国王夫妻が訪れることになった大邸宅ダウントン・アビー。グランサム伯爵家の長女メアリー
(ミシェル・ドッカリー)は、パレードや晩さん会の準備のために引退していた元執事のカーソン
(ジム・カーター)を呼び戻すが、国王夫妻の従者たちは、自分たちが夫妻の世話や給仕をやると告げる。
一方、先代伯爵夫人バイオレット(マギー・スミス)の従妹モード・バッグショー(イメルダ・スタウン
トン)は、自分の遺産をメイドに譲ろうと考えていた。
TVシリーズの映画版だそうで内容を知らないまま・・・・最初に主だった人物の関係が紹介され
これにより、登場人物のだいたいの人物像を把握できたので、楽しむことができた。
1910年~30年頃のイギリスが舞台。大邸宅に暮らす伯爵一家(貴族・クローリー家)と使用人(従者)達
による、イギリスの階級社会の日常の様子をドタバタ劇で面白おかしく描いた人気ドラマを映画化。
ドラマ版の続きのようで、最終回から2年後のクローリー家に、今度は英国国王夫妻が訪れることになる。
パレードや豪勢な晩餐会の準備の最中に、一族やメイドたちのスキャンダル、陰謀等々が矢継ぎ早に次々
と起こる。色々なことが起こるので何が何やら、登場人物も誰が誰やら、分からなくなるが、面白い。
TVドラマで観ていないと解からないエピソードも出ており、これはもうTVドラマシリーズを見ていないと!
ダウントンアビーの世界に入り込むのは難しい、と言ってもいいのでは?
これは、ダウントンアビーファンにとっては最高の一本なのでは??直ぐにでも、TVドラマシリーズを
見てみたくなりました!
TVシリーズを知らないまま映画版へ飛び込むのは無謀だったか? ☆☆☆☆