相変わらず、厳しい残暑が続いています。何をするのにも意欲は半減し、ただ熱中症に気を付けて、
水分もまめにとって、栄養にも気を付け、とただただ無事にこの暑さが過ぎてくれるのをじっと耐えている、
そんなふうに過ごした8月でしたが、それも最後の週となりました。
庭も暑さで息も絶え絶え、水遣りも一日も持ちません。もう夕方にはまたぐったりしています。
ただ、前出した「風船唐綿」だけは、その様相を変えながら、日々楽しませてくれています。
7月の頃にはあんなにチャーミングだった花も、花後にできた果実が風船のように膨らみ、
みるみるうちに、いかにも痛そうな針状の突起物を袋の表面にびっしりつけました。
もうどんな外敵も寄せ付けないと鎧をまとっているようにも見えていましたが、このとげは見た目は
触るのも躊躇するほどですが、実際には柔らかく、その大げさぶりがとってもユニークでした。
そのうち果実は熟し、中から顔をだしたのは、白い綿毛のついたほんの小さなゴマのような黒いタネでした。
それはあっという間に風に吹かれて飛んで行ってしまいそうです。
きっと子孫を繋ぐために、あの過剰とにも思える姿で一生を全うしたように思います。
この風船唐綿(フウセントウワタ)、来年もぜひ育ててみようと思います。
フウセンカラワタは、この花と実と、種のアンバランスがとても
おもしろいですね!
まるでタンポポのようです。
春撒き一年草と聞いていますが、我が家のは昨年冬越ししたものです。
>kurakさん
風の力で、種を飛散しているようですが、我が家ではあまり、こぼれ種からは発芽していないようです。
どこへ長旅に行ってしまうのでしょう。
>あやさん
この夏、一番元気だったのは、このフウセントウワタだったのでは、
もっとも場所を選ばず、肥料も必要とせず、病気にもならず
夏の優等生でしたから。
他の植物たちは、家の女主人同様、ぐったりしていましたよ。
>ぶんちょうさん
どんな生物にも一生があり、歴史があるのですね。
フウセントウワタは、そのユニークな形で目が離せませんでした。
>はなこさん
一年草として扱われているらしいのですが、
我が家のは2年越しです。昨年も秋に花を付けたのですが
昨年9月の台風で、折れてしまいました。
その苗からはじめて、今年花が咲き実がつきました。
挿し木でもOKだそうで、丈夫なのですね。
>TUKASAさん
実がつくと、この実のユニークな形から、よく生け花にも使われるそうです。
すると、そのうち実がはじけて、種がでてくるという話ですから、家の中でも観察できそうですね。
>ム・スタイルさま
ブログ上でお会いできるとは、いつもお世話になっています。
多彩なム・スタイルさんのことですから、、ブログを読むのも楽しみです。
どうぞ、これからもよろしく!
可愛い花からは想像出来ない大きな実。
タンポポの種のように飛んで行くのですね。
不思議な花です。
時々見かけますが、なかなか面白いですね。
最後の写真の種の毛は、煙のようで、昔子供のころ
指先に何かを塗って、指を擦り合わすと飛んでいくよいうな
煙っぽいものが出た、ちょっとしたおもちゃを思い出しました。
可憐なかわいい実から始まり、風船のようになって
はじけて繊細な顔をみせて、種を飛ばしていく・・・・
不思議な感じがします。
貴重な瞬間を見せていただきありがとうございました。
でも、なにがすごいって、花、実、種の時のそれぞれをきちんと撮りきるAkikoさんがすごいです。暑さに負けないでチャンと生活してるってことですよね。私も頑張らなければ・・。
それにしても種が飛び出す瞬間をよく捉えてます、貴重な写真になってます。
フウセントウワタ、
過日、花並びに実を見せていただきましたが
今回は実が割れて種が飛散するところですね~
風に乗って新天地へ飛び立っていったことでしょう。
タイミング良く見事に飛散状況を撮影されましたね~
私もこのようなところを見たのは今回で2回目で
なかなか見られないものなので嬉しかったですよ。