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信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

信州から日々の情報・映画・草花・軽登山等‥気まぐれに情報発信していきます

カンパイ!日本酒に恋した女たち

2019-07-22 12:18:43 | 映画

現在、日本酒の世界で活躍する3人の女性たちに迫るドキュメンタリー。 広島に100年以上続く酒蔵を

酒造りごと受け継いだ杜氏・今田美穂。日本酒の魅力を世界へ発信するニュージーランド出身の日本酒

コンサルタント・レベッカ・ウィルソンライ、食と日本酒の多彩なマリアージュで日本酒の世界を広げる

唎酒師であり日本酒バーのオーナーでもある千葉麻里絵。日本酒に魅せられた3人の女性の志と日常を

アメリカ在住の映画ジャーナリスト・小西未来が追いかける

「カンパイ!世界が恋する日本酒」に続く日本酒ドキュメンタリー作品の第2弾です。前作は残念ながら・・・

第一線で日本酒に携わる3人の女性を中心に、 様々な人の立場から日本酒のあり方、無限に広がる可能性

日本酒に向ける愛などの熱い想いが語られているドキュメンタリー映画です。

日本酒好きには是非、観てもらいたい素晴らしい作品でした。 かつては、女性が酒蔵に入ることすら禁じられ

ていた酒蔵・・・ しかし昨今は、それぞれの立場で日本酒の可能性を広げる、3人の女性の作品

 実家の蔵を継ぎ、伝説の酒米を復活させた杜氏・・・ 日本酒に魅せられ、その魅力を発信し続けるニュージーランド人

の日本酒コンサルタント・・・そして、好きが高じて研究を重ね、オリジナルの酒を作ってしまった日本酒バーの店長。 

 日本酒にスパイスとか、発想が素晴らしい。(中々そんな事は考えない) 根拠がない『伝統』の一言で縛られ無くなり

そうな物が日本中に沢山あります。 日本酒もそうなのでは無いでしょうか?新たな力で進化しつつあるけども

同じことは沢山のことに言える様な気がします。 料理の世界も一緒だと・・・

5000あった蔵も現在では1200。これ以上減ら

        さないよう、酒という文化を消さないよう、積極的に日本酒を飲みましょう!   ☆☆☆★


佐久の苔寺「貞祥寺」さんを訪ねる

2019-07-21 12:00:00 | 神社・仏閣

    毎度のことながら、ネットサーフィンをしていると・・・「ん?長野県にこんな苔の綺麗なお寺さん

    あったのか?」と 佐久市前山か、1時間ちょっとで行けるな・・昼休みに飛ばす?行って見よう!!

 

      参道には小さな小川が流れており所々に「沢蟹を捕らないで下さい」の文字が

             参道は檜や杉の大木が林立する美しい苔の回廊

   

  

   参道の石段を登っていくと左手に「島崎藤村の旧宅」がひっそりと佇んでいます 左の写真中央奥の建物

       

              総門は1653年建立したこの寺 最古の建造物

  

         苔の中には「シロソウメンタケ」一応「食」ですが・・・食べないよね~ 

           右は解らないな~ 苔の中には色んなキノコも生えてました

                澄んだ水をたたえ、観音様が佇む古池

        

   境内の一角には第二次世界大戦における、前代未聞必死必殺の水中特攻兵器人間魚雷「回天」の創始者

   である仁科少佐の出身地であることから戦没された方々への哀悼の意と、世界平和を念じた「回天の碑」

    と「回天の模型」が建立されていました

        

   忘れてはならない事実ですね戦没された方々への哀悼の意と、世界平和を願って手を合わさせて頂きました   

          

    境内の一番奥には小海町にあった神光寺から移築された「三重塔」がそびえ立ち、これらは県宝に指定

   

   

   三重塔一階にあたる部分の4面の扉の横には各々違う「彫刻」がなされているのですが

                             一枚だけ無くなっているのは何故?

 

    紫陽花と三重塔を撮影しながら「此処は秋の紅葉が映えるだろうな~」と、思いながら・・・

                                     帰路に着こうかと思います

     厳粛な空気に包まれた苔の美しいお寺さんでした。  御朱印は行って居ないとの事でした 

     長野県にも京都の様な苔寺が存在したんだと、まだまだ知らない場所が多く存在するなと長野県は広い!


自宅に咲く草花達 2019初夏

2019-07-20 11:54:41 | 自宅の草花達

      昼休み・・・梅雨の合間の青空が時折見える中「北横岳でも行こうかな~」と、様子を見ると・・・

                                         思わしく無いな。

  

        

     あ~「紅」が色付いたかと、裏庭のヤマアジサイを眺める・・うん・・・

                おとなしく自宅の花でも撮るか~・・・と 庭に出てウロウロしてみる

   

       

     蜜蜂がせっせとお仕事中です 使えるな~マイクロニッコール55mm F2.8 

                        30年も前のレンズだが健在 素晴らしい描画です

   

        ハイブリッド系の百合が咲き始めました  ISO640 絞りF4.2 5000/1で  +0.3補正

    

      バルーンフラワー「桔梗」 ISO640 絞りF3.5 2500/1 -0.3補正 後 色抜きしてあります

  

         ネジバナ ISO640 絞りF4.5 4000/1+.07補正 私のカメラは「バリアングル」とか「チルト」

     等が出来ない為、この辺だろう?!とファインダーも見ずに撮るため何処にピンが来るのかさえ分からない

     状態での撮影です・・・が、フィルムの頃と違い撮影後すぐに確認して失敗なら削除・・と今思えば昔は

     現像が上がって来る迄不安だったね~~ 

   

      最後はもう一度 山アジサイ「紅」の画で ISO640 F3.5 1000/1 +1補正です

                               何時になったら梅雨は開けるのかな?


井戸尻史跡公園の古代蓮

2019-07-19 12:15:15 | 富士見町

井戸尻史跡公園の『古代蓮』が咲き初め、つい先日(14日)、町の「観蓮会」があったそうです。そうか~咲き始めたか

 曇り空が多い今日

  

小雨降る中、見るのは朝だろうと出勤前に立ち寄る事にしました AM5時半 向かう際、霧が巻いていたので「良し!!」と

思ったのですが・・・   

  

一寸、ブレイク と言う訳では無いのですが・・・蓮の葉を見るとついつい撮りたくなってしまうんですよ  

 

  どう言う感じ方をされるかは個人の創造にお任せします

  

梅雨空に彩る蓮の色気  泥の中からでも綺麗な花を咲かせる、しかし泥には染まらない・・・ 

               人も悪しきものに染まらずに居て欲しい物です   らしくないな!!    2019年7月16日撮影


北杜市須玉 「海岸寺」さんを訪ねる

2019-07-18 11:37:47 | 神社・仏閣

  

      長野県もそうだが山梨県も海無し県なのに何故か?海に関係する場所があります例えば「小海町」

      そして今回お邪魔したのも「海岸寺」

 

     今は使われていない参道には途中から入ります。 仁王門を過ぎると鐘楼門見え正直思っていた

     より凄い立派なお寺さんだなと・・

   

     鐘楼門の手前には左右に並ぶ石仏群 今回お邪魔したのはこの石仏群見たさでもあります。何故に?それは

        

     海岸寺の境内には西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所、秩父三十四ヶ所の各札所の観音像や延命地蔵尊

     などを移した百番観世音石仏が安置されています。これらの石仏の製作者は長野県高遠の出身で江戸時代

     後期の名工であった、守矢 貞次の作品が見たさです

  

      百番観世音は貞治の生涯の全作品のうちの約3分の1にあたり彼が50歳をすぎた頃に8年を

      費やして彫ったと伝えられています。そして、先にと思い「御朱印」を頂きに伺うと

     「当寺は御朱印代は頂かないのでお参りが終わりましたらこちらに置いておきますのでお持ち帰り下さい」

     と、そうなんだ…と思い海岸寺さんのもう一ヵ所の見所『観音堂』へと向かう

  

        おっ!あの正面が「観音堂」だな・・・と向かうと おや? 瞑想参禅舞台?

    

ならば、舞台に行って見ますか・椅子が用意されているので腰掛、遠くを望み瞑想とまでは行かないがしばしの思考

 

      紫陽花の花が丁度良かった同寺だが「山百合」がそこかしこに蕾を付けており咲いたら見事だろうな

       7月12日に伺っているのでこのブログがアップされる頃には見頃を迎え始めるかも知れません

  

        

                       観音堂彫刻の数々

  

      正面軒下を飾る粟(あわ)とウズラの彫刻は信州諏訪出身の名工立川和四郎の作です。

      1845年着工、約20年の歳月を費やして竣工されたそうです。その特色は細部が優れた彫刻に

      よって満たされています。 石仏と言い彫刻と言い信州と深い関係がありそうです

 

                     粟とうずらの彫刻

        

      日本の木彫史をかざる江戸時代の代表的な彫物の一つとしても貴重なものであります。

                       百番観世音石仏と共に町の重要文化財に指定されています

  

      最後は「なまこ壁と紫陽花」と御朱印を頂いて帰路に着きます  

            彫刻・石仏とも素晴らしい物を拝見させて頂きました

           又少し気になるお寺さんが見つかったので近いうちにそちらも訪問したいと考えております


塩尻市大門 コッペパンとカフェの「ing⁻cafe(イング・カフェ)」

2019-07-17 12:30:30 | 美味しいもの

      塩尻市に伺った際、少し時間があったのでお昼をと バイクで市内を散策中、ふと見つけたのが

       

      は?コッペパンのお店?オモシロそ~~という事で入店 店内でも頂けそうなので、軽ーい昼食を

       頂くのには丁度良いかな? 

  

      入店しボードを見ながら注文を決める 迷いに迷ったのだが・・結果は??

      パンが出来上がってくるまでこちらのお店の事を少し調べてみました  お隣のパン屋さんから

      コッペパン部門を独立させcafeとしてオープンさせたそうです。総菜系のコッペパンからデザート系

      の物まで常時12種類くらい用意しているそうですよ 待つている間に情報を仕入れていると・・・

      おっ!? コーヒーもその度豆から挽いて居るんだね?! 期待大!!さて、来ました

   

      此れは外せないでしょ~と「あんバター」と迷ったすえ「レモンとクリームチーズ」に決めさせて頂き

      ました    一寸お行儀悪い撮り方してゴメンね

      でこちらのお店パン店の奥様と娘さんで切り盛りしているそうですが・・・

                         正直どちらが娘さんか判らなかった!! 置いといて・・

  

      実食! あんバタから頂いてみる‥‥あ~~パン美味しいよね。。あんバターはマーガリンだよね? 

      まっ!この組み合わせが非常に良いので問題は無いのでOKなのですが で、コーヒー・・・ちゃんと

      美味しいですね普通のコーヒー店に比べれば少し「たっぷり」め、なのも嬉しい所です。      

      予想外にアッサリ頂けました。レモンとクリームチーズは? レモンスライスが入っているので

      サッパリ頂けます。クリームチーズがもう少しチーズの風味があると嬉しかったのだが・・・ でも

      意外性を狙った割に美味 思わず自宅用にお持ち帰りで「レモンとクリームチーズ」「抹茶クリーム白玉」

      をテイクアウトで頂きました

            コッペパン専門の面白いお店でした。 又、塩尻に来た際に寄って見ようかと思います


僕たちは希望という名の列車に乗った

2019-07-16 12:30:30 | 映画

1956年、東ドイツの高校に通うテオとクルトは、訪れた西ベルリンの映画館でハンガリーの民衆蜂起を伝える

ニュース映像を見る。2人は、級友たちに呼びかけて授業中に2分間の黙祷を実行した。それは東ドイツでは

“社会主義国家への反逆”と見なされる行為だった。やがて調査に乗り出した当局から、首謀者を告げるよう宣告

された生徒たちは、仲間を密告するのか、それとも信念を貫いて大学進学を諦め、労働者として生きる道を選ぶ

のかの選択を迫られる。

ベルリンの壁が出来る5年前、まだ往来が出来た東ドイツで西側に憧れを持つと共に体制に抗う高校生たちの話。

授業の始めにクラス全員が2分間沈黙し教師の質問に答えなかったというだけで、窮地に陥る18歳の青年達

ギムナジウムの最終学年、日本で言えば高校3年生くらいで、受験勉強ならぬ卒業試験(大学入学許可試験?)を

控えた大事な時期。発端はそんなことで!?ということ。そんな当時の状況を理解できるかどうかがポイントでしょう

役人たちがそこまで過敏に反応するのは、資本主義との思想的争いが激しかったからなのか?それにしても役人達が

厳格すぎる。(嫌、社会主義国家はそうなのだろう)この余裕のなさ、自由のなさが社会主義の敗北の要因の一つ

なのだと感じる。 友情、打算、プライド、裏切り、英雄的行動。内容は政治的かもしれないが、ちゃんとした青春

の物語になっていた。 でも一番の見所は役人たちの尋問のような気がする。生徒たちを分断しながら、家庭の事情を

小出しにし揺さぶっていく様はなかなか緊迫感があって面白かった。

教養は、世界を広げ、人を自由にする。 豊富な知識に基づく思考は、心も豊かにし選択肢を増やすと思います

どの世代が観ても感動できる秀作かなと思いました。

自分の目で見て感じたものを信じる

                                 大事なことだなと、つくづく・・・☆☆☆☆


小淵沢 農家レストラン「ハーベストテラス八ケ岳」

2019-07-15 12:11:48 | ranch 食事

吹きガラス体験後、以前より今度は此処に来て見ようね・・と、言って大分たっているのだが(間が合わなかったので)

  

目の前に広がる畑の野菜が主役 とのコンセプトから作られるイタリアンとはどんなものだろうと・・

                                  噂はちょくちょく聞いては居ますが

 込み合っていたので

店内写真は此れのみですが・・・テラス席があるのでペット連れのお客様などはテラス席を使われるようです。

 南向きの店舗は南がほゞガラス張りなので明るく眺望も素敵です。 天気が良ければ甲斐駒ケ岳や鳳凰三山が見渡せる

                     素晴らしい立地です。 地元産の肉や生みたて卵・・・楽しみです

  

ランチは「プレート」と「ピザ」のみの営業の様です ランチプレートは肉か魚を選べるようですね 

                                        私どもは各1で・・・

  

     クリスタル・ポークのロースト                   ワイン鱒と魚介のトマト煮

 メインが正面に乗り「サラダ・ペンネ・マリネ・キッシュ・・・」などが脇を固め地元産野菜サラダがたっぷりと

  

メインのローストポークはジューシーに仕上がり柔らかく肉の旨味を感じます。 プチトマトのローストが甘い!!

  ペンネもトマトソースがフレッシュトマトを使用しているのが分かります 全体的に意外とスッキリした味付けで

濃く無く美味 魚料理のトマト煮込み(ラタトゥイユ)はもう少し濃い味でも・・・・と

        サラダもたっぷりついているので都会の方には嬉しいでしょうね 今度はピザを頂いてみようかな?

中々の人気店らしく私たちが出ていく際には「待ち」の方が数組居られました。

                    早い時間は予約できるそうなのでその方が無難かも


富士見町で吹きガラス体験『scratch&noise(スクラッチ&ノイズ)』

2019-07-14 11:48:03 | 富士見町

国道20号線沿いのこの桃太郎旗

気にはなって居たのでネットで調べてみると・・・へ~富士見町で吹きガラス体験ができる所があるんだ~ と・・・

               女房と休みが重なり更に天気も思わしく無い日を選びやって見るか?と 前日に予約をいれておく

 予約の時間に向かい

  

どんなグラスにするのか? 色は? 形は? 等、細かく教えてくれる方と相談し取り敢えずの流れを教わる・・・・難しそう・・

  

1200℃の高温で溶けて飴状のガラスを取り色付けをする細かいガラス?に乗せくるくると・・・ってこれが中々ムズイ

  

直ぐに硬くなってしまうので先生がその都度、柔らかくして下さり 少しずつ吹く 徐々に膨らませていく

  

濡らした新聞紙で形を整えながら徐々に伸ばし 又膨らませを・・・繰り返し、切れ目を入れる所に筋を入れる・・・が此れもムズイ

  

膨らんで来ましたね~~ 横で観ている私は「ん~難しそうだね~」 とお気楽・・・後にやるのですがね 

  

底を木べらの様なもので平にするのだが左手は常に回しながら右手も前後させているガラスに合わせ底を作りながら押す‥ムズイ

          此処で底に先生がガラスでくっつけ切断! して今度は飲み口を広げるのだが・・・此処が一番厄介か?? 

 角度と力加減が・・・ まっ!多少いびつになり始めると

先生がある程度、手直しして下さるので大きな失敗は無さそうですが・・・ 形になった所でもまだ500℃あるそうです

底から急激に冷やすとガラスが割れてしまうので暫くは500℃を維持し少しずつ冷やしていくそうです なので、当日の

引き渡しは出来ないそうで後日、取りに来られるか郵送だそうです (私は地元なので後日、昼休みにでも持ちに来ますが)

  

     女房作                             気まぐれ親父作

 

と!!これが完成品です!! ん~~中々、味がありますね~(巧い言葉だよね~ 多少の事はこの言葉でOKですもん)

     と言うか?良いんじゃない?? と自画自賛です。 此れで焼酎も一味変わるかな? さ~次はなにに挑戦かな?

富士見町落合蔦木河原 「信州蔦木宿」の道の駅の脇を入った場所にあります。 蔦木宿に車を止め向かっても5分程

自分でほゞやらせて頂けるので作った感はひとしおですよ!! 詳しくは ガラス工房 scratch&noise 面白いよ~


初恋~お父さん、チビがいなくなりました

2019-07-13 12:30:30 | 映画

結婚して50年が経過し、亭主関白な夫・勝(藤竜也)と共に3人の子供を育て上げた有喜子(倍賞千恵子)は

猫のチビと平穏な暮らしを送りながらも、ある不安を抱えていた。ある日、有喜子が娘の菜穂子(市川実日子)

に離婚を考えていると言いだし、菜穂子は動揺する。そんなとき、有喜子の心のよりどころだったチビが姿を

消してしまう・・・

女房に靴下を脱がせてもらっているような男なんて、もはや絶滅危惧種ではないでしょうか? 思いっきり「昭和」?

と笑って観つつも、子供が独立した後は夫婦二人の生活が待っているわけで、 人生80年とすると、意外と長い時間を

二人で過ごすことになる。しかも、若い時と違ってお互い歳を取って身体にガタがき始めるわけだし、まさしく二人三脚

のパートナーになっていくのだな・・・・と、考えさせられる作品でした。さて、本題に入ります

チビ(黒い猫)がいなくなった事で改めて夫婦がお互いに向き合う作品です。もし、そのキッカケが無かったら?遠慮

と誤解のまま離婚もあり得たかもしれないと思うと不器用さが恐ろしいです。 きっとホントは、子供が巣立つタイミング

で「父親とはこうあるべき」「母親とはこうあるべき」の呪縛から解放されて、二人の新しい関係を作っていくべきだった

のでしょうね。 老後はお互いにサポートが必要なのだから、“お父さん”だって弁当を作っても良いんだし。

「男子厨房に入るべからず」なんて、今の時代にはありえない事かもしれませんが パートナーとの生活において、ライフ

スタイルが変わるごとに関係性も変わっていく事は大事だと感じます。まあ、この夫婦二人の不器用さには?

実際こんな親父は昔は居たのでしょうが最近は聞かないな~ 藤竜也が演じると昭和農場頑固親父はどこかお茶目でユーモラス。

逆に倍賞千恵子は『小さいおうち』2014年作品に続き、隠れた女の業がたまりません。そして三兄妹が息ピッタリで

笑えました。 お布団を準備しながらの会話や、目配せのやりとりは、子供の頃が見えるようでした。

お鍋で父親が張り切ると、昔からこんな家族だったんだろうなぁ。と思えます。

親と子供の変わらない関係がある一方で、母親と成人した娘が女性同士の関係になっているところもリアルでした。

 

我が家だったら お父さん、あんこときなこがいなくなりました か? この年齢でも倍賞さんが可愛く見えます ☆☆☆★