「きた、キタ、きたあ~。ヤハズで土砂降りだぞぉ~・・」、
道敏君から連絡があったのは5時30分を過ぎていた。
『ちょっと暗いで、アユが飛んでるのが写るかなぁ・・、とに角すぐ行くよ』
息を切らせてヤハズまで辿り着くと、なるほど引っ切り無しに飛んでいる。30枚ほどシャッターを切って、ようやく掲載の写真が撮れた。いつものことながら、なかなかいい写真が撮れない。実際はもっと飛んでいるように見えるんだが・・・。
道敏君の話によると、大きなのは放流で、小さいのが天然だそうだ。昨年ここまで上って来たのは、5月16日だったので今年は7日ほど早い。順調に水が落ちれば、7~10日程で鮎滝まで辿りつくだろう。