Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。
ご自由にご覧下さい♪
と購入した雑誌を紹介してきた
このコーナーも"100回目"♬
記念すべき100回目に紹介するのが、
偶然ながら
"特別な思いがある内容"を
紹介する雑誌となったのも
何かしらの"巡り合わせ"なのでしょう(笑)
1冊目は
☆Heritage&Legends
Kawasaki ZRX SERIES
1200DAEG/1200/1100
ザ・パフォーマンスネイキッド、その魅力!
☆カスタムマシン インプレッション
ケイファクトリーZRX1200DAEG試乗
スーパーチャージャーでどう変る?!
☆歴代ZRXの特徴をクローズアップ
1100、1200、そしてDAEG、
共通点と相違点は?
☆著名ショップに聞くカンどころ
しゃぼん玉:機種別カスタムの要所とは
ストライカー:実録・整備&メンテのキモ
☆カスタムマシーンショーアップ
ベースの素性やパーツを生かした最新5台
狙ったわけではないが...。
100回目に紹介する雑誌は、
KawasakiZRXシリーズを特集した
"Heritage&Legends"ダ♪
表紙は、
私の車輌制作をお願いしている
"しゃぼん玉社長(滝川氏)"の車輌。
カスタムケースとして
仲間のマシーンも紹介されている♬
雑誌に紹介されてはいないが、
ZRXという車輌に魅了されている
方々を私は沢山知る。
個性的なZRX達が
このさきも"生き残る"ことを願うが
どうなることか...。
以前の記事にも書いたが、
魅力の無くなった車輌は
(商売的に"うま味"の無くなった車輌)
部品供給が滞り"状態の維持"すら
困難を極めてゆくのが現実ナノダ。
生産を終了しても尚、
"商売になるな"と思わせるオートバイで
在り続けるOwner達の努力が、
ZRXという車輌を
"伝説のオートバイ(後世に残る車輌)"
へと昇華させてゆくのではなかろうか。
Z900RSやNew刀の発売。
GPZ900Rの復活までもが噂されるイマ。
ZRXの"Identity"を誇示することが
我々ZRXを操る者達の使命の様にも感ズ...。
2冊目は
☆RACERS Volume54
NRの衝撃 Part1 レースレビュー編
'79年のデビューから40年
世界GPを走った
NR500の4年間を追う
[THE SCENE from scenes]
デビューレースは転倒炎上
[MACHINE GALLERY]
初期型はまさに「エビ殻」モノコック
[INTERVIEW]
NRとともに挑んだライダー
片山敬済
今回のRACERSは、
"NR"の特集を2号連続で紹介とのモノ。
満を持しての"NR特集"なのだろうが...。
誌面の
"【PROLOGUE】
THE DREAM BEGINS"
で編集長の"加藤"氏が書かれた
当時のNR500に対する思いと、
私の思いは同じ様なものだ。
ではナゼに興味を持てない
"NR500"を特集した
この冊子を私が購入したのかといえば、
"片山敬済"氏が
WGPで異質な"NR500"を
どの様な思いで走らせるに至り、
どの様に感じながら走らせていたのか、
という"PRO RacingRiderー片山敬済"への
興味からダケである。
内容でも書かれているが、
この時GPキャリア絶頂であった氏が
何故に...、
WGP復帰を宣言しばかりのHONDAの...
それも2サイクル車と同じ排気量(500cc)の
4サイクルエンジンの車輌で
WGPを闘う決断をしたのか...。
誌面のインタビューでも
多くの方々が氏に"同じ質問"を
何百回もされた(る)との
話しもあったほどに、
当時の氏を知る人は
皆知りたいことなのではなかろうか(笑)
このことに対する
氏の回答はとても興味深いものなのですが...。
これ以上書くと
"ネタばれ"となるので書きませんが、
この号...
読めば読むほど
次号が待ち遠しいと思えるほどに
"面白い"ノダ♬
あの当時(若かりし頃の私)には
"NR500"はHONDAが何かやってるな
程度の感覚でしかなかったが、
時が流れた今だからこそ...
WGPで"勝負(勝敗を争う)"する道具という
目線などではなく、
その車輌に込められた
開発者達の技術や挑戦するスピリットというものに
目線を落とすことができるのダロウナ。
もうこの車輌は闘う必要が無いのだから...。
この号は"NR500"というRacingMACHINEを
また違った目線で私に感じさせてくれた。
次号の発売(12月24日)が
今から楽しみでならない♬
...と書いたところで、
RACERSの紹介を終えようと思ったのだが、
以前に"Honda Collection Hall"に
訪れた際のことを思い出し、
”NR500"を撮影してきたものを引っ張りだし
少しダケ話しを続ける(笑)
「差」ではなく
「違い」で勝つ
"ただ勝つのではなく、
新しい技術に挑戦しながら勝つ。
2ストローク全盛の世界グランプリに、
「4ストローク楕円ピストン」という
前代未聞のエンジンで挑んだ。
この様なパネルから
"NR500"の展示は始る♬
"Honda Collection Hall"に展示されていたのは
'79年イギリスGPー片山敬済車の"NR500(NR1)"♬
RACERSの誌面で詳しく書かれている
えび殻モノコックフレーム、
倒立フォーク、
ニューコムスターホイール、
サイドラヂエター...etc
独創的な技術満載。
もちろん、
エンジン内部には
"長円(楕円)ピストン"が睡る。
'77年世界GP復帰宣言。
2サイクルを超える"130ps"を目標に
開発されたNR(New Racing)エンジンは、
楕円ピストンに2本のコンロッド、8バルブ、
組立クランクなどの革新的技術が採用された。
ーエンジンー
水冷4サイクル90度V型4気筒
DOHC8バルブ ギア駆動 499.49cm3
93.4mm(長径)✕41.0mm(短径)✕36.0mm(行径)楕円ピストン
ー最高出力(Max Pawer)-
128ps/19,000rpm
-最大トルク(Max Torque)-
4.8kgm/15,000rpm
"Honda Collection Hall"では、
"NR500"のクランクシャフトアッセンブリ
も展示されている♬
楕円ピストンに纏わる話しは
RACERSに詳しく書かれていますので
是非お読み下さい。
"Honda Collection Hall"には、
RACERSで紹介されていない
もう1台の"NR500"が展示される...。
1983年(昭和58年)の
東京モーターショーに出品された
先端技術を多用した"NR500"ダ♬
エンジンは"NR4"の3Xエンジンであろうか...。
チタンやマグネシウムを多用。
フレーム、スイングアーム、ホイールに至っては
CFRPで構成されている。
NRの最終型(NR4)以降に制作されたものだろうが、
既にこの時代に"カーボンディスクローター"が
装着されているのがとても興味深い。
GP500の主軸が
"NS500"に推移してゆく中であっても、
"NR500"の可能性を捨てたわけではないことが窺える。
この弛まぬ努力が後(1987年)の
ル・マン24時間耐久レースにデビューした
"NR750"へと続いていったのではなかろうか。
"PRO RacingRiderー片山敬済"への思いから
手に取ったRACERSではあったが、
誌面を読み終え、
改めて"Honda Collection Hall"で撮影した
写真を見返してみると...。
"NR500"というRacingMACHINEを
今までとは違う視点で楽しむことができた♬
この"Honda Collection Hall"で撮影した
写真をみていて面白いことに気付いた...。
RACERSの裏面に描かれた片山敬済氏の走りを
描き取ったものと、
"Honda Collection Hall"に展示されたいた
片山敬済氏の走行写真...。
ゼッケンの違いから考察するに
絵は、
フランスGPでの一コマを描き取ったものだろうか。
写真は、
イギリスGPと表記されているので間違いないが、
この時の予選では"Tカー"を使用してるので
プラクティスでの一コマであろう。
違うコースの違うコーナーであろうに、
全く同じ場所(コーナー)ではなかろうか...
と錯覚してしまう程に
ライディングフォームが同一なのダ。
これがインタビューで氏自身が語られている
"NRと出会ったことで、
体内時計で1/100秒を刻める自分になっていた"
ことの片鱗なのだろうか。
凡人の私には分らぬ世界だが、
これが鈴鹿サーキット(テスト時)を数周に渡り
1/100秒の差を感じながら走ることを可能にした
"PRO RacingRiderー片山敬済"という人間の凄さなのだろう。
真に"修練"のなせる技♪
誌面には更に魅力的なお話しがたくさん♬
是非お読み下さい。
では
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ライダーの皆さんのお越しをお待ちしております♪
【関連資料】
【Honda Collection Hall】ーツインリンクもてぎHPー
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まだよく読んでませんが、これらの流れから
市販のV型エンジンにつながり、RVFになって行くと思うとホンダにとってNR500はレースの勝ち負けだけではなく、その後の流れを決めたチャレンジだったって事でしょうかね
最近は、何にしても結果だけを求めるので
面白い物は革新的な物がでないですが
当時、NR500の流れの端っこにある単車に乗れた事は、良かったと思います
では、また
買いましたか♬
NRは興味なかったのですが
片山敬済氏に興味があり私は買いました♪
NRからV型4気筒(RVF)へと続いてゆく...
そう言う流れならば、
私も末弟のVFRを乗っていたので
このレーサーズを
更にしっかりと読まねばなりませんね(笑)
...あの時代に興味がもてなかったものが
今だからこそ興味がでる♪
レーサーズ♬楽しい雑誌ですね。
頑張って続けて欲しいものです。
例のカテゴリーはいつやるのでしょ?
知らない話も多いかと思います
ところで、あの話は未だにやりませんが
雑誌にした時にどんな話になるか
楽しみですね
そろそろネタも尽きてくると思いますが
AMAのCB-Fをやりましたかっら
VF-FとVFR-F後は、GSX-R FZ750
を1回づつ特集で4回やってその後くらいで
出てくるかな
フレディーのVF-Fもカッコいいですからね~
それはそれでみたいな
確かに世代的に...
というより全然走らないMachineという
イメージしかありませんので、
市販車のNR750も全く興味が持てなくて(汗)
皆さんが
楕円ダ・楕円ダ...と騒いでいたのは
覚えていますが、
騒ぐ意味が分りませんでした(笑)
VF750-F(V45インターセプター)は
兄貴とMr.◯ikeまで
市販車を見にいった記憶があります。
結果はYAMAHAを買いましたが...。
やはりライダーもですが
AMASuperBikeマシーンの特集が見たいですね♬