今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

ベルばらの日

2005-08-29 | 記念日
今日(8月29日)は「ベルばらの日」
1974(昭和49)年、宝塚歌劇でベルサイユのばら 」 が初演された。池田理代子原作の劇画を脚色したもので、1976(昭和51)年の上演打ち切りまで、同歌劇団の各組(1974年月組、1975年花組、1975年雪組、1976年星組)によってに上演され、延べ140万人の観客動員を記録したという。特に、1976年の宝塚大劇場にて公演された星組の舞台は、原作の脚本演出には植田紳爾、その演出にはあの二枚目映画俳優・故長谷川一夫 が参加しており、出演者も貴族フェルゼンに鳳蘭、フランスのルイ16世妃マリー・アントワネットに初風じゅん、男装の麗人オスカルに汀夏子など・・・戦後最大のヒット作品に相応しい規模と豪華キャストによるものであった。
ベルサイユのばら」は、少女向け漫画雑誌「週刊マーガレット」(集英社)に1972(昭和47)年から翌1973(昭和48)年まで連載された。
大革命前から大革命前期を舞台に、近衛兵である男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの生き様を描く。ベルサイユとはヴェルサイユ宮殿のこと。池田理代子がオーストリアの作家のシュテファン・ツヴァイクの小説『マリー・アントワネット』に感動して、この小説を参考にして描いたと言われているそうだ。宝塚歌劇団による舞台化の大成功(1974年初演)が作品の大ヒットに拍車をかけた。さらにテレビアニメ化され、アニメシリーズは1979(昭和54)年10月10日から全40話が日本テレビ系列で放送され、「ベルばら」ブームが起こった。その後、1989(平成元)年に星組によって再演された。その後は2001(平成13)年にも3回目の再演があったが、これからも、繰り返し上演されることだろう。恐らく、宝塚の長い歴史の中でも、この「ベルばら」は過去最大のヒット作品といえるのではないだろうか。私は、宝塚歌劇が好きで家人と何度か宝塚大劇場へ見に行ったことがあるが、男の私が一人では、見に行く勇気もない。そこで、自分のHP[よーさんの我楽多部屋」の中の「nostalgia神戸」の中に「宝塚歌劇みたいね!」というページを作った。人に見せるというよりは、自分が時たま、覗くために作ったものだが、興味があれば覗いてください。ここです。
(画像は、宝塚大劇場宙組公演「 ベルサイユのばら2001」チラシ~フェルゼンとマリーアントワネット編~)
参考:
長谷川一夫 (ハセガワカズオ) - goo 映画
http://movie.goo.ne.jp/cast/107601/