東日本大震災で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
東日本大震災から
2年の時間が流れました。
震災のことをBlogに掲載するのは
「如何なるものか?」という
気持ちの葛藤はありますが
私の友人や友人のご家族・親戚の方々と
本当に多くの方が被災されていることもあり
やはり書く事にしました。
【震災から2年】
3月11日が近くなると
各メディアでは一斉に特番が組まれます。
被災地の「いま(現状)」・・・
被災地の抱える問題・・・etc
人は時間の経過とともに
「落ち着きを取り戻し」ながら日常を過ごしてゆきます。
「辛くとも」「悲しくとも」・・・
どんなに望んでも時間を巻き戻すことができない以上は
「一歩いっぽ」前へ進むしかないのでしょうから・・・。
被災地のインフラ的な「復興(復興事業)」は
徐々に進んできている反面
諸問題も起こってきているとメディアは伝えます。
いま
阪神淡路大震災の時にも感じましたが
インフラ整備が進めば進むほどに
「人のこころ」が置き去りになってゆかないか
危惧しています。
私の参加するツーリング倶楽部である
東海ひよこ倶楽部では
震災復興支援には様々な方法があるとは思いますが
「旅」=「走ること」と捉え
ツーリングを開催することで(走ることで)
「日本を元気に、旅で笑顔に」を実現していこうと皆で考えました。
そして
「がんばろう!日本」というステッカーを製作し
倶楽部員が車輛やヘルメットに
このステッカーを貼る事で
私達が赴く「旅先」のParkingArea等で
偶然に居合わせる多くのライダー達が
このステッカーを目にする事で震災を思い出し
その記憶を「風化」させない様にできればという思いを込めた
「がんばろう!日本」という取り組みをしています。
※東海ひよこ倶楽部活動日記:http://blog.goo.ne.jp/tokai-hiyoko
昨年
ツーリング倶楽部で取り組みをしてはいても
この取り組みに意味はあるのだろうか・・・と考えている時に
福島県へツーリングに出掛けました。
お宿(民宿)のご主人に
震災のこと・被災地の事
そして
倶楽部の取り組み・自分の考え
を率直にお話しした際に
ご主人から言われた一言は
今でもハッキリと覚えています。
「ツーリングを終え帰宅されてから福島県の現状
貴方がみた事を家族や仲間に話して下さい」
「この震災の事を決して忘れないで下さい」と・・・。
そして
「東北は元気に復興に向けて頑張ってるのだから
皆さんで東北へまた来て下さい」
貴方がメッセンジャーとなることもまた
「復興支援になる」のだと・・・。
私の様な「個人」に
「何ができる」というものではありません。
しかし
今年の「夏」にでもまた
東北を「旅(ツーリング)」してみようと思っています。
被災された皆さんの顔からこぼれる「笑顔」の回数が
増えてゆくことをこれからも願っています。
2013年3月11日。