最強の殺し屋「ファブル」として裏社会で恐れられていたものの、ボス(佐藤浩市)から誰も殺さずに
一般社会に溶け込んで生きるよう命じられたアキラ(岡田准一)。相棒ヨウコ(木村文乃)と兄妹を装い
アルバイト先のデザイン会社オクトパスの社長・田高田(佐藤二朗)と社員ミサキ(山本美月)に素性を
知られることなく平穏な日々を過ごしていた。そんな中でアキラはNPO団体の代表を務める宇津帆
(堤真一)と出会い、やがて彼がターゲットから金をだまし取っては命も奪う危険人物であることを知る。
冒頭、怪しげな男たちが、次々と瞬殺されていく。更に、駐車場でワゴンに乗った男を殺すが、車が
大暴走・・・いきなりのド派手なカーアクション(中々やるな)マスクをしているが、岡田准一自らが
体を張って挑んでいるらしいです(凄いな)猫舌で変わり者、というキャラは、前回同様ユニークで
笑える。真顔でおかしな事を言うギャップが愉快で、これも又笑ってしまう。
さて、作品内容は?この街では、表向きは子供を守る活動をする、NPO代表だが、裏では、緻密な計画
で若者を殺す、最狂の男・宇津帆が暗躍。堤真一さんが、表と裏の顔を使い分ける、狡猾な悪役を熱演。
人当たりが良いのに、実は腹黒いクレイジーに染まった男だった。後半、特にクライマックスの壮絶な
バトルも、なかなかの迫力。アクションも豪快かつ爽快で楽しい。
少女の復活と再生、成長の物語と、男の正義を貫くヒーロー譚。
続編はコケることが多いのですが久しぶりに続編が楽しめる作品でした
出演者が皆、年齢を重ねていて
次回作がもしあるとしたら・・・更なるパワーアップは望まないが同程度の期待はしたい ☆☆☆☆