりと花をつけ、春の陽光に光り輝いていました。
木偏に春と書いて「椿」、春の花の代表花のようであるけれど、寒椿のように、一番寒い季節にも咲き始め、真っ赤な椿の花を見ていると生命力そのもののように思えるのです。ところが、今盛りと咲きながら、ポトリと地に落ちた様は、そのあっけなさに、かえって命のはかなさを椿の花に思うこともあります。
公園の生垣には、肉厚のつややかな深緑の葉に、手のひらほどの真っ赤な椿がどっさりと花をつけ、春の陽光に光り輝いていました。
木偏に春と書いて「椿」、春の花の代表花のようであるけれど、寒椿のように、一番寒い季節にも咲き始め、真っ赤な椿の花を見ていると生命力そのもののように思えるのです。ところが、今盛りと咲きながら、ポトリと地に落ちた様は、そのあっけなさに、かえって命のはかなさを椿の花に思うこともあります。
此の花は地面に落ちる時は 花を上にしているのが、多いですよね。
たおりたくなる 生けたくなる 一輪挿しに。
花もそして葉も 艶やかな美しさ。さらには、実も艶のもと。
だから、引き付けられるのでしょうか?
落ちた花も お皿の水に浮かせたいようですよね。
ピンクの椿ですか。りっぱだったでしょうね。
花の落ち際のみごとさに、昔の人は縁起をかついだのでしょう。今では、落ちた花を水に浮かべるだけで風情がありますが。
>花のさん
椿の花のスタンプ、私も覚えています。化粧品会社も、女性の美しさを「椿」に見出したのでしょうね。
>大村さん
真紅の花、鮮やかな黄色のしべ、深緑の葉、このコントラストに椿の完璧な美しさがあるように思います。