きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「濡れ髪三度笠」(大雷蔵祭 新文芸坐セレクション PART 2)

2011年01月05日 | 映画
濡れ髪三度笠(1959)
将軍家斉は子だくさん。
各大名家に預けた男子も数多い。
岡崎城で居候のように暮らしている長之助もその一人。
だが、甲州鷹取藩に世継ぎがいないため
将軍家より養子を迎えることになった。
くじ引きで選ばれたのが長之助。
江戸に赴き、父子対面の後、鷹取藩に行く段取り。
しかし、同じような部屋住みの男子を藩主に据え
その後ろ盾になりたい者達は
道中に長之助を闇に葬ろうとする。
長之助を我が子のように育てた老臣をはじめ、
つぎつぎに供の者が命を落としていく。
旅の途中で知り合った股旅者の半次郎は
成り行きで彼を助けることになる。
また、道中で、身売りされる途中の娘・おさきと知り合い、
心惹かれる長之助。
果たして、彼らの旅の終わりは・・・?


旅の途中で、次から次へ刺客が出てくる、
これも黄金パターンのお話し。
こちらの若殿は本郷功二郎。
表情は良いけど、台詞は棒気味。
まだまだ若いのねー。
なんとなく、「戦隊の赤」の顔だな、と思う。
ヒロインのおさきちゃんは中村玉緒。
雷蔵は、彼を助ける半次郎。
婀娜っぽい女に惚れられるのも、
他人を助けるために命を賭ける義侠心も、
とてもとても似合っている。
和田弘とマヒナスターズの美しい歌声もいいですね。
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「濡れ髪剣法」(大雷蔵祭 新文芸坐セレクション PART 2)

2011年01月05日 | 映画
大雷蔵祭@新文芸坐 その2 が開幕です。
企画してくれてありがとうございます!

濡れ髪剣法(1958)
まわりにおだてられ、剣の腕は家中で一番!!と
いい気になっている佐伯藩世継ぎの若君・源之助。
しかし許嫁の隣藩の鶴姫に実力を見抜かれ、
鶴姫の近習にコテンパにされる。
自分の力を試してみようと源之助は城を出奔。
旅の途中でいろいろあり、
自分の腕は、基本はあるものの、
真剣味が足りないと気付く。
そして、なんと、佐伯藩の江戸屋敷に
召し抱えられることになる。
江戸屋敷には源之助の父、佐伯藩藩主がいるが
江戸家老による藩乗っ取りの陰謀が進められていた。

雷蔵のバカ殿、もとい、若殿の話。
若い雷蔵はほっぺったふっくら。
天真爛漫で、育ちの良い若殿が似合っている。
世間知らず振りは、一歩間違えればギャグだけど
雷蔵だと「若様だから・・・」になる不思議。
剣術も、最初はへっぴり腰なのが素人目にもわかる。
単純明快のコメディだけど、雷蔵にはよく似合う。

源之助を支える町娘は中村玉緒。
ちゃきちゃきの江戸っ子娘。
許嫁の鶴姫は八千草薫。
思ったことをずばずば言うし
行動力もあるけれど
不思議と荒々しくは見えない、清楚な姫でした。
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ドン・キ、白鳥の配役

2011年01月05日 | バレエ・ダンス
6、7日のドン・キ、8、9日の白鳥のキャストが出ました。

気になるところでは・・・

●オマール
 6日のジプシー、8日、9日のスペイン
 スペインは日にちによって名前の位置が違います。
 衣装違いなのか、格の順で衣装変わらずなのか。
 見て確かめるべき?

●ヴェンシコフ
 7日のエスパーダ&ファンタンゴ、8日のハンガリー
 エスパーダは楽しみ!

●クリギン
 8、9日は闘牛士の片割れ、8日はナポリ、9日はスペイン
 ついに父と同じ役を!!!!!!!!
 衣装も同じ黄色かしら?
 父の闘牛士を見たのは06年が最後。
 継ぐのは早かったな。
 余談ながら、08年の闘牛士はマスロボエフ&チェスノコフ。
 チェスノコフは何処に行ったんだろう。
 クリギン(父)の直弟子みたいなビジュアル・芸風だったのに。
 ついでながら、この頃好きだったヴィジェニナも退団なのかなあ。
 この数年でいろいろ変わったなあ。しみじみ。
 今季は芸監交替の隙間で、ちょびっと昔に戻った雰囲気がある。と思う。

●ミリツェワ
 6日のキトリの友人、7日の森の女王、9日の二羽の白鳥


8日はエスパーダとファンタンゴが別。
身長の関係?

コリパエフは8日のトロワ。
シヴァコフは9日のトロワ。
フィールソワ&ペトゥホフはマズルカ。


9日の白鳥をどうしようか迷っていたけど、
行けても安い席なので遠すぎるんだけど、
でもやっぱり、オマール&クリギンの並びは
押さえておいた方が良いのかな。
16日の兵庫に行くけど、
ルジ仕様がこの並びとは限らないもんね。
ファーストorセカンドの組合わせが無いカンパニーは
こういうとき読みづらいね。

それにしてもコシェレワだ!
見ない日は無い、というぐらいの大車輪の年が多かったのに。
今季は見られずに終わってしまうのか。
寂しいなあ。。。

と、書いてから
プログラムをしみじみ読んだら
今季はコシェレワは来てないんですね!
いつも来るから、確認もしなかったよ!
寂しいなあ・・・

と、いうわけで。
記事タイトルを変更しました。
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